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ペットボトルキャップからリサイクルした成果物のお披露目式をふたば資源回収ステーションで開催します!

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記者資料提供(2024年3月1日)
環境局業務課
神戸市ではジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(略称J-CEP(ジェーセップ))と連携し、市内の資源回収ステーションで集まったペットボトルキャップを再生材原料として使用し、質の高いリサイクルに取り組んでいます。各企業がキャップ由来の再生材から作製した成果物(爪切りカバー、プチプチ®)お披露目式をふたば資源回収ステーションにて開催します。

1.リサイクル成果物の概要

 これまで市民から回収したプラスチックを使い製品化するには、素材別の回収・選別や汚れ等による品質の低さが課題となっていました。本市では、資源回収ステーションにおいて市民の協力のもと、ペットボトルキャップをきれいに分別・洗浄してもらったうえで、回収しています。昨年3月までに市内4拠点の資源回収ステーションで回収した約340kg(13万4千個分)のペットボトルキャップのうち約60kgを再生品に使用しました。

1.爪切りカバー(貝印株式会社作製)
爪切り1爪切り2
※爪切りのカバー部分にペットボトルキャップ由来のプラスチックを30%使用

2.プチプチ®のノベルティ商品(川上産業株式会社作製)
プチプチ
※原料のうちペットボトルキャップ由来のプラスチックを30%使用

2.リサイクル成果物お披露目式

ペットボトルキャップ回収にご協力いただいた市民の皆さまに感謝を伝える場として、ふたば資源回収ステーションにてリサイクル成果物お披露目式を開催いたします。
日時:2024年3月5日(火曜)14時00分~14時45分
場所:ふたば資源回収ステーション
(長田区二葉町7-1-18ふたば学舎2階「エコエコひろば」内)

<参考1>J-CEP

 持続可能な社会の実装の実現を目指す企業等が住民・行政・大学等と連携して、サーキュラーエコノミーの推進に取り組むパートナーシップ。 1社1団体では実現することが難しい新しいリサイクルの仕組みづくりに日用品メーカー等が連携して取り組んでいます。
 本市はオブザーバーとして参画し、プラスチック資源に特化した「資源回収ステーション」(ふたば、あづま)をフィールドとして、参画企業がサスティナブルな商品設計・使用済み製品の回収スキーム・循環/水平リサイクル方法等の研究及び技術開発等を実施中。水平リサイクルの技術開発のために製品回収を希望する企業との連携を積極的に進めていきます。
(令和5年1月31日現在、59社が加入)

<参考2>資源回収ステーション

 質の高いプラスチック資源等を回収し、誰もが関わる「ごみ出し」をきっかけに地域交流が生まれる拠点。開館時間内であればいつでも資源の持込みが可能です。今後も市内に順次拡大していきます。