ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2026年4月 > 王子動物園のSL(D51 211号)を移設します~生まれ故郷の旧国鉄鷹取工場跡地に隣接する下中島公園へ~
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記者資料提供(2026年4月28日)
【現在のSLに関すること】 建設局王子動物園 【SLの移設作業(準備含む)に関すること】 建設局王子公園再整備本部王子公園再整備課 【SLの移設先(下中島公園)の整備に関すること】 建設局公園部整備課
王子動物園で長年親しまれてきた蒸気機関車SL(D51 211号)は1938年(昭和13年)に当時の鉄道省の鷹取工場にて製造された第1号であり、歴史的な価値を持つものです。1971年(昭和46年)に当時の日本国有鉄道より無償貸与を受けて以来、園内に設置しており、多くの方にとって、幼い頃の記憶や家族との思い出と結びついた存在となっています。
このたび、王子動物園のリニューアルを機に、SL(D51 211号)と車掌車(客車に改修)2両を生まれ故郷である鷹取工場跡地に隣接する下中島公園(須磨区)に移設するとともに、自由にご覧いただける新たな展示環境を創出し、貴重な産業遺産として引き続き保存していきます。そのための、クラウドファンディングも実施予定です。

下中島公園南側広場(神戸市須磨区中島町1丁目2)

〇コンセプト「未来に生きる機関車」
SLの姿を見て楽しむことができるだけでなく、子ども・若者の居場所として有効活用し、新た
な交流が生まれる拠点として整備する予定です。

・2026年(令和8年)5月下旬頃 移設準備(仮囲いの設置、SL本体の補修作業)
・2026年(令和8年)夏頃 移設作業の実施、移設先園地整備の着手
※ 仮囲いを設置する5月下旬以降は、動物園内でSLをご覧いただけなくなります。
※ 移設作業時の安全確保の観点から、具体的な移設日については非公表とします。
※ 移設先の公園整備が完了した後、改めて公開時期等をお知らせする予定です。
SLをご観覧いただけなくなる前に、普段は入ることのできない職員エリア(南側)からご覧いただける特別観覧を実施します。なお、本観覧は安全確保及び混雑緩和の観点から、期間限定・人数制限を設けた上で実施します。
実施日:2026年(令和8年)5月16日(土曜)、17日(日曜)
時間 :午前の部
①10時30分~(30分間) ②11時30分~(30分間)
午後の部
① 13時30分~(30分間) ②14時30分~(30分間)
※各回50名限定にて実施します。特別観覧の参加をご希望される場合は参加券をお渡ししますので、王子動物園内の動物感謝碑前広場にお集まりください。
(集合時間)午前の部:9時30分 午後の部:11時30分
※内容に変更がある場合は王子動物園ホームページとXにてご案内します。
※安全管理上、SL本体の運転室への立ち入りはできません。
※参加費は無料ですが、入園料は必要です。
SL(D51 211号)を引き続き保存し、その価値を再認識していただくためにも本事業に賛同いただけるみなさまからの支援を募る予定です。
詳細は改めて王子動物園ホームページやXなどでお知らせします。
(参考)蒸気機関車SL(D51 211号)と車掌車について
〇歴史
・1938年(昭和13年)10月 鉄道省の鷹取工場にて第1号の機関車として製造
・1971年(昭和46年)3月 廃車(全走行距離は約180万km【地球約45周】)
・1971年(昭和46年)6月 王子動物園にて展示開始(現在の場所より少し北側)
・1991年(平成3年) 10月 「動物とこどもの国」の整備に合わせて車掌車(客車に改修)
2両を連結し、現在の設置場所に移設の上、展示開始
〇車両諸元
SL(D51 211号)
全長約20m(機関車約12m、炭水車約8m)
・最大幅約3m
・最大高さ約4m
車掌車2両(右側写真)
・車掌車約15m(東側約7m+西側約8m)
・最大幅約3m
・最大高さ約4m
・重量約19t(東側約9t+西側約10t)