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経営計画・プロジェクト等

最終更新日:2023年9月13日

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下水道事業に関する計画

下水道事業の経営状況について(PDF:1,627KB)

取組・プロジェクト

こうべバイオガス関連事業

下水の処理過程で発生する消化ガス(メタン約60%)は、地球上のCO2を増加させないカーボンニュートラルの燃料であり、温暖化対策の一つとしてその活用が期待されています。神戸市の下水処理場では、この消化ガスを「こうべバイオガス」(メタン約97%以上)へと高度に精製し、天然ガス自動車燃料や都市ガス原料、発電用燃料として利用しています。こうべバイオガスステーション

  • 玉津処理場で消化ガス発電開始(2018年5月)
  • 西部処理場で消化ガス発電開始(2017年4月)
  • 国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」を受賞(2014年9月)
  • 公民連携 垂水処理場「Wエコ発電プロジェクト」開始(2013年3月)

未利用ガスのさらなる活用

2007年度で消化ガスの49%を有効利用しているのに対して、2018年度には消化ガスの85%を有効利用しています。

資源循環「こうべ再生リン」プロジェクト

リンは肥料の3大要素の1つと言われており、食糧生産に不可欠な資源ですが、現在、日本ではほぼ全量を輸入に頼っています。一方で下水には多くのリンが流入しています。そこで神戸市の下水処理場では、下水から貴重なリンを効率的に回収し、「こうべ再生リン」と名付けて有効利用を行っています。「こうべ再生リン」を使いやすく加工した「こうべハーベスト肥料」で野菜や米を栽培し、それを我々が食べ、使った水が下水に戻ることでリンの資源循環を実現し、SDGsに貢献しています。
リン資源の循環図

 

水・インフラ事業(国際協力事業)

実施中の事業

  • 日越政府間協議[2012年~]
    ベトナム国建設省と日本国国土交通省間の下水道分における技術協力に関する定期会議において、神戸市も要請に応じて参加しており、取り組み成果などについて協議や発表等を実施しております。
  • 「神戸下水道の歩み館 ~ KOBE AQUA GALLERY~」開設 [2013年~]
    2013年4月に、水・環境ソリューションハブ(WES Hub)の認定を受け、東灘下水処理場管理本館に、震災以降の危機管理の取組みや、バイオガスをはじめとする資源循環の取組みなど水・インフラに関する情報発信拠点を開設しております。
神戸の下水道の歩み館(KOBE AQUA GALLERY) 神戸の下水道の歩み館(KOBE AQUA GALLERY)の外観

 

  • ベトナム国キエンザン省における下水道事業化に向けた人材育成プログラム [2017年~]
    2011年7月に、ベトナムのキエンザン省とのパートナシップならびに協力関係を強化することを望み、覚書を締結しております。覚書に基づき、2013年から2015年にかけて実施した水環境改善のための人材育成プログラムに引き続き、水環境保全の重要性や下水道事業の必要性の理解を目的とした人材育成事業「草の根技術協力事業」(JICA業務委託)を実施しております。
ベトナムのキエンザン省との協力関係 ベトナムのキエンザン省との協力関係(その2)

 

災害支援

地震などにより下水道施設に被害が生じたときは、国や他自治体、関連団体と締結している相互支援を行うための協定に基づき、相互に支援を行い、日本の下水道関係者が一致団結して被災都市の支援を行います。

熊本地震時の支援状況

主な支援実績

東日本大震災(2011年):支援人数延べ175人
熊本地震(2016年):支援人数延べ172人

※阪神淡路大震災(1995年)の際には、全国自治体から延べ4,416人によるご支援をいただきました。

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お問い合わせ先

建設局下水道部経営管理課