工事現場の熱中症予防対策

最終更新日:2023年9月13日

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近畿地方では、6月28日、統計を取り始めてから最も早い梅雨明けが発表されました。各地で猛暑日が続くなど、猛烈な暑さが予想されています。また、職場における熱中症による死亡者数は毎年20名前後に及んでおり、業種別では建設業における死亡災害が最も多く発生している状況です。
つきましては、工事現場の熱中症予防対策として、次の3点にご留意ください。
熱中症予防対策の実施により工期に遅れ等が生じる場合は、受発注者双方の責めに帰すことができない天候の不良により工事が遅れる場合(請負代金の変更を伴わない無償延期)として対応しますので、監督員にご相談ください。

1.マスクの着用

「屋外」では、他者と身体的距離(2m以上)が確保できない中で、会話を行う場合のみマスクを着用してください。それ以外の場面は、着用の必要はありません。特に夏場は、熱中症予防の観点から、屋外で着用の必要のない場面では、マスクを外しましょう。
「屋内」では、他者との身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要ありません。

2.熱中症予防対策チェックリストの活用

「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」のチェックリストを活用した、熱中症予防対策を講じてください。

3.暑さ指数(WBGT値)の把握

熱中症警戒アラート・情報提供サイトで公表されている暑さ指数(WBGT値)を確認し、高温多湿場所での作業を連続して行う時間を短縮するなど、無理のない範囲で作業をしてください。


〔厚生労働省リーフレット〕
新型コロナウイルス感染症対策屋内・屋外でのマスクの着用について(PDF:419KB)
建設現場における熱中症予防と新型コロナウイルス感染防止(PDF:956KB)
STOP!熱中症クールワークキャンペーン(PDF:1,153KB)
〔熱中症警戒アラート・情報提供サイト〕
気象庁ホームページ(外部リンク)
環境省ホームページ(外部リンク)

お問い合わせ先

建築住宅局住宅建設課