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最終更新日:2025年9月26日
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第2衛生研究部では細菌やウイルスに関する試験検査・調査研究を行っています。
詳細は「神戸市健康科学研究所報(PDF:8,110KB)」、「発表論文一覧(PDF:298KB)」をご覧ください。
細菌検査のようす
検査で問題が見つかれば、保健所から食品の回収や行政指導が行われます。
神戸市保健所が収去した食品や神戸市内のプール・公衆浴場などの衛生状態を確認するため、細菌の検査を行っています。
ウイルス検査のようす
患者に由来する検体から病原体の動向を監視する「病原体サーベイランス」を実施しています。
検査の信頼性確保を目的として、機器の点検や精度管理を行っています。
病原体の遺伝子解析のようす
神戸市内で発生した食中毒や感染症の原因となった細菌やウイルスの試験検査を行っています。
さらに、それらの関連性や原因究明、予防につなげるための遺伝子等の解析も行っています。
新型コロナウイルスの地域内の感染状況の把握と変異株の監視を目的に、感染症発生動向調査事業を通じて検体を収集
しています。PCR検査で新型コロナウイルスが陽性と判明した検体について、全ゲノム解析を実施しており、変異株に
関する情報は、当研究所ホームページにて、定期的に公表します。
変異株の集計は、注目すべき系統や神戸市内で多く確認されている系統を中心に掲載し、今後、新たに注視すべき系統
が出現した場合は、随時項目を追加していきます。
多量の遺伝子配列を解析する機器(次世代シーケンサー)
下水中のウイルスRNA濃度の調査を実施しています。市内2か所の下水処理場において、月2回の頻度で下水試料を
採取し、1Lに含まれる新型コロナウイルスのRNA濃度(ウイルスコピー数)を測定することで、市内の感染動向を
把握する取り組みを行っています。