ホーム > 住まい・水道・下水道 > 下水道 > 下水道の広報 > 下水道施設見学のご案内 > 東灘処理場
最終更新日:2023年3月28日
ここから本文です。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
東灘処理場は、神戸市で最も大きな下水処理場です。1995年の大震災で受けた壊滅的な被害から復興して、今ではこうべバイオガス、こうべ再生リンなどの地球環境にやさしい取り組みを先導しています。その東灘処理場は、「神戸 下水道の歩み館」、アーモンド並木がある 「水辺の遊歩道・うおざき」、そして 「下水道×アート×SDGsプロジェクト」で多くの人に親しまれる下水処理場を目指しています。
お知らせ
東灘処理場には、神戸市の下水道技術の情報発信拠点「神戸下水道の歩み館~KOBE AQUA GALLERY~」があります。
神戸 下水道の歩み館は、国土交通省によって、WES Hubの構成地方公共団体に認定された神戸市が、水環境技術を広く国内外に発信するために、2013年4月に東灘処理場にオープンしました。
日本の水・環境インフラ技術と政策を海外に積極的に提供し、日本の水ビジネス分野の海外展開を戦略的に進めるための活動拠点として活用されています。
一般の皆様にも楽しく見ていただくことができるよう、神戸市の下水道の歴史や新しい技術を、5つのカテゴリーに分けて紹介しています。
(注)
WES Hubは、日本の水・環境インフラの技術と政策を海外に積極的に提供していくための連合体で、その構成団体は、神戸市をはじめとして大阪市、東京都、横浜市、北九州市、福岡市、埼玉県、川崎市、日本下水道事業団、滋賀県、仙台市、名古屋市です。
WES Hub(Water and Environment Solution Hub=水・環境ソリューションハブ)
場所:神戸市 東灘処理場 (神戸市建設局東水環境センター管理棟内)
開館時間:年末年始を除く、平日9時から17時 自由にご覧ください(無料)。
画像をクリックするとPDFにてご覧いただけます。
(PDF:295KB)
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
注)MAP:リン酸マグネシウムアンモニウム こうべ再生リン:肥料登録済みMAP |
![]() |
|
![]() |
MAP100グラム入りカプセルガチャ、1回100円 |
東灘処理場には、兵庫県南部地震で大きく壊れた運河沿い護岸を復旧してできた遊歩道があります。そこには下水処理水が流れるせせらぎがあります。運河には水鳥もやってきます。遊歩道にはアーモンド並木があります。春先にはきれいなピンクの花がいっせいに咲き誇ります。皆様のお越しをお待ちしています。
オープン時間は季節により異なりますのでご注意ください。
3月~11月:7時~18時
12月~2月:7時~17時(ただし年末年始を除きます)
なお上記時間帯であっても、並木の手入れや整備等により閉鎖する場合があります。
車ご利用の時は、東灘処理場(東水環境センター)の駐車場をご利用ください。
アーモンドの開花状況(2023年3月27日)
きれいに花が咲いていたアーモンドの木も緑の葉が目立つようになってきました。暖かな日差しの中、水辺の遊歩道は木々の緑があざやかな季節に移ってきました。
画像をクリックするとPDFにてご覧いただけます。
|
|
|
![]() 3月中旬 |
![]() 3月下旬 |
![]() 3月下旬 |
![]() 3月下旬 |
![]() 4月初旬 |
![]() 4月初旬 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
施設見学には3種類のコースがあり、それぞれ申込方法が異なります(すべてのコース、無料です)。
何より東灘処理場に興味がある個人、団体向けコースです(マンホールカード付)。
主に下水処理とバイオガス・再生リンをご案内します。
内容の変更や追加はご相談ください。見学時間は、1時間30分~2時間です。
平日9時から17時まで(ただし昼休みの12時から13時と年末年始を除きます)。
上記でも施設運転や突発的な事情で見学できないことがあります。
078-451-0456(年末年始を除く平日9時~17時)東水環境センター管理課
申込書は、「フルコース見学申込シート」(EXCEL:21KB)をダウンロードしてお使いください。
所定の事項を入力していただきましたら、東水環境センター宛アドレスに電子メールに添付して、送信してください(クリックによりメールソフトが起動し、東水環境センターのアドレスが自動的に入ります)。なお見学申込シートはファクシミリや郵送でお送りいただいても結構です。
FAX:078-453-6328 東水環境センター管理課
郵送先:〒658-0025神戸市東灘区魚崎南町2丁目1-23
神戸市建設局東水環境センター管理課サービス係 宛て
マンホールカードファン向け専用コースで、内容はフルコースの簡略版です。見学時間は原則として約1時間です。
くわしくは「神戸市のマンホールカード配布」 第1弾(王子動物園)をご覧ください。
学校単位の見学申込で、主に4年生が対象です。見学時間は約1時間30分です。
平日9時から17時まで(ただし昼休みの12時から13時と年末年始を除きます)。
上記でも施設運転や突発的な事情で見学できないことがあります。
078-451-0678(年末年始を除く平日9時~17時)東水環境センター施設課
所在地/〒658-0025
神戸市東灘区魚崎南町2丁目1-23
見学をご検討中の皆様に!この動画を是非ご覧ください
下記の画像をクリックいただくとYouTube動画のページへ移行します。
はじめに東灘処理場は、1995年1月の阪神・淡路大震災により、最も大きな被害を受けました。今では復興を遂げただけでなく、再生エネルギー創出の機能を有し、国内外から注目される処理場になりました。2012年には、国から「水・環境ソリューションハブ」に認定され、神戸が蓄積してきたさまざまな経験を国内外に発信するための情報発信拠点として位置づけられています。 |
IntroductionThe Higashinada Wastewater Treatment Plant (WWTP) was completely damaged in the January 1995 Great Hanshin-Awaji Earthquake. It has attracted attention from all over the world for its successful reconstruction, as well as its ability to produce renewable energy. In 2012, Kobe City was designated by the Japanese government as a member city of the Water and Environment Solution Hub (WES Hub, a network of cities), and it serves as a base for sharing the knowledge and experiences it has accumulated with other regions both domestic and abroad. |
阪神・淡路大震災による被害と復旧東灘処理場は、埋立護岸の崩壊により、大きな被害を受けました。特に水処理施設が水没したため、約100日間の処理停止を余儀なくされました。その間、処理場の横を流れる運河を一時的に締め切り沈殿池として使用する等の対策をとりました。その後、本格的な復旧に取組み、1999年3月末に完成しました。 |
Damage and Recovery from 1995 EarthquakeThe Higashinada WWTP was seriously damaged due to the destruction of revetments for reclaimed land. In particular, the plant was completely unable to operate for 100 days due to the flooding of its water processing facilities. During that period, a variety of measures were taken, including temporarily using the canal that intersects the plant as a settling basin. Afterward, Kobe City concerted its efforts to restore the facilities, and the reconstruction was completed at the end of March 1999. |
こうべバイオガス活用事業水処理工程から発生する汚泥を濃縮後、減量化と安定化を目的に嫌気性消化しています。このときに発生する消化ガス(成分;メタン約60%、二酸化炭素約40%)をメタン濃度98%に精製し、「こうべバイオガス」として2008年4月から自動車燃料として活用しています。 |
Kobe Biogas ProjectAfter concentrating the sludge generated by the water treatment process, the concentrated sludge undergoes an anaerobic digestion process for the purposes of volume reduction and stabilization. The digestive gas (about 60% methane and 40% carbon dioxide) is then refined to a concentration of 98% methane.
|
KOBE グリーン・スイーツプロジェクト2012年1月から、国土交通省下水道革新的技術実証事業として、未利用の地域バイオマス(食品系、木質系)を下水汚泥に添加し、ガス発生量の増加と汚泥処理効率化を目指しています。これからも、こうした取組みを通じて、再生可能エネルギーの地産地消モデルとして、低炭素・循環型社会の構築に貢献していきます。 |
Kobe Green Sweets ProjectSince January of 2012, Kobe has been adding unused local biomass (food waste, ligneous waste) to sewage sludge, in an effort to increase the amount of gas produced, and to improve the effectiveness of sludge processing. These efforts have been undertaken as an innovative technology verification project in sewage systems designated by the Japanese Ministry of Land, Infrastructure,Transport and Tourism. |
KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト2013年1月から、下水の消化汚泥からリンを高純度に精製して取り出し、肥料として農地に還元する実証実験を行い、資源の有効活用に取り組んでいます。実証実験終了後は、下水道から回収した、高品質な「こうべ再生リン」を使用した園芸用肥料を、民間株式会社と協同開発し、2019年に地元農業協同組合の協力で、販売を開始しました。
|
Kobe Good-Harvest ProjectSince January 2013, we have been practicing effective utilization of resources through a demonstration experiment of recovering phosphorus from digested sewage sludge, purifying it to a high level of purity, and returning it to agricultural land as fertilizer. After the experiment, we worked with a company in the private sector to develop fertilizers for vegetables and flowers using the recovered phosphorus. In 2019, thanks to the support of the local Japan Agricultural Cooperative, we started selling it under the name "Kobe recycled phosphorus". |
市民に開かれた処理場を目指して復旧した護岸の一部を遊歩道として整備し、市民の皆さまに開放しています。遊歩道には、アーモンドの木を植栽しています。 |
Aiming for a Plant open to the publicThe revetments have been restored as a walking trail, and it is open to public as the “Promenade with almond trees”. |
東灘処理場主要データ運転開始:1962年 |
Higashinada WWTPCurrent Status (as of 2019)Operation start: 1962 |
所在地/〒658-0025 電話: 078-451-0456 |
Address: Telephone: +81-78-451-0456 Hours: on weekdays (Monday to Friday), from 9 a.m. to 5 p.m. Closed: on Saturdays, Sundays, national holidays, and during the year-end and New Year holidays |
動画も合わせてご覧ください。
下記の画像をクリックいただくとYouTube動画のページへ移行します。
年末年始を除き、毎日開放しています。開放時間は、3月から11月は午前7時から午後6時まで、12月から2月までは午前7時から午後5時までです。
東水環境センターの来客用駐車場は数が少ないため、できるだけ公共交通機関をご利用ください。なお、近隣に有料駐車場はありますが、事前によくお調べください。
例年、3月中旬より開花が始まります。開花状況については1週間に1回程度、このホームページ内の「水辺の遊歩道・うおざき」でお知らせしています。
処理場見学がメインとなるイベントを検討しています。内容詳細や実施時期が確定次第、広報紙KOBEでお知らせします。