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阪神・淡路大震災30年 「西田眞人 日本画展 —再生の祈りをこめて—」の開催

最終更新日:2025年5月16日

ページID:79323

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展覧会の概要

 神戸が生んだ気鋭の日本画家、西田眞人(にしだまさと)の画業を振り返るとともに、阪神・淡路大震災に取材した諸作品を紹介する展覧会を開催します。

 西田眞人は、1952年、神戸市兵庫区に生まれました。京都市立芸術大学美術学部日本画科を卒業後、数々の受賞を重ね、実力と声価を高めていきます。2008年から京都市立芸術大学教授をつとめ、現在は大阪芸術大学客員教授、日展特別会員の地位にあります。

 阪神・淡路大震災が発生し、神戸の画家としての使命感に突き動かされて、倒壊し火災によって廃墟と化した神戸の街をスケッチし、作品に仕上げました。この一連の作品の評価は高く、1995年の《黒いアーケード》が日展特選、文化庁買い上げの栄誉となり、1997年《更地》は、第14回の山種美術館賞優秀賞を受賞しました。さらに西田は復興をはたしたその後の美しい神戸の街景色を描き、10回におよぶ渡英でイギリスの風景に取り組み、画業を深化させていきます。また、近年では、全国の「一の宮」を訪ね作品にすることをライフワークとして手がけ、さらに日展で《懐》(2023年)が内閣総理大臣賞、《祠る》(2024年)が日本芸術院賞に輝き、日本を代表する画家のひとりとして歩み続けています。

 本展は、震災から30年の節目となる年に、震災、イギリス、そして一の宮を描く西田眞人の画業を通して、作者がひとつひとつの作品にこめた「再生の祈り」を感じていただこうとする試みです。

黒いアーケード

《黒いアーケード》1995年 紙本着色 

192.5×192.5cm 京都国立近代美術館蔵

輝く街

《輝く街》1999年 紙本着色

165.0×453.5cm 神戸ゆかりの美術館蔵

祠る

《祠る》2024年 綿布着色

159.0×219.0cm 個人蔵

主催

神戸ゆかりの美術館、神戸新聞社

共催

神戸ファッション美術館

後援

サンテレビジョン、ラジオ関西

協賛

敬愛まちづくり財団

会期・開館時間・休館日

  • 会期:2025年7月19日(土曜)~9月15日(月曜・祝日)
  • 開館時間:10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
  • 休館日:毎週月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日(火曜)、8月12日(火曜)

入館料

  • 一般1,300円(1,100円)、大学生650円(550円)、高校生以下無料

※()内は20名以上の団体料金
※大学生・高校生は学生証、生徒手帳などをご提示ください

  • 神戸市在住の65歳以上の方は650円

※住所、年齢が証明できるものをご提示ください

  • 障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」などの提示で無料

会場

神戸ゆかりの美術館

〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1

会期中のイベント

対談「西田眞人自作を語る」

  • 日時:2025年7月20日(日曜)14時00分~15時30分(予定)
  • 会場:神戸ファッション美術館 4階第1セミナー室
  • 定員:90名(当日先着順)
  • 参加費:無料 ※当日の入場券が必要です。
  • 聞き手:神戸ゆかりの美術館館長 岡泰正

作家によるギャラリートーク

  • 日時:2025年8月2日(土曜)14時00分~15時00分(予定)
  • 会場:当館展示室(受付にお集まりください)
  • 定員:30名程度(当日先着順)
  • 参加費:無料 ※当日の入場券が必要です。

赤ちゃんと一緒に美術館へ行こう!

会期中の毎週木曜日、赤ちゃんと一緒にご来館の方は全員割引料金(団体料金)でご入館いただけます。

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お問い合わせ先

文化スポーツ局博物館小磯記念美術館