最終更新日:2024年10月25日
ここから本文です。
季節が夏から秋に変わっていくなかで、10月19日(土曜)~20日(日曜)の2日間にわたり「TOMARIGI MARKET at JR灘駅前広場」が開催されました。このイベントは、灘区役所の「芸術・文化の薫るまち・灘」魅力発信事業補助金を活用して実施されました。
2日目には、私も会場にお伺いし、主催者の「NPO法人KOBEとまり木」の深見理事長をはじめイベントに参画されている方々とお話させていただきました。当日は、会場である南北の駅前広場に様々な分野の雑貨店や飲食店の方が出展されており、大変大勢のご来場で賑わっていました。「NPO法人KOBEとまり木」は以前より様々な場所でマルシェ・イベントを開催されていますが、今回はミュージアムロード周辺地域の魅力発信を意識されたイベント内容となっており、区役所で取り組んでいる「芸術・文化の薫るまち・灘」魅力発信事業にふさわしいイベントとなっていました。
駅の南側広場に地元の萩原珈琲の名前を掲げたブースがあったので気にかけていると、神戸大学のまちづくり活動等に取り組む学生団体「まちプロジェクト実行委員会」のOBの方が、社会人になってからもイベントのお手伝いに参加しているとのことで、深見理事長からご紹介いただきました。今回のイベントはご夫婦でカフェブースを担ってくださっていました。また、近くのブースでは、現役高校生等が地元企業と共に商品開発に取り組む「高校生による商品開発プロジェクト」のブースがあり、開発された「パンダシュー」が販売されていました。
駅の北側では、より多くのブースが出展されていたほか地元の企業の協力によりレーシングカーの展示や地元の神戸松蔭女子学院大学マツクロチームによる服のリサイクルショップも出展されていました。各ブースを回っていくなか、飲食ブース出展者で「こども食堂」の活動ができないかと考えておられる方ともお会いしました。具体的にはこれがらだというお話ではありましたが、アイディア段階でも区役所にお気軽にご相談いただければと伝えさせていただきました。
これら以外にも、小中学生対象にマルシェのブースで職業体験の機会も設けたとのことで、今回のイベントでは小・中学生、高校生、大学生そして社会人など幅広い世代の方が参加されていました。私も限られた時間での交流でしたが、こうした参加者の方々ともお話させていただきました。
区役所としても今回のような新たな出会いと交流が生まれるようなイベントを支援していき、その積み重ねによって育まれた地域のネットワークが、これまで以上に地域社会の発展や地域課題の解決につながっていくよう努めていきたいと思います。
過去掲載の記事