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【対話フォーラム】活用事例

最終更新日:2023年4月10日

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対話フォーラムでのご意見を施策に活かした事例の一部を紹介しています。

子どもがスマホと付き合うために

『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、「ステイホームで子供がスマホ中毒になっている。神戸で是非、スマホの使い方講座を開いてほしい」という意見がありました。そこで、子どもたちがコミュニケーションツールやテクノロジーに振り回されるのではなく、これらを上手に使いこなしながら快適なコミュニケーションを図り、自分らしく伸び伸びと生活を送ることのできる環境の実現に向けた取り組みを進めています。

スマホやネットと上手に付き合うために、子どもたち自身と、保護者・学校・企業・行政など子どもたちを取り巻く関係者がいま何をすべきか、子どもたちと大人で議論する、「スマートスマホ都市KOBE」フォーラムを2021年3月に開催しました。さらに、スマホやネットに依存しがちな市内の小中学生に、日常生活でのスマホやネットの利用を振り返り、自然や仲間とふれあいながらスマホやネットとの上手な付き合い方を考えてもらおうと、六甲山上の神戸市立自然の家を活用した2泊3日の自然体験合宿を2022年9月に実施しました。

【「スマートスマホ都市KOBE」フォーラムの様子】
スマートスマホ都市KOBEフォーラム
【「スマホとスマートに付き合うための合宿」の様子】
穂高湖でのカヌー体験
スマホとスマートに付き合うための合宿1
ネットのメリット・デメリットの話し合い
スマホとスマートに付き合うための合宿2

地域を支える団体への支援開始

『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、「ワンストップ型の支援、困ったときにサポートしてくれる地域資源、生活の支援をしてくれる環境の整備が大事だと思う」といった意見がありました。

地域課題の解決に向けては、より多くの市民が参画できる仕組みを構築していく必要があります。そのためには、まず地域団体に加えてNPO、企業など、多様な主体の参画により進めていくことが重要であることから、こうした課題に取り組むNPO等が自立して活動を続け、また活動を広げられるよう、新たな支援制度を創設します。

新設する補助制度では、NPOや地域団体等を対象とし、地域課題に関わる活動も幅広くとらえ、より多くの団体に活用いただくことを想定しています。地域課題に取り組む幅広い団体が活用しやすい補助制度とし、多様な主体の参画の輪を広げ、地域課題の有効な解決につなげていきたいと考えています。
 

ITを活用した感染症対策

『ネットモニターと市長との対話フォーラム』で、「新型コロナウイルスへの対応を通じて、今後災害や別の感染症等が起きた場合にも対応できるよう、課題や解決策をまとめ、IT化によってスムーズな対応を実現して欲しい」という意見がありました。これについて、感染症の拡大予防として、接触機会の低減や働き方の変革による市民の生活様式の多様化が課題と考え、解決策として下記の取り組みを進めています。

①キャッシュレス決済の導入
接触機会の低減のために、これまで現金でしか対応できていなかった行政手続きの申請手数料や公共施設の入館料・使用料等について、2021年3月からは全区役所・支所の証明書発行窓口で、2021年度からは王子動物園やファッション美術館等の多く利用される施設を中心に導入しました。今後対象施設を順次拡大していく予定です。

キャッシュレス決済

②e-KOBEによる行政手続きのスマート化
新型コロナウイルス禍における、デジタル化に対する市民ニーズの高まりを受け、e-KOBE(神戸市スマート申請システム)の運用を開始しました。ワクチンパスポートの発行をはじめとした様々な手続きをオンラインで出来るようにし、区役所への来庁が不要となる取り組みを進めています。
e-KOBE

近場旅KOBEキャンペーン

近場旅KOBE
2020年9月に開催した『大学生と市長とのオンライン対話フォーラム』で、「GOTOキャンペーンに政府が取り組んでいるが、都市部の人が地方に行くことを促すのはまだ早いと思う。新型コロナ下での神戸市独自の観光業の支援について教えてほしい」という意見と質問がありました。

そこで、神戸市独自の観光業の支援事業として、2021年4月より、神戸市民を対象に市内宿泊施設をお得に利用できるプレミアム宿泊クーポン事業を実施しました。また、継続した支援を行うため、2022年1月より第2弾として「近場旅KOBEキャンペーン」を実施しました。
 

オンライン学習支援の推進

『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、新型コロナウイルス感染症で学校が休業したことにより、「予習のノウハウを教えてほしい」「オンラインで朝の会を開くなどして、先生やクラスメイトが交流できる環境を作ってほしい」など、学級閉鎖や感染不安等により登校していない児童生徒に対する自宅でのオンラインを活用した学習支援についての意見がありました。
そのような中で、2021年1月から、感染不安や学級閉鎖などで登校していない児童生徒に、オンライン朝の会や、短時間授業の配信、授業ライブ配信、デジタルドリル等を組み合わせながら、児童生徒の学びの保障や学校とのつながりの確保に努めています。
オンライン授業

「こべっこあそびひろば・六甲アイランド」がオープン

こべっこあそびひろば・六甲アイランド

『ネットモニターと市長とのオンライン対話フォーラム』で、東灘区にお住まいの人から「ハイハイしかできない小さい子どもの集まれる施設がない。また、お母さん同士が交流できる場がないことも課題と感じている。」という意見がありました。2021年4月13日に小さな子どもでも安心して遊べ、親子同士の交流も図れる施設として、「こべっこあそびひろば・六甲アイランド」をオープンしました。

「神戸市立名谷図書館」がオープン

『ネットモニターと市長との対話フォーラム』で「名谷駅前に図書館がない。空き店舗などを利用して、図書館を整備することはできないか」という意見がありました。このような意見などを踏まえて、読書や学習、地域に暮らす人々の憩いとコミュニケーションの場として利用できるように、2021年3月24日に「神戸市立名谷図書館」が新しくオープンしました。
名谷図書館の写真

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市長室広報戦略部