子どもの貧困の連鎖を防止するためには、家庭の経済的事情により学習機会を十分に得られていない子どもに対して、その機会を提供することが重要です。さらに、就職に当たり、少なくとも高卒程度が一般的に求められる状況下で、学習内容が高度化し、家庭の事情で様々に複合的な問題が顕在化してくる中学生に対して、いかに地域社会全体で効果的な学習支援をしていけるのかが課題となっています。
事業目的
①高校受験・進学を目指した学習の場を提供すること
②高校受験・進学の先の目標として、社会人としてのなりたい自分を描けるように、先輩や大人と接する機会を提供すること
③地域全体で子どもを支える気運を醸成すること
事業内容
経済的な事情等により学習機会を十分に得られていない中学生を対象として学習支援を実施運営する地域団体に対し、補助金の交付及びその他運営にかかる支援を実施します。
選考会において採択した団体が、2022年7月から原則週1回以上、1回あたり2時間30分以上の学習支援を行っています。
2022年度に学習支援を行う団体
- NPO法人 阪神つばめ学習会
- 社会福祉法人 基督教日本救霊隊神戸実業学院
- NPO法人 福祉ネットワーク西須磨だんらん
- 社会福祉法人 丸
※2023年4月~6月は、2022年度に決定した受講生(2022年度末に中学校を卒業した方を除く)に対して、この4団体が継続して学習支援を実施します。
2023年度に学習支援を行う団体
2023年度に学習支援の実施運営を行う団体を公募し、6団体を決定しました。
- NPO法人 阪神つばめ学習会
- 社会福祉法人 基督教日本救霊隊神戸実業学院
- NPO法人 福祉ネットワーク西須磨だんらん
- 社会福祉法人 丸
- NPO法人 場とつながりの研究センター
- 公益財団法人 神戸YMCA
詳細は下記のページをご覧ください。
「学びへつなぐ地域型学習支援事業」にかかる令和5年度学習支援実施運営団体の採択
※2023年度の採択団体による学習支援の開始は2023年7月を予定しています。
実施運営団体とともに活動いただく、有償ボランティア(講師・運営補助)を募集しています。詳細は下記の募集サイトをご確認ください。
学びへつなぐ地域型学習支援事業 大学生・社会人ボランティア募集
2023年度の受講生の募集は終了しました。
(募集期間:2023年5月11日から2023年5月31日まで)
ただし、下記会場は、応募が定員に達していないため、引き続き受講生を募集します。
受講を希望される場合は、下記の団体ホームページよりお申込みください。
実施運営団体:NPO法人 場とつながりの研究センター
実施場所:主に北神区文化センター(兵庫県神戸市北区藤原台中町1丁目3-1)
実施日時:毎週日曜日 13時30分~16時00分
ホームページ:
NPO法人 場とつながりの研究センター
問い合わせ先:079-553-2521 / 090-6505-1935(担当:大島)
メールアドレス:
manabia@batotsunagari.net
※受講生が定員に達し次第募集を終了します。
※
生活困窮者自立支援法に基づき実施する学習支援事業(学習会型)(別事業)に参加される方は、本事業で実施する学習支援に参加することはできません。
2023年度の学習支援実施運営団体(6団体)が学習支援を行うための事前準備や学習支援の運営にかかる支援を行う事業者を決定しました。
事業者名:一般財団法人 大吉財団
代表者 :理事長 山本 吉大
住所 :神戸市中央区小野浜町1-4KIITO306
詳細は下記のページをご覧ください。
「学びへつなぐ地域型学習支援事業」学習支援実施運営にかかるコーディネート等業務の委託予定事業者の決定
2021年6月16日(水曜)に株式会社創造学園と連携協定を締結しました。
学習支援運営実施団体が学習支援を行うにあたり、株式会社創造学園には、神戸市内での長年に渡る学習塾運営で培われた経験を活かし、①教室運営のノウハウ提供、②受験に関する情報提供、③個別の進路相談などを通じて、神戸市とともに地域団体による学習支援をサポートしていただきます。
連携協定書(PDF:519KB)
(参考)これまでの記者発表資料