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間伐材等をアップサイクルした紙糸で作る繊維製品企画コンテスト

最終更新日:2023年11月22日

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~里山・生物多様性保全の大切さと発信~
間伐材等をアップサイクルした紙糸で作る繊維製品企画コンテストの開催

審査結果・グランプリ

間伐材等をアップサイクルした紙糸「TSUMUGI」を使って作る繊維製品企画コンテストには、2023年9月27日(水曜)の締切までに、28件のご提案をいただきました。
紙糸の特性を活かしたポイント設定やストーリー性、その他工夫の三点を中心に、製品化可能性も踏まえて審査を行い、グランプリが決定しました。グランプリのご提案は、今後、製品化され一般社団法人アップサイクルのECサイトで製品として取り扱われます。(2024年3月頃予定)

grandprix


審査コメント
​​​​​​(審査員)長谷川ミラ氏、一般社団法人アップサイクル事務局


<ポイント設定・ストーリー性>
・自ら描いたり、アーティストとコラボレーションをしたり、またワークショップをしたりと、展開性が非常に高く、描く方、手にした方やアーティストの方の想いやストーリーを紙糸「TSUMUGI」が文字どおり紡ぎ、同時に、紙糸そのものに込められたストーリーをより深く知る機会、きっかけとなり得る。
・また、アート要素を組み込み、アートを介して老若男女が楽しみながら森林・里山保全、生物多様性保全の重要性も知れ、木がもう一度、深(心)呼吸するというコンセプトとともにインテリアとして家に飾られることで、癒し、さらにその方の暮らしに溶け込んでいくことで共感を生み出すことが期待できる。

<その他の工夫>
・キャンバスの枠組みも間伐材を使用することや、一般社団法人アップサイクルの会員企業の食品残渣等を活用したのこり染めの技術を活かし、生地を染色する色をオーダーメイドをする案など、よりサステナブルに紙糸「TSUMUGI」を活かす工夫が凝らされている。

(参考)コンテスト概要

<概要>
森林、里山保全、生物多様性保全に不可欠な間伐作業で発生した間伐材をアップサイクルした紙糸「TSUMUGI」の特性を活かし、想い・ストーリーをしっかり伝えながら、森林・里山保全、生物多様性保全の大切さを発信し、共感を創出することができるような繊維製品企画案を募集。審査員・アンバサダーには、「Z世代のSDGsリーダー」と呼ばれる長谷川ミラさんに参加いただき、未来のためのサステナブルな情報発信に取組む。

審査の上、グランプリを決定し、グランプリとなった企画は実際に製品化し、企画者に贈呈。また、紙糸「TSUMUGI」を作る一般社団法人アップサイクルのECサイト等でも、販売する繊維製品として取り扱われる。
(募集期間:2023年8月7日(月曜)~9月27日(水曜))

<紙糸「TSUMUGI」について
ご家庭の紙資源や参画企業・団体から発生する廃棄紙資源と神戸市内の森林整備で発生する未利用の間伐材等をアップサイクルして作る紙糸。業界の垣根を超え企業・団体が連携し、従来のリサイクルの枠を超え新たな取組みを展開するプラットフォームとして立ち上げられ、神戸市も参画する一般社団法人アップサイクルの第一弾の取組みとしてスタート。
一般社団法人アップサイクルホームページtsumugi

<主催>
・神戸市
・一般社団法人アップサイクル

 

お問い合わせ先

企画調整局東京事務所