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重症心身障害児者施設を「福祉避難所」として指定

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記者資料提供(2024年4月17日)
福祉局障害者支援課・くらし支援課
神戸市では、風水害や地震災害時等の避難所生活において、何らかの特別な配慮が必要な方々のための二次的な避難所として福祉避難所の指定を進めています。この度、新たに神戸医療福祉センターにこにこハウスを福祉避難所に指定します。同施設は、重症心身障害児者を支援する施設であることから、主に医療的ケアが必要な重度障害児者を対象として想定しています。

1.福祉避難所とは

神戸市においては、一般の避難所(小・中学校等)では生活が困難な要援護者のために、市の判断で二次的に開設する避難所を想定しています。
これまで、高齢者施設、障害者施設、ホテル等の宿泊施設、地域福祉センター、大学等403箇所を福祉避難所に指定しています。

(参考)災害時の避難所

2.新たに福祉避難所に指定する施設

施設名:神戸医療福祉センターにこにこハウス
所在地 :北区しあわせの村1番9号
運営法人:社会福祉法人 芳友

3.参考(神戸医療福祉センターにこにこハウスについて)

2001年10月に神戸市で最初の重症心身障害児者施設として開設。
入所施設のほか、障害児者の専門医療施設として外来診療、在宅支援サービス等を実施。同施設内に自家発電機から電気を使用できる非常用コンセント等を備えた避難スペースを2017年に整備し、定期的に障害児者の家族や支援者向けの防災研修等も行っている。

(参考)ウェブサイト