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水素エネルギー利用システム開発実証(水素でつくった電気と熱を供給する実証)

最終更新日:2024年4月1日

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CGS


私たちは、生活のなかでさまざまなエネルギーを利用しています。
特に「電気」は、欠かすことのできないエネルギーです。
日本で使われる電気の多くは、石油や石炭など化石燃料を使用する火力発電所でつくられており、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出されています。

神戸市では、二酸化炭素を排出しない電気をつくる未来ををめざして、国の支援のもと、民間企業とともに、発電の燃料を水素に替える実証事業に取り組んでいます。

水素コージェネレーションシステム(CGS)

水素を燃やし、発生する熱風で発電機を動かして電気をつくる実証設備(ガスタービン)です。
燃料に水素、天然ガス(もしくはそれらの混合気体)を用いることができ、さまざまな実証事業を行っています。
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水素エネルギー利用システムの開発実証事業現地写真
写真提供:川崎重工業株式会社

発生する熱風は、「熱源」としても利用することで、効率のよいエネルギー供給を可能にする、コージェネレーションシステム(CGS:電気と熱の2つのエネルギーをつくるシステム)となっています。
つくられた電気と熱は、近隣の公共施設へと供給しています。
2018年4月には、水素100%でのガスタービン発電により、電気と熱をつくり、市街地の近隣に立地する公共施設に供給する、世界初となる挑戦に成功しました。
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<実施主体>
川崎重工業株式会社
株式会社神戸製鋼所【2023年度から】
株式会社大林組【2022年度まで】
<助成>
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
<場所>
ポートアイランド

お問い合わせ先

環境局脱炭素推進課