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神戸駅周辺地区浸水対策事業

最終更新日:2024年3月29日

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TOPIC“雨水幹線のシールド掘削が完了しました。ポンプ場は土木工事から建築工事へと進みます”

2024年2月の工事状況です!
工事進捗図
工事施工箇所イメージ

①雨水幹線(2023年11月、掘削が完了し到達立坑にシールドマシンが顔を出しました。)
雨水幹線(シールド到達)


②雨水幹線(管径2.2mの雨水幹線内部の様子)
雨水幹線(管内部)


③雨水幹線への取込管(中間立坑から推進工法で施工しています。)
雨水幹線取込管


④ポンプ場(地上高さまでコンクリート打設が完了しました。今後、建築工事に進みます。)
ポンプ場


⑤放流きょ(1900mm×1900mmの管きょを整備中です。)
放流渠
 

概要

東川崎町を含む神戸駅周辺地区は神戸駅の南東に位置する低地盤地区で、高潮による海水の逆流や内水の溢水による浸水被害が度々発生している地域です。近年では、2017年台風18号、2018年9月には台風21号により、国道2号の冠水による通行止めや東川崎町の家屋浸水など、大規模な浸水被害が発生しました。そのため神戸市建設局では、雨水幹線雨水ポンプ場放流きょなどの整備による浸水対策を進めています。

神戸駅周辺概要01 神戸駅周辺概要02
2018年9月台風21号による浸水状況(中央区東川崎町)

事業内容

神戸駅周辺(約22.3ha)において、10年に1回程度の確率で発生する降雨に対応する雨水幹線や雨水ポンプ場の整備を進めています。

神戸駅周辺事業内容01

雨水ポンプ場完成予想図

神戸駅周辺事業内容02

事業工程(予定)

スケジュール

過去の工事状況

過去の工事進捗状況の写真や図面を掲載しています。(PDFファイル)

用語の説明

項目 説明
雨水幹線 主に市街地の雨水を排水するために設けられた管きょで、比較的大きい断面を持っています。
今回の工事では、管径2.2m、延長約782mの雨水幹線をシールド工法で整備します。
雨水ポンプ場 雨水を自然に排水できない地盤の低い地域において、管きょで集めた雨水をポンプでくみ上げて近くの河川や海に放流するために設けられる施設です。
今回の工事では、1秒で5.7m3をくみ上げることができるポンプ場を整備します。
放流きょ 雨水ポンプ場でくみ上げた雨水などを放流するための管きょ施設です。
今回の工事では、管径1.9m×1.9m、延長約334mの放流きょを開削工法で整備します。
管きょ 一般的に道路の下に埋まっていて、汚水や雨水を処理場や放流先まで流すための管路施設です。

お問い合わせ先

建設局下水道部経営管理課