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食品の出前・テイクアウトでの注意

最終更新日:2023年9月15日

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事業者の方へ

食品の出前やテイクアウトは調理から喫食までの時間が長くなるため、食中毒のリスクが高まります。そのため、出前やテイクアウトでの食品の提供は食中毒のリスクを充分に理解して事業をおこなうことが重要です。食中毒予防の3原則(つけない、ふやさない、やっつける)の徹底とともに、以下の点に注意し、食中毒を予防しましょう。

  • 食品の調理は、設備や人的能力等に応じた範囲で行い、許容量を超えないよう注意する。
  • 注文を受けてから調理を行う。
  • 加熱調理後の食品はすぐに届ける。
  • 熱いものと冷たいものは別々の容器に盛り付ける。
  • 充分に加熱された食品を提供し、生ものや半生など加熱が不充分な料理の提供は避ける。
  • 購入者へはできるだけ早く食べてもらうよう伝える(目安は調理後2時間以内)。
  • 購入者に対しアレルギー物質、消費期限、保存方法等の情報を確実に伝える。

飲食店向けリーフレットを参考にしてください(PDF:472KB)

衛生監視事務所に連絡が必要な場合

  • 当日の販売を見込んであらかじめ調理する際には、必ず連絡してください。構造設備の追加や飲食店営業以外の営業許可、表示が必要な場合があります。

  • 店頭やインターネットで食品を販売する際には、営業許可や営業届が必要な場合(例:食肉類、魚介類、乳類)や、高度な衛生管理(許可、資格、区画や設備の追加等)が必要なもの(冷凍食品、食肉製品、真空パック)があります。

各衛生監視事務所の連絡先及び所在地

購入する方へ

出前やテイクアウトを利用する機会が増えています。飲食店で食べる場合と違い、調理から食べるまでの時間が長くなります。食べるまでに時間がかかると、細菌が増殖してしまい食中毒になるリスクが高くなります。

  • 出前やテイクアウトで頼んだ食品はすぐに食べましょう。
  • 一回で食べ切れる量だけ注文しましょう。
  • 食べ残しは取っておかないようにしましょう。
  • どうしても取っておく場合は、箸をつける前に容器に取り分け、蓋をして冷蔵庫へ、食べるときは必ず充分に再加熱しましょう。

購入者用リーフレットを参考にしてください(PDF:140KB)

食品をデリバリーする方へ

食品の配達時は温度管理を徹底し、購入者がすみやかに食べることができるよう配達しましょう。

  • 容器の破損等で食品が汚染されないよう適切に取扱う。
  • 運搬容器や車両を清潔にしておく。
  • 保冷ボックスなどを用い、直射日光を避けるなど、食品の温度管理を徹底する。
  • 食べる時間を考慮し、配送時間が長時間にならないようにする。

配達員用リーフレットを参考にしてください(PDF:1,189KB)

お問い合わせ先

健康局食品衛生課