ここから本文です。
災害時に、避難所の開設状況や混雑状況をスマートフォンやPCでリアルタイムに確認できます。
避難所の開設・混雑情報は、5区分(①混雑、②やや混雑、③空いています、④開設可能、⑤Closed(平常時))で表示されます。
くらしの防災ガイドを参考に、災害ごとの避難先と避難ルートを確認しておきましょう。
このデータは著作物ではありません。2次利用が可能です。
「災害ごとの注意事項」の見方
〇:その災害時に利用できる施設
△:「備考」欄の注意事項を確認のうえ、緊急時のみ利用できる施設
×:原則利用できない施設
ー:その災害による避難を想定していない施設
災害時の避難先に「緊急避難場所」と「避難所」を指定しています。
命を守る事を最優先に災害の危険から逃れるための場所です。
災害の種別(土砂災害・土砂崩れ、洪水、津波、大火事)ごとに屋内又は屋外の空間(広い公園や広場、学校のグラウンドなど)を指定しています。
災害の種類に関わらず、小学校や中学校などを指定しています。
くらしの防災ガイドでは、緊急避難場所・避難所に避難する地域の「めやす」を設定しています。「めやす」は小学校区を基本としています。(例:○○区××町1~3丁目は△△小学校)
災害時は「めやす」に関係なく、近くの緊急避難場所・避難所に避難できます。
日ごろから、お住まいの近くの避難所を確認してください。
以下の点を考慮してください。
withコロナの時代を過ごす上で確認してほしい防災情報を広報紙KOBE(2020年8月号)に「くらしの防災ガイド」の特別号として掲載しました。
自宅療養者や濃厚接触者が避難する場合は、通常の緊急避難場所とは異なる場所へ避難します。
避難情報が発令されて自宅外へ避難する際は、お住まいの区の保健センターにご連絡してください。
※自宅が安全な場所にある場合は、在宅避難をしてください。
福祉避難所は、災害時の避難所での生活において、何らかの特別な配慮を要する方々のために、市が二次的に開設する避難所です。
(基幹福祉避難所は、一覧の施設名の右側に※印が付いています)
災害時、神戸市の判断で二次的に開設します。
特別の配慮(バリアフリー、スロープ、洋式トイレ等)がなされた避難所です。
一般の避難所では生活が困難な要援護者(高齢者や障がい者等)に避難生活の場の確保や支援を行う場所です。
高齢者施設、障がい者施設・宿泊施設、地域福祉センターなどを指定しています。
災害時に市が要請した場合に福祉避難所として速やかに開設します。
また、震度6弱以上の地震が発生した場合は、市の要請を待たずに施設運営者が開設準備を完了させ、要援護者の受け入れに即時に対応する神戸市独自の福祉避難所です。
福祉避難所のうち、特別養護老人ホームを基幹福祉避難所に指定しています。
神戸市では、大規模災害時に市職員、施設管理者、地域の自主防災組織である防災福祉コミュニティなどの地域団体が協力して円滑な避難所運営ができるように、「神戸市避難所開設・運営マニュアル」を作成しています。一部の地域では、区役所などと連携し、地域の実情に合わせた独自の避難所運営マニュアルが作成されています。
一方、東日本大震災や熊本地震において、「避難所における女性の方々への配慮」が課題になったため、2020年5月に、内閣府が「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」を策定し、女性の視点を取り入れるための基本方針を示しました。これを受けて、神戸市では、男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営の実現を目指し、市民にアンケート調査を実施しました。
実施期間:2022年3月4日(金曜)から3月25日(金曜)まで
対象者:神戸市内に在住・在勤・在学の方
ウェットティッシュや中身の見えないゴミ袋の必要性、避難所での男女別エリアの設置など、衛生面・防犯面のニーズが高いことが分かりました。
今後、アンケート結果を「神戸市避難所開設・運営マニュアル」への反映や備蓄物資の検討資料として使用し、より良い避難所運営を目指していきます。
たくさんのご意見をいただきました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。