神戸市立学校で「ＣＶカテーテルカバー」製作プロジェクトをフェリシモと連携して実施

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記者資料提供（2025年9月9日）
教育委員会事務局学びの推進課
本市では、市立学校による市内企業との連携授業の推進に取り組んでいます。
このたび、（株）フェリシモと協働し、市内在住中学生の発案に基づいて、病気に向き合う子どもたちとその家族を応援するため、医療現場で患者が使用する「CVカテーテル※」のカバーを市立小中学校6校が授業等の一環で製作するプロジェクトを実施します。
なお、製作したカバーは、全て兵庫県立こども病院へ寄贈する予定です。
※化学療法に使用する埋め込み型の中心静脈カテーテル

1.取組の経緯

小児白血病の診断を受けた市内在住の中学生が、「入院時にCVカテーテルのカバーが必要になったが、急な入院のため購入できず家族が急きょ手作りして用意する等負担が大きかった」といった自身の経験をもとに、
・急な入院で、短期間のうちにカバーを準備しなければならない保護者の負担を少しでも減らしたい。
・みんなが快適に使えるようなカバーをデザインしたい
という想いから（株）フェリシモに企画を直接提案したところ、同社で学校の授業等で活用できるCVカテーテルカバー製作用のキットを企画生産し、無償提供いただくことになりました。

製作キット　サンプル例　完成例
保護カバーキット完成イメージ

2.実施概要

（1）対象校　神戸市立小中学校6校（千鳥が丘小・向洋中・有野北中・長田中・神陵台中・桜が丘中）
（2）スケジュール（予定）　2025年9月～12月　フェリシモが各校に製作キットを無償提供
　各校で授業や部活動等でカバーを製作
　2025年12月～2026年3月　製作したカバーをフェリシモが回収し、兵庫県立こども病院へ寄贈

参考

（株）フェリシモ「CVカテーテルカバー寄贈プロジェクト」プレスリリース　https://feli.jp/s/pr2509092/20/