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区長日記バックナンバー(2024年4月~2025年3月)

ページID:66814

ここから本文です。

目次

日記

令和6年度を振り返って(3月31日)

本日が今年度最後の出勤日となりました。
まず、先週から今週にかけての出来事を簡単になぞったうえで、この1年を振り返りたいと思います。

3月24日:第108回「月曜ロビーコンサートinレバンテ」。
今回は「歌とピアノのアンサンブル」。昭和歌謡メドレーなど、ソプラノのお二人の伸びやかなお声がロビーに響き渡りました。主催の垂水区音楽協会は翌日、今年度の地域貢献賞(団体部門)を受賞されたところです。坂岡会長、今回含め年4回のロビーコンサート(今年度1回目は昨年6月24日、3回目は昨年12月16日の日記参照)を開催いただき、誠にありがとうございました。

令和6年を振り返って1

ロビーでは、今年度からストリートピアノ「しおかぜハーモニー」を毎日演奏できるようにし、垂水区音楽協会の協力のもと子ども向けのピアノ体験教室も定期的に開催している(昨年4月2日の日記参照)ほか、“明石海峡ベンチ”も設置しました(昨年11月13日の日記参照)。今後ともさらに庁舎環境の充実に努めてまいります。

3月27日:上高丸地域福祉センターでの子ども食堂「キッチンちどり」。
これまで何度か訪ねています(2023年8月30日の日記参照)が、今回は今年度始動した「(仮称)たるみSIO6プロジェクト」の一環での訪問です。
子ども達に減塩に関するレクチャーをするのは初めての機会でしたが、低学年生にも理解してもらえるよう工夫を凝らしながら、当区の保健師が、血管が酸素を運んでいることから始め、高血圧が起こるメカニズムなどの説明を進めました。

令和6年を振り返って2~3

食事は、子ども達が大好きなカレーを市販の減塩ルウを用いて提供。福神漬けも減塩のものを添えてもらいました。最後に食べた減塩お菓子も含め、子ども達には、本日の減塩食品の味や、なぜ減塩が必要なのか、お家の人と話してもらえたらと思います。

令和6年を振り返って4~5

「(仮称)たるみSIO6プロジェクト」は、区民の皆さまの健康をお守りするうえで、大変重要なものと考えています。今後も引き続き、あらゆる機会を通じて、減塩意識の普及・啓発を行っていくとともに、事業者への協力などを求めていきますので、皆さま何卒よろしくお願い申しあげます。

3月27日:以前ケアができていないと反省していた、区役所2階市民課前のごしきまろ(2月12日の日記参照)。
本日リニューアルすると聞いていたので、昼前に、これまで10余年に渡って来庁者の皆さまを見守ってきた苦労をねぎらっておりました。

令和6年を振り返って6

そして、先述の「キッチンちどり」を終えて帰庁すると、このとおり! 新たなごしきまろの人形はFRP製で、汚れに強く耐久性もありそうです。

令和6年を振り返って7

なお、これまで2階にいたごしきまろは、4階の垂水児童館の前で余生を送ることになりました。何だか、前より穏やかな表情に見えますね(笑)。

令和6年を振り返って8

五色塚古墳は昨年8月に復元整備から50年目を迎えました(昨年8月8日の日記参照)。本年8月8日の丸50年に向け、ごしきまろと一緒に「垂水に残るミステリアス。」をさらに盛り上げていきたいと思います。

3月28日:神戸学院大学の佐野ゼミ主催による、「こども明舞鉄道模型走行会」。
明舞出張所コミュニティスペースでのこうした形でのイベントは初めてです。本日はひっきりなしに、親子連れが訪れていて、鉄道模型の人気の高さがうかがえました。子どもだけでなく、大人も癒され楽しめるのがいいですね。また、このようなイベントが開催できればと思います。

令和6年を振り返って9~13

明舞出張所は、昨年10月の開設(昨年10月7日の日記参照)から約半年が経過しました。これまで順調に運営できており、引き続き、明舞地域の皆さまのお役に立てるよう、所員一同取り組んでまいりますので、皆さまよろしくお願いいたします。

3月30日:日曜窓口。
引越しが多い季節です。神戸市内の各区役所では、年度末年度始めの繁忙期対策として、3月の最終日曜日、4月の第1日曜日に開庁し、「引越しに関する手続き」「マイナンバーカードに関する手続き」「証明書発行業務」を行っています。

令和6年を振り返って14

先週の平日は、窓口の待ち時間が少し長くなる状況がありましたが、本日はほとんどお待たせすることなくご案内ができました。現在は、「市外転出届」はオンライン申請・郵送申請ができるほか、証明書発行についてもコンビニでの交付が進んでおり、これらのサービスをご利用いただいている方も多いと思われます。皆さまには引き続き、窓口の混雑の緩和にご協力いただければと存じます。よろしくお願いいたします。

その他いろんな出来事や思い出があり、挙げればキリがないですが、大きく3点に絞って1年を振り返りたいと思います。

まず「安全・安心なまち」に向けた取り組み。
本年1月に阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えるということで、昨年秋から「垂水区・震災30年事業」として、区総合防災訓練や各地域での防災訓練など、区民の皆さまとの協働で様々な取り組みを進めてきました。私としては、三師会との協働による「市民フォーラム『裕次郎さんの防災 ~医療・介護の防災六条~』(昨年10月14日の日記参照)がやはり思い出深く、印象に残っています。
災害は地震だけではありません。垂水では豪雨による土砂災害や浸水にも注意が必要です。また、増加の一途を辿っている特殊詐欺被害も看過できません。安全・安心は健やかな生活を送るための基本です。今後とも地域団体や関係機関等との連携のもと、しっかり取り組んでまいります。

令和6年を振り返って15~16

2つ目は、「生まれ変わる海辺のまち」です。
駅周辺のリノベーションとして、今年度は新たな公共施設の供用などはありませんでしたが、垂水小学校の建替えや、垂水中央東地区再開発事業、新垂水図書館の建設工事は順調に進んでいます。新図書館は今年9月の開館が待ちどおしいですね。

令和6年を振り返って17

一方、区長日記では取り上げませんでしたが、昨年11月にはマリンピア神戸がリニューアルしました。多くの方が訪れていますが、クルマに乗ってお買い物や飲食をされてすぐ帰ってしまうのであれば残念であり、できれば、公共交通機関を利用して垂水駅周辺にも足を運んでほしいものです。昨年12月にはモルティ垂水(山陽電車の高架下)東館もリニューアルオープンしましたし、今月には「垂水駅周辺にぎわい応援隊」により「垂水駅北お散歩マップ」が発行・配布されています。垂水駅周辺の回遊を促進し賑わいを生み出せるよう、区役所としても取り組んでまいります。

令和6年度を振り返って18~19

最後は、垂水の「人」です。
区長着任以来、区民の皆さまの「垂水愛」や、垂水の街や地域のために貢献したいという「想い」を強く感じています。今年度は「子ども服と絵本の交換会」<昨年9月22日の日記参照>、地域活動マッチングイベント「たるみっけ!」<昨年12月7日の日記参照>、「(仮称)TARUMI BRIGDE SESSION」<2月17日の日記参照>などを開催しました。これらをしっかり次につなげ、地域活動にご尽力されている方や事業者どうしのつながりを強め、垂水の人の力で垂水の街を盛り上げていきたいと思います。

令和6年度を振り返って20~22

この1年間、本当に皆さまにお世話になりました。区長日記では引き続き、地域の皆さまの頑張っている姿を紹介し、さらに垂水の人や街に元気を与えられるよう、綴っていきます。新年度も、区の職員一同、一層努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和6年度 地域貢献賞表彰式(3月25日)

市役所1号館で開催された標記表彰式に、各区の区長とともに出席しました。

地域貢献賞は、これまで実施してきた類似する表彰を統合し継承するかたちで今年度新たに制定。地域活動に対する社会的な評価を高め、住民主体による地域社会づくりを奨励することを目的に、地域課題の解決に取り組む市民や任意団体等が実施する自主的な地域活動の功績を称えるものです。

本日は今年度の受賞者それぞれに対し、久元市長から感謝状が授与されました。

地域貢献賞1

久元市長は挨拶の中で、受賞者の皆さまへの労い・感謝のあと、地域社会を取り巻く変化に触れ、昨年設けた「地域貢献相談窓口」やボランティアマッチングサイト「ぼらくる」を紹介しながら、神戸市が地域協働の取り組みを強化している趣旨などについて触れ、受賞者の皆さまの引き続きのご活躍への期待の言葉を述べられました。

地域貢献賞2

個人部門(あじさい賞)は市全体で34名が表彰され、垂水区からは、自治会活動に対し、赤松真人様(西舞子1丁目自治会)が、婦人会活動に対し、大澤康子様(霞ヶ丘婦人会)、北村牧子様(千代が丘婦人会)、小嶋綾子様(小束山婦人会)が受賞されました(表彰式には大澤様のみご出席)。

地域貢献賞3

団体部門では市全体で43団体が表彰され、垂水区からは、垂水区音楽協会(代表者:坂岡裕志様)、千代が丘ふれあいのまちづくり協議会(代表者:妻木陽子様)、東垂水婦人会(代表者:平山鈴子様)、東舞子婦人会(代表者:懸橋明美様)が受賞されました。

地域貢献賞4

私からも改めてお祝い申し上げます。受賞された皆さま、誠におめでとうございます。今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
 

夢PROJECT ベースボールスクール in 垂水(3月23日)

昨年末、元プロ野球選手による野球教室を展開している淡路島オニオンズ様から、垂水区の子ども食堂にお米とお菓子の寄贈を受けました(昨年12月25日区長日記参照)。その際に、区内での野球教室の開催をお願いしていたところ、ありがたいことに早速実現しました。

ベースボールスクール1~2

参加した神戸市少年団野球リーグ垂水地区新6年生約140名は、本日を待ちわびていただろうなと想像しつつ、私もそれにも負けないくらいワクワクしながら、会場の平磯スポーツガーデン・多目的グラウンドに向かいました。

開会式では、夢プロジェクトの概要説明や挨拶などに続き、講師(コーチ)の紹介がありました。

ベースボールスクール3

元阪神タイガースの掛布雅之さん・中西清起さん・北條史也さん、元中日ドラゴンズの森田幸一さん(大選手ばかりで恐れ多いのですが、以降、○○さんで通しますね)の分担のもと、子ども達はバッティング・ピッチング・内野守備・外野守備の班に分かれ、順に指導を受けていきます。

バッティングの指導は、ミスタータイガースの掛布さん。
はじめに、バッティングは軸・回転が重要と説き、そのための構え・スタンスの取り方、下半身の力の入れ方などを教えられていました。子ども達の打撃には「いいねぇ!」「最高!」の連発でした。

ベースボールスクール4~5

ビブスの背番号を見て、「24番 絶好調!」「4番 川藤!」などと声をかける掛布さんに、昔の選手がわからない子ども達はキョトンとしていましたが、大人たちにはウケていました(笑)。

ピッチングの指導は、中西さん。
自らの体重をいかにロスなく効率的にボールに載せていくかを説明されたうえで、手の振り方、足の運び方などを手取り足取り、教えられていました。現役時代に「球道くん」と呼ばれていた頃のフォームを思い出しました。

ベースボールスクール6~7

内野守備の指導は北條さん。
現在は社会人野球チームの「三菱重工West」に所属されていて、本日は午前の練習を終えてから、駆け付けてくださいました。実践でのゴロの捕球、そこからのスローイングは切れ味鋭く、その技術に驚嘆しました。

ベースボールスクール8~9

4人目は森田さん。
本日は外野守備の担当だったため、1991年に新人王を獲得した、現役時代の強気のピッチングの片りんを見ることができず残念でしたが、フライの追い方、送球の仕方など、自ら体を動かし見本を見せ、温和な人柄を感じさせる指導が印象的でした。

ベースボールスクール10~11

最後に総評として、掛布さんが「野球が上手くなっても、野球は一人ではできません。キャッチボールをする時も、相手が捕りやすいように投げ、相手のボールを大切に捕るでしょう。そういった思いやりの気持ちを持ってほしい」と話されました。また、現役時代の13年間、一つのグローブを使い続けたことに触れ、「お父さんお母さんに買ってもらった道具をもっと大事にしましょう。野球を楽しんで!」と締めくくりました。

ベースボールスクール12

全体を通して感じたのは、コーチの皆さんが、子ども達が理解しやすいように、わかりやすい言葉で順序立てて指導されていたことや、基本・基礎の重要性をしっかり教えておられたことです。これは、仕事はじめ何事にも通じることですね。

近年、野球人口の減少・子どもの野球離れが進んでいると言われますが、ここ垂水ではそんな雰囲気を感じさせません。本日の一日は、子ども達だけでなく、保護者や指導者の皆さん、そして私にとっても生涯忘れられない大切な思い出になりました。

ベースボールスクール13

素晴らしい野球教室を開催いただいた、淡路島オニオンズの野村代表取締役、コーチの皆さま、協賛企業の皆さま、本当にありがとうございました!

垂水区社会福祉協議会と神戸市社会福祉協議会の法人合併(3月13日)

これまで、区長日記では紹介していませんでしたが、垂水区社会福協議会(垂水区社協)を含む9つの区社会福祉協議会と神戸市社会福祉協議会(市社協)が法人合併し、今年4月1日、新体制に移行します。

令和3年度後半に合併に関する協議・調整が始まり、令和5年度に入ってからは、垂水区社協の理事会・評議員会において、市社協での議論の報告をふまえた、活発な意見交換を積み重ね、合併に向けた必要な議案が決議されました。

既に垂水区社協としては、1月22日に最後の理事会、2月10日に最後の評議員会がそれぞれ終了しており、本日は垂水区社協事業を支える重要な取り組みである共同募金事業を運営する垂水区共同募金委員会の、最後の理事会・評議員会が区役所内大会議室で行われました。

区社協合併1

法人合併後は、区社協の法人運営業務等を市社協に集約して業務を効率化することにより区社協の体制を強化し、市・区社協が一体となって地域福祉を推進する(コミュニティソーシャルワーク)体制を整え、多様化する福祉ニーズをくみ上げ、地域共生社会の実現に向け、地域活動を一層推進していきます。

区社協合併2

合併後も区社協の名称、事務局体制、地域団体との関係等はこれまでと変わりなく、垂水区社協としての自立性・独自性は担保されます。また、垂水区社協に関わる福祉のために必要な議論・検討は、区社協内に設置される常任委員会(垂水区社協は27名以下で構成)で行われます。

区社協合併3

本日は、共同募金委員会終了後、垂水区社協に設置される常任委員会のキックオフミーティングも開催され、今後の垂水の福祉に対する思いや抱負などについて、各委員から力強いお言葉が述べられました。
区役所としても、引き続き、垂水区社協としっかり連携しながら、垂水の福祉のさらなる向上に取り組んでまいります。

垂水観光推進協議会の発展的解消(解散)(3月12日)

2005年に設立した、垂水観光推進協議会(略称:観推協)は、これまで20年間、交流人口の拡大による地域活性化に取り組み、一定の成果を上げてきました。しかしながら、近年のインバウンドの増加や神戸観光局の設立、さらには、垂水駅周辺のリノベーションや、須磨から舞子にかけての海岸エリアの集客施設のリニューアルの動きなど、垂水の観光・集客を取り巻く環境は大きく変わってきており、観推協の取り組みもこれらの変化への対応が求められていると感じておりました。

歓推協解散1_2

そこで、昨年来、垂水の集客・活性化に取り組む事業者の皆さまと議論させていただき、今後は、区内の資源をさらに生かしながら、垂水に関わる人・事業者を増やし、垂水の「楽しみ方・遊び方」を共創する動きを活発化させていくこととしました。

歓推協解散2_2

その方向性を受け、本日は区役所大会議室で、観推協臨時総会を開催し、観推協は発展的に解消(=解散)し、先月初めて開催した、「(仮称)TARUMIBRIDGE SESSION」(2月17日区長日記参照)などに移行していくことを決議しました。

観推協解散3

「TARUMIBRIDGE SESSION」の初回は、「海と食」をテーマに議論しましたが、今後は、「垂水駅周辺の活性化(回遊の促進)」、「こどもと学び」など、垂水のポテンシャルを生かしたテーマで、取り組みを検討し、事業を実践していきます。

歓推協解散4_2

20年継続してきた観推協の看板を掛け替えることに、迷いや寂しさもありましたが、「変化に対応できる者が生き残る」ではありませんが、あらゆることが大きく変化している激動の時代、その変化を敏感に察知し対応していくことが必要です。私からそのような思いを込めながら、これまで観推協を支えていただいた皆さまに御礼申し上げました。

観推協解散5

垂水には、垂水愛にあふれ、垂水の有する資源をもっと生かしたいという「熱い人・事業者」がたくさんおられます。もちろん、私もその一人のつもりでいますので、今後、区役所として、皆さまをしっかりつなぎ、垂水の街を盛り上げていきたいと決意を新たにしました。皆さま、引き続き、よろしくお願いします。

「ちゃいるど・はーばー・こうべ」開設記念式典(3月7日)

このたび、市内5か所目の「児童家庭センター」として、令和5年3月末に閉館した垂水年金会館3階の平磯児童館跡に、標記施設が新たに開設されました。その記念式典及びシンポジウムに出席しました。

ちゃいるど・はーばーこうべ1

児童家庭支援センターは、児童に関する家庭等からのより専門的な知識や技術を必要とする相談への対応や、児童相談所をはじめとする様々な機関との連絡調整を行う施設です。これまで市内で東灘、中央、兵庫、北区の4か所に設置されていましたが、その立地から、西部地域はやや手薄な状況にありました。

ちゃいるど・はーばーこうべ2

また、2年前の6月には西区で重大な児童虐待事件もあり、児童虐待の防止については、子育て世帯への丁寧なかかわりと、子育て機関どうしが日頃からの連携体制を構築し、地域での見守り体制を保つことが大切であり、特に市西部での強化は必要であると感じておりました。

年金会館4階大ホールで行われた、第一部の記念式典では、私から、このような背景の下、「ちゃいるど・はーばー・こうべ」が、区内の歴史ある社会福祉法人「神戸少年の町」により、区役所近くで開設されたことに、神田理事長はじめ関係者の皆さまに感謝申し上げ、大変期待が大きい旨、ご挨拶致しました。

ちゃいるど・はーばーこうべ3~4

続いて、「ちゃいるど・はーばー・こうべ」の遠藤センター長から、ご挨拶とともに、児童家庭支援センターの役割や業務内容などをわかりやすく説明いただき、理解が深まりました。

ちゃいるど・はーばーこうべ5~6

第二部のシンポジウムでは、シンポジストとして、大阪公立大学現代システム科学域の伊藤嘉余子教授、全国児童家庭支援センター協議会の橋本達昌会長、神戸市こども家庭支援センターの渋谷和宣所長が、コーディネーターとして、遠藤センター長が登壇され、「これからの児童家庭支援センターに期待すること」と題して、発表・議論がなされました。

ちゃいるど・はーばーこうべ7

また、式典に先立ち、施設を内覧しました。(下図は3階フロア、左が南側)

ちゃいるど・はーばーこうべ8~9

プレイルームは南側に面しており、窓からは海が見え、とても明るい雰囲気です。内装も暖かい色を使用するなど綺麗に施されており、安心して相談できる環境が整っていると感じました。

ちゃいるど・はーばーこうべ11~12

今後、「ちゃいるど・はーばー・こうべ」が関係する各機関との連携を強めることにより生み出される、垂水区始め市西部地域における児童福祉関係者の対応力の向上などの成果を、神戸市の児童福祉のさらなる充実につなげられるよう、区役所として取り組んでまいります。

災害時における応急医療及び救護に関する、垂水区三師会との協定締結(3月6日)

近年、地震や豪雨など大規模災害が頻発しており、その発災時には、被災者への迅速かつ適切な医療救護支援が不可欠になります。一方、これまで区長日記で再々記しているとおり、三師会(神戸市垂水区医師会・神戸市垂水区歯科医師会・垂水区薬剤師会)と垂水区は緊密に連携してきています。

そうした中、これまでの三師会と行政などによる独自の市民啓発の展開や、新型コロナウイルス感染症対策の際の迅速な対応などの連携実績をもとに、本日、標記協定を締結しました。
(参考:2月27日記者発表資料

災害時に重要な活動拠点となる垂水区医師会館で締結式を行えたことも嬉しく思います。

三師会連携1

本協定の締結を機に、医療・介護分野の関係機関と平時からの連携を一層深め、南海トラフ地震を想定した防災訓練や、研修会へ相互に参加し合うことで、より実効性の高い協力体制を構築していきます。

三師会連携2_2
(左から、垂水区薬剤師会の厚東哲治会長、同医師会の久保清景会長、同歯科医師会の秀有剛会長)

本協定が区民の皆さまの安全・安心の確保に大きく寄与することを確信しております。

第39回垂水区善行青少年表彰(3月5~6日)

区内の善行のあった青少年の功績を称えるとともに、他の青少年の善行意識を高め、明るいまちづくりを進めることを目的とする標記表彰。今年度は個人の部で3名を表彰するため、3月5日は塩屋中学校、6日は星陵台中学校、それぞれの校長室を訪ねました。

1人目は、塩屋中学校3年生の岡本海龍(かいり)さん。
「塩屋まちづくり構想(塩屋まちづくり推進会)」の方針の一つである、まちの「自然」を受け継ぐ事業の中で塩屋谷川の生育調査や塩屋9丁目など自然と触れ合う事業に中心的に携わっておられます。中学生になってからは、特に参加者に対し植物や生き物の説明などを行っており、塩屋の子ども達に慕われ、リーダー的存在となっているとのこと。

善行青少年表彰1~2

本日はお母さんも表彰式に駆け付け、一緒に歓談させていただきました。岡本さんは生物、中でも特に昆虫が好きで、「住んでいるすぐ近くに身近な自然があって嬉しい」「塩屋の虫は、他の地域の虫より大きい」「将来は生物多様性に関する研究をしたい」といった興味深く、かつ夢のあるお話を聞かせていただきました。

善行青少年表彰3

岡本さんは、ふれまち主催の地域イベントにも積極的に参加されており、ふれまちとしても岡本さんが地域で活動してくれているのは有難く、地域としてなくてはならない存在になっているとのこと。
今後機会を設けて、岡本さんが頑張っている姿をぜひ見てみたいと思います。

次は、星陵台中学校3年生の平野麻理衣さんと、本田麻桜花さん。
コロナ後再開された星陵台ふれまち主催のラジオ体操会に、2年間受付や模範体操など自主的かつ中心的に動かれたほか、ふれまちのもちつき等、各種行事にも積極的に参加され、運営協力してくれていることなどが、今回の表彰につながりました。(上の写真が平野さん、下が本田さん)

善行青少年表彰4~7

歓談には、推薦者である東舞子青少年育成協議会会長であり星陵台ふれまちの副委員長も務められている伊藤さんも同席され、お二人が日頃から活躍されている様子を詳しく教えていただきました。

善行青少年表彰8

平野さんからは、前日の岡本さん同様に生物の話題が出てきて驚きましたが、こちらは植物。「植物細胞の研究者になりたい」との意気込みを聞きました。
本田さんは、「介護福祉士の資格を取りたい」とのことで、それを視野にそのコースがある高校を選んだという話を聞きました。

今回表彰した3名はそれぞれ、現時点で将来の明確で大きな夢や希望を持っており、とても頼もしく思えました。今後地域行事でまた皆さんのお顔を見ることができることを楽しみにしていますし、益々のご活躍を心より期待しています。

千代が丘での「子ども服と絵本の交換会」(3月5日)

地域福祉センターを会場として開催する交換会の2回目。
今回は、千代が丘地域福祉センターでふれあいのまちづくり協議会が行っている子育てサークル「ちよっこランド」に合わせて、開催いただきました。

25千代が丘子ども服と絵本の交換会1-

「ちよっこランド」では、スタッフの皆さんが工夫を凝らして、子ども達が楽しめる遊びなど考え実施されているようですが、本日は3月の開催ということで、まずはひなかざりづくりを。
私も皆さんとともに、童心に返って作ってみました。かわいいものが出来ましたね。

25千代が丘子ども服と絵本の交換会2-

その後、ビニールシートを使ったUFO転がしや、紙製の箱にボールを入れたり、ソリのようにして乗ったりしての遊び、歌も歌ってあっという間に時間は過ぎました。

25千代が丘子ども服と絵本の交換会3-

そして、子ども服と絵本の交換。
いつもママが服を見定めているのを見ているのでしょうかね。ハンガーからいろんな服を選んでいる姿が女の子らしくて、微笑ましかったです。

25千代が丘子ども服と絵本の交換会4-

本日は生憎の天気のため、参加された親子が少なく残念でしたが、地域福祉センターでの子育てサークルの活動に合わせた「子ども服と絵本の交換会」の開催は、地域に根付いていくものと、手ごたえを感じています。
来年度以降も、ありがたいことに、すでにいくつかのセンターから開催希望を聞いています。他地区でも開催したいところがあれば、遠慮なく、当区にご相談ください。

おまけ:
先月、千代が丘地域福祉センターでは「エコノバちよがおか」を開設したところ(2月7日区長日記参照)ですが、季節がら、多くの使い捨てカイロが回収されていて、素晴らしいと思いました。こちらもよろしくお願いします。

25千代が丘子ども服と絵本の交換会5

垂水区特殊詐欺被害撲滅キャンペーン(3月4日)

垂水警察署管内の特殊詐欺被害は、昨年1年間で約80件であったものが、今年に入って2ヶ月の間に、県内最多の約50件、被害総額は約1億2000万円と急増しており、危機的な状況にあります。

特に電話で区役所職員をかたり、「医療費の還付金がある」などと持ち掛け、ATMへ誘導する還付金詐欺が多発していることから、このたび、垂水警察署と当区役所の合同で、垂水駅周辺の金融機関との連携を図り、地域の皆さまに注意を呼びかけるキャンペーンを実施しました(2月28日記者発表資料参照)。

特殊詐欺1

(ごしきまろは、先日まで震災30年事業で消防の活動服姿でしたが、今度は警察官に変身と大活躍です!)

垂水駅西広場で行う予定でしたが、生憎の雨のため、場所を垂水センター街西端に移し、11時から、まず垂水警察署の大西署長が垂水署管内の特殊詐欺被害状況を紹介しながら、皆さまに注意を促し、私もそれに続きました。

特殊詐欺2~3

続いて、兵庫県警察音楽隊が特殊詐欺被害防止啓発ソング「サギ犯にワン・ツー・パンチ」を演奏。これは昨年7月の「『「社会を明るくする運動』講演と演奏会」でも披露されました(昨年7月5日区長日記参照)が、「365歩のマーチ」の替え歌で、リズムが耳に残りインパクトがあります。

特殊詐欺4~5

その後、垂水駅周辺の7つの金融機関を巡回し、注意喚起を呼びかけました。

特殊詐欺6~8

本日のキャンペーンには、警察・区役所に加え、関係機関・地域団体の方々にも出席いただきました。これら機関・地域住民の協力のもと、犯罪者にとって垂水が「地域の眼が光り、詐欺をしにくい街」という印象を持たせる必要があります。
皆さまが一体となった取り組みで、是非とも、県内ワースト1という不名誉な状況を返上し、垂水から特殊詐欺被害を撲滅していきましょう!

塩屋地区ひなまつり給食会(3月2日)

塩屋地区民生委員児童委員協議会によるふれあい給食会。
今月は「ひなまつり給食会」として実施すると聞きましたので、塩屋地域福祉センターを覗いてみました。

25塩屋ひなまつり給食1

ひなまつりらしく、メニューは「ちらし寿司」。華やかで丁寧に盛り付けられ、穴子も入っていて豪華で、春を感じる「菜の花のおひたし」も添えてあるのが嬉しい限りです。

25塩屋ひなまつり給食2

いつも笑顔が素敵な相馬副会長から「ちらし寿司のレンコンはカットレンコンを使用せず、一からスライスしました」と説明があったとおり、シャキシャキの歯ごたえで、それもまた格別でした。

25塩屋

「黒一点」の岡田会長はじめ、朝から準備いただいた民生委員の皆さまの愛情を感じる優しいお味で、とても美味しくいただきました。本当にありがとうございました。

今回の給食会を訪れたのは、もちろん塩屋でのひなまつり給食を視察するということもあったのですが、実はもう一つ目的があり、それが「(仮称)たるみSIO6プロジェクト」のPR。塩屋地域の「脳出血」による入院、「高血圧」で通院している人を調べたところ、他区に比べて多いことがわかり(昨年11月13日区長日記参照)、このプロジェクトを進めるきっかけとなったためです。

また、最近私は、行事での挨拶の時などに「減塩教の教祖」と名乗っています(ちょっとふざけていますが:笑)。ですので、本日は食事後に、プロジェクトの本丸=塩屋での「布教活動」の時間をいただきました。

25塩屋ひなまつり給食4

なんだか、教祖っぽいですか?(笑)

25塩屋ひなまつり給食5

実は私の前に口火をきってくださった岡田会長が、まさに「説法モード」でしたので、うつってしまっただけです(笑:岡田会長、茶化してごめんなさい!)。

そして、約30分の時間をいただき、副教祖の(もういいですね:苦笑)保健担当課長から、しっかりプロジェクトの背景・概要、高血圧が起こるメカニズムの説明や、美味しく減塩できる減塩食品を紹介しました。さらに、皆さんには減塩菓子の試食で「美味しく減塩」を体感していただきました。

25塩屋ひなまつり給食6

皆さんとても熱心に聞いておられ、高血圧・減塩への関心の高さが伺えました。また、説明後には質問も後を絶たず、「減塩食品がこんなに多くあるとは知らなかった。お店で探してみます。」「貴重な話が聞けて役に立ちます。今日から減塩、意識します。」「(お菓子が)減塩のものとは思えない。美味しい!」といった感想もいただきました。塩屋地域の皆さんと一緒に「塩屋のSIOを考えるプロジェクト」、積極的に取り組んでいきたいと思います。

今後も引き続き、あらゆる機会を通じて、「伝道者」の育成も含め、減塩教の「布教活動」に努めていきます。「説法」をお望みの方は、遠慮なく私か保健福祉課にお問い合わせください。よろしくお願いします(今回は教祖モードで失礼しました:笑)。

(仮称)たるみSIO(しお)6プロジェクト

 阪神・淡路大震災30年「きらめき防災コンサート2025in垂水区」(3月1日)

レバンテホールで行われた、神戸市消防音楽隊出演の標記コンサートに参加しました。
このコンサートは、阪神・淡路大震災の3年後に開催された「元気アップコンサート」を前身とするもので、今年度は兵庫区と垂水区での開催です。

25きらめき防災コンサート1

第1部では、「ジャンボリ・ミッキー」に合わせ、隊長自ら(!)軽やかに飛び跳ねるダンスや、「THIS IS ME」に合わせたフラッグダンスなどが演じられ、幅広いジャンルの曲とパフォーマンスを楽しみました。

25きらめき防災コンサート2

第2部の曲の中で、特に私の印象に残ったのは、往年の名画で有名な「雨に唄えば」。「72年前、神戸市消防音楽隊の発足と同じ年・1952年の曲」という紹介があり、音楽隊の歴史の深さ・伝統を改めて感じました。

25きらめき防災コンサート3

また、第2部のプログラムで注目したのが、「県立舞子高校環境防災科生が語る、防災減災への取組み」。
震災の記憶の継承「30年限界説」が言われる中で、未災者であってもしっかり「語り継ぎ」をやっていけると自信を持って言われていて、その強い決意に感銘を受け、とてもたくましく思えました。

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震災から30年を迎えたこの時期でのコンサートは、とても意義あることで、ここ垂水の地で開催いただいたことに、消防音楽隊はじめ、消防局の関係者に感謝申し上げます。
今後も消防音楽隊の素晴らしい演奏を期待しています。(垂水区民を代表して)本日の演奏、誠にありがとうございました!

 (仮称)TARUMI BRIDGE SESSION(2月17日)

垂水区では、2005年に垂水観光推進協議会(略称:観推協)を立ち上げ、交流人口の拡大による地域活性化に取り組んで来ましたが、近年のインバウンドの増加や神戸観光局の設立など、観光を取り巻く環境は大きく変わってきています。
また、垂水駅周辺のリノベーションや、須磨から舞子にかけての海岸エリアの集客施設のリニューアルの動き(昨年5月27日区長日記参照)などにより、今後の垂水の集客力や魅力向上には、大いなる可能性を感じます。

このような状況から、私は前々より、垂水の「楽しい」を共に創っていくため、同じ思いを持つ事業者間のさらなる連携や、それを支える行政の役割など、新たな仕組み・取り組みが必要と考えていました。

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そこで、仮称ですが、BRIDGE SESSION、「橋渡しを狙いとする集まり」とでも言えましょうか。本日はその1回目として、垂水の温暖で開放的な街の雰囲気を創ってくれている「海」、それに密接につながっている魚・漁業に関連する「食」をテーマに、会場のホテルセトレ神戸・舞子へ40名あまりの事業者の方々に集まっていただきいました。

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前半は、お三方からの話題提供。
1人目は、神戸市漁業協同組合の西村理事で、組合として力を入れていこうとしている「海業」の推進などのお話。

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2人目は、ホテルセトレ神戸・舞子を運営する、株式会社ホロニックの長田代表取締役で、アジュール舞子を舞台にした「KOBE WEST COAST PARK構想」のお話。

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3人目は、垂水駅前の鮮魚店・和田商店を運営する株式会社担英未来の鮮魚部責任者でもある、垂水商店街振興組合の藤井理事長で、地元垂水漁港の食材を取り扱う地産地消についてのお話。

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それぞれ、持ち時間の10分を大幅に超えながら(笑)、熱く語っていただきました。
続いて、6グループに分かれてのグループディスカッション。

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「垂水の漁業や漁師の存在をもっと知ってもらうための方法を考える」「垂水の漁師が、垂水の街で担える役割を考える」「垂水の海岸でやりたいこと、実験したいことを考える」「垂水の海岸で巻き込んでいきたい人や組織を考える」「垂水で地産地消を促進するための方法を考える」「食べ物が美味しい街垂水、として発信する方法を考える」の6つのテーマで、活発に議論いただき、最後は各テーブルから発表を。

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「漁師がおすすめのお店を紹介する」「漁具を使ったリサイクル商品の開発」「バスのように各漁港を行き来できる船の運航」「子供への食育を通じて食文化を創っていく」「マルシェの開催やSNSでの発信」など、様々なアイデアが出されました。

このあとの交流会も含め、本日は様々な視点・立場から意見交換が進み、垂水のまちをより楽しいものにするためのアイデアが共有できたと思います。これから先、爆発的な「化学反応」が起こることを期待しています。

今後は他のテーマでも議論いただくなどしながら、垂水で活動する事業者の皆さんを中心に、新たなつながりを築き、垂水の楽しみ方を共に思案し、共創していきたいと考えています。その下支えとなるよう、区役所としてしっかり取り組んでいきます。

 たるみ減塩ランチ会(2月17日)

1月10日の区長日記などで紹介しているとおり、垂水区では「(仮称)たるみSIO6プロジェクト」を進めています。本日はその一環として、「食塩摂取量1日6gでも、薄味でなくおいしく減塩できる」ことをねらった、減塩食品を活用したランチ会を初めて開催しました。

会場では、100名あまりの参加者が14テーブルに分かれて着座。場所が舞子ビラということもあり、結婚披露宴さながらの雰囲気で(!?)会はスタートし、3部構成で進めました。

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第1部では、保健担当課長から当プロジェクトの趣旨や概要などを説明。減塩に対する皆さんの理解もさらに進んだと思います。

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第2部はお食事。配膳の時間を利用して、神戸学院大学栄養学部の田丸准教授から、認証制度に基づく、健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事「スマートミール」について説明いただきました。今回の食事ももちろん、スマートミールの基準を満たしています。

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(スマートミール認証申請用プロモーションチラシ)

そして、舞子ビラ「有栖川」豊田料理長考案の特製幕の内弁当をいただきます。食塩相当量は2.4g。

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参加者には黙食を促したわけではないのですが、皆さん、集中してひとつひとつの料理の味をじっくり噛みしめ、黙々と食事をしておられ、「およそ2gの塩分量の食事とは思えない。美味しい!」という声が圧倒的でした。日記をお読みの方に、その味を実感いただけないのが残念です。

実は本日の献立は、田丸先生や私を含む関係者が同内容のものを試食会でいただき、メニューごとに、塩味の強さ・好ましさ、全体のおいしさをチェックし、可能な範囲での改善を料理長にお願いして、対応いただいたものです。その効果もあってか、本日は試食会とほぼ同様の食塩相当量ながら、どのメニューもさらにワンランク上の美味しさになっていたと感じました。流石のプロの努力・腕前に感服です!

食事のあとの第3部では、皆さんに塩分チェックシートに記入いただき、当区保健師から改めて減塩に向けた具体的な取り組み方法を、クイズなどを交えながら説明しました。

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また、本日の特製幕の内弁当のレシピの公開・解説とともに、減塩食品・調味料の使い方、売っている場所などを紹介しました。なお、レシピについては、今後、当区ホームページでも紹介しますので、ぜひ日記をお読みの皆さんも実際に調理して食されてはいかがでしょうか。

会の最後には、豊田料理長も登壇され、今回の提案メニューで工夫した点・苦労した点などを語っていただきました。料理長には大変なご尽力をいただき、本当にありがとうございました!

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会場内では、減塩食品・調味料の陳列、1月に区役所1階ロビーで行ったパネル展示と同様の展示・解説も行いました。

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減塩というと、「薄味で、おいしくない」とか「我慢が必要」といったネガティブな印象をお持ちの方が多いかもしれません。でも、そうではないのです。

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本日は、参加された皆さんが説明や提供された食事などに大きく頷く場面を多く見かけましたので、このプロジェクトの目指す「おいしく減塩」を理解いただけたのではないでしょうか。皆さんの満足度は高く、会そのものも大きな成果を上げ終わることができたと思います。

今後さらに、あらゆる機会や媒体を通じて、区民の皆さんとともにプロジェクトを進めていきますので、何卒よろしくお願いします。

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補足:
コープこうべ様には、本日から福田店で減塩食品・調味料のミニコーナーを設けていただいたほか、他の店舗でも、以前に増して多くの減塩食品等を販売いただいています。
今後、身近なところで減塩食品を手に取ってもらえるよう、区内の事業者にさらに協力を呼びかけていきます。

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令和7年垂水警察署 術科始め式(2月17日)

「術科(じゅつか)」という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。警察官の職務執行に必要な術技及び体育のことです。
このたび、垂水警察署道場で行われた術科始め式に、初めて出席しました。

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署長挨拶・審判長注意などに続いて、まず剣道紅白試合。
「○○いいぞ!」「○○攻めていこう!」など、同僚や後輩達に声援を送る雰囲気がいいですね。

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柔道投の形には、今春ともに定年退職を迎える、大西署長と久次米副署長が登場。
いつも制服姿が凛々しいお二人ですが、本日の道着姿も恰好良かったですよ。

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柔道紅白試合も、剣道同様、多くの声援が飛ぶ中、熱戦が繰り広げられました。

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40年前になりますが、私は高校の体育では柔道を選択していて、その時間はとても楽しく(でも、しんどかったですが)充実していました。本日は思わず「前回り受け身」をやりたい衝動に駆られましたが、この年で無謀なことをするとケガのもとですので、やめておきました(苦笑)。

最後は実践的訓練。
木刀を振り回して抵抗する犯人を、さすまたを使って素早く取り押さえました。流石です。

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本日は垂水警察署の署員の皆さまが、区民の安全・安心を守るため、日々鍛錬を重ねておられることを垣間見ることができました。その努力に感謝いたします。

犯罪が多発化・多様化する中で、最近特に特殊詐欺被害が深刻化しており、区内ではその傾向が顕著です。
垂水水警察署・垂水区役所では、その被害防止に向け、“特殊詐欺被害 緊急事態!!”と銘を打ち、更なる啓発に努めます。
3月4日(火曜)11時より、垂水駅前西広場(ウエステ垂水前)にて「垂水区特殊詐欺撲滅啓発キャンペーン」を共催で実施しますので、ぜひお立ち寄りください。

 ごしきまろは、マイナーなご当地キャラ?(2月12日)

今回は地域行事の紹介ではありませんが、ちょっと気になったことを記します。

先週末(2月7日)の神戸新聞夕刊に、「ご当地キャラ、あなたの推しは?」と県内の好きなご当地キャラクターを聞いた結果の記事がありました。

ごしきまろは上位に食い込んでいるだろうかと期待しながら、記事を見てみると、結果は同率30位。

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(神戸新聞の紙面から転載)

「はばタン」がダントツで1位なのは理解しますが、やはり市内他区のキャラクターの順位が気になります。ごしきまろは、同率39位の「すまぼう:須磨区」「神戸ウエストン:西区」には勝っているものの、7位の「かもめん:中央区」には大きく水をあけられてしまいました。
(知名度が「-(回答者なし)」となっているのは、神戸新聞がアンケートで提示した49種類のキャラクターの中にごしきまろが入っていなかったことによるものと思われます。)

LINEアンケートによる852人の回答が偏っているのか、そもそも、ごしきまろの実力がこの程度のものなのか、複雑な気持ちがよぎりますが、いずれにせよ納得がいきません(ごしきまろも、怒っていたり、哀しんでいたりしています:笑)。

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この結果は真摯に受け止めなければいけませんが、こんなに愛らしいごしきまろがこの順位なのはもったいない!
実は昨年11月に、ごしきまろに「たるみこ」というパートナーができたので、このことについてもさらに発信していきます(昨年11月15日記者発表資料参照

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また、もっと区外でも実際のごしきまろを見ていただく必要があります。昨年、ごしきまろが区外に出たのは、世界パラ陸上の「ゆるキャラレース」や本四高速淡路SAでのお客様感謝デーの時くらいだったかもしれません。

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ただ、広く活動していくための課題として、ごしきまろ自身が大きく重さもあるので移動が大変なこと、気温が高い時期には暑くて動きにくいことなどがあります。そこで、只今、機動性・快適性を増したごしきまろになるよう頑張っているところなので、バージョンアップした彼がデビューする際には、またお知らせします。

加えて、2010年のデビュー以来、身を粉にして頑張ってきたごしきまろのケアがあまりできていなかったようにも思います。見た目に汚れが目立つようになり、区役所2階市民課の前のごしきまろ(こちらは人形ですが)も疲れてきているのを、前々から気にはしつつも放置してしまっており、管理者として反省です(苦笑)。こちらも、近々リニューアルしますね。

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今年は五色塚古墳復元整備から50年。その発信とともに、ごしきまろのPRも改めて推進していきますので、区民の皆さまは、ごしきまろの区外へのアピールにもご協力ください。よろしくお願いします。

「神戸垂水ロータリークラブ」創立50周年記念式典(2月8日)

神戸垂水ロータリークラブは、昨年11月に創立から50周年を迎えました(昨年11月24日区長日記参照)。本日はその記念式典が舞子ビラで行われ、来賓として出席しました。

同クラブには、長年にわたり、地域社会への奉仕活動に取り組んでいただいています。特に1986年から継続して開催されている「垂水区民講座」では、ファミリークラシックコンサートをはじめ、幅広いテーマを取り上げた講演会など、区民の皆さまに交流や学びの機会をご提供いただいており、澤村会長はじめ、会員の皆さまのこれまでのご尽力に敬意を表するとともに、感謝申し上げます。

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本日は、同クラブの姉妹クラブである台湾の「基隆東區扶輪社(キールン東区ロータリークラブ)」からも約30名がお祝いにかけつけておられ、私からは、4月から神戸空港に国際便が就航するのを機に、台湾と神戸との往来がしやすくなり、さらに親睦が深まることへの期待の言葉を述べました。

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また、創立50周年事業として同クラブから、今年9月開館予定の新垂水図書館の書籍購入に活用してほしいと50万円のご寄附があり、本式典において澤村会長に、本市文化スポーツ局の中山中央図書館長から感謝状を贈呈しました。私からも重ねて御礼申し上げます。

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神戸垂水ロータリークラブの今後の益々のご発展を祈念しております。

おやこふらっとひろば垂水でのミニコンサート(2月7日)

神戸の芸術文化関係者で組織される「神戸芸術文化会議」と神戸市は、社会貢献事業の一環として、身近で直接芸術文化に触れる機会の少ない皆さんに、その良さを味わっていただこうと芸術文化訪問事業を実施しています。
これまで老人福祉施設などを訪問してきましたが、今年度より新たに保育園などの児童福祉施設も同事業の対象としたことから、このたび、おやこふらっとひろば垂水でのコンサートを開催することになりました。

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本日の企画は、神戸クラシック協会の水澤節子様のプロデュースによる歌とピアノ。

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まだ歌を歌えるほどの年齢に達していない子ども達も、やさしいソプラノの歌声や「パンダうさぎコアラ」などお馴染みの曲のリズムに合わせ、楽しそうに手を叩いたり踊ったりしていました。そして、何よりも、パパ・ママ達がリラックスした表情で子ども達と一緒に寛いでいる姿が微笑ましく、印象的でした。

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冬は寒さが厳しくなると、外で遊ぶのが大変だったり、そもそも外出するのが億劫になったりします。そんなときでも子ども達を安心して連れて来られる、おやこふらっとひろばの存在はありがたいというお声もいただきました(エントランス付近は、写真のとおりベビーカーでいっぱいです)。

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今回は神戸芸術文化会議のご協力により、初めてこのようなコンサートの開催が実現しました。今後さらに、親子が共に楽しみ寛げるようなイベントも増やせるよう、区役所としても支援していきます。

「エコノバちよがおか」開設(2月7日)

神戸市では、プラスチックのリサイクルと地域交流の場づくりを目的として、資源回収ステーション(昨年8月からは「エコノバ」という愛称)の開設が進められています。

このたび、区内で4ヶ所目(昨年2月21日7月16日区長日記参照)、全市で40ヶ所目となるステーション、「エコノバちよがおか」が開設されました。こちらでは、つめかえパック・ペットボトルキャップ・歯ブラシ・プチプチ(気泡緩衝材)を回収します。

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本日は、開設に合わせ、千代が丘小学校の4年生55名の環境学習があると聞きましたので、千代が丘地域福祉センターをちょっと覗いてみました。

私が到着前の、千代が丘ふれまち協の妻木委員長によるご挨拶、環境局の近藤副局長の説明の場面は、職員が写真を撮ってくれていました。

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私は、参加した児童全員による資源ごみの回収ボックスへの投入から視察しました。歯ブラシは、グリップがついているものとないものをしっかり分別しますので、その区別がちょっと難しかったかもしれません。

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そして、「プラ島太郎」の動画視聴を含め、環境局職員による資源循環の話。皆さん、熱心に聞いていましたよ。

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一通りの説明が終わり、私はセンターを後にしましたが、その後子ども達から「なぜ、ペットボトルキャップのリサイクルは難しいのか」「リサイクルできないプラスチックはあるのか」など、鋭い質問があったそうです。子ども達は資源ごみへの関心も高いですし、よく勉強していますね。
最後に山岸校長先生から、知識として知っているだけでなく、みんなが実際に行動することが大切というお話もあったようです。
 

千代が丘では、クリスマス会のようなみんなで楽しむことが目的の地域交流のほか、命の感動体験や防災学習など、地域と学校が一体となって様々な分野に取り組んでいます。本日のように、学校の授業の一環として、地域福祉センターでの学習機会が設けられているのは大変素晴らしいことだと思いました。
今後、子ども達もぜひエコノバに立ち寄って、資源ごみの回収に協力してくださいね。

 たるみ防災フェア(2月1日)

垂水防火安全協会主催の「たるみ防災フェア」は、例年11月の火災予防週間の頃の開催でしたが、今年度は、大震災から30年を迎えるのを機に、主催者に垂水消防署・垂水区役所も加わり、先述の垂水区総合防災訓練の日に合わせて本日午後の開催としました。

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レバンテホール内のステージイベントでは、まず、永年にわたり垂水区の安全・安心なまちづくりに貢献された方や団体への功績を称える「たるみ賞」の表彰式。

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今回は、地域団体の部から「東舞子婦人会」(懸橋会長)と「多聞南ふれあいのまちづくり協議会」(井奥副委員長)、事業所の部から「神戸市垂水区医師会」(久保会長)、個人の部から「垂水消防団塩屋分団 岸部分団長」が受賞されました。
また、今年度はたるみ賞に加え、「震災30年特別功労賞」として、県立舞子高等学校環境防災科(富永校長)が表彰されました。
皆さま、誠におめでとうございます!

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続いて、コーラス演奏。
本多聞中学校・福田中学校生徒、県立星陵高校生徒がそれぞれ2曲ずつ歌い、最後は合同で「しあわせ運べるように」を。この曲を聴くといつも目頭が熱くなりますが、本日も改めて30年間のいろんな記憶が蘇りました。参加者の皆さんも感極まったのではないでしょうか。心に染み入る素晴らしい歌声でした。

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休憩を挟み、気象予報士・防災士で、テレビの天気予報でもお馴染みの、蓬莱大介さんによる「お天気の蓬莱さんと学ぶ地震・大雨の備え」と題しての講演。主なポイントを紹介します。

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蓬莱さんは明石市出身で、昔、垂水の塾に通い、マリンピア神戸にもよく来ていたことなど、垂水との関わりを交えた自己紹介をされた後、初めに、阪神・淡路大震災以降の大地震の概要や特徴などについて触れられました。

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まず生き延びるためには「津波」「家屋の倒壊」「火災」に巻き込まれないようにすること、大震災の教訓の「自助・共助・公助」については7時02分1秒の割合で備えること、ハザードマップを改めて確認することなどを話されました。

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次に、2050年頃の真夏の天気予報のイメージを紹介しながら、今後さらに猛暑・酷暑は進むこと、また、大雨は「激甚化」「集中化」「頻発化」「極端化」し、「1時間に50ミリ」などの大雨情報の数字の意味を理解し、避難することの重要性などを説明されました。

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そして最後に、防災を行動に移すには「自分のためではなく、愛する家族や身内を守るため」と考え、「災害を目の前にするとしてしまう3つの思い込みを払拭し、自らできる行動を今日から一つでもしていきましょう」と訴えました。

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蓬莱さんは、終始わかりやすい言葉で丁寧に講演され、ホールいっぱいに詰めかけた参加者の理解・満足度はとても高かったと思います。プロの話しぶり、大変参考になりました。私も見習わないといけませんね。蓬莱さんのテレビでのご活躍、今後も注目していきたいです(立場上、某局の天気予報の視聴だけを推奨できませんが:笑)。

その他、垂水区文化センター内では、体験イベントとして、舞子高校環境防災科による「ひまわり防災楽習迷路」、垂水消防署による「火災疑似体験AR」、神戸学院大学・防災女子による「カンタン!おいしい災害ごはん」、日本気象予報士会関西支部による「雪の結晶づくりと防災のお話」を実施。どのブースも人気でした。

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防災は人の命が関わる非常に重要なテーマですが、実際のところ、しんどいとか面倒くさいとか、いつ来るかもわからないものに備えるのは無駄が多いといったネガティブな感情から、最初の一歩が踏み出せないことが多くあるのではないでしょうか。そういった意味では、本日の講演会・体験イベントのような、親しみやすく、楽しい要素を盛り込んだ取り組みはとても有意義で効果的だと思います。

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引き続き、関係機関などと連携しながら、区役所として防災の取り組みを推進していきます。

 垂水区総合防災訓練(2月1日)

先月、阪神・淡路大震災から30年を迎え、垂水区・震災30年事業もいよいよ大詰め。
本日、午前午後に開催した二つの行事のうち、午前は垂水小学校での今年度の標記訓練。垂水ふれあいのまちづくり協議会(垂水防災福祉コミュニティ)との共催です。

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9時に開会式。朝から、国会・県会・市会の先生方などの来賓も含め、多くの方々に参加いただきました。

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体育館の北側半分を使って、まずはAED・応急処置訓練。
2分間手当てをし続けるというゲーム的な要素もあり、子ども達にとても人気でした。

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10時過ぎには、避難所開設・運営訓練を。先ほどの訓練と同様に、子どもも大人も入り混じって体験されていました。

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並行して、体育館の南半分には、コープこうべ、垂水区社会福祉協議会、垂水区自立支援協議会、垂水警察署、垂水消防団などの機関団体によるブース展示が設けられ、どれも大変好評でした。

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今年度の会場は体育館内のみでしたが、約250名の参加がありました。
垂水ふれあいのまちづくり協議会の濱田委員長、垂水小学校の関係者など、訓練の開催に協力いただいた方々、参加された皆さま、誠にありがとうございました。

つい先月、南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率が80%以上に引き上げられたところです。また、年々大雨による被害が甚大化するなど、改めて、今後起こり得る災害に警戒していかなければなりません。本日の訓練の経験を活かし、備えていきましょう。

東舞子地域未来会議(1月31日)

東舞子小学校で開催された標記会議。卒業を控え、校区の関係上、歌敷山中学校・星陵台中学校(と私学など)に分かれて進学する6年生と、地域住民や保護者とが、地域の魅力や課題、これからの東舞子についてともに考え、語り合うという経験をしてほしいとの思いから企画されたと聞き、覗いてみることにしました。
同校にとって初の試みとのことで、江崎校長の熱い思いが伝わってきました。

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事前に、児童から地域住民への質問会が行われ、ごみ・タバコ、交通マナー、防災・防犯、お店、公園、空き家関係など、さまざまな地域課題が洗い出されたようです。
質問会を経て、子ども達はそれらに対する解決方法を考え、今回の会議で提案する、という流れでした。

本日は、午前中の3・4校時に、6年生(4クラス・約160人)と30名を超える地域・保護者の方々が体育館に集まり、児童4~5人1組の班2つに、大人を2人程度加えたサークルが計16つ作られ、校長先生自らファシリテーターを務められて、会議を進めました。

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子ども達は、課題に対する解決方法について、キーワードを記した画用紙5枚をもとに、各班3分程度のプレゼンを行い、意見を交換し合います。

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地域や保護者の方々のお話もしっかり聞きます。

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そして、他のサークルに移動していきながら、いろんな課題を共有し、意見交換を進めます。
私もサークルに加わり、順次場所を移動して、子ども達の提案を聞いて回りました。

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私が意見交換に加わった班は、ごみ問題をテーマとして取り上げたところが多かったです。その他はどうだったのかなと気にしていたところ、代表して舞台で発表した班は、南海トラフ地震に対する備えについて話していました。自らが行動していく必要性を説いた素晴らしい提案でした。

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最後に、私からもコメント。「私が小学生だった頃、皆さんのような立派な考えを持っていなかったですよ。これからも社会に興味を持ってください。皆さんの力で東舞子、垂水、神戸、そして日本、世界をより良いものにしていきましょう。」と伝えました。

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会議の間、子ども達は終始、素晴らしい表情で取り組んでいて、それが嬉しく、私のほうが元気をもらいました。また、退場の際に、体育館から階下にかけて花道をつくってくれていて、握手もたくさん求められました。皆さんとのふれ合い、ずっと忘れませんよ。

皆さんの力があれば、東舞子・垂水の将来は明るいです!皆さん、これからも頑張ってくださいね!

小束山 防災たこあげ大会(1月25日)

阪神・淡路大震災から30年を迎えたこの時期、各地で防災訓練が実施されています。
本日は、小束山小学校で行われた訓練を視察しました。

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より多くの子ども達の参加を求めるため、たこあげ大会も同時に開催。小束山青少年育成協議会主催・小束山ふれあいのまちづくり協議会、両会の代表を務められている吉村委員長、工夫されていますね。

訓練は「避難した人が自ら、避難所運営ができるようになる」ことをテーマに、2つの班に分かれ、1班がまず、体育館で避難所開設の訓練。車いすの通行や支援物資搬入のために、1.1mの通路を中央と周囲に配し、体育館内を4つの区画に分けるよう計画されていました。

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このレイアウト図に基づき、区画を分けていきます。(写真の黄緑色の養生テープが区画線)

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2班は多目的室でAED講習を受講。皆さん、熱心に話を聴き、操作も習得していました。

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その後、体育館に戻ってきた2班(避難者)を、1班が避難区分場所に誘導し、吉村委員長から改めて、避難所を開設するにあたっての流れ・留意点などが話されました。

そして、1,2班が体育館と多目的室とを交替し、訓練は続きました。

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今回は段ボールベッドやテントの組み立てはありませんでしたが、避難所でどれくらいの人数が収容できるのかがイメージできたのではないでしょうか。

訓練が一通り終わると、子ども達はたこあげを。
どのたこも高くあがっていました。風が強い日で良かったですね。

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その間、消防署員による訓練の講評を踏まえ、青少協・ふれまち協のスタッフは、本日見つかった課題などを確認していました。

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最後は、子ども達お待ちかねの抽選会。当選した子どもは好きなものを選べるスタイル。やはり、大きな包みの景品からなくなっていきました(笑)。

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本日は、昨年開催した「明石海峡大橋の見える風景画展」受賞者の参加もありました。いろんな場面で頑張っている子どもやご家族を見かけると、こちらも嬉しくなりますね。

この日は寒さが身にしみる日でしたが、子ども達の笑顔に元気をもらいました。まだまだ寒い日が続きますが、私も頑張って乗り切っていきたいと思います。依然、インフルエンザが流行しています。皆さま、くれぐれもご自愛を。

震災対応訓練~震災30年を未来につなぐ~(1月17日)

本日、阪神・淡路大震災から30年を迎えました。その節目の日に実施された、神戸市消防局が積み重ねてきた取り組み、経験を未来へつなぐための訓練を視察しました。

場所は昨年11月にリニューアルオープンした「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」北側駐車場付近。同社の従業員、霞ヶ丘防災福祉コミュニティ、歌敷山中学校防災ジュニアチーム、垂水消防団、垂水消防署、神戸市消防局警防課本部機動中隊など、約70名が参加しました。

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8時20分、大地震が発生しマリンピア神戸2階フードコートで火災が発生した前提で、訓練開始。
地震の際に「まず低く、頭を守り、動かない」を身につける「シェイクアウト訓練」は、ジュニアチームのみんなもしっかり対応できていましたよ。

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次に、建物から避難してきたケガ人をジュニアチームが手当てし、並行してマリンピア神戸の自衛消防隊による初期消火訓練も。

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続いて、逃げ遅れて屋上に取り残された人がいるとの連絡が。
ドローンを飛ばして上空から状況を確認し、高度救助隊が屋上と地上をロープでつなぎ、救出します。

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そして、ポンプ車2台が到着し、ジュニアチーム・防コミ・消防団・消防署による一斉放水訓練。
びしょ濡れになった訓練者もたくさんといたと思います。風邪を引いてないか心配です。

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約1時間、消防局による本格的な訓練に、地域の方も加わるというのは、貴重な機会だったと思います。
特に、昨年度区内で初めて結成された歌敷山中学校防災ジュニアチームの奮闘ぶりを初めて見ることができ、良かったです。今年度の2期生は女子が多く、いきいきと活動されていたのが印象的でした。

また、星野垂水消防署長が結びの挨拶でおっしゃっていたとおり、1月17日の本日、こうした訓練を行うことができたのは、非常に意義のあることだと感じました。

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引き続き、垂水区の地域防災力を上げていけるよう、頑張っていきましょう!

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霞ヶ丘 左義長(1月13日)

今月、区内数か所で左義長が行われています。本日は、霞ヶ丘青少年育成協議会主催、霞ヶ丘小学校校庭での左義長を覗いてみました。
青少協の澤村会長はじめ「霞ヶ丘おやじの会」のメンバーが竹笹を作られたようです。ご苦労様です。

霞ヶ丘左義長1~2_2

14時から、澤村会長の挨拶に続き、西垂水青年会による自棄獅子(やけじし)の獅子舞が始まりました。

霞ヶ丘左義長3~4

高く伸びたり伏せたりと、獅子の動きに観衆は魅了されます。

霞ヶ丘左義長5~6

獅子が近づいてくると、小学生は喜んで噛まれに向かいますが、未就学児の多くは泣き叫んで、その様子が面白いですね。

霞ヶ丘左義長7~8

そして14時15分頃、竹笹に点火。一気に燃え上がります。

霞ヶ丘左義長9~10

が、10分ほどでほとんど焼き尽くしました。消防団員が火の管理をしてくれているので、安心です。

霞ヶ丘左義長11~12

点火から約30分でほぼ灰となり、それを持ち帰る人の長蛇の列が出来ていました。毎年恒例なので、皆さん準備がいいですね。しっかり容器を持参されていました。

霞ヶ丘左義長13~14

入口付近では、ふれまち協の皆さんのご協力で、豚汁が振る舞われ、私も美味しくいただきました。作っていただいた方々、ありがとうございました。

霞ヶ丘左義長15_2

風は冷たかったですが、竹笹が燃える炎を見ていると、とても温かく穏やかな気持ちになりました。
皆さまの今年1年の無病息災をお祈りします。

第59回新春防火たこあげ大会(1月13日)

昨年、神戸市子ども会連合会は60周年を迎えました。その設立のすぐあとから始められ今回で59回目、恒例の新春たこあげ大会に参加するため、舞子公園に向かいました。

新春防火たこあげ大会1

オープニングを飾った「ポピーズ」のチアダンスのあと、開会挨拶をされた、垂水区子ども会連合会の原田会長は、毎年この大会の参加者が増えていること、本日も晴天のもとで開催できることにご満足の様子でした。
(原田会長が58回目とおっしゃっていたので、私も同様に挨拶で言ってしまいました。59回目でしたね:苦笑)

新春防火たこあげ大会2

10時前に、たこあげスタート。
私も昨年同様、垂水防火安全協会会長・垂水消防署長・舞子公園事務所長ら、他の来賓とともに、たこの審査に加わりました。子ども達が想いを込めて描いた絵柄を見るのは楽しいものです。

新春防火たこあげ大会3

本日は、昨年と違ってはじめから強い風が吹き、時々綺麗にあがっているたこを見かけたものの、風が急に止んだり、吹き方が一様でなかったりして、全体的にはたこを高くあげるのに苦労していた感じでした。

新春防火たこあげ大会4

特に、「消防隊に変身した、ちょっとより目のごしきまろだこ」は、応援していたにもかかわらず、なかなかコントロールできず、うまくあげられてなかったです。まろはバランスが悪いのかな(笑)。

新春防火たこあげ大会5

1時間余りのたこあげのあと、ポピーズとの共演も含め、神戸市消防音楽隊の演奏も楽しみました。

新春防火たこあげ大会6

そして、12時前から表彰式。区長賞は、小学3年の大谷美遥(みはる)さんを選定しました。たこには、まるで年賀状のように、いろんなかわいい絵柄が描かれていて、お父さんと力を合わせてたこをあげている姿も良かったですよ。

新春防火たこあげ大会7

来年のたこあげはいよいよ60回目。どんなたこが登場するのか、今から楽しみにしています。

補足:
昨年度同様、甲子園ボウルで使用された芝生が、昨年末に舞子公園に移設されました。
(参考:県記者発表資料「甲子園ボウルの芝生を舞子公園に移設して再利用」
今回のたこあげ大会の会場となった孫文記念館の北側広場の大半(2,200平方メートル)を占めます。寒い時期なので、本日の時点ではわかりにくかったと思いますが、5月のたるみっこまつりの時期には青々とした芝生になっていることでしょう。皆さん、暖かくなったら、こちらでゆっくりくつろいでくださいね。

全市総合防災訓練(1月11日)

本日9時、紀伊水道を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生し、垂水区で震度6強を観測、9時3分に大津波警報が発表された前提で、全市総合防災訓練を行いました。

毎年この時期に区災害対策隊本部の運営訓練を行っていますが、今年は阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、自宅が区役所まで徒歩で30分未満の職員(直近動員職員)も発災と同時に参集し、市長・副市長も自宅から最寄りの消防署を経由し消防車両で登庁。市災害対策本部と各区の本部とをウェブでつなぎ、初動から刻々と変化する状況に合わせ、情報収集・対応を行う本番さながらの訓練となりました。

総合防災訓練1

当区では実際に災害対策本部が設置される区役所3階の会議室で、まず、庁舎に被害がないか確認のうえ、市災害対策本部等と連絡を取りながら、刻々と入って来る情報をホワイトボードに書き込んでいきます。

総合防災訓練2

10時23分には、ほぼ想定どおり高さ1mの津波を観測したとの情報。南海トラフ地震による津波が垂水区に到達するのは約80分と、安全な場所に避難するには十分な時間があるように感じがしますが、区の職員が参集し実際に対応していくにはあまり時間がないことを実感しました。

そして11時30分、市長を本部長とする市災害対策本部の第1回本部員会議開始。全市の被害状況や市の対応方針などが共有されます。直近動員職員は、図上訓練も行いました。

総合防災訓練3~4

その後も、状況の変化に応じた対応を取っていきましたが、特に垂水区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)とは、昨年10月31日に災害対応訓練を実施していましたので、災害時医療救護本部の立ち上げの確認はスムーズにできたと思います。
そして、16時15分には第2回本部員会議が開催されるなど、訓練は暗くなる時間帯まで続きました。

総合防災訓練5~7

区の災害対応に必要な事項は、区防災組織計画に記載していますが、本日の訓練で、実際に時系列で対応していると、特に関係機関との連携や役割分担など、細部が不明確な部分があることを改めて感じました。本日浮き彫りとなった課題をしっかり整理のうえ、対応していきたいと思います。

区としては災害への備えを今後も着実にやってまいりますが、南海トラフ地震による被害のような甚大かつ広域に渡る被害が発生した場合、公助は迅速に隅々には行き渡らず、まずは区民の皆さまの自助・共助が必要となります。

総合防災訓練8

来る2月1日には、区総合防災訓練とたるみ防災フェアを開催しますので、これらもぜひ、皆さまのご参加をお願いするとともに、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、今一度、将来起こり得る災害への備えについて、ご家族などで話し合い、対応いただきたいと思います。

(仮称)「たるみSIO(しお)6プロジェクト」始動!(1月10日)

昨年11月13日の区長日記「塩屋の人は塩がお好き?」でイントロを、12月17日の記者発表資料で、区民の1日の塩分摂取量を目標6gとする減塩プロジェクトの始動を発表しました。いよいよ本日、区役所(レバンテ2番館)1階ロビーで、そのお披露目パネル展示を開始しました。

シオロク1~2

なぜ、本日からのスタートかというと、明日1月11日が「塩の日」で、1569年、上杉謙信が交戦中の武田信玄の領民に塩を送ったことにちなんだ日だからです。

「敵に塩を送る」とは「敵の弱みにつけ込まず、逆にその逆境から救うこと」という意味のことわざ。
そのように、当区の保健師が「区民の皆さまの塩分の取り過ぎ=弱み(!?)につけ込ませず、皆さまを高血圧から救う」一心でこのプロジェクトをスタートしました!

展示は、当プロジェクトの趣旨に始まり、後期高齢者医療データから見た垂水区の疾患特性、高血圧を引き起こすメカニズム、1日の食塩摂取量を6gにするための工夫などについて、解説しています。

シオロク3~6

「あなたの塩分チェックシート」も据え置きしています。皆さまもぜひご記入のうえ、回収ボックスに投函してください。区民の皆さまの塩分摂取の状況を把握するのに役立ちます。

シオロク7

パネル展示は1月16日までですが、2月17日(月曜)には、舞子ビラで「たるみ減塩ランチ会」を開催します。減塩食品や調味料を使用した舞子ビラ料理長考案のランチを試食し、美味しく減塩する工夫を体験いただき、塩と血圧のお話をお聴きいただきます。こちらも奮ってご参加を。

シオロク8

今後さらに、健康学習や、減塩食品や調味料を身近に感じ手に入れやすい食環境整備の実施、各種団体との協力した啓発体制の確立などを通じて、垂水区全体に「SIO6」を広め、特に塩屋地区には重点的に減塩を推進してまいります。

生活習慣と高血圧との因果関係の把握、減塩の取り組みとその効果のデータ把握・分析などには、区民の皆さまのご協力が不可欠です。息の長い取り組みになりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

シオロク9
勾玉が「6」なのがポイントです。かわいいでしょ(笑)。

補足:
プロジェクト名に(仮称)がついているのが気になりませんか? 副題に「垂水区民と進める減塩プロジェクト」とあるように、区民が主役のプロジェクトです。区民の皆さまの減塩意識が定着し始めたら、(仮称)を外したいと考えています。是非とも早い時期にそうなるよう、取り組んでいきましょう。

転法輪寺 追儺式(1月7日)

昨年観ることができず、気になっていた転法輪寺の追儺式、今年は観に来ることができました。

14時に住職や地域の方などが本堂に入り、般若心経に合わせて杖で床を突く「小突(こつき)」が始まりました。

転法輪寺追儺式1~2

15分ほどの修法のあと、名誉住職が参拝者に向けてご挨拶。年男(今年96歳)とのこと。ご立派です!

転法輪寺追儺式3

その後まず、子鬼4匹が樫の棒を床に打ち付けて踊ります。

転法輪寺追儺式4~5

続いて、太郎鬼が松明を持って、「走り」と呼ばれる単独の踊りを行います。

転法輪寺追儺意識6_2

次に、椎の木を造花で飾ったハナを参拝客に投げた後、子鬼の踊り、太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼の踊りが、先ほどの「走りも」含め7回半繰り返されます。

転法輪寺追儺式8~9

途中、3匹の鬼が木製の斧・槌・槍で、参拝客の頭を撫でて邪気を追い払います。

転法輪寺追儺式10

私もしっかり撫でてもらいました。邪気が追い払えたと思います(笑)。

転法輪寺追儺式12

そして、鬼3匹が斧・槌・槍で鏡餅を突く「餅割り」も。

転法輪寺追儺式13~14

最後は、餅やお供え物が参拝者に撒かれ、終了。

転法輪寺追儺式15~16

本日は区の職員が本堂に上がらせていただいたので、迫力ある写真を掲載できたと思いますが、それでも、写真だけではその雰囲気を伝えられません。区の伝統芸能HPで過去開催時の動画もご覧ください。

昨年・今年で、区内に残る三つ(明王寺、多聞寺、転法輪寺)の追儺式すべてを観ることができ、垂水の新春伝統行事の素晴らしさを実感しました。行事の継承に尽力されている皆さまに敬意を表するとともに、引き続き、区役所としても支援していきたいと思います。

「第74回社会を明るくする運動」作文コンテスト 垂水区表彰式(1月6日)

毎年、「社会を明るくする運動」の一環で、区内の小中学生に対し作文募集をしております。

今年度は区内の小学生621名、中学生268名から応募があり、一次選考のうえ、小・中学生3点ずつ、計6点を兵庫県推進委員会へ推薦しました。その結果、乙木小学校6年 中野心音さんの作品が神戸保護観察所長賞をされました。本日は、他5名の垂水区推進委員会委員長賞も含め、それぞれ受賞者のうち、出席された4名に表彰状を授与しました。

社明運動作文1~4

中野心音さんの作品の題名は「信じること」。保護司をされているおじいちゃんからの話をもとに「人が立ち直るために一番大事なのは、信じて話を聞いてくれる人の存在」であり、「友達が困っていたり悩んでいたりしたら、声をかけて話を聞いてあげられる人になりたい」と綴られていました。小学6年生とは思えないしっかりした考えが、私だけでなく審査に加わった皆さんの心に伝わったのだと思いました。

社明運動作文5
(神戸保護観察所長賞 中野 心音さん)

他の受賞作も総じて「人と人のつながり」について述べられており、間もなく阪神・淡路大震災から30年を迎えるこの時期に、被災地・神戸が大事にしてきた「絆」の重要性を改めて感じる、とても意義のある表彰式でしたと、私からコメントしお祝いの言葉を申し上げました。

表彰状授与のあと、小中学それぞれの代表、中野心音さん・川上梨香さんから作品の朗読をしていただきました。黙読と比較してご本人の考えがより鮮明に伝わってきて、貴重な時間でした。

社明運動作文6~7

今回の受賞された皆さんは、本当に綺麗な眼をされていて、こちらの気持ちも温かくなりました。美しい心を持つとそれは表情にも表れるものだと改めて思いました。皆さん、今後もその綺麗な眼で頑張ってくださいね。さらなる活躍を願っております。

社明運動作文8

そして、来年度もまた、素晴らしい作品が応募されることを期待いたします。

 多聞寺 追儺式(1月5日)

新年あけましておめでとうございます。仕事始めはまだですが、本日の新春行事が私の新年初仕事です。昨年観ることができなかった多聞寺の追儺式を紹介します。

多聞寺での追儺式(鬼追い)は、源平の合戦で源義経が必勝祈願に訪れたとの言い伝えや、江戸時代に始まったとも言われています。コロナ禍で中断していましたが、今年は5年ぶりに再開されました。

多聞寺追儺式1~2

私は、多聞寺には有名なカキツバタの頃など何度か訪れたことはありますが、追儺式は初めて。本堂の前面を臨時に広くして鬼の踊り場をつくっているのを見るのも初めてです。

14時頃から始まった般若心経、観音経、多聞寺独特の初夜導師の作法は30分ほど続いた後、1匹の鬼(婆鬼)の登場。踊った後で、三方に塩を撒きます。

多聞寺追儺式3~4

続いて、太郎鬼と次郎鬼も加わり、三匹の鬼が右手に松明、左手にはそれぞれ、木製の剣、鎚、斧を持ち、舞台を駆け踊ります。本来はこのあと鬼が舞台の上から餅を撒き、合わせて16匹の鬼が登場するらしいですが、今年は再開後初めてということで簡素化。鬼が紅白の紙の華を付けた木(ソヨゴというらしいです)を持ったところで、鬼踊りは終了しました。

多聞寺追儺式5~8

最後は、餅撒きという形ではなく、参拝客に紅白のお餅とソヨゴの枝が配られました。
(保存会の皆さんが着ておられる法被の背中の鬼が、可愛いですし格好いいですよね。)

多聞寺追儺式9~10

行事の途中や終わりには、「こんなん前からやってたん?」「鬼が踊る姿を見る機会は貴重で、面白いね」「来年もあったら観に来よう!」といった声を参拝客から聞きました。多くの方に観に来ていただき、区の伝統行事を応援している立場としても嬉しく思います。

昨年の日記にも書きましたが、追儺式の雰囲気は写真では伝えられません。過去の開催時の様子を区の伝統芸能HPで動画を観ることができますので、そちらもご覧ください。

本日も含め、今年は元旦から晴天の日が続き、素晴らしい新年を迎えることができました。
今年も地域の皆さまの活躍ぶりや、区内の魅力的なスポットや取り組みなどを綴っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

クリスマスチャリティーコンサート2024(12月25日)

垂水区音楽協会主催、区役所1階ロビーでの標記コンサートに今年も参加しました。今回は初めての平日開催です。

クリスマスチャリティーコンサート1

13時半開始。私はトップバッターの星陵台中学校吹奏楽部の演奏は観ることができず。でも今年はいろんな行事でその素晴らしい演奏を鑑賞したので、本日は職員が撮った写真の掲載だけで許してくださいね。

クリスマスチャリティーコンサート2

私が参加した14時頃以降、すべての演者を紹介したいのですが、ピックアップして記します。

「第21回垂水声楽アンサンブルコンクール」入賞者計7組による演奏。
8月19日のコンクールのリハーサル・本番、11月10日の「響けハーモニー」と、何度も聴いてきましたが、どの組も本日が一番良かったと思います。コンクール後もしっかり練習しているのでしょうね。

クリスマスチャリティーコンサート3~4

チェロアンサンブル。この場所にチェロが9台並ぶことは滅多にないと思います。圧巻でしたよ。

クリスマスチャリティーコンサート5

以降、二つのコーラスグループ「Harmony Friends」と「ジュニアコーラスティンカーベル」がそれぞれ歌った後、合同演奏。そのうちの1曲、「じゃんけんぽんのうた」はとにかく歌詞が素晴らしい!
「どっしり構えたグーもいる 切り開いていくチョキもいる 包み込むようなパーもいる みんながいて世界がある~♪」 いやぁ、しびれましたね。

クリスマスチャリティーコンサート6~7

そして、今年も恒例の「サンタさんからの音楽のプレゼント」と「お楽しみ抽選会」がありました。

クリスマスチャリティーコンサート8~9

本日の募金は、区社会福祉協議会の善意銀行に預託されます。皆さんご協力ありがとうございました。
そして、いつも素敵な音楽を楽しむ機会を提供いただいている、垂水区音楽協会の皆さま、今年もありがとうございました!

私の年内の仕事のうち重要なものに「垂水消防団 年末消防特別警戒」の視察激励があります。これも区長日記で取り上げたいのですが、仕事納めの27日夜のため、年内にアップできません。よって、今年の日記は今回が最後になります。
地域でご活躍の皆さま、1年間ありがとうございました。また、お疲れ様でした。どうぞ、良いお年を!

 淡路島オニオンズ様からのご寄贈(12月25日)

淡路島を拠点にベースボールスクールを開催されている、株式会社淡路島オニオンズ様から、垂水区社会福祉協議会を通じて、市内の子ども食堂に寄贈したいとの申し出がありました。

本日は、同社代表取締役の野村真治様と、スクール教頭で元阪神タイガースの中西清起様が区役所にお越しになられ、今後近畿二府四県でさらにベースボールスクールを展開していくとともに、子ども食堂への食材の提供や小児科難病病棟への訪問、障がい者ボランティアへの支援などを進めていきたいとの説明を受けました。

淡路島オニオンズ寄贈1

中西さんと言えば、昭和60年10月16日、阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝を神宮球場で決めた時の胴上げ投手。その時高校2年生だった私は、その光景を今でも鮮明に覚えています。そのことを中西さんに伝えると、「今は親御さんも(阪神の優勝は)2003年以降しか、記憶がないですね。」と笑って返されました。それもそのはず、昭和60年の阪神優勝は39年前、昭和はもう二時代前ですからね(苦笑)。

続いて、お米50kgとお菓子の寄贈を受け、ありがたくお預かりました。区内の子ども食堂に届けさせていただきますね。

淡路島オニオンズ寄贈2

また、ご両名は垂水区内でのベースボールスクールの開催に意欲を示してくださいました。野球好きの私としても大歓迎ですし、元プロ野球選手による指導に区内の野球少年・少女達も大喜びしてくれるでしょう。その実現に私も力添えしていきたいと思います。
本日は予想外のご寄贈・ご来庁で本当に嬉しかったです。野村様・中西様、ありがとうございました!

舞子高校 チャリティー防災運動会(12月21日)

舞子高校は国内で唯一、環境防災科を設置している高校です。本日はその趣旨・特色に相応しい催しがあると聞きましたので、視察しました。今年で3回目とのことです。

防災運動会1

まず、受付でスタンプラリーの用紙をもらい、校舎内外の4つのコーナーを巡っていきます。

防災運動会2

最初は「目隠し・車いす体験」。女子生徒達が元気に迎えてくれました。

防災運動会3

「車いすひなん」では、段ボールで作られた段差や坂を乗り越えて、その大変さを体感します。私は押す・乗るの両方をやりました。
「目隠し」による視覚障碍者体験では、私は副区長に介助され、机・コーンで作られた障害物のある狭い通路を通過し、視界が利かない不安な気持ちが良くわかりました。声かけも大事ですね。より実践に近い形を求めるのなら、白い杖があると、なお良いのではとアドバイスしました。

防災運動会4~5

各コーナーの出口には募金箱。集められた募金は垂水区社会福祉協議会に届けられるとのことで、その顧問である私も協力しない訳にはいきません。

防災運動会6

2つ目は「防災クイズ」。まずストラックアウトをやって、その数に応じてクイズに移ります。
不正解だと恥ずかしいなと思いましたが、何とか正解。面目を保ちました。

防災運動会7~8

3つ目は「防災ウォーキング・垂直避難レース」。まず、非常用持ち出しリュックの中身の説明。これと先ほどのコーナーは、多聞東での夏のミニイベント(7月7日区長日記参照)でも体験しましたね。
次に、リュックにペットボトルを入れます。私は7本(14kg分)入れました。垂れ下がり具合で、その重さを想像していただけると思います。

防災運動会9~10

その重いリュックを背負って一本道を平均台的に歩き、バランスの取りにくさを体感。また、後ろから引っ張ってもらい、強風に向かって歩くことも体験しました(いじめられている訳ではありません:笑)。

防災運動会11~12

「垂直避難レース」は、リュックを背負ったまま制限時間内に踏み台を何回昇降できるかを競うもの。重さでよろけそうでしたが、何とか暫定3位に食い込みました(笑)。無理して怪我しなくて良かったです。

防災運動会13~14

最後は「マイコカフェ」。かまどベンチで作った、コーンスープと蒸しパンをいただきます。

防災運動会15~16

スタンプラリーも終了。入口に「ぜひ、心もあたためてください。」とありましたが、そのとおり、しっかり温まりましたよ。本日は地元の防災コミュニティからの参加者も見かけ、それも良かったと思います。

防災運動会17

環境防災科の生徒達は、日頃から地域や行政とも積極的に交流・連携を図り、大活躍してくれています。
2月1日(土曜)開催の「たるみ防災フェア」でも、迷路の中にあるクイズに挑戦して楽しみながら防災について学ぶ「ひまわり防災楽習迷路」が生徒達により行われ、また、同科卒業生有志により、企画展示「語り継ぐ続編~震災30年を越えて伝えていくこと~」も開催されます。皆さん是非お越しください。
(参考:たるみ防災フェア詳細

本日は、環境防災科の生徒達が高い意識を持って取り組んでいることを改めて実感しましたし、引き続き、彼らを応援し、連携を強めていきたいと思った一日でした。
(学科の性格上、進路に消防や警察、官公庁を選ぶ生徒も多いようです。是非、神戸市役所・神戸市消防も視野に入れてほしいものです。おっと、ついつい人材募集に走ってしまいましたね:笑)

赤い羽根共同募金運動 街頭募金<垂水駅前>(12月21日)

12月8日の舞子駅前に続き、本日は日本ボーイスカウト兵庫連盟神戸第2団とともに、垂水駅前での募金活動に参加しました。

まず、レバンテ2番館1階ロビーに集合した子ども達、約40名に対し、共同募金委員会の小野会長(区社協理事長)と私から激励の言葉を送りました。

赤い羽根街頭募金1~2

続いて、垂水区共同募金委員会事務局(区社協)職員から、共同募金がどのように使われるのかが説明されました。子ども達は本当にしっかり聞いてくれていて、その姿勢に感心しました。

赤い羽根街頭募金3

そして、駅の東口・西口に分かれて募金活動。

赤い羽根街頭募金4~7

本日は昨年の垂水駅での活動や先日の舞子駅前での活動に比べると、少し陽が当たり暖かく感じることもありましたが、屋外で1時間ほど立っていると、流石に私は体の芯が冷えていくのを感じました。
それにもかかわらず、子ども達は「赤い羽根共同募金に ご協力を お願いしま~す」と絶え間なく、元気な声を出し続けていました。

子ども達の頑張りにより、本日の募金額は、昨年こちらで行った活動による額を大きく上回ったようです。私も、募金箱にお札を入れていただいた方を昨年より多く見かけました。募金いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

今年の街頭募金はこれで終了ですが、今年度の赤い羽根共同募金は年明けから拡大期間に入り、3月末までとなっています。引き続きご協力よろしくお願いします。

東舞子クリスマス会(12月19日)

昨年に続き、東舞子地区民生委員児童委員協議会主催の苔谷公園コミュニティセンターでのクリスマス会に参加しました。

天井から吊るされている飾り付け、窓ガラスの装飾、そして「お迎えキャロル」のクリスマスソングなど、それぞれ昨年よりパワーアップされています。

東舞子クリスマス会1

はじめのことばを述べられた伊藤会長は、このような雰囲気で今年もまたクリスマス会を開催できることに感慨深い様子で、小学2年生の女の子の「まごころを込めてカードを作りました」との心温まるエピソードも紹介いただきました。伊藤会長のおもてなしの気持ちは子ども達にもしっかり広がっていますね。

東舞子クリスマス会2

くつろぎTIMEでは、その子ども達が作ってくれたカードに加え、カレー、ケーキ、プレゼントなど、おもてなしの気持ちに溢れていて、本当に嬉しく思います。

ここまでは(カレーをおかわりしたのを含め:笑)昨年と同様の流れでしたので、以降は、昨年楽しめなかった時間帯の様子を紹介します。

「脳活かんたんGAME」は、各自配られた折り紙大の紙を、制限時間内にちぎれないように注意しながら切っていき、その長さを競うものです。私はじめ区職員・区社協職員も挑戦しました。

東舞子クリスマス会3

が、職員チームはあっけなく敗れ、見事優勝されたのは中田さん。背丈ほどの長さを記録し、凄いですね。賞品のみかん(!)をゲットしてご満悦でした。

東舞子クリスマス会4

次に、「赤鼻のトナカイ」を皆さんで歌いました。サンタさんとトナカイが大いに盛り上げてくれました(主任児童委員のお二人らしいです。ネタをバラしたらいけませんね:笑)。

東舞子クリスマス会5

最後は、山根副会長が皆さんで過ごした楽しいひと時を惜しむように、おわりのことばを述べられました。

東舞子クリスマス会6

はじめから終わりまで、会場は幸せいっぱいの空気が流れました。やはりクリスマスは大勢で祝うのがいいですね。ご準備いただいた民生委員・児童委員の皆さま、苔谷公園コミュニティセンター管理運営委員会の皆さま、本当にありがとうございました。メリークリスマス!

神戸まつり垂水区協賛会理事会(12月18日)

標記理事会に開催し、私は協賛会参与として出席しました。

たるみっこまつり1_2

本日は、今年5月開催の「たるみっこまつり2024」の報告がなされ、特に県立舞子公園での開催について、アンケート結果などから、海際の明石海峡大橋をバックにしたステージ、芝生のある広々とした広場といったロケーションの良さや、子ども達に人気がある“はたらく車の充実”が図れる広いスペース、警備のしやすさ、公共交通機関によるアクセスの良さなどが評価されていることが共有されました。

たるみっこまつり2_2

また、令和6年行事報告・収支決算報告、令和7年の行事計画案・予算案が審議され、いずれも承認されました。

これらを受けて、令和7年の「たるみっこまつり2025」は、今年とほぼ同時期・同会場の、5月24日(土曜) 10時~16時、県立舞子公園を会場として開催します。(第52回神戸まつりは5月18日(日曜)に開催)

今後、事務局の垂水区役所として来年の開催に向けた準備を進めていきます。そのご協力をお願いしますとともに、当日のたくさんの方々の来場をお待ちしております。何卒よろしくお願いいたします。

 垂水文化講座「認知症の予防と早期の気づき」(12月16日)

公益財団法人井植記念会主催の垂水文化講座は、毎年4月に開講され、年10回講座が行われています。
私も時間がある時に参加しており、今回は特に皆さんの関心の高い「認知症」がテーマということで、どんなお話が聞けるか期待しながら、井植記念会館ホールを訪ねました。

本日の講師は、神戸大学名誉教授で神戸市シルバーカレッジ学長の前田潔様。

垂水文化講座1

ご講演の主な内容を以下に示します。
「認知症の早期の気づき」では、まず基本チェックリストが示されました。

垂水文化講座2~3

皆さんに認知症の兆候がないか投げかけ、少しでも不安であれば、軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の段階で医療機関への早めの受診が望ましく、診断助成や事故救済制度といった神戸市の支援が充実していることなどを話されました。

垂水文化講座4

また、社会との多様なつながりを持つことで、認知症リスクは半減すること、生きがいを持つことが「認知症予防、フレイル予防」につながることを強調されました。

垂水文化講座5~6

さらに、アルツハイマー病の新規治療薬として開発された「レカネマブ」はMCIの段階では病気の進行を遅らせることができるようになってきているものの、患者の負担が大きいこと、副作用のリスクがあることなどが紹介されました。

前田先生は、この垂水文化講座やシルバーカレッジのように、自分の興味あることで定期的に外出する機会があることが非常に重要であるとおっしゃっていました。私も全く同感です。

ということで、井植記念会では来年度の第30期講座の受講者を募集中です。講座内容・応募要領はこちらのとおりです。
 

興味のある方は是非参加してはいかがでしょうか。

 第107回月曜ロビーコンサートinレバンテ(12月16日)

垂水区音楽協会主催で、毎年4回開催いただいているロビーコンサートの今年度3回目。
「ジャズライヴ」は、ロビーコンサートとしては久しぶりの開催とのことです。

月曜ロビーコンサート1

キーボード 永井海翔さん、ベース りんださん、ドラムス 平井拓弥さんのトリオによる9曲+アンコールの計10曲に、聴衆は大いに魅了されました。。ジャズは知らない曲でもノリやすいですし、私だけでなく本日の聴衆の多くの方が、自ずとタテノリされていました♪

月曜ロビーコンサート2

私はジャズに精通している訳ではありませんが、お三方の演奏のレベルが高いのはわかりました。また、ロビーに響くウッドベースの音色が心地良く、ジャズは寒いこの時期に合うなと改めて感じました。

10月に“明石海峡大橋ベンチ”を設置してから、はじめてのロビーコンサート。ベンチは最前列の特等席に置かれ、このような形も悪くないなと思いました。

月曜ロビーコンサート3~4

次回の月曜ロビーコンサートは来年3月24日開催予定です。また、垂水区音楽協会主催の「クリスマスチャリティーコンサート」は12月25日(水曜)13時30分~開催。どちらも、是非奮ってご参加ください!

北島隆三選手への「神戸市スポーツ栄誉賞」贈呈式(12月12日)

パリ2024オリンピック競技大会の総合馬術団体で銅メダルを獲得された、垂水区出身の北島隆三選手(7月30日区長日記参照)に「神戸市スポーツ栄誉賞」が贈呈されることになり、神戸市役所1号館14階大会議室での贈呈式に出席しました。

北島選手はまず、1階ロビーで市職員らによるお出迎えを受けた後、贈呈式会場に入られました。

北島選手表彰1~2

私は、北島選手が銅メダルを授与された時の赤のブレザーの印象が強かったのですが、本日は予想と違い、日本代表の白のブレザーで登場。これも恰好いいです!(関西でいう「シュッとしてる」ですね)

小原副市長、堂下神戸市会副議長による表彰状・トロフィーの贈呈後、それぞれからお祝いのお言葉。

北島選手表彰3~4

次に、この夏、学校や駅などで横断幕を掲出し、北島選手とパラ卓球の友野選手にエールを送った「地元出身オリンピアン、パラリンピアンを応援する会」から、乙木ふれまち協の吹田委員長がご挨拶。
本日は垂水東中学校に掲出していた横断幕も準備され、「これを張っていたら、『僕も頑張ったら、こんなんしてくれるん?』と子どもに訊かれました(苦笑)」というエピソードなどを披露いただきました。

北島選手表彰5

歓談の中で、北島選手は、多くの方々に支えられ銅メダルを獲得できたことや、小学5年生の時にやりたいことが見つかり、それ以降ずっと続けて来られたことへの感謝の気持ち、馬術競技の日本での普及への想いなどを話されました。また、垂水のご実家には、お正月くらいしか帰って来る機会がなく、その時には思いっきり飲んで食べてリラックスされるということもお聞きしました。

北島選手表彰6

一方、北島選手の子どもの頃はどうだったのかという質問に、「三男坊で、やんちゃで泣き虫でした」と答えられたお母様も素敵でしたし、地域の方々から慕われているお父様のお人柄の良さもよくわかりました。

北島選手表彰7

北島選手がパリオリンピックで銅メダルを獲得してから、はや4ヶ月以上が経ちましたが、本日はあの時の感動が蘇りました。そして、ご両親や地元の皆さん、スポーツ推進神戸市会議員連盟の先生方などとともに贈呈式ができたことが良かったですし、私にとっても貴重な思い出となりました。

北島選手表彰8

市役所用と垂水区役所用にサインいただいたパネルには、「初老ジャパン」の文字も。垂水区役所用のものは、区役所内で飾るだけでなく、北島選手の母校の子ども達にも見てもらう機会を設けたいと思います。

北島選手表彰9

4年後のロサンゼルスオリンピックはじめ、今後の北島選手のさらなるご活躍を期待しています!

歳末お楽しみ会<西高丸>(12月12日)

西高丸地域福祉センターでのお楽しみ会におじゃましました。
西高丸ふれあいのまちづくり協議会と高丸地区民生委員・児童委員協議会の共催です。

歳末のお楽しみ1

本日は、お年寄りだけでなく、園児、子育てサークルの親子連れなど、幅広い層の参加があり、会のはじめから会場はとても賑やかな雰囲気に包まれました。

歳末のお楽しみ2

高丸地区民児協の胡谷会長が開会のご挨拶をされた後、オープニングを飾った垂水幼稚園園児は元気に踊って歌ってくれました。

歳末のお楽しみ3~4

私は別の予定があったため、残念ながらここで退席。
以降の様子を職員が記録し報告してくれましたので、特に盛り上がったという場面を紹介します。
マジックショーは、日頃から西高丸ふれまち協の高齢者のつどい(あじさい)でも皆さんを楽しませている湯浅さん。マジックのレベルが高く、会場は驚きの表情と歓声に包まれました。

歳末のお楽しみ5

ゲーム大会のクイズでは、絵本に描かれた断面を見て何の食べ物なのかを当てます。
子ども達は「たけのこー!」「ピーマン!」「キャベツ!」と大きな声で次々に正解していきました。園児たちの知識もなかなか侮れません。

歳末のお楽しみ6

その他、演奏や合唱も、皆さんで大いに盛り上がったようです。

結びのご挨拶をされた西高丸ふれまち協の小西委員長、そして胡谷会長、少ししか滞在できずに申し訳ございませんでした。しかし、参加された皆さんの楽しそうな笑顔を見て、私もとても幸せな気持ちになりましたよ。素晴らしい歳末お楽しみ会でした。皆さん、良いお年を!

歳末のお楽しみ7

神戸市子ども会連合会60周年記念事業(12月8日)

ハーバーランドスペースシアターで開催された標記イベントに、各区の区長とともに出席しました。

子ども会60周年1~2

神戸市子ども会連合会の山本豊久副会長の開会宣言のあと、記念式典で主催者挨拶をされた小池茂晴会長は、神戸市子連が結成された1964年に子ども会に入会、その後サブリーダー・ジュニアリーダーも経験され、以降60年間まさしく神戸市子連とともに歩んでこられたとのこと。長きに渡り、活動されておられること驚嘆しました。また、その情熱に敬意を表します。

全国子ども会連合会の美田会長など、他都市の子ども会連合会の会長も駆けつけてくださり、60周年のお祝いに相応しい式典でした。

ステージプログラムでは、垂水区から2組が登場。全体8組中2組ですよ!
ハーバービジョンに映像も映され、チアガール「ポピーズ」はいつも以上に元気で輝いて見えました。

子ども会60周年3

「和太鼓連ふくだ」の演奏も、スペースシアターの吹き抜けの音響効果で、迫力満点でした。

子ども会60周年4

少子化とともに、子ども会の会員数が減少傾向にあることは全国的な課題ですが、だからこそ、子ども会連合会の活動が貴重であり意義があると言えます。
年明けには、垂水区子ども会連合会主催の恒例の防火凧揚げ大会があり、私も楽しみにしています。今後ともしっかり応援していきたいと思います。

赤い羽根共同募金運動 街頭募金<舞子駅前>(12月8日)

JR舞子駅前での標記募金活動。垂水区共同募金委員会顧問の私としても、少しでも頑張らないといけないという想いで参加しました。

本日街頭に立ってくれたのは、日本ボーイスカウト兵庫連盟神戸第37団の子ども達です。活動開始前に、私からの激励(!?)と、垂水区共同募金委員会事務局(区社協)職員から赤い羽根共同募金に関する説明。

赤い羽根1~2_2

その後、駅の南・北側に分かれて、「赤い羽根共同募金に ご協力を お願いしま~す」と道行く人に呼びかけました。

赤い羽根3~4_2

募金いただいた皆さま、誠にありがとうございました。少し前から一気に寒くなり、本日も強い風が吹く中、子ども達はよく頑張ってくれました。足元の点字ブロックを踏むことなく、気をつけながら活動していたのも素晴らしいと思いました。
神戸第37団は、昨年は垂水駅前での活動でしたが、今年は普段の活動地域に近い舞子駅前を希望されました。やはりホームグラウンドがいいのでしょうね。子ども達はより元気ではつらつと活動していたと思います。

今年度の募金額は現在のところ、昨年度を下回るペースとなっており、各区とも苦戦していると聞いています。12月21日(土曜)のお昼前には、垂水駅前での街頭募金活動を予定していますので、是非こちらでも、募金いただけたらありがたいです。よろしくお願いします。

 地域活動マッチングイベント「たるみっけ!」(12月7日)

レバンテホールで、当区主催(共催:垂水区社会福祉協議会)による標記イベントを開催しました。
地域活動活性化の取り組みの一環として、「地域・社会貢献の取り組みの幅を広げたい!」「自身のスキルや場所を地域に活かしたい!」という“想い”を“カタチ”にするため、個人や団体・グループ、企業がつながるきっかけとするものです。

たるみっけ1~2

初めての試みのため、イメージしにくい方が多いと思われますので、経過も含めて実施方法を説明します。

まず、9月にこのイベントでステージ登壇及びポスターセッションにてプレゼンテーションを行っていただく方を募集。そのメンバーが以下のとおりとなりました(当区地域協働課除く)。

たるみっけ3

11月にこれらメンバーを公表のうえ、本イベントに参加し、垂水区内の地域活動を共に盛り上げる皆さんを募集しました。参加者はプレゼンターと交流し、興味をもった相手に投票することで、自身の“想い”を伝え、マッチングにつなげるというしくみです。

13時に開会。当区の地域コーディネーターと関西学院大学の学生が司会を務め、まず本日のイベントの目的・流れを説明。

たるみっけ4

私からの挨拶では、垂水のまちの資源はやはり「人」でしょう!といったことなどを申し上げました。

たるみっけ5

前半は、5組によるステージ登壇プレゼン。

たるみっけ6

お子様連れの方でも参加しやすいように、座席の横には、こんなスペースも用意しました。

たるみっけ7

その後、ポスターセッションと、ステージ登壇者との座談会を並行して進めます。

たるみっけ8

各所で参加者が盛んに交流し、課題認識の共有やその解決に向けた取り組みについて議論が進みます。

たるみっけ9~10

15時過ぎから、ステージ登壇者への投票・ポスターセッションへの投票を順次締め切り。

たるみっけ11~12

そして、最後にマッチングの結果発表。

たるみっけ13

投票いただいた「みっけカード」は、座談会のファシリテーションなどを務めていただいた関西学院大学の学生から、それぞれの団体に手渡されました。

たるみっけ14~15

本日は、発表団体と合せて70を超える団体の方々からの参加があり、本当にたくさんの交流が生まれました。大盛況だったと思います。他区の職員も多く来場していて、この新たな取り組みを偵察していました。

ただ、マッチングは本日一日で終わるものではありません。区役所は縁の下の力持ちになり、しっかりサポートしていきますので、地域活動に関心がある方はぜひ輪に加わっていただき、今後もこの輪を広げていけるよう、頑張っていきましょう。垂水の地域活動、今後も眼が離せませんよ!

たるみっけ16
(皆さんで、たるみの「T」です!)

講演会「災害の経験で変わるひと・まち」(12月5日)

「垂水区・震災30年事業」の一環で、標記講演会をレバンテホールで開催しました。

災害講演会1

東京大学先端科学技術研究センター(減災まちづくり分野)の大津山堅介特任講師が講演されました。

災害講演会2

講演では、まず、「災害の経験で変わるひと」として、大津山先生自身が長くフタをして凍らせていた、小学6年の時に東灘区で経験された大震災の記憶が、16年後の東日本大震災を機に溶けあふれ出て苦しくなったこと、その後何かしなくてはという思いから、震災20年目で語り部となり、のちに防災の研究に携わることになった、という経験談を。そして、災害の経験は、すぐに人を変えるばかりでなく、数十年かけて変えることもある、その人の話せるタイミングで話したいことを話せばいいと述べられました。

災害講演会3

また、「災害の経験で変わるまち」としては、ミャンマーやアメリカでの、気候変動に合わせて家屋の構造を変化させているという事例や、気仙沼での復興事業の状況をもとに、今後、地球環境の変化に適応する復興が更に求められ、少子高齢化と人口減少期を迎えた日本では、さらに災害への脆弱性が高まるのではないかと問題提起されました。そして結びで、震災から30年を迎えるにあたり、語り部を続け、継承を続ける神戸だからできることがあると論じられました。

災害講演会4

その後、当区保健福祉課長から能登半島地震の災害派遣活動報告を行い、大津山先生にコメントいただきました。

災害講演会5

私は別の予定のため、この途中から会場入りしたのですが、大震災から30年を経て、当時と現在の社会状況は大きく変化し、被災状況や復旧・復興の態様も変化してきていることを改めて感じました。
参加された方も、今後の防災対応を見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。なお、本日の先生の貴重なお話は、当日参加できなかった方のために、動画で配信したいと思います。

垂水区では来年2月1日(土曜)に、午前中に垂水小学校で区総合防災訓練、午後にレバンテホールなどで「たるみ防災フェア」(12月9日記者発表資料参照)を開催します。こちらもご参加よろしくお願いします。

 垂水区歳末特別警戒部隊発隊式及び出発式(12月5日)

神戸マツダイベントスクエア(青山台8丁目)での標記セレモニーに出席しました。
例年、垂水警察署主催の行事ですが、阪神・淡路大震災から30年を迎えるのを機に、今回は垂水消防署・垂水区役所も共催者として加わりました。

本日は、垂水が生んだ「世界一のギタリスト」木村モモさん(今年2月15日区長日記参照)が一日警察署長を務められました。

歳末特別警戒部隊発隊式1

その委嘱式のあと、一日警察署長、警察・行政・消防、そして日頃より垂水区交通安全協会の活動に尽力され本日の会場を提供いただいた(株)神戸マツダの橋本覚代表取締役社長、それぞれから垂水区の安全・安心に係るトピックスなどを交えながら、挨拶・説明がなされました。

歳末特別警戒部隊発隊式2~7

特に交通事故に関しては、今年の区内の死亡事故はこれまでゼロで推移しています。なんとかこのまま新年を迎えたいですね。

その後、モモさんによる演奏。私は何度かライブで聴いていますが、今回は今までで一番至近距離で聴きましたので、さらに迫力も抜群。指使いもしっかり観ることができて、感激・感動しました。

歳末特別警戒部隊発隊式8
(バックパネルにも注目!「垂水区・震災30年事業」の消防活動服のごしきまろに加え、今回は防災服・警察官バージョンも加わっています。)

そして出発式。心なしか、ごしきまろも緊張しているように見えます(笑)。

歳末特別警戒部隊発隊式9~10

白バイの先導で、一日警察署長を乗せたパトカーなどが出発していきました。

歳末特別警戒部隊発隊式11
(私は「連行」された訳ではありませんので:苦笑)

本日は、警察・消防・行政だけでなく、垂水地区警察官友の会、垂水交通安全協会、垂水防犯協会、(株)神戸マツダ様といったプレーヤーの出席の下、新たな形で発隊式及び出発式が開催できたことは、非常に意義のあることだとも思います。
今後とも、垂水区民の安全・安心のために、各機関の連携をさらに強化してまいります。

 五色塚古墳キャンドルナイト(12月4日)

五色塚古墳の夜間特別開園は初めての試み。神戸市(文化スポーツ局・垂水区役所)主催、NPO法人 輝かすみが丘のご協力もいただきながら、本日スタートしました!

私が五色塚を訪れるのは11月9日の「五色塚古墳フェスティバル2024」以来。その時の情景も素晴らしかったですが、私自身、夜の古墳の上に立つのは初めてで、本日は日没前後の移ろいゆく空、そして夜景を眺めるのを楽しみに、ワクワクしながら訪れました。

五色塚古墳キャンドルナイト1

管理事務所横のモニュメントのある場所では、ごしきまろと同様、過去から現代にワープしてきて新たに登場した女の子「たるみこ」も出迎えてくれました。こちらは神戸芸術工科大学の学生がデザインを担当してくれましたが、知名度はまだ上がっていませんので、これからもっと皆さんに知ってもらえるよう、PRしていきたいと思います。(参考:11月15日記者発表資料

五色塚古墳キャンドルナイト2

本日の日の入り時刻は16時48分。16時30分過ぎの明石海峡大橋の眺望はこんな感じ。美しいですね。

五色塚古墳キャンドルナイト3

残念ながら少し雲が厚く、真っ赤に染まる夕焼けにはなりませんでしたが、それでも段々と日が暮れていく雰囲気は厳かで、その頃からキャンドルに火を灯し、さらに陽が暮れていくのを待ちます。

五色塚古墳キャンドルナイト4

大橋のライトアップは、毎時00分・30分にレインボーカラーになるので、17時30分に合わせシャッターを。先月リニューアルオープンした「マリンピア神戸」も、くっきり浮かび上がっていました。

五色塚古墳キャンドルナイト5

方墳部(南側の下段)と円墳部(北側の上段)とで、異なるレイアウト・デザインのキャンドル群を配しています。暗くなると、キャンドルがさらにくっきり浮かび上がり、来場された方々を魅了していました。
いかがですか、この幻想的な世界。写真でその美しさは伝わりますでしょうか。

五色塚古墳キャンドルナイト6

「垂水に残るミステリアス」について、学芸員による解説に、多くの方が聴き入っていました。
また、古墳キャンドルを作るワークショップもありました。

五色塚古墳キャンドルナイト7

方墳部と円墳部を結ぶ階段にもキャンドルを配し、所々にはこんな素敵なランプも施しながら、安全対策には努めていますが、足元の明るさが不十分なところもあります。本日は転倒などの事故はありませんでしたが、今後来場される方は十分に注意を払ってください。

五色塚古墳キャンドルナイト8

キャンドルナイトは12月8日(日曜)まで続きますが、既に申込枠に達しています。安全管理上、各日400名の定員を設けていること、また、当日受付をご遠慮いただいておりますこと、何卒ご了解ください。
今回の結果を踏まえ、来年度以降の開催を検討していきますので、皆さんのご意見をお願いします。

孫文「大アジア主義」講演100周年記念特別講演会(11月30日)

1924年11月28日、兵庫県立神戸高等女学校講堂で、孫文が日本国民に対して、当時西洋の行った「鉄砲と大砲」で人々を圧迫する西方の「覇道」か、「正義と公理」で人々を感化する東方の「王道」か、いずれの道を選ぶのかと問いかけました。これを記念する講演会が中央区のラッセホールで開催されました。

孫文1

歴史に疎い私は「孫文は神戸と縁が深く、1911年に辛亥革命を起こした」程度しか知識がないのですが、孫文記念館のお膝元の区長としては、これを機にしっかり勉強しなければという思いで参加しました。

第一部のコーラスと二胡演奏で会場はオリエンタルな雰囲気に包まれ、第二部に進みました。

孫文2~3

基調講演では、東京科学大学の中島岳志教授が「孫文の大アジア主義演説と近代日本のアジア主義」と題して、100年前の「大アジア主義」講演の3日前、神戸オリエンタルホテルで孫文・頭山満会談が行われたことから遡り、自由民権運動と孫文との関係や、辛亥革命以前に内田良平が孫文を支援していたことなど、示唆に富んだ話をいただきました。

孫文4~5
孫文6~7

次に、中島教授の他に、村田雄二郎同志社大学教授と川島真東京大学教授が加わり鼎談。

孫文8

川島教授の「明治維新はあくまで王政復古であって、革命ではなかった。そういう意味では日本は極めてトリッキーな近代化を果たした国」という解説や「民主とLiberal Democracyは同じ意味を持つのか」、「日本人は歴史や文化を英語で学ぶ一方、漢語で学ぶことも必要」といった問題提起は心に残りました。

国際情勢が変化する中で、100年前に孫文が発した警告などを踏まえ、東アジアそして日本が今後世界の中でどう役割を果たしていくのか、考えていくことの意義などを感じた一日でした。

100年前、孫文が大アジア主義講演を行った兵庫県立神戸高等女学校講堂の場所は、現在の県庁らしく、県庁1号館東側にそれを記す碑があると聞きましたので、帰りに見て帰りました。

孫文9

また、孫文の神戸訪問は、大アジア主義に関する講演の際が18回目で、最後となったらしいです。
次に舞子公園を訪れ、孫文記念館を見ると、孫文と神戸の歴史に思いをはせ、これまでとは違った感情が生まれると思います。貴重な機会をくださった、孫中山記念会の皆さま、誠にありがとうございました!

孫文10
(講演会資料より)

補足:
孫文記念館(移情閣)では、昨春から毎日、日没から21時までの間、約2分間で一通りの色が変化するように北側がライトアップされています。冬の夜景が美しいこの時期、皆さま、是非お楽しみください。

孫文11~16

千代が丘 夜間避難誘導訓練(11月24日)

千代が丘防災福祉コミュニティでは日頃から精力的に防災活動が行われています。その取り組み事例は、10月14日開催の市民劇で川村委員長から発表され、聴衆の関心を引いていました。

千代が丘夜間訓練1

その中でも説明があった「夜間避難誘導訓練」が今年も行われると聞きましたので、本日視察しました。

18時から千代が丘地域福祉センターで、川村委員長による訓練内容の説明の後、訓練開始。

千代が丘夜間訓練2~3

車いすによる避難経路を、皆さんで懐中電灯や誘導灯を照らしながら、地域福祉センター周辺を周ります。

千代が丘夜間訓練4~5

段差のある箇所や急勾配の所では、勢いがついて転倒するといけませんので、後ろ向きに進みます。

千代が丘夜間訓練6~7

約15分、距離にして400mあまりの誘導訓練。住宅地の中のやや暗いところでは、昼間にはあまり感じない勾配のキツさを実感するなど、夜間訓練の重要性を再認識しました。

千代が丘夜間訓練8

センターに戻ると、参加者には、区役所から災害時要援護者支援団体への補助を活用し購入されている備品・備蓄品が配られ、ローリングストックの重要性や、水がない時への備えなどが説明されました。パワフルアルミライトは小型ながらよく光ります。

千代が丘夜間訓練9~10

防災福祉コミュニティが所有している投光器も作動されました。これが複数台あると安心ですね。

千代が丘夜間訓練11

最後に、垂水消防署の協力により、DVD視聴と防災学習が行われました。

千代が丘夜間訓練12~13

夜間避難誘導訓練は他地域ではあまり実績がありませんが、千代が丘では今回が5回目だそうです。本日はお子さんも含め家族ぐるみの参加もあり、千代が丘の地域防災力の高さに感心しました。川村委員長のリーダーシップに敬意を表します。

阪神・淡路大震災30年を前に各地で防災訓練が行われていますが、より実践的な訓練がなされ、地域防災力がさらに向上することを期待します。震災の経験・教訓が各地域で生かされるよう、区としても必要な支援を行っていきます。

ゼラニウムフェスティバル(11月24日)

垂水区民総合文化祭の最後を飾るのは、垂水区連合婦人会主催のゼラニウムフェスティバル。

ゼラフェス1~2

小野会長のご挨拶で始まり、踊りのほかに多かったコーラスやフラなどの前半を私は拝見できませんでしたが、皆さん日頃の練習の成果を発揮されていたようです。

ゼラフェス3~4

後半で私が挨拶に立った際には、外の寒さとは打って変わって会場内の熱気を感じました。

ゼラフェス5

終盤の連合婦人会ゼラニウムによる「ふたりの神戸」。11月9日の五色塚古墳フェスティバルで、岡田央さんご本人の歌声を聞いたばかり。いい曲でこれに合わせた踊りも素晴らしいなと、本日も感じました。

ゼラフェス6

そしてラストは、婦人会の各会長とともに私もステージへ。「THE 明石海峡大橋」を会場の皆さんと一緒に踊りました。垂水ならでは。この曲も好きですね~。

ゼラフェス7

約4時間、計35組による熱演が繰り広げられました。垂水区連合婦人会によるこの文化祭、長きに渡り開催されてきており、今後もさらに皆さんが楽しめる催しとなるよう、区役所としても応援していきたいと思います。

垂水区民講座「ファミリー・クラシック・コンサート」(11月24日)

神戸垂水ロータリークラブによる垂水区民講座は今年で36回目。昨年好評だったコンサートの第2弾として開催されることになり、同クラブの澤村会長にお招きいただきましたので、会場の舞子ビラ あじさいホールを訪ねました。

垂水区民講座1~2
(澤村会長、私が座った最前列真ん中からのもので、こんな写真で申し訳ございません。)

星島社会福祉委員長の「小さいお子さんは演奏中の静粛を保つのは難しいかもしれませんが、幼少期にすばらしい音楽に触れた経験が、その人の一生を実りあるものにすると確信しております。お子さんが声を出しても、周囲の大人はぜひ暖かく見守ってあげてください。」とのお考えは素晴らしいと思います。

会場内は時折、子ども達の歓喜の声や泣き声も聞こえましたが、それを包み込む雰囲気がありました。また、改めて感じたのは、このあじさいホールの音響の良さです。幼い時に、本格的なクラシックの生演奏聴ける機会があることは、垂水区民にとって非常にありがたいですね。

垂水区民講座3

第1部の「オーケストラで音の魔法を楽しもう!」では、昨年同様、弦・管・打楽器の紹介コーナーもあり、それぞれの楽器の名前や特徴を丁寧に解説いただきました。ただ、普段耳慣れない難しい楽器の名前はなかなか覚えられません。私のセンスの問題でしょうか、加齢の問題でしょうか(苦笑)。

垂水区民講座4~5

神戸垂水ロータリークラブ様は、このたび50周年を迎えられました。今後益々の発展をお祈り申し上げるとともに、長きにわたりコンサートや講演会など、区民の皆さまに交流や学びの機会を提供いただいていることに、心より感謝致します。来年の区民講座も楽しみです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

東垂水ふれあいの文化祭(11月24日)

東垂水地域福祉センター・東垂水小学校中庭で開催された標記文化祭、今回で29回目を迎えました。
昨年までは休止していた屋外でのプログラムを復活させ、パワーアップしています。今年度からふれまち協委員長に着任された野網委員長の意気込みを感じます。

東垂水文化祭1~2

小学校中庭でのオープニングを飾ったのは、垂水東中学校吹奏楽部による演奏。男子部員も多いですね。音が天井(渡り廊下の下)で反響して、さらに迫力が増していました。

東垂水文化祭3

次は、福田チアガール。寒さを吹き飛ばす熱演でした。

東垂水文化祭4

そのあと、場所を地域福祉センターに移して、小・中・特別支援学校から募集した俳句の表彰式。

東垂水文化祭5

昨年も思ったのですが、子ども達のつくった俳句のレベルが高いこと。区長賞の選考にとても悩みましたが、その一方、選ぶ楽しみもありました。私が優秀句として選んだ三句を紹介します。

「秋祭り 布団太鼓と 虫の声」(小学校の部:鈴木結仁さん)
「飲むほどに 麦茶の氷 音を変え」(中学校の部:政井ゆずきさん)
「紅葉は 山をいろどる 絵具かな」(視覚特別支援学校の部:井上菜月さん)

垂水区長賞のほか、東垂水公民館賞・東垂水ふれあいのまちづくり賞それぞれの受賞者には、表彰状の贈呈のあと、自らつくった句を詠んでいただきました。

東垂水文化祭6
(小学校の部:鈴木結仁さん、練習の合間をぬって来てくれました。野球も頑張ってね。)

東垂水文化祭7
(中学校の部:政井ゆずきさん、暑い夏に冷たい氷の音が心地よく感じられる素晴らしい句でしたよ。)

どの句も秋や夏の情景が思い浮かび、発想豊かな子どもらしい目線の句もあり、会場は和やかな空気に包まれました。来年もまた、子ども達による素晴らしい句が創作され、選考者を悩ませてくれる(!?)ことを楽しみにしています。

東垂水文化祭8

区内私立幼稚園からの赤い羽根共同募金贈呈(11月22日)

毎年、区内の私立幼稚園には、赤い羽根共同募金運動へご協力いただいています。今年も保護者・教職員に呼びかけて集めていただいた募金の贈呈のため、区内14の園長先生方が区役所に来てくださいました。

区内私立幼稚園赤い羽根1

贈呈いただいたあとの先生方との意見交換では、入園決定時期の変更や入園説明会の開催方法など入園手続きに関すること、ファミリーサポート制度の拡充など他の子育て支援制度に関することなど、さまざまなご意見をいただきました。また、少子化が進む中、幼稚園や認定こども園の運営がどう変わっていくかなどの話題も出ました。いただいたご意見は、本庁の所管局にしっかり伝えていくとともに、区としても子育て支援に関して独自にできることはないか、考えていきたいと思います。

お預かりした貴重な募金は、区の福祉向上に役立てるよう、有効に活用いたします。
園長先生方はじめ、寄付にご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

明舞幼稚園園児 勤労感謝の訪問(11月22日)

勤労感謝の日に合わせ、今年も明舞幼稚園の園児達が区役所を訪問してくれました。

「いつも ぼくたち わたしたちのために はたらいてくださり ありがとうございま~す!」と、元気いっぱいな子ども達からの感謝の言葉に、本当に嬉しく思います。子ども達は、サプライズで登場したごしきまろに大喜びで、握手を求めたり首から下げている勾玉を触ったりして、その交流を楽しんでいました。

明舞幼稚園1~2

会議室での私とごしきまろとの対面の後、子ども達は地域協働課と保健福祉課も訪問してくれました。
庁内は和やかな雰囲気に満たされ、職員は皆、子ども達からの訪問に感謝です。

明舞幼稚園3~4

せっかくなので、子ども達には1階のクラゲと、展示中の「明石海峡大橋の見える風景画展」の入賞作品も見てもらいました。子ども達にとっても親しみやすい庁舎だと思ってもらえたら幸せです。

明舞幼稚園5~6

今年の感謝状も、区長室内のいつも私が眺められるところに飾りますね。これでまた毎日、子ども達に癒され元気をもらいます。来てくれたみんな、ありがとねー!

明舞幼稚園7

垂水おもちゃ箱 カフェ 始めちゃいました!(11月18日)

垂水の情報発信ブログ「垂水おもちゃ箱」を運営し、垂水観光ボランティアとして、さらに最近では、「坂のまち神戸プロジェクト」でもご活躍の堀範子さんが、ブログを共同運営する大道優子さんと五色山西洋館でカフェを始めると聞きましたので、その初回の様子を覗いてみました。

垂水おもちゃ箱カフェ7

今回は記念イベントとして、元垂水図書館館長で垂水観光ボランティアや多聞台のふれまちでも活躍されている大畑さんによる朗読会があり、落ち着いた洋館の雰囲気の中で、モームの「困ったときの友」などを楽しみました。

垂水おもちゃ箱カフェ3

その中で、福田川がかつて「垂水川」と呼ばれていたことや、平磯灯標にまつわるエピソードなどを聞き、とても参考になりました。堀さんは今後もカフェを通じて様々な交流が生まれ、この洋館のことも知ってもらいたいと抱負を語っておられました。今後の取り組みが楽しみですね。

垂水五色山洋館は1917年に建てられたもので、「旧寺西家住宅」として今年、神戸歴史遺産に認定されました。今回私は昨年末のジャズライブで初めて中に入って以来の訪問でした。

垂水おもちゃ箱カフェ4

その時には気づかなかったのですが、本日堀さんからドアノブには紫水晶が使われていることなどの説明を受け、改めてこの洋館の随所に見どころがあることを認識しました。

垂水おもちゃ箱カフェ5~6

この辺り一帯は明治後期から昭和初期に多くの別荘が並んだ場所ですが、現在残っているのはこの洋館のみ。区役所近くで「九郎右ヱ門珈琲店」を営んでおられる酒井さんが、なんとかこれを残したいという思いから、オーナーになられ、地域に開かれた施設となるよう尽力されておられます。
垂水の古き良きものも大切にする気持ちや取り組み、垂水区としても応援していきたいと思います。

 神戸マラソン2024(11月17日)

今年の神戸マラソンは、兵庫県知事選挙と同日となりました。私は午前中、投票所の激励にまわったため、マラソンの応援には行けませんでした。

が、昼前に区役所に帰って来られましたので、国道2号「福田川交差点」の様子を見に行きました。
ここより西の関門場所「舞子公園」(17.6km地点)の閉鎖時刻(11時57分)が迫っており、往路は走路を閉鎖しようとしていて、復路のほうはランナーが漁港道路から国道2号に戻り疾走しているところでした。選挙の影響もあってか、沿道応援が例年より少なかったのが残念です。

神戸マラソン1

私は行けませんでしたが、舞子公園交差点付近の沿道パフォーマンスの様子の写真を撮ってくれていました。今年も「れいんぼぅ☆キッズ」による司会進行のもと、地元の団体などが大いに盛り上げてくれたようです。

神戸マラソン2

そして、ごしきまろも皆さんに混じって声援を(声は出していないか:笑)。

神戸マラソン3

応援いただいた皆さん、誠にありがとうございました!

12回目を迎えた神戸マラソンは現コースでの開催は今年が最後で、来年からはポートアイランドでのゴールがなくなり、その分コースは西へ大蔵海岸まで延びます。

神戸マラソン4

垂水は「折り返しのまち」ではなくなりますが、区内のコースは、往路復路合わせ約14kmと全体の約3分の1を占めることに変わりありません。
今後も垂水のまちをあげて、ランナーへのおもてなしと応援に頑張っていきましょう。

「トライやるウィーク」生徒の受け入れ(11月15日)

毎年この時期に行われている「トライやるウィーク」、今年度当区では6人の生徒を迎えました。
私は5日間の最初と最後とでしか生徒達と話ができませんでしたが、その奮闘ぶりを職員が報告してくれましたので、その一部を皆さんにも紹介します。

1日目は、庁舎内の案内業務や、地域に配布する神戸マラソンの応援グッズの封入作業、今回のトライやるウィークの目標である「住み続けたいまち」をテーマにワークショップ。

トライやるウィーク1

2日目は、垂水観光ボランティアガイドの同行と、当区が最近「推し」ている「坂のまち」関連のインスタ用の写真撮影・投稿。区役所内で行っている期日前投票の視察も。

トライやるウィーク2

3日目は地域福祉センターでの「ふれあいサロン」、4日目は「おやこふらっとひろば」でごしきまろの着ぐるみを着て子ども達との交流など。

トライやるウィーク3

最終日5日目、「区長への提案」では、「公園を誰もが快適に過ごせるところに」として、公園内での屋根の設置や、活動スペースと休憩スペースを分けること、「垂水をもっと住みやすくするために」として、垂水駅周辺から住宅街まで1本で行くバスを増やしてほしい!といったアイデアを披露してくれました。

トライやるウィーク4

どちらも的を射た内容で、生徒達が課題意識を持ってまちを見てくれていること、そして行政や社会に対して関心を持っていることを嬉しく思いました。また、私が中学生だった頃、こんなにしっかりしていたかなと感心しました。

「トライやるウィーク」は、中学生が地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めることができたりする素晴らしい事業であると改めて思いました。来年度も区役所の仕事を体験してもらえることを願っております。

名谷での「子ども服と絵本の交換会」(11月14日)

9月22日に、おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館で「子ども服と絵本の交換会」を開催しました。
<参考:子ども服と絵本の交換会

本日は地域福祉センターを会場として開催する交換会の1回目。名谷地域福祉センターで毎月第2木曜日、主任児童委員の方が行っている子育てサークル「あじさいキッズ」の様子を覗いてみました。

名谷子ども服と絵本の交換会1

「あじさいキッズ」では、子ども達が何か作ったり、季節に合わせたイベントを実施したりするなど、親子で楽しんでもらえるよう、工夫しながら毎月のサークルを運営しているようですが、今回は「乳幼児の食生活」について保健所の管理栄養士から話を聞くのと、子ども服と絵本の交換会とを合わせて実施されました。

名谷子ども服と絵本の交換会2

子ども達がスタッフと遊んでもらっている間に、ママ達は、子どもの偏食をなくす工夫や栄養の高いおかしづくりなど、管理栄養士からのアドバイスに熱心に耳を傾け、日頃の悩みなどを相談されていました。

名谷子ども服と絵本の交換会3

そのあと、子ども服と絵本の交換を。

名谷子ども服と絵本の交換会4

子どもを保育園に預け働くママが増えていることから、子育てサークルへの参加者が急激に減ってきているようですが、地域に身近な地域福祉センターでのサークル活動のニーズがなくなることはありません。また、来年度の活動計画の中で「子ども服と絵本の交換会」を組み込むサークルも増えていくと思います。今後とも区として、地域福祉センターでの子育て支援活動をしっかりサポートしてまいります。

おまけ:
名谷地域福祉センターは、区内でいち早く「スマートロックシステム」を導入しました。私も試してみましたが、電子錠の開閉はICカードをかざすだけで至って簡単で便利です。

名谷子ども服と絵本の交換会5

12月1日からは「予約管理システム」による予約受付も開始され、センター利用者の方も予約時に届くメールに記載されているURLでドアを開錠し、入館ができるようになります。他地域の地域福祉センターにおきましても、ぜひ導入をご検討ください。

 塩屋の人は塩がお好き?(11月13日)

何だかふざけているようなタイトルですが、どうやら嘘ではないようなのです。

当区保健福祉課の保健師が垂水区民の生活習慣病の状況について調べたところ、垂水区民は「脳出血」による入院、「高血圧」で通院している人が他区に比べて多く、特に塩屋ではその傾向が顕著であることがわかってきました。

垂水では古くから漁業が盛んで、塩屋では文字通り製塩が行われていました。このため、くぎ煮や刺身など魚を食する機会が多く、必然的に塩や醤油の摂取量も増え、そのような食習慣が高血圧・脳出血を引き起こしているのではと考えます。ただ、あくまでこれは推測の域を超えませんので、ここで一度踏み込んでしっかり調査・分析しようということになりました。

そこで、本日は当区の保健師チームが塩屋婦人会の消費者学級におじゃましました。
参加者20人弱に対し、まず前半のグループワークでは、高血圧や脳出血につながる食生活を中心とした塩屋住民の生活習慣や伝統・文化などの聴き取りを行い、「あなたの塩分チェックシート」に記入いただきました。

塩屋の人は塩が好き1~2

私はグループワーク後の後半、高血圧の学習から合流。
高血圧が起こるメカニズムや、食塩摂取量の現状と目標値との乖離、減塩に向けた「お買い物」「食べ方」「料理」の取り組み方法など、保健師の説明を参加者の皆さんとともに聞きました。

塩屋の人は塩が好き3~6

参加者からは「成分表示の熱量(カロリー)は見るけど、塩分量は気にしたことがなかった」「塩の摂取目標量は1日6gということを知らなかった」などのご意見・ご感想をいただきました。

ちなみに、私も「塩分チェックシート」を記入してみたところ…

塩屋の人は塩が好き7_2

厳しめにつけて16点、甘めにつけて12,3点といった結果でした。日頃から、塩分摂取には気をつけているつもりですが、十分ではないということがよくわかりました。皆さんも一度記入して、自身の塩分摂取状態を確認してみてはいかがでしょうか。

垂水区民に多い「脳出血」の原因には高血圧の重症化が大きく関連しており、重症化を防ぐためには血圧に影響を及ぼす「減塩」に取り組む必要があります。また後期高齢期で脳出血が多いことは、若い頃からの生活習慣が大きく影響しており、幼少期からの減塩習慣、血圧の管理は重要であると考えます。

塩屋の人は塩が好き8

今後垂水区として、減塩に向けた取り組みを本格的に進めていきますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 垂水区総合庁舎竣工33年 ~庁舎環境の充実~(11月13日)

間もなく阪神・淡路大震災から30年を迎えますが、震災を乗り越えた市内の区役所庁舎は垂水区(平成3年竣工)と長田区(平成5年竣工)だけになりました。2000年以降各区庁舎の建替えが進んだ結果、現垂水区庁舎が最も古く、今月で33年を迎えました。そこで今回は区庁舎に関するトピックスを紹介します。

垂水区総合庁舎33年1

<“明石海峡大橋ベンチ”の設置>

市内の区庁舎の中で垂水が最も古いことをいろんなところで話すと、多くの人が「そんなに古さを感じない」と驚かれます。区民の皆さんが庁舎を綺麗に利用下さっているおかげと感謝いたします。それと、やはり明るく開放的な1階ロビー・吹き抜け空間の雰囲気が古さを感じさせないのではないでしょうか。

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そのロビーで長きにわたり行われているコンサートに加え、昨年からはストリートピアノ「しおかぜハーモニー」や“古墳ベンチ”の設置など、親しまれる庁舎づくりに努めてきています。

垂水区総合庁舎33年3~4

特に古墳ベンチは、おかげ様で多くの方に利用いただき好評ですが、猛暑の時期など、休憩する場所を求め座る場所を探されている方をよく見かけました。そこで、ベンチ増設を検討した末、先日の「明石海峡大橋の見える風景画展表彰式」に合わせ、“明石海峡大橋ベンチ”の設置に漕ぎつけたところです。

垂水区総合庁舎33年5

古墳ベンチ同様、今回も区内にある団地協同組合神戸木工センターにデザイン・制作をお願いしました。大橋の全長が3911mに対しベンチの長さは3.6mなので、約1,000分の1のスケールになります。
出来栄えはいかがでしょうか。

垂水区総合庁舎33年6

私は特に波の部分のデザインが素敵で気に入っています。安全性・耐久性も考慮しながら座りやすいようにしていただき、神戸木工センターの職人さんの腕前に敬服するとともに感謝しております。古墳ベンチともども、よろしくお願いします。

ただ、ロビーは展示やコンサートなど、いろんな用途に利用していますので、これ以上“ご当地ベンチ”を増やす余地はないですし、その予定もありません。あしからず、ご了解ください(笑)。

<現在の垂水図書館のスペースはどうなるの?>

新垂水図書館はこれまで基礎や地下の原付駐車場部分の工事が進められていたので、皆さんにはその進捗が見えにくかったと思いますが、現在は1階躯体工事に入っており、その姿を少しずつ現しつつあります。それにつれ、来年度の新図書館開館以降の現図書館のスペースについて問い合わせも多くなっています。

垂水区総合庁舎33年7~8

先述のとおり、現垂水区庁舎は平成3年竣工と古いため、トイレなど設備面においてユニバーサルデザインの対応が遅れている点があるほか、他区と比較して来庁者数に比して庁舎面積が狭い状況にあります。
中でも、2階の保健福祉課は混み合うことが多く、特に乳幼児健診の際には混雑し、受付前に立って待たされることや、健診前後に親子でゆったり過ごせる場所が少ないなどの声も多く伺っています。

垂水区総合庁舎33年14

このため、図書館跡のスペースについては、これら現区庁舎が抱える課題の解消や利便性を高めるような機能強化について検討する必要があると考えており、特に子育て支援に資するスペースは充実させるべく、来年度に向けて具体的な検討を進めていきます。

<「光」を追い求めた画家・菅原洸人の「塔のある風景」>

最後にもう1点。
9月に元区長の一人と話をしていると、「区長室に飾ってあった大きな絵がない」という話になりました。

その絵はヴェネツィアの風景が描かれた「塔のある風景」。
作者は菅原洸人(すがわらこうじん)画伯で、1922年山形県生まれ。1953年に神戸に移り、小磯良平氏、小松益喜氏に師事され、その後は昭和30年代の神戸を描いた素描の作品も残されたようです。晩年は塩屋で過ごされました。

垂水区総合庁舎33年11
(正面から撮ると反射して、どうしても撮影者が写り込んでしまうため、少し斜めから撮っています)

そんなことも露知らず、昨春私は、区長に着任し区長室内のレイアウト変更を行った際、F50サイズ(1167×910mm)と大きいこの絵を飾るには制約が大きいと感じたため、この絵を区長室から別室に移し保管せざるを得なかった経緯があります。

調べてみると、この絵は平成3年に菅原画伯ご自身から譲り受けたもののようで、区長室には画伯のサインの入った画集もありました。

垂水区総合庁舎33年12

また、11年前には、菅原画伯の存在と永眠を新聞記事で知った久元市長が、区長室までこの絵を観に来られたことがあり、そのことをブログに綴ったこともあるようです。
この絵は現庁舎の竣工以来、歴代の区長室で飾られ、大切にされてきたものだったのです。

それなのに、私はこれを1年半も別室に眠らせてしまいました。このことを深く反省し、このたびの庁舎竣工33年を機にこの絵を3階廊下に飾ることにしました。

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庁舎内ですので、平日の昼間しか観ることができませんが、区長室に飾ってあるより、より多くの方にご覧いただけると思います。是非一度皆さんにご覧いただきたいですし、後世にしっかり引き継いでいきたいと考えています。

第34回 垂水区民総合文化祭<明石海峡大橋の見える風景画展表彰式、響けハーモニー>(11月10日)

垂水区民総合文化祭が始まりました。垂水区音楽協会主催で昨日開催された「第21回フェニックスコンサート」には参加できませんでしたが、本日開催の2件を紹介します。

総合文化祭1
 

<明石海峡大橋の見える風景画展表彰式>

この風景画展は、毎年垂水区内に在住・在学の小学生以下の子ども達から作品を募集して行っています。垂水区長賞や協賛団体からの表彰に加え、今回は「五色塚古墳復元整備50周年記念賞」を設けました。

本日は、応募総数371点の中から見事に受賞された方の栄誉を讃え、区役所1階ロビーで表彰式を執り行いました。

総合文化祭2

垂水区長賞は神戸市立小束山小学校6年の中川楓京(なかがわふみや)さんの「明石海峡大橋と鮮やかな舞子公園」。写真ではわかりにくいと思いますが、貼り絵による力作で、色使いや構図も素晴らしく、私は一目見て気に入りました。

総合文化祭3

子ども達の想いが込められた作品はいくら眺めていても飽きません。入賞作品は11月24日まで区役所1階ロビーで展示したのち、年末まで区内各所を巡回展示しますので、皆さまも是非ご覧ください。
<参考:風景画展 受賞作品決定

総合文化祭4

なお、この表彰式に合わせ、上の写真で前列の子ども達が座っている「明石海峡大橋をモチーフにしたベンチ」をお披露目しましたが、これについてはまた後日、紹介します。

<響けハーモニー>

垂水区音楽協会主催、レバンテホールでの当イベントは、一昨年から垂水区音楽協会の会員以外の方にも出演の門戸を広げ、音楽に親しむ区民がより参加しやすいものとなり、定着してきています。

本日はコーラス・器楽演奏・吹奏楽演奏など計23組による出演のほか、「第21回 垂水声楽アンサンブルコンクール入賞者記念演奏」もありました。

私が鑑賞した後半で、印象に残ったシーンを独断で紹介します。
まず、アンサンブルコンクール入賞者 安藤稚夏さん、灘沙代子さん、山城唯さんによる「ハナミズキ」。
私はこの曲大好きでなんですよ。美しい声で歌っていただいて、なお嬉しかったです。

総合文化祭5

一方、文章で出演者の歌声の素晴らしさを表現するには限界がありますので、写真で素敵な衣装をご覧いただきたいグループを3組紹介します。「女声合唱団 はっぴいすまいる」「コール・シャンティ」「舞子グリーンリーフ」の皆さん、衣装に加え、もちろん歌声も魅力的でしたよ。

総合文化祭6

そして、トリを務めた「リズム戦隊ママレンジャー♪」。これまでの日記でも紹介しています。
本日は「時代劇スペシャル」「青い山脈」と、お年寄りに配慮して(!?)、ちょっと渋めの選曲でしたが、アンコールでの「風になりたい」では、最後に会場の皆さんの心を一つにし盛り上げてくださいました。

総合文化祭7

音楽は人々の心を豊かにし元気を与えてくれるものだと改めて感じました。出演された皆さま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。また、坂岡会長はじめ垂水区音楽協会の皆さま、いつもありがとうございます。協会主催の「クリスマスチャリティーコンサート」は12月25日開催予定。こちらも、楽しみにしています!

秋の休日<塩屋、五色塚古墳>(11月9日)

ここ数日一気に気温が下がり、本日も昼間は寒いのかなと予想していましたら、再び暑いくらいの陽気。秋晴れのもと、2つのイベントを訪ねました。

<第2回「勝手に塩屋市」>

以前は屋内で開催されていた「塩屋市」が、昨年よりマルシェやコンサート、オープン・アトリエ、縁日、なぞとき、ガレージセールなど「まちがまるごとお祭り!」として今年が2回目の開催。塩屋商店会の主催です。

塩屋五色塚古墳1~2

10時30分に塩屋町東市民公園で、森本アリさんによる「塩屋は勝手に市(CITY)になろうとしているのではなく、『市(いち)』ですので」という軽妙なトークに始まり、塩屋楽団による演奏がスタート。

塩屋五色塚古墳3

続いて「神戸垂水劇場」による紙芝居。子ども向けのメニューも用意していただいているのがいいと思います。

塩屋五色塚古墳4

ちなみに、今月は「もじひろい しおやさんぽ」が開催されていて、お店の前にある文字を台紙に埋めていき、文章を完成させるとプレゼントがもらえます。本日も子ども達がいろんなお店を巡っていました。

塩屋五色塚古墳5~7

昼になり人が多くなる前に住宅地の少し上のほうにも行こうと思い、「あまなつハウス」を覗いてみると、オーガニック市と、ライブが行われていて沖縄の歌に癒されました。

塩屋五色塚古墳8~9

そして12時頃からは、ちんどん屋さんによるまちの練り歩き。これに間に合うように下りて来て良かったです。このレトロな感じが塩屋に合いますね。

塩屋五色塚古墳10~11

本日はもっと「勝手に」塩屋のまちを歩いて楽しみたかったのですが、時間がなく、私はここで退散。
後に聞くと、昼からも遠方も含めてたくさんの方がお越しになられていたようです。今後も塩屋商店会のパワーで、塩屋のまちやまち歩きが好きな人を楽しませてくれることを期待します。

<五色塚古墳フェスティバル2024>

午後はNPO法人「輝かすみが丘」主催のイベントのため、五色塚古墳へ。2019年に一度幕を閉じたイベントを昨年復活させ、今年も開催です。
桝井理事長のご挨拶で13時にスタート。歌敷山中学校放送部の生徒達が進行を手伝っていました。

塩屋五色塚古墳12~14

前半で歌敷山中学校吹奏楽部が登場することもあって、会場はたくさんの方が来場されていました。

塩屋五色塚古墳15

ステージ前に人があふれている古墳の「前方部」を、一段高い「後円部」から見ると、こんな感じです。

塩屋五色塚古墳16

昨年は8組の歌と踊りと演奏でしたが、今年は12組にパワーアップ。老若男女、また静と動、様々なグループによる演目を楽しませていただきました。

塩屋五色塚古墳17~20

最後は霞ヶ丘が生んだスーパースター、歌手の岡田央さんの登場。「岡田」「ひさし」のうちわが踊ります。

塩屋五色塚古墳21~22

2曲目の「ふたりの神戸」では、次の出番のため客席後方でスタンバイしていた霞ヶ丘婦人会の皆さんが、曲に合わせ踊り出す場面も。私も隣で見様見真似で踊っていましたけど(笑)。この一体感がたまりません。

塩屋五色塚古墳23

岡田さんはMCで紹介されていたとおり、毎月ボランティアで、区役所1階で展示しているクラゲの水槽を清掃されています。お仕事・プライベートで垂水に貢献いただいており、本当にありがとうございます。

そして最後は、霞ヶ丘婦人会と会場の皆さん全員で「THE明石海峡大橋」を踊り、締めくくり。
皆さんの満足そうな笑顔が印象的でした。また、写真で気づいていただけると思いますが、段々と日が傾いていく中で、太陽に照らされた海の見え方が変化していく様子も素晴らしかったです。

塩屋五色塚古墳24

昨年も日記に書きましたが、明石海峡大橋をバックに古墳の上でのステージ、最高です!
桝井理事長、今年も楽しいイベントを開催いただき、誠にありがとうございました!

塩屋五色塚古墳25
(私の胸元が緑色に輝いて見えるのは偶然で、ウルトラマンを意識したものではありません:笑)

なお、五色塚古墳では12月4日(水曜)~8日(日曜)にキャンドルナイトを実施します。
先週から申し込みを始めましたが、非常に好調で、既に6,7,8日の金土日の分はキャンセル待ちとなっています。興味がおありの方は是非早めにお申し込みを!
<参考:予約申込サイト「おでかけKOBE」>

少し前の週刊天気予報では、本日はずっと傘マークが出ていて、ヤキモキしていたのですが、その心配を大いに覆す快晴でした。塩屋と霞ヶ丘の皆さん、きっと何か持っていますよ!

両地区のイベントに参加された皆さんにとって、思い出に残る秋の休日になったと思います。
私も日焼けで真っ赤になった顔で、本日あった数々の楽しい場面を思い出しながら、帰途につきました。

各地の文化祭(11月3~4日)

3連休の初日は荒天でしたが、秋晴れに恵まれた2,3日目、各地の文化祭を訪ねました。
特に私の心に残った展示や演目を中心に、簡単に振り返ります。

本多聞秋フェス(11月3日)

今年は夏まつりと合体した形で「秋フェス」として2日間の開催。

各地の文化祭1

しかし、初日に予定していたパフォーマンスは、前日の大雨によるグラウンドコンディション不良で、急遽中止。昨年同様、元気いっぱいの子ども達によるチアダンスやキッズダンスを見る予定でしたが、叶わず、残念でした。

ということで、地域福祉センター内の作品展示を観ました。
多聞の丘小学校生徒の作品は、低学年から高学年へと順に並べられ、成長につれて作品のレベルが上がっていくのが面白いですね。どんなことを考えながら描いたか、添えられているコメントを読むと、心踊ります。

各地の文化祭2~3

本多聞中学校生徒による応援旗は今年も力強く、カッコイイと思いましたよ。

各地の文化祭4~5

第24回星陵ふれあい文化展(11月3日)

こちらでは、地域福祉センターでの作品展示と同時に2階でふれあい喫茶をやっています。昨年は作品を観て休憩しましたが、今年はまずコーヒーを飲み出展目録をめくりながら、どんな作品があるのかと想像してからの観覧です。

各地の文化祭6~7

私の目を引いたのは、小学生の兄弟による「セミ大調査」。右側が6年生の兄によるもので、大人顔負けの観察力と分析力。レイアウトも綺麗です。左側が3年生の弟、兄に負けず劣らずの素質を感じます。

各地の文化祭8

ふれまち子ども部の作品は、手形足形を上手く組み込んだ作品で、ほのぼのとした気持ちになります。

各地の文化祭9

星陵台中学校生徒の作品もレベルが高かったです。特に明石海峡大橋をモチーフにした作品は気に入り、小学生以下の応募資格を満たさないのですが、次週表彰式を行う「明石海峡大橋の見える風景画展」に応募してほしいくらいでした。

各地の文化祭10

名谷ふれあい文化祭(11月3日)

昨年は防災訓練に続いて文化祭をやっていましたが、今年は前半を地域福祉センター内で紙芝居や民族舞踊、軽音楽を楽しんだ後、屋外のステージに移動するスタイルを取っていました。いろいろ考えてらっしゃいますね。

私が到着した時、参加者の多くは屋外ステージに移っていましたが、昨年見損ねた室内の様子をまず拝見。毎年、名谷青少年育成協議会により名谷小学校横で行われる夏の風物詩(!?)「かかしフェスティバル」などの展示がありました。

各地の文化祭11~13

手作りコーナーでは、ストローを用いたトンボづくりと、トイレットペーパーの芯を用いたクリスマスオーナメントづくりがなされていました。材料費もあまりかけずに、美しいものができて素晴らしいです。

各地の文化祭14~15

その後は屋外に出て、最後はフォークダンスを皆さんと楽しみました。

各地の文化祭16~17

狩口台地域文化祭(11月4日)

狩口台地域福祉センターでは、昨日までの3日間は絵画・書道・写真・手工芸品等の作品展示で、この日は器楽演奏や合唱・独唱や舞踊などの発表です。

ピアノ演奏で多くの子ども達も登場していたところが、昨年との違いでしょうか。松原委員長もいろいろ趣向を凝らして企画しているようです。

各地の文化祭18~19

私が感動したのは、舞子すこやか合唱団による「この街で」の合唱。この歌には「この街で」という歌詞が何度も出て来ますが、最後は「この『舞子で』いつか~、おばあちゃんになりたい~、おじいちゃんになった あなたと歩いてゆきたい…(その次は、おばあちゃんとおじいちゃんが逆)」と歌われ、会場内では思わず涙ぐむ人も。このように思える街に住み続けられるといいですね。心の底からそう思いました。

各地の文化祭20~21

そして、「笑いヨガ」では、会場の皆さんとともに大いに笑いました。体の中の悪いものが吹き飛んだ気がします(笑)。

各地の文化祭22

第34回霞ヶ丘地域ふれあい祭(11月4日)

こちらの文化祭、昨年も訪ねていたのですが、ほんの少しの時間だけでしたので、日記では紹介していませんでした。今年も少しだけ覗きましたので、紹介します。

各地の文化祭23~24

私が到着した時は、合氣道が始まったところでした。
ステージ上の限られた空間の中で、見事な技を披露いただきました。

各地の文化祭25~26

次に、着物着付け教室による着付けの実演。
鏡もない中で、お一人で留袖を10分ほどで留袖を着られる姿、帯をテキパキと締められる姿はお見事です。

各地の文化祭27~28

そして、色鮮やかな振袖に袖を通したご婦人は「60(歳)ほど、若返った気持ちになります」と述べられ、会場内は「素敵!いいわね~」の声が渦巻いていました。私の知る限り、文化祭で着付けをやっているのはここだけだと思います。特色があっていいですね。

各地の文化祭29

2日間で計5ヶ所。この間の晴天のように、私の気持ちも爽やかになった文化の日でした。
時間の都合で少しの間しか滞在することができなかったところもありますが、訪れた地区の皆さま、誠にありがとうございました!

 垂水区医師会館 完成記念式典(11月2日)

本日、垂水区医師会の新医師会館完成記念式典が行われました。新しい医師会館は今年1月に建物は完成していたのですが、その後も続いていた駐車場や外構の整備工事がこのたび終了し、本日の日を迎えたものです(会館の詳細は8月1日の区長日記参照)。

式典では、まず垂水区医師会の久保清景会長がご挨拶のなかで、戦前からの医師会のあゆみについて触れたのち、ひとつの建物に医師会・歯科医師会・薬剤師会、訪問介護ステーション、医療介護サポートセンターといった5つの事務所が同居する意義や今後の抱負などについて語られました。

医師会館完成1

続いて、来賓として兵庫県医師会の八田昌樹会長や神戸市医師会の堀本仁志会長が祝辞を述べられました。市長による祝辞も予定していたのですが、直前に大雨警報が出され、急遽市長は災害対応のため出席が叶わず、残念でした。

医師会館完成2~3

次に、この医師会館の設計を手掛けられた、株式会社松尾設計室の松尾和也代表取締役が「デザイン、コスト、環境性能が共存する医師会館」と題して講演されました。

医師会館完成4

講演では、2019年に久保会長と出会いこの会館を設計することになった経緯や、日本は断熱性能や室内環境後進国であること、そして断熱性能に優れたこの医師会館のような建物が神戸市で義務化されることへの期待などについて話されました。

そして、冒頭ご挨拶される予定であった日本医師会の松本吉郎会長は、大雨による交通機関の大幅な遅延にもかかわらず、式典終了間際に無事到着され、お祝いの言葉を述べられました。

医師会館完成5

この会館はハード面の特長だけでなく、5つの事務所が同居するメリットを生かし、平時にも災害時にも強く連携してその機能を如何なく発揮します。本当に素晴らしい拠点ができたと改めて思います。今後区内の医療・介護の関係者の連携がさらに深まるよう、垂水区としてもしっかりサポートしていきます。

医師会館完成6

垂水区三師会・関係機関・行政による災害対応訓練(10月31日)

大規模災害発生時、避難所等での救護活動を進めるため、区役所等に災害時医療救護本部を設置します。まもなく阪神・淡路大震災から30年を迎えるこの時期に、垂水区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)と区役所などによる災害対応訓練を区役所内で行いました。

本日14時、和歌山県沖で大規模地震(M8)が発生、神戸市内(西区・垂水区南部)で最大震度6を観測した想定で訓練を開始。LINEを活用したオープンチャットにより、発災情報、訓練医療救護本部立ち上げの旨が提供・共有され、関係機関に参集を求めます。

医師会災害訓練1

同時に、保健福祉課職員は災害時に起こり得る様々な状況を記載したイベントカードを用いてDHEAT訓練(初動対応)を開始。
※ DHEAT:Disaster Health Emergency Assistance Team(災害時健康危機管理支援チーム)

参集できた職員だけでいかに保健班として役割を果たすのか。職員は、収集した被災・避難情報や外部からの指示要請内容を時間順にホワイトボードに書き込み、迅速な判断と対応を行います。

医師会災害訓練2~3

事前に参加者に詳細は知らされていないイベントカードにより、

・在宅人工呼吸器患者から「人工呼吸器装着の難病患者(60歳男性)です。妻と2人暮らし。停電しており、バッテリーが本日中に切れる。どうしたらよいか。」
・避難所から「81歳 要支援1の男性、避難時に総義歯を家に置いてきてしまった。食事が義歯なしでは摂れない。困っている。何とかならないか。」

などといった連絡が入り、保健班だけで対応が難しい案件については、関係機関に連携協力を依頼します。

医師会災害訓練4~5

そして、災害発生後1時間弱が経過したところで、訓練医療救護本部会議を開始。
会議では、オープンチャットで共有された医療機関に関する情報などを改めて整理した上で、訓練中にイベントカードで示された被害・避難状況を踏まえ、避難所での救護所設置を決定するとともに関係機関に人員派遣の要請を行いました。

医師会災害訓練6~7

訓練当日初めて知る被害状況に加え、参加者がアドリブで付け加えた情報などもあり、リアルタイムで情報を整理しながら共有することの難しさを実感する訓練となりました。また参集できた職員だけで誰がどのような役割を持って動くのか、改めて災害時対応スキルを上げていく必要性を認識しました。

垂水区ではこれまで、さまざまな形で防災訓練を行ってきましたが、今回のような三師会・関係機関・行政が一堂に会する訓練は初めてでした。今後、あらゆるケースを想定し、シナリオを変えるなど工夫しながら、継続的に訓練を実施していく必要があります。各機関の連携をさらに強め、将来起こり得る災害に備えていきたいと思います。

医師会災害訓練8

「キッズ・ポートたるみ」開所式(10月29日)

市内の子ども達を対象に学習支援等を実施する「キッズ・ポートたるみ」の開所式に出席しました。

この施設は認定NPO法人キッズドアが、日本財団が実施する「子ども第三の居場所」設置・運営助成事業を市内で初めて活用し、開設したものです。設置・運営はキッズドアが、施設の利用促進を図るための事業の周知等は神戸市が行います。
(参考:9月25日 記者発表資料

キッズポート1

JR・山陽垂水駅から南に徒歩5分、海神社の国道2号を挟んで向かい側、垂水駅前交番東隣で既に開設されている介護付有料老人ホーム「チャームスイート神戸垂水」の1階にあり、この便利な場所で地域の教育支援拠点として、児童生徒や保護者が困ったときに気軽に頼れる存在となることを目指します。

キッズポート2~3

キッズドアは、2009年より東京を拠点に困窮家庭の子ども達に無料学習会や居場所を提供している、実績のある認定NPO法人です。本日の開所式で渡辺由美子理事長は、関西で初めてとなる取り組みへの喜びと期待などを話されました。

キッズポート4

また、「チャームスイート神戸垂水」の事業主体である、今回のスペースの提供に協力された株式会社チャーム・ケア・コーポレーションの下村隆彦代表取締役会長兼CEOからは、難関大学への進学を希望する子どもたちが、より平等に受験の機会を得られるよう、地域、家庭環境によらず通える塾として、11月の「キッズドア下村龍馬塾」の開設・運営にも協力されることなどが述べられました。

キッズポート5

今回の「キッズ・ポートたるみ」の開設は、介護施設と子どもの学習支援等の複合施設であることによる新たな多世代交流が生み出されること、来年垂水年金会館内に開設予定の新たな児童家庭支援センターとの連携による子どもたちへの支援の強化など、様々な効果が期待できます。

この場所は、もともと旧垂水警察署があったところです。市としては、垂水駅周辺の貴重な市有地であることから、有効に活用できるよう検討・調整してきた経緯がありましたが、このような素晴らしい施設ができたことを本当に嬉しく思います。神戸市・垂水区としてしっかり後方支援をしてまいります。

おまけ:
「チャームスイート神戸垂水」最上階8階のルーフテラスからは、眼下に垂水漁港を、西側には明石海峡大橋を望むことができます。本日は曇天でしたが、快晴の日の眺望はさらに素晴らしいことでしょう。この開放的な雰囲気のように、この施設が地域に開かれた施設となることを願っております。

キッズポート6~7

~こま回しやけん玉ってどうやるの?~(10月28日)

創立60周年を迎えた垂水区老人クラブ連合会と区内の公立保育所(5ヶ所)との新たな取り組みとして、昔遊びを通じた多世代交流事業を今月から12月にかけて実施しています。

本日はその2ヶ所目、東高丸保育所の子ども達と「東部老人クラブ」の交流の様子を覗いてみました。
同保育所「いるか・ペんぎん組」(4,5歳児)の20名と、東部老人クラブ8名との交流です。

こま回し1

はじめに、子ども達が歓迎の気持ちとして、体操「ハロウィンパンプキン」を元気に歌いながら踊ってくれました。

こま回し2

そして、二つに分かれて昔遊び。片方の部屋では、こま回しとけん玉。もちろん、私も加わりました。昭和世代は昔遊び、得意ですからね(笑)。

こま回し3

もう一方の部屋では、紙飛行機やカードゲーム、あやとり、ブロック遊びなども。

こま回し4

どれも楽しいので、あっという間に時は過ぎ、子ども達からは「もっと遊びた~い!」と名残惜しむ声と、老人クラブ側からも「子ども達と一緒に遊んでいると、気持ちが若くなっていいわね」との声が出る中、最後にハイタッチをして、約1時間の交流は終了しました。

1ヶ所目の川原保育所の子ども達と「旭が丘悠悠クラブ」「きずなクラブ」との交流も大成功だったと聞いており、本日もこどもも大人も満足感あふれる笑顔でいっぱいでした。帰る間際に子ども達から「○○さん、また来てね~」の声もあり、短い時間の中で子ども達と高齢者との間に絆が生まれた瞬間を目の当たりにし、嬉しく思いました。この事業、素晴らしい成果を上げていることを実感します。引き続き、区役所としてもお手伝いを続けていきます。

名谷小学校での防災学習(10月21日)

地域での大規模訓練や市民劇など、防災関連行事が続いている私ですが、本日は名谷小学校で垂水消防団と地域の方の協力のもと、防災学習と訓練が行われると聞きましたので、視察しました。

名谷防災訓練1_2

まず、防災学習。垂水消防団に6名おられる貴重な女性団員の一人、川西さんが「地震が起きたら」というタイトルで紙芝居をされました。小学生の兄妹が防災訓練を経験し、自分達でできることを考えていくお話で、本日の学習と訓練に相応しいものでした。

名谷防災訓練2~3

次に、名谷分団の中西さんが、消防署と消防団の違いや、大規模な火災や災害が起きた時の消防団の役割の重要性などを説明されました。熱心にメモを取っている子どもも多く、感心しました。

名谷防災訓練4

そして、多方面でご活躍の河野さんが震災当時の様子や、名谷町の方々が自ら被災しながらも、より被害の大きかった長田に出向き、炊き出しボランティアをしたことなど、貴重な体験を話されました。

名谷防災訓練5

後半は運動場に出て、消火器による放水訓練と煙体験。子ども達はみんな一生懸命にやっていましたし、それを見守る消防団・地域の方も温かく、学校の授業の中での素晴らしい取り組みだと思いました。

名谷防災訓練6~7

また、子ども達は、先週は人と防災未来センターで学んできたところと聞きました。様々な場所や機会を通じて、震災の教訓を学び、将来起こり得る災害に備えていますね。ぜひ、お家に帰ったら、災害への備えについて家族で話し合ってほしいと思います。私からの宿題です(学校の先生モードで終わります:笑)。

垂水区老人クラブ連合会創立60周年記念式典(10月19日)

レバンテホールで開催された標記式典に出席しました。

区老連60周年式典1_2

垂水区老人クラブ連合会(区老連)は「健康・友愛・奉仕」を基本目標に掲げ、健康増進活動、助け合い活動、子どもの見守り活動などの多様な活動を進められています。これまでの日記でも紹介しているとおり、「大人の居場所MAPの作成」「ブログの開設」といった会員増強に向けた新たな取り組みも積極的に進められており、主催者挨拶をされた松木会長はじめ、皆さまのご尽力に敬意を表します。

区老連60周年式典2

このような取り組みの甲斐あって、今年7月には南多聞台シニアクラブが新設・区老連に加入されました。会員数・クラブ数が減少傾向にある中で非常に喜ばしいことです。

また本日は、区老連行事への参加者が最も多かったクラブとして活動賞を「西舞子友の会」が、会報誌の発行を通じて効果的な広報を行ったクラブとして広報賞を「桃山台クラブ」が、区老連のブログ開設に大きく貢献したとして特別賞を福田幸子様が、それぞれ表彰されました。皆さま、おめでとうございます!

区老連60周年式典3

なお、式典の後、昼からは第49回楽しいつどいが開催され、大変な盛り上がりを見せたようです。
(私は昨年拝見しましたが、今年は叶わず残念でした。またの機会を楽しみにしております。)

区老連60周年式典4

当区地域協働課職員もマジックショーのお手伝いをしたようで、いつも親しくさせていただき、ありがとうございます。

区老連60周年式典5

今後も、区老連の皆さまが行われている日頃の活発な活動をしっかりと支援してまいります。また、垂水区老連が創立70年80年と末永く活動を継続され、ますます発展されますことをお祈り申し上げます。

市民フォーラム「裕次郎さんの防災 ~医療・介護の防災六条~」(10月14日)

レバンテホールで開催された、垂水区医療介護サポートセンター・NPO法人エナガの会主催、標記市民劇に出席しました。と言いますか、出演者として参加しました。

冒頭のご挨拶で、垂水区医師会の久保会長、同前会長でNPO法人エナガの会の中村代表理事、お二方から、医療・福祉関係者が「多職種連携」で自ら劇を作り上げ上演する意義などについて、お話がありました。

市民劇1~3

この劇はこれまで、介護予防、認知症、終活など、医療・介護に関するさまざまなテーマで行われてきていましたが、コロナ禍で中断。震災30年を迎える今年度、「防災」をテーマとして、6年ぶりに復活です。

今回は、「石ケ原裕次郎・かねこさん夫妻」を主人公に、以下の構成で進められました。
 ・プロローグ:できる準備をしよう!予知できることに備えよう!(医療・介護の防災六条の導入)
 ・第1幕: 大地震発生! 72時間が大切!医療の対策!
 ・第2幕: 避難する時、何をもって逃げればいい?医療・介護の準備物!
 ・第3幕: 避難場所をどうする?地域で大切なことは?
 ・第4幕: 石山さん(要援護者)夫婦の個別避難計画
 ・第5幕: 地域ケア会議だよ、全員集合!
 ・第6幕: 石山さんの避難訓練!
 ・第7幕: 裕次郎さんの見た夢!2054年の垂水
 ・エピローグ: しあわせ運べるように(医療・介護の防災六条の確認)

垂水区役所としては、私が「垂水区長」役でプロローグに登場。
舞台に上がるや否や、私の親衛隊(!?)から「謙ちゃ~ん!」と予想外の呼び声があり、思わずタジタジになりましたが(笑)、気を取り直して、ハザードマップの重要性などを説きました。

市民劇4

保健福祉課長は誠実かつ堅実な区職員役、保健担当課長はノリノリの保健師役と、ぞれぞれのキャラどおり(?)の配役で頑張りました。

市民劇5~6

一方、保健福祉部長は「乙姫」役と「神戸市未来広報」役とを、素晴らしい衣装でしっかり演じました。

市民劇7~8

劇の模様は、エナガの会のHPに後日アップされ、動画で見られるようです。観劇できなかった方はぜひご覧ください。

なお、劇のサブタイトル「医療・介護の防災六条」の各条は以下のとおりです。

市民劇9

今回の劇は、医療・介護の防災として、区民の皆さんに知っていただきたい、改めて確認していただきたいことが満載でした。観覧された方にはその重要性を認識いただけたと思います。

ネタをばらしますと、今回の出演者は8月上旬から何度も何度も、それぞれの仕事を終えてから夜遅くまで稽古に励みました。テーマ設定・脚本を手掛けられたスタッフはそのもっと前から準備をされました。

フィナーレで、ジュニアコーラス「ティンカーベル」が歌う「しあわせ運べるように」や「ほらね、」を聴き、皆で力を合わせて劇を作り上げた達成感や、震災30年のこれまでの記憶などがこみ上げ、感慨深かったのは、出演者・スタッフの中で私だけではなかったことでしょう。

市民劇10

今回私は初めての参加となりましたが、医療・介護の関係者とさらに密接な関係を築くことができ、本当に貴重な経験となりました。また、おかげさまでレバンテホールは満員御礼になりました。出演者・スタッフの皆さん、お疲れ様でした!そして観覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
これは自信を持って言えます。垂水区の医療・介護の多職種連携は最強です!

市民劇11

垂水区民スポーツの日イベント2024(10月14日)

垂水体育館・垂水スポーツガーデンで、標記イベントを開催しました。

スポーツの日1

私は予定の関係で、残念ながら13時過ぎに会場を一巡りしただけでしたが、職員に撮ってもらっていた写真で、各団体によるブ ースを中心に会場の様子を紹介をします。

まず体育館。体力測定、バレーボール、ニュースポーツ、パラスポーツ、リフティング大会など。

スポーツの日2

次に屋外。テニスコートではローンボウルズ、フットサル場ではラグビー、サッカー教室。

スポーツの日3

多目的グラウンドでは、キックターゲット、ストラックアウト、グラウンドゴルフ、輪投げ、ボール的当て、走り方教室など。

スポーツの日4

その他、ペタンクや未就学児向けコーナーもありました。

スポーツの日5

スポーツの日にふさわしい好天に恵まれ、1,000人を超える方に来場いただきました。また、垂水区スポーツ推進委員はじめ、垂水区スポーツクラブ連絡協議会、垂水区スポーツ・レクリエーション連絡会、各種団体、周辺施設の皆さんなど、今年も各方面からご協力いただきました。来場された方・運営にご協力いただいた方、ともにありがとうございました。
来年も引き続き、皆さんで楽しめるイベントとして充実させていきますので、何卒よろしくお願いします。

布団太鼓など、秋の伝統行事(10月10~13日)

秋祭りのシーズンがやってきました!
今年も可能な限り現場に足を運びました。昨年観られなかった場面など、4日間を時系列で紹介します。

西垂水布団太鼓・東垂水布団太鼓(10月10日昼)

区役所で執務をしていると、鐘・太鼓の音で布団太鼓が近づいて来るのがわかります。
1日目、海神社を出て垂水小学校西側から来る西垂水布団太鼓を待ち構えました。「差し上げ」の後、区役所西側を南下していきました。

秋の伝統行事1~3

続いて、東垂水布団太鼓も登場。垂水小学校の子ども達も興味津々で観ていました。

秋の伝統行事4~5

塩屋布団太鼓(10月10日午後)

塩屋布団太鼓は、昨年は夜しか観ることができなかったので、今年は塩屋若宮神社での倉出しを狙いました。
最初にゴマ(台車)を出して、幅の狭い道を慎重に下ります。

秋の伝統行事6~9-2

その後東進し、山陽・JR塩屋駅西の高架下を数往復します。特にJRの桁との間隔5cmもないほどスレスレです。見事に設計されていますね。

秋の伝統行事10~11

東垂水布団太鼓(10月11日朝)

2日目は、国道2号を巡行する布団太鼓を観たく、JR垂水駅東口のすぐ南にある太鼓倉からの倉出しを狙いました。薄明るい早朝に、電飾の灯った布団太鼓も見るのも趣があります。

秋の伝統行事12~13

国道2号に出るとすぐさま疾走。

秋の伝統行事14~15

海神社でお祓いを受けた後、東進し、福田川交差点へ。

秋の伝統行事16~17

朝焼けをバックにするのも絵になりますね。ただ、交通規制も大変です。布団太鼓を上から観る貴重な機会も得ました。

秋の伝統行事18~19

瑞丘八幡神社秋祭り(10月11日午後)

今年も、獅子舞を恐れて泣きじゃくる園児たちを見て、こちらも笑みがこぼれました。

秋の伝統行事20~21

4地区練り合わせ(10月11日夜)

私が垂水漁港に到着したは20時30分頃で、昨年観た4地区並んだ状態での「担ぎ」は既に終わっていました。1地区ごとに漁港北側道路を東西に、海神社の海側の大鳥居と国道2号との間を南北にと疾走する姿を観ました。昼間、東高丸の布団太鼓を目にすることができなかったので、こちらで紹介しておきます。

秋の伝統行事22

電飾で彩られた夜の布団太鼓はやはり素晴らしいですね。

秋の伝統行事24

宮野尾神社秋祭り(10月12日午後

3日目は、昨年伺えなかった宮野尾神社のお祭りへ。
ひょっとことお多福による太鼓と唄に合わせた踊り(センマ)を初めて見ました。この時に歌われるのが宮入り・木遣りの前唄・木遣りです。歌詞カードが配られましたが、メロディがつかめず歌えません(苦笑)。

秋の伝統行事26

センマの後は獅子舞の登場。子ども達も大喜びでした。

秋の伝統行事27~28

境内での獅子舞が終わると、獅子が地区内を廻っていきます。垂水消防団前団長の中西さんに、荒神祓いの様子を見せていただきました。貴重な機会、ありがとうございました。

秋の伝統行事30

奥畑大歳神社秋祭り(10月13日午後)

最終日4日目。奥畑大歳神社へは新春の弓引き神事以来です。海神社の宮司により神事が行われた後、子供神輿にご神体を移し「役付帳」によって、地区の人に祭具が渡され、神幸式の準備が整えられます。

秋の伝統行事31~32

拝殿前の参道で獅子舞が始まり、センマに次々と連れて行かれた子ども達の涙顔に、周囲の雰囲気も和みます。

秋の伝統行事33~36

ずっと観ていたかったのですが、次の予定の関係から、後ろ髪を引かれる思いでその場を離れました。

こちらでの秋祭りは5年ぶりで、幟も新しくなっていたようでした。復活できて良かったですね。

舞子布団太鼓(10月13日午後)

昨年は舞子六神社の秋祭りを観ましたが、今年は国道2号以北を巡行するところ、特にJR舞子駅西側のアンダーパスを疾走する場面が観たかったので、4日間のラスト、舞子へ向かいました。

昼に舞子六神社を出た布団太鼓とお神輿は西舞子一帯を練り歩いていました。私は15時30分頃に、西舞子2丁目の住宅地から獅子とお神輿がひと足早く神社に戻るところで、合流できました。

秋の伝統行事37~39

16時前に差し上げ。担ぎ手が少なくしんどそうだったですが、その後、幹線(舞子多聞線)に出ました。

秋の伝統行事40~41

布団太鼓はどんどん南下し、私はアンダーパスに先回りして待ちます。下り坂の途中で一旦停まっている間に、さらに先回りして、JRの桁をくぐり抜けるのを見守ります。

秋の伝統行事42~43

坂をほぼ上り切ると、ご覧のとおり、担ぎ手はちょっとバテています(笑)。

秋の伝統行事44~45

その後は、国道2号を通過して舞子公園の東側へ。アジュール舞子駐車場でUターンし、ホテルセトレ北側で和太鼓とコラボ。

秋の伝統行事46~47

このあと、最後の差し上げがあり、舞子六神社に戻って行ったようですが、私はここで視察終了。

この4日間、晴天にも恵まれ、布団太鼓と祭りを存分に楽しみました。まだ観覧経験のない方には、来年こそ是非観ていただきたいと思います。今後とも垂水区としても垂水の伝統行事を応援していきます。

​​​​​第20回 苔谷公園文化祭(10月13日)

昨年に続き、苔谷公園コミュニティセンター体育館で開催された文化祭におじゃましました。

苔谷文化祭1~2

司会はセンター管理運営委員会の伊藤委員長。いつもながらの上品さと優雅さで進行されました。

苔谷文化祭3

ステージで繰り広げられる演目は体操や踊り、コーラス、演奏など、多彩ですが、私が観覧した中から独断で2つ取り上げます。

1つ目は、新体操の「Bell新体操クラブ」と「アリスRG」の子ども達。
演技中に、天高く投げた「リボン」が天井に引っ掛かるハプニングが、両クラブで続けてありました。

苔谷文化祭4~5

苔谷文化祭6~7

こんなこと頻繁にあるとは思えません。凄い確率だと思いませんか。何事もポジティブにとらえる私、リボンだけに、両クラブとも今後の大会などできっと良い成績に「結び付く」と思いますよ。

2つ目は、コーラスの「コールポップ」。この文化祭には初めての登場で、3曲歌われましたが、私は最後の「瑠璃色の地球」が心に残りました。美しいハーモニー、ありがとうございました。

苔谷文化祭8

苔谷公園コミュニティセンターでは、いろんなグループが活発に活動されています。今回は20回目の節目を迎えましたが、今後も末永くこのような文化祭が開催されることをお祈り申し上げます。

ちどりっ子まつり(10月13日)

千鳥が丘小学校で行われた標記まつりに初めて参加しました。実行委員会主催で6回目を数えます。昨年までは上高丸北公園が会場でしたが、今年は小学校での開催となりました。

ちどりっこまつり1~2

10時に福田中学校吹奏楽部による演奏でスタート。進行のお手伝いを小学6年生が務めていました。上手にアナウンスされていましたよ。

ちどりっこまつり3~4

今年は「こどもの交通事故防止」がテーマ。垂水警察署・垂水交通安全協会の協力により、ヘルメット着用の啓発などのほか、自転車安全運転シミュレーターも設けられていました。私もやってみましたが、ゲーム感覚で自転車の運転の重要なポイントを学べる優れものでした。

ちどりっこまつり5~7

ステージのほか、飲食やゲームなど楽しい模擬店が並び、大勢の人で賑わっていました。日なたは暑いくらいでしたので、特にアイスクリンはよく売れていましたね。

ちどりっこまつり8~11

千鳥が丘の地域団体や学校などの連携・協力による素晴らしいおまつりだと感じました。子ども達の良い思い出になったのではないでしょうか。今後もこのような形で継続されることを期待します。

つつじが丘総合防災・避難訓練(10月12日)

つつじが丘小学校で行われた訓練に参加しました。5年に一度開催される大規模なものです。
参加者が多く内容も素晴らしいので、詳細に紹介します。

9時に1~7丁目の防災福祉コミュニティ各支部長等の警報合図で、それぞれの地区内の街区公園などに一次避難のうえ、住民が小学校の校庭に続々と避難して来ます。

つつじが丘防災訓練1~2

支部長が名簿・災害状況を提出後、7つのグループに分かれて各体験コーナーを巡ります。

校庭では、起震車による「震度7体験」、煙体験とともに、消防・警察の車両が並びます。

つつじが丘防災訓練3~5

校舎南側の屋外では、「ふっQすいせん」利用訓練や、仮設トイレの展示。

つつじが丘防災訓練6~9

体育館では、避難所開設時に使用する段ボールベッド、テントの展示。

つつじが丘防災訓練10~11

校舎内では、AED体験と行政相談コーナーも。

つつじが丘防災訓練12~13

各グループが校庭に戻ってきた後、11時30分頃から桃山台中学校ブラスバンド部による演奏を皆さんで鑑賞。

つつじが丘防災訓練14

垂水消防署からの講評、つつじヶ丘防災福祉コミュニティの小寺委員長からの挨拶などがあった閉会式のあと、豚汁・保存食の試食もありました。

つつじが丘防災訓練15~16

訓練全般を通して、各コーナーでの説明を熱心に聞く子ども達の姿が印象的でした。参加者数は1,000人近くと区総合防災訓練を凌ぐほどで、小寺委員長のリーダーシップや学校側の協力などにより、大変素晴らしい訓練でした。
今年8月には南海トラフ地震臨時情報が出され、来年1月に震災30年を迎えるこの時期にこのような訓練を行う意義は大きく、本日の成果を皆さまのさらなる防災意識の向上につなげていただきたいと思います。

 垂水センター街での「あんてなショップ」(10月8日)

前職で「リノベーション神戸」として市西部の拠点駅、名谷・西神中央・垂水の駅周辺の活性化策を検討していた時に、垂水が明らかに他の二つと違う点の一つが、市内で今では少なくなった「活気ある商店街」の存在でした。そして区長着任以来、商店街をもっと街の活性化に活かせないかと、考え続けています。

従来からの海神社夏祭りの時の出店のほか、これまでも紹介しているとおり(6月8日6月15日 区長日記)様々な主体が多彩な出店などで、新たな盛り上げに貢献いただいています。

さらにアイデアはないか検討のうえ、区役所から、毎月区役所ロビーで障がいのある方が通う福祉施設で心を込めて作られた製品などの販売を行う「あんてなショップ」を開催されている垂水区自立支援協議会に、垂水センター街での物販について相談したところ、ご協力いただけることとなりました。

本日はその1回目の開催で、7つの事業所から出店がありました。

垂水商店街あんてな1~7

本日は、私も美味しいお菓子や小物など、とても満足なお買い物をしました。事業者側も手ごたえを感じたようで、障がい者の手作りの品の販路拡大と駅前商店街のにぎわいづくりとの一挙両得を狙う取り組みは、まずは成功したのではないかと思います。

垂水商店街あんてな8~9

今後、季節の良い時期の10~12、4~6月の第2火曜に、区内13の就労支援B型事業所がお菓子、パン、手工芸品などを販売する予定です。ただ、これには「あんてなショップ」のような名前がまだないため、とりあえず日記のタイトルは標記のようにしました。今後素敵なネーミングを考えていただければと思います。

次回以降、皆さまもぜひ足をお運びのうえ、お気に入りの品を見つけてはいかがでしょうか。よろしくお願いします!

「IFA国際芸術交流展」奨励賞受賞者の来訪(10月8日)

これまで県内の新進美術家の登竜門「県展」で2度入選するなどの実績をお持ちで、垂水区在住の芸術家・亀井蘭さんから、標記奨励賞受賞の報告をいただきました。

亀井さんのご活躍を知るきっかけとなったのは、高丸7丁目の「ギャラリー蘭」で開催中の写真展を報じる今年1月の新聞記事でした。早速ギャラリーに伺ったところ、亀井さんの生み出す写真や絵画などの美しさ・技法に私はすっかり魅了され、以降開催された個展や展覧会を訪ねています。

IFA授賞式1

本日は、先月兵庫県立美術館ギャラリー棟で開催された「IFA国際芸術交流展」の奨励賞作品「街のあかり」を、亀井さん自ら持ってきてくださいました。

IFA授賞式2

いかがでしょうか。キャンバスに写真を印刷しその上から筆で色付けをする、新しい技法によるものだそうです。上の画像ではわかりにくいかもしれませんが、通常の写真や絵画に比べ、より色の深みや奥行きが感じられます。ちなみにドバイの風景だそうです。

一方、以前亀井さんのギャラリーを訪ねた時には、色紙に書かれた数々の書も見せていただきました。その中で私が気に入ったのが、この「遊」の字でした。

IFA授賞式3

それなら、私の座右の銘の「遊ぶが如く、仕事をする」(笑)を書いてもらえませんかとお願いしたところ、快諾いただき、本日はその作品も持って来てくださいました。

IFA授賞式4

私の好きな明石海峡大橋をさりげなく背景に描いていただている亀井さんの心遣いが嬉しい限りです。
これからも素晴らしい作品を生み出し続けてくださることを期待します。よろしくお願いします!

区長日記ではこれまでも、垂水区音楽協会主催のコンサート出演者・コンクール受賞者、世界一のフィンガースタイルギタリスト、イタリア陶器「マヨリカ焼」の絵付け師など、垂水でご活躍・ご尽力されている文化芸術分野の方々を紹介してきております。
今後も引き続き、垂水区民の心を豊かにしていただける、多彩な芸術家の活動の様子を発信し応援していきたいと思います。

  明舞出張所 開設記念式典(10月7日)

本日、明舞ビエラ明舞2階に垂水区明舞出張所を開設するにあたり、記念式典を行いました。

明舞出張所1

主催者挨拶で小原副市長は、神戸市が都心三宮再整備や神戸空港の国際化を進める一方、バランスの取れた神戸のまちづくりを進めるため、郊外の活性化にも取り組んでおり、垂水区内では垂水駅周辺でのリノベーション、明舞地域で「団地まるごと駅マエ化プロジェクト」を進めていることを、さらに、県や明石市など関係機関との連携を図りながら、明舞地域の活性化に向け取り組んでいくことを申し上げました。

明舞出張所2

来賓を代表して神戸市会 堂下副議長からは、このたびの明舞出張所開設の意義、特に既に北・西区の出張所に配属されている地域活性化担当係長の明舞での配属、地域活動のためのコミュニティスペースができたことへの期待などについて、祝辞をいただきました。

明舞出張所3

その後、狩口台ふれまち協の松原委員長、神陵台ふれまち協の小林委員長、出張所フロア貸主のJR西日本不動産マネジメント株式会社の石原社長にも加わっていただき、テープカットを行いました。

明舞出張所4

多数の国会・県会・市会の先生方や地域の皆さまなどに出席いただき、無事式典を終えることができました。また、明舞幼稚園の園児からは、心のこもったお祝いのペン立てをいただきました。大事に使わせていただきます。中後理事長、誠にありがとうございました。

明舞出張所5

明舞団地のまちびらきから60年、昭和47年に旧明舞サービスコーナーが開設されてから約50年の年月を経て、それほど広いスペースではありませんが、神戸市域側にこうして出張所を設けることができ、少しでも地域の皆さまに密着した市民サービスが提供できるかと思うと感慨深いものがあります。

本日の出張所開設を機に、歴史ある明舞地域の皆さまのために、担当の区職員一同、気持ちを新たに頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

明舞出張所6

明舞出張所で取り扱う窓口業務等はこちらをご覧ください。

 うみかぜ音楽祭 2024(10月6日)

舞子公園で行われた標記イベント、生活協同組合コープこうべ・兵庫県漁業協同組合連合会・兵庫県生活協同組合連合会・神戸新聞事業社による実行委員会の主催です。
昨年度も覗きましたが、区長日記で取り上げていませんでしたので、今回は紹介します。

うみかぜ音楽祭1~2

明石海峡大橋のすぐ下の芝生の部分にステージ、さらに東側にワークショップや展示などのブースが並ぶのは、たるみっこまつりと同様の形で、10時の開始からずっと、多くの方々が来場されていたようです。

うみかぜ音楽祭3~5

区役所からは「五色塚古墳復元整備50年」のPR、区社会福祉協議会から共同募金の呼びかけもさせていただきました。

うみかぜ音楽祭6~7

私が会場に到着したのは14時過ぎでしたので、今回は私が観覧したステージを紹介します。
14時30分から、手話パフォーマンスグループ「虹色スマイル」が3曲披露されました。特に「いのちの歌」は明石海峡大橋をバックにした晴天の下で、皆さんの想いが私の心に響きました。本当に素敵な歌、ありがとうございました。

うみかぜ音楽祭8

そして、15時からの最後のステージには「さかなのおにいさん かわちゃん」こと、川田一輝さんが登場!
本日は音楽でなく、クイズショーでした。

うみかぜ音楽祭9~10

「タコの心臓はいくつありますか?」「脳の数は?」といった大人でも知らないような難しい問題が出されますが、子ども達は元気よく手を挙げて答えていきます。なお、タコの心臓は3つ、脳は9つが正解です。
知らなかった~(苦笑)。大人にとっても楽しいクイズが続き、海が大好きな私も大変楽しめました。

今年のテーマは“環境”ということもあり、最後にかわちゃんが「将来みんなが大好きなお寿司が食べられなくなってしまうかも。そうならないためには、どうすればいい?」とこれもクイズを出しながら、海を大切にする環境学習的な要素も盛り込んでいたのが素晴らしかったです。終了後には、気さくにサインに応じられ、私もすっかりかわちゃんのファンになりました。また、何かの機会でお会いしたいものです。

うみかぜ音楽祭11

今回の音楽祭を開催いただいた、コープこうべ様はじめ関係者の皆さまに感謝申し上げます。
舞子公園では、5月には区が主体の「たるみっこまつり」、そしてこの音楽祭はじめ、様々な主体に年間を通じて多彩な催しを開催いただいています。皆さん、今後も舞子公園でのイベント、大いに楽しみましょう!

たるみ生き活き保健福祉フェア(10月2~4・6日)

昨年に続き、区役所内で標記イベントを開催しました。

生き活き保健福祉フェア1~2

4日の朝には、区内の民生委員など地域活動に携わっておられる方々による「コーラスグループすみれ」の皆さんにお越しいただき、童謡のメドレー含め多くの曲を、いつもながらの美しい歌声で披露いただきました。特に最後の「幸せのリズム」は、前日からの鬱陶しい天気を晴らすかのように、爽快な気持ちにしていただきました。ありがとうございました!

生き活き保健福祉フェア4
生き活き保健福祉フェア21

2日の午前・午後の「親子ふれあいランド」では、お母さん・子ども達がとてもリラックスされていました。その姿に、私も癒されました。

生き活き保健福祉フェア6~7

3日午後の「肺年齢を測ってみませんか?」を私もやってみました。人間ドックでCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査は毎年受けていますが、その測定器を「スパイロメーター」と呼ぶとは知りませんでした。

生き活き保健福祉フェア8~9

人間ドックでは検査数値や医学的な結果表記のため、この検査の結果をあまり気にしたことがなかったのですが、今回は肺の状態を『肺年齢』というわかりやすい結果で教えてもらえました。本日は「実年齢の一回りを越える肺年齢」という情けない結果が出てしまいました(冷汗)。今一度、人間ドックと肺年齢、両方の結果を照らし合わせ、改善策を考えてみたいと思います。そして、隣の血圧測定もしました。

生き活き保健福祉フェア10

普段は大体130mmHg程度なのですが、本日は驚き!当区の保健師に測ってもらい緊張したせいか、3回測っていずれも150mmHg超の値が出てしまいました(さらに冷汗:すみません、個人的なことばかりで)。ストレスも血圧に悪影響を与えるようです。その自覚症状はないですが、気をつけないといけません。本日の結果が本日に限ってのものなのかわかりませんので、血圧も定期的に測らないといけませんね。

保健担当課長とは、高血圧につながる塩分の取り過ぎについて最近よく話をしています。これについては、垂水区として何ができないか考え始めており、早く形にできればと思っています。

生き活き保健福祉フェア11

また、2~4日の3日間通して、児童館、保育園・福祉施設の作品展示・活動紹介や、福祉施設や事業所などでつくられたお菓子や雑貨などの販売があり、多くの来場者で賑わいました。

生き活き保健福祉フェア12~14

そして最終日の6日。私は覗けなかったのですが、垂水区医師会・歯科医師会・薬剤師会の3師会等の協力を得ながら設けられた各ブースにより、皆さんの医療や健康に対する理解がさらに深まったと思います。

生き活き保健福祉フェア16~20

計4日間、来場された多くの方々、そして協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました!

おまけ:
3日午後の肺年齢・血圧測定の結果が芳しくなかったことを知ってか、当日、保健福祉課職員が減塩のおかしを持ってきてくれました。以前食した減塩のおかきは、ちょっと味が物足りない感じがしましたが、これは減塩でないものと全く遜色がありませんでした。日頃飲むお味噌汁は減塩のものにしていますので、今後さらに、利用する減塩対応の食品を増やし、摂取する塩の量を減らしていきたいと思います。

生き活き保健福祉フェア21

 第48回 井植文化賞 表彰式(10月5日)

井植記念館ホールで行われた標記表彰式に出席しました。昨年度も出席しましたが、区長日記で取り上げていませんでしたので、今回紹介します。

井植文化賞は昭和48年度より5部門、62年度より6部門において活躍された方々を対象に、その功績を称えるもので、これまで280を超える個人・団体が受賞されています。

今年度は、文化芸術部門から井上よう子様(画家)、科学技術部門から平尾公彦様(公益財団法人ひょうご科学技術協会理事長)、社会福祉部門から兵庫こども食堂ネットワーク様、地域活動部門からアトリエ太陽の子様、報道出版部門から大牟田智佐子様(株式会社毎日放送報道情報局報道業務部部次長)、国際交流部門から特定非営利活動法人ミャンマーKOBE様、がそれぞれ受賞されました。

井植表彰式1

皆様を紹介したいのですが、私が面識のある、科学技術部門の平尾公彦様と報道出版部門の大牟田智佐子様のお二方を取りあげます。

平尾先生は、理化学研究所計算科学研究機構長としてスパコン「京」を完成させ、演算スピードで世界一を達成。その後、後継機の「富岳」の導入にもご尽力されました。私が企画調整局の課長時代だった10余年前に、スパコン「京」の世界一の栄誉の喜びをともにさせて頂いたことを懐かしく思います。また、神戸が世界に誇る計算科学の拠点として地位を築いているのも、平尾先生のご功績の賜物と改めて感謝いたします。

井植表彰式2

大牟田様とのご縁はさらに遡り、私が20年余前に「震災の総括・検証」で安全都市分野を担当していた頃、産学官の有志で震災の経験・教訓を後世につなぐ活動をしていた「メモリアル・コンファレンス・イン神戸」でご一緒させていただきました。昨今はICTの進展により、災害時にあらゆるツールを駆使することが可能ですが、その一方で、ラジオはじめアナログな手段が果たす役割は大きいです。それをご教示いただいたのが大牟田様で、間もなく震災30年を迎えるこの時季に、こうしてお会いできたことは感慨深いです。

井植表彰式3

井植文化賞は垂水区、神戸市の枠を超えるものですが、垂水を拠点に置く井植記念会が地域社会のより一層の発展に寄与したいとの考えから、長きに渡り継続いただいていることに敬意を表します。井植理事長、今年度も本当にありがとうございました。そして、今回受賞された皆様のさらなるご活躍を祈念申し上げます。

井植表彰式4~5

 セミナー「家じまいの作法 ~遺品整理と生前整理を考える~」(9月23日)

明石市と共催で、標記セミナーを明舞センターの松が丘ビル(明石市松が丘2丁目)で開催しました。

家じまいセミナー1

主に明舞団地の分譲団地の所有者の方を対象に、ご自身の住戸を将来空き家にしないために、また住戸を相続して空き家にされている方には売却を含めた処分のきっかけにしていただくためです。

講師は一般社団法人心結 代表理事で、家じまいアドバイザーの屋宜明彦(やぎあきひこ)さん。
お話いただいた中で、特に私が重要と感じた点を以下に記します。

家じまいセミナー2

○「親子で情報共有していますか」
・命と同様に大切な事(物)が意外と親子間で共有されていない。親が元気な間に行方を決めておくべき。
・特に財産に関しては、子から親に聞きにくい面もある。親から子へ預貯金額まで教える必要はないが、どの金融機関に口座があることだけは伝えておくべき。

家じまいセミナー3

○「家じまいとは」「生前整理とは」
・実家の片づけに、半数近くの人が3ヶ月以上を要している。
・相続人が行う「遺品整理」は大変なので、ご本人や親族が行う「生前整理」をしておくことが重要。
・片づけで出てくるゴミの量は多い。50~60平方メートル程度の集合住宅でも45ℓのゴミ袋120個分・2tトラック2台半ほどになり、一軒家になるとその倍になる。

家じまいセミナー4

・親が亡くなった時にやるべきことは多岐に渡る。親は自分の財産目録をつくっておくことが重要。
・特に、昨今ではデジタル遺品で困ることが多いので、スマホ・パソコンのパスワード、ネットバンキングの口座、ブログやSNSのアカウントなどは、しっかり残しておくこと。

家じまいセミナー5

○「業者選びのポイント」
・必ず複数から見積書を取り、業者選定すること。契約は口頭でなく書面で行うこと。
・無断で販売・譲渡されたりしないよう、遺品整理の現場には必ず立ち会うこと。

家じまいセミナー6

結びで、「最後は『身一つ』で逝くしかない」という言葉は特に心に残りました。

また、屋宜さんが講演される時に参加者に配付されている「安否確認カード」。本日の参加者にも配付されました。
私もこれに必要事項を記入して持参したいと思います。
(名刺サイズの二つ折りで、画像上が外側、下が内側になります。)

家じまいセミナー7

全体を通して、屋宜さんには現場の経験を踏まえた説得力あるお話を、明るく楽しくしていただきました。参加者の皆さんも自分事としてしっかり理解し、新たな気づきをいただいたと思います。私自身も大変参考になりました。屋宜さん、ありがとうございました!

家じまいセミナー8

今回のセミナーは、まちびらきから約60年が経過し県内で最も歴史のある開発団地の一つである明舞団地にお住いの方を対象に開催しましたが、また別途、何らかの形でこのような機会を設けられたらと思います。

最後に明舞地域について、一点触れておきます。
本日のセミナー会場の松が丘ビル2階にある明舞サービスコーナーを、来る10月7日に、ビエラ明舞2階に移転拡張し「垂水区役所明舞出張所」として開設します。
マイナンバーカードの手続きなどが新たに行えるようになり、また地域の活動を応援するための業務にも取り組んでいきます。詳細は開設式典の様子とともに紹介しますので、よろしくお願いします。

  子ども服と絵本の交換会(9月22日)

区内では各地のふれあいのまちづくり協議会が地域福祉センターで子育てサークルなどの子育て支援活動を実施していますが、まだ、センターを利用したことがない子ども・親世代が多数おられます。

そこで、皆さんにセンターに足を運ぶきっかけとしていただき、子育てサークルの認知度向上・参加者の増加、さらには地域福祉センター(ふれまち)に関わる人を増やす目的から、標記イベントを開催しました。垂水区役所と、「eco」な暮らしを「kobe」から発信している「NPO法人エコべ」との共催です。

こども服と絵本の交換会1

会場は区役所4階(おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館)です。
こども服と絵本の交換会2
児童館の遊戯室での「子ども服と絵本の交換」。
持ち込み1着・冊につき1着・冊無料(1家族につき持込5着・冊まで。持ち帰りのみは1着・冊につき100円)というルールで、受付を済ませ陳列します。

こども服と絵本の交換会3

子ども服・絵本ともに傷みもなく綺麗なものばかりで、次々に交換がなされていきます。

こども服と絵本の交換会4

4階で一番広い部屋のおやこふらっとひろばでは、地域で頑張っておられる子育てサークルの実演や、垂水図書館職員による読み聞かせも。

こども服と絵本の交換会5
こども服と絵本の交換会6

その他、子育てに関する講座として、「子育てのあいまのヨガストレッチ講座」や「子どもの自己肯定感の育み方~甘えと甘やかしの違い~」の講話も開きました。
同室に設けられた見守りコーナーでは、神戸常盤大学の学生が子ども達と遊んでくれ、お父さんお母さんは安心して講座に集中できます。

こども服と絵本の交換会7
こども服と絵本の交換会8

入口付近では、区内各地域の子育てサークルの情報提供を行ったところ、多くの方にチラシを手に取っていただきました。今後のサークル活動が益々活発になるといいですね。

こども服と絵本の交換会9

サークル実演にご協力いただいた子育てサークル(午前:乙木・福田、午後:千代が丘)のチラシを、参考までに掲載しておきます。とても可愛らしくて楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。

こども服と絵本の交換会10

本日は多くのふれまち協の方にお越しいただき、お手伝いいただきました。
入口付近にフォトスポットを用意していましたので、帰り際の一部の委員長と一緒に記念写真。乙木の吹田委員長、狩口台の松原委員長、ありがとうございました(何だか私が前のめっているのは、皆様のご協力の嬉しさからだと思います:笑)。

こども服と絵本の交換会11

また、会場を提供いただいた「おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館」の皆様、本当にありがとうございました。また、ボランティアとして手伝っていただいた神戸常盤大学の学生達にも感謝申し上げます。

こども服と絵本の交換会12

午前午後合わせて計160名を超える方が来場され、成功裏に終わることができたと思います。本日の成果を踏まえ、今後この取り組みを区内の地域福祉センターで開催していきます。
詳細は随時、情報提供しますので、よろしくお願いします。

つつじが丘 敬老のつどい(9月20日)

つつじが丘自治会主催、つつじが丘自治会集会所で行われた敬老のつどい。2部制となっており、私は第1部にお邪魔しました。

つつじが丘敬老1

つつじが丘ふれまち協の新谷(にいや)副委員長の司会で進行されます。
新谷さんは、先日行われた神戸市老人クラブ大会で、昨年まで会長を務められた「つつじが丘シニアクラブ」での功績に対して「理事長感謝」を受賞されたところ。各方面で活躍されています。

つつじが丘敬老2

小寺会長は開会挨拶の中で、つつじが丘の人口減少・高齢化について触れ、震災30年を迎えるにあたって、今一度備えを万全にしていきましょうと呼びかけられました。
また、「垂水区・震災30年事業」のロゴの入った冊子「家庭でできる防災対策」を作成され本日の参加者にも配布されていました。その行動力に敬意を表するとともに、感謝いたします。

つつじが丘敬老3_2

次に本日の演目ですが、こちらでは、出演者の皆さんが地元のメンバーで占められていることがいいですね。芸達者な方が多いのですが、その中で二つピックアップします。

一つは「音楽遊び」。音楽療法士の大串知恵さんのリードでリズム遊びをしながらの脳トレ。
両手の指を順番に折ったりグーチョキパーをしながら歌ったり、「どんぐりころころ」と「水戸黄門」を歌い、その次はそれぞれの歌詞とメロディを入れ替えて歌ったりしました。私の脳も活性化しました(笑)。

つつじが丘敬老4

もう一つはつつじが丘のアラン・ドロン、もとい「アラン・トロン(!?)」こと、保田光雄さんによる紙芝居。
軽妙なトークによるクイズと紙芝居で、会場を大いに盛り上げてくれました。

つつじが丘敬老5

その他、コーラス、詩吟、コカリナ演奏も楽しみました。

つつじが丘敬老6
つつじが丘敬老7

プログラムの最後に、現在の長寿社会を生きるための名言(格言?)がありましたので、紹介します。

つつじが丘敬老8

市内・区内の100歳以上の方が多いことは昨日の日記でも触れましたが、「いぶし銀のように美しい100歳」という言葉は心に響きました。皆さん是非、100歳目指して頑張ってください!

 市内最高齢者のお祝い(9月19日)

市内の100歳以上の方の状況は9月14~16日の区長日記の結びに記しましたが、その中で女性最高齢、男女合わせても最高齢者の熊谷美穂さんのお祝いに、「本多聞ケアホーム」(本多聞7丁目)を訪ねました。

熊谷さんは今年10月に112歳のお誕生日を迎えられます。昨年に続いての訪問で、入所者やスタッフが見守る中、市長に代わって私からお祝い状とお祝いの品を贈呈いたしました。

市内最高齢1~2

息子さんご夫妻とお孫さんも駆けつけられ、今年も記念すべきいい思い出になったことと思います。

市内最高齢3

最後に、熊谷さんから「ありがとうございます。皆さんのおかげです。」と感謝の言葉が述べられました。そういった気持ちを持ち続けておられることが、長生きの秘訣になっているのだろうと、昨年同様感じました。

熊谷さんは、1914年に勃発した第一次世界大戦前の1912年(大正元年)のお生まれ。大正・昭和・平成・令和と、激動の時代を生きて来られた人生を察すると、本当にすごいことだと思いますし、敬服いたします。
いつまでもお元気で長生きされることをお祈り申し上げます!

中秋の名月といも煮を楽しむ会(9月16日)

福田川クリーンクラブの村上会長からお誘いを受けた標記の会。昨年も開催されたそうですが、今年はふれまちのメンバーなどにも参加の輪を広げたようで、3連休最後の夕刻、会場の名谷あじさい公園を訪ねました。

いも煮1

まだ少し明るい17時30分すぎに、村上会長のご発声で乾杯。早速、いも煮を食します。

いも煮2~3

里芋、大根、ごぼう、人参、鶏肉など、具のバランスが絶妙で、味付けもバッチリ。私は即、完食しました(笑)。

18時過ぎから、いい感じに日が暮れていき、参加者の懇親も進みます。いも煮は十分な量が用意されていて、約50名の参加者皆さんのお腹も心も満たしてくれました。私はしっかり、おかわりもさせていただきました(笑)。

いも煮4

そして18時30分過ぎに、雲の合間から月が!
中秋の名月は明日ですが、ひと足早く、良いお月見ができました。

いも煮5

いも煮と言えば、山形や愛媛が有名のようですが、こちらのいも煮も、今後しっかり定着していくでしょう。

福田川クリーンクラブは活動を始めて20年あまり。本日は村上会長の福田川、そして垂水の街に対する愛情・情熱を改めて感じることができましたし、普段なかなかゆっくり話す機会が少ない方とも交流を深めることができました。村上会長、貴重な機会をありがとうございました!

4地区の敬老のつどい(9月14~16日)

3連休の間、4地区の敬老のつどいを訪ねました。

東垂水(9月14日)

まず、東垂水地域福祉センターで毎月開催している「ふれあい給食会」での敬老のお祝い。

4地区つどい1

給食会は民生委員・児童委員の方が主体となって行われていますが、今回は東垂水ふれまち協がゲストを呼ぶ形で協力されています。このような連携も素晴らしいですね。

4地区つどい2

ということで、お食事の前に「ゆがふチャンプルーズ」による沖縄三線。
「安里屋ゆんた」を皆さんで踊ったり、「十九の春」の替え歌「老後の春」を「六十、七十がつぼみなら~、八十、九十は花盛り~」と歌ったりして、大いに盛り上がりました。

4地区つどい3~4

「青い山脈」では、私も太鼓を叩かされました(苦笑)。

4地区つどい5

続いてお食事。鮭のあんかけやなすの煮びたし、ともに好物で美味しくいただきました。
私にまで「いつまでもお元気で」とメッセージをご用意いただき、恐縮です。スタッフの皆さんの心遣いが嬉しいひと時でした。民生委員・児童委員協議会東垂水南地区の大村会長、ありがとうございました!

4地区つどい6~7

多聞台(9月15日)

連休2日目の午前は、多聞台地域福祉センターでの敬老のつどい。56回目の開催です。

今年から多聞台ふれまち協の委員長を務められている大久保委員長は、開会挨拶で多聞台の街の変遷などにも触れられ、この街の歴史の重みを改めて感じました。

4地区つどい8~9

お祝いのコーラスは民生委員・児童委員・友愛訪問グループボランティアによる「グループすみれ」。いつも美しい歌声を聞かせていただいております。
本日は、団地センターでカフェを運営している中村さんの飛び入り参加という嬉しいコラボもありました。

4地区つどい10~11

「頭(おでこ)の上から声を出すような気持ちで」と歌唱指導いただき、皆さんで歌った「見上げてごらん夜の星を」では、美しいハーモニーが会場内いっぱいに響きました。手話を交えての「赤とんぼ」も良かったですよ。

4地区つどい12

最後に、多聞台のまちびらき当初からずっと住み続けていらっしゃる最高齢の方が、ご挨拶と歌声を披露されました。90歳を越えておられるとは思えないお元気さ。ご立派です!

4地区つどい13

会場の外では、多聞台小学校の生徒達がドーナツの販売をしていました。トライやるの予行演習のようですね。多聞台は地域と学校が一体となってまちづくりを進めているその一端を、また垣間見ました。

4地区つどい14

上高丸(9月15日)

午後は、上高丸地域福祉センターでのふれあい敬老まつり。
上高丸ふれまち協の中井委員長、婦人会の悦会長、お二人ともいつもお元気で、笑顔が素敵です。

4地区つどい15~17

演目が多彩で、すべてを詳細に記すことができませんが、特に印象に残ったゲストを二つ紹介します。

一つ目は、塩屋青年会による獅子舞。
これまで何度か見ていますが、本日は特に至近距離でしたので、さらに迫力がありました。また秋祭りで見られるのを楽しみにしています。

4地区つどい18~19

次に、三線の「ゆがふチャンプルーズ」。
坂口かおりさんは、昨日の東垂水に続いての登場。売れっ子です。

4地区つどい20

三線では珍しい「瀬戸の花嫁」など、しっとりした曲も良かったのですが、「オジー自慢のオリオンビール」など、やはり皆さんで盛り上がる曲がいいですね。私もしっかり踊らせていただきました(笑)。

4地区つどい21

その他の演目は写真のみですが、暑さの残る昼下がり、こちらも熱かったです。

4地区つどい22~27

高丸(9月16日)

連休3日目、最後は高丸地域福祉センターでの敬老のつどい。

4地区つどい28

高丸ふれまち協の武貞副委員長の開会でスタート。若手がしっかり育っていて心強いです。
今年度から着任された西田委員長は「もうすぐ後期高齢者の仲間入りです」と仰いながらも、コンピューターに長け、スクリーンに投影する画像の製作・操作を自ら行い進行されるのが素晴らしいです。

4地区つどい29~30

お食事は、高丸名物(!)のちらし寿司。本日も美味しくいただきました。前委員長の中道さんはじめ、つくっていただいた皆さん、ありがとうございました!

4地区つどい31~32

食後のステージは、「藤と美会」による日本舞踊と「Harmony Friends」による合唱。
両方に出演している子もいて、踊りに歌にと頑張っていました。子ども達が敬老のお祝いに出演するのはいいことですね。

4地区つどい33~39

最後は合唱。「お座敷小唄」の替え歌の「ぼけます小唄」と「ぼけない小唄」を、川内副委員長のリードで、皆さんで歌いました。
妙に説得力があり含蓄のある歌詞でしたので、全文掲載しておきます(画像は右から読んでください)。

4地区つどい40~45

こちらには、90歳以上の方が3名参加されていました。最高齢は昭和2年生まれの97歳。お元気で素晴らしいですね。

4地区つどい46

3日間それぞれの会の挨拶で申し上げたのですが、神戸市内には、今年度中に100歳になられる方を含め100歳以上の方が1,445名いらっしゃいます。下表のとおり、10年で約1.5倍、特に男性は倍増です。

4地区つどい47

垂水区では208名いらっしゃり、人口比で概ね0.1%です。多いですよね。本当に「人生100年時代」が現実のものとなってきた感があります。

予定が重なり、訪ねることができなかった他地区の敬老のつどいもあり、申し訳ございませんでしたが、皆様のご長寿をお祈りします。いつまでもお元気で長生きしてください。

西脇ふれあいのまちづくり協議会主催 敬老の集い(9月8日)

9月に入り敬老会のシーズン。昨年同様、その初回は西脇の多聞会館を訪ねました。

西脇ふれまち協の松尾委員長の挨拶で会場内は和やかな雰囲気に包まれ、開会です。

西脇敬老1~2

お楽しみステージの3組のゲストのはじめは、子どもと大人で構成され、3月の狩口台でのひなまつりでも拝見した「扇流舞踊団」による日本舞踊。
特に、子どもが演じる時には会場内の皆さんは、まるでお孫さん(場合によってひ孫さん?)を見守るかのように笑みがこぼれ、思わず「かわいいね~」の声が出ます。半年で、随分成長するものだと感心しました。

西脇敬老3~4

次は、レバンテホールのステージで何度か拝見している「リズム戦隊ママレンジャー」による吹奏楽。
この会への出演は7年ぶりとのこと。本日は舞台の大きさの関係からか、いつもより少ない16名による編成でしたが、曲の合間に楽器の紹介も交えながら、迫力ある演奏を披露してくれました。

西脇敬老5

最後は「侑希寿会」による新舞踊。昨年のこの会でも拝見しました。
踊られた数曲の中では「花笠音頭」がいいですね。「めでた めでた~の~、○○さまよ~」の歌詞が少し照れくさいのですが(苦笑)、まぁそんなことは関係なく、このリズムが好きですね。

西脇敬老6

最後は「みんなで歌いましょう」。
リズム戦隊ママレンジャーによる伴奏で、「青い山脈」「川の流れのように」など昭和の名曲を合唱しました。ママレンジャーの若手は、青い山脈は聞いたこともないとのこと。世代交代が進んでいますね。

西脇敬老7

本日は何と言っても、森さんの名司会ぶりが印象に残りました。その元気いっぱいの掛け声で、皆さん元気に歌うことができたと思いますよ。森さん、お疲れ様でした!

西脇敬老8

来賓挨拶で私から、「区内には100歳以上の方が150名ほどいらっしゃいます。」と申し上げたところ、休憩時に「そんなにいるのですね。私もあと15年、100歳目指して頑張ります!」とお声掛け頂きました。
本日参加された80名近くの方は、お元気で本当にいい表情をされていました。100歳も夢ではないと思いますよ。皆さんが健康で長生きされることをお祈りいたします。

 防災・減災に係る「垂水区・震災30年事業」(8月30日)

今年度は阪神・淡路大震災から30年の節目を迎える大事な年です。先日も地域の方と話していたのですが、区内の家屋は震災時に倒壊こそ免れたものの、多くは大きな損傷を受けており、次なる大地震が発生した場合、甚大な被害が出る可能性があります。また、豪雨による土砂災害・浸水被害のリスクもあり、以前から地域の皆さんと協働で区民の防災意識をより一層高める取り組みが展開できないかと考えておりました。

また、今月8日には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されました。さらには、今まさに台風10号が近畿地方に接近しており、これまでにも増して、「災害への備え」を意識せざるを得ない状況です。

こうした中、2024年の防災週間が始まる本日より、垂水区ホームページ内に「垂水区・震災30年事業」に関する特設ページを開設しました。

また、より多くの区民の皆さんが防災・減災に対する意識を高めるきっかけとなるよう、「ごしきまろ」が神戸市消防隊員の「活動服」を着用したロゴマークを作成しました。今後区内で行われる防災・減災に関する取り組みにはこのロゴマークを使用し、震災30年事業として取り組みを広げていきます。

垂水区震災30年1

今後の予定は、ホームページの特設ページに順次掲載していきますので、積極的なご参加をお願いします。

特におすすめは、10月14日(月曜・祝日)に、垂水区医療介護サポートセンター・NPO法人エナガの会主催、レバンテホールで開催予定の市民劇「裕次郎さんの防災対策 備えよう、考えよう」で、医療・福祉関係者が「多職種連携」の一環で自ら劇を作り上げ上演するもの。コロナ禍を乗り越え、このたび復活させます。

区役所や消防署の職員も出演しますので、ぜひレバンテホールを満員御礼にしましょう。何卒よろしくお願いします。

垂水区震災30年2

上高丸 さくらんぼ給食(8月26日)

上高丸地域福祉センターでは、毎月1回、約50名が参加される給食会が運営されています。今回はインターンの学生がお手伝いをすると聞き、その視察も兼ねて参加しました。

本日のメニューは、鯖をメインにし、この暑さでも食べやすいよう工夫されたもの。味付けも濃くなくヘルシーで美味しくいただきました。作っていただいた民生委員や婦人会の皆さま、ありがとうございました。
調理・片付けはインターンの学生も手伝っていましたよ。

さくらんぼ給食1~2

昼食後のお楽しみ。本日のゲストは女声合唱団「ゆう」の皆さん。

さくらんぼ給食3

前半は童謡を歌っていただいたあと、その中から「汽車ポッポ」を、参加者の中に入ってくださったはゆうのメンバーと一緒に皆さんで合唱しました。参加者の皆さんも美しい声が出て、お褒めの言葉をいただいていましたよ。

さくらんぼ給食4

後半は振り付けもある歌謡曲が披露され、夏の昼下がり、しばし暑さも忘れ、穏やかな時間を過ごしました。

そのあとは、特殊詐欺被害防止のためのお話などに続き、最後にインターンの学生の出番。

ボードに書いている文字を、読むのでなくその色を答えるクイズや、「後出しじゃんけん」などで、脳トレを楽しみました。

さくらんぼ給食5~6

民生委員・児童委員の仕事への理解と関心を持っていただくために、夏休み期間を利用して、このような場にインターンの学生を招いています。今回はその現場を知る貴重な機会でした。
民生委員のなり手不足は全国的な課題ですが、こういった機会を通じ、少しでも若者の民生委員への関心が高まることを期待するとともに、他に手立てがないか、私も考えていきたいと思います。

2地区<つつじが丘、塩屋>のまつりを通じて思うこと(8月24日)

「つつじが丘夏まつり」に参加しました。昨年は観ることができなかった「つつじが丘ソーラン」を楽しみにしながら、つつじが丘公園に向かいました。

つつじ塩屋1

昨年はまだ陽の高い時間帯にお邪魔しましたが、今年は18時半近くになってからの訪問です。少し暑さが和らいで来た中、早速、焼き鳥やフランクフルトで腹ごしらえです(食リポモードはやめておきます:笑)。

つつじ塩屋2

19時過ぎになり、いよいよ「つつじが丘ソーラン」スタート。
やぐらの上にあがっているのは、地元在住の森さん。⾃治会集会所でのエアロビクスのインストラクターであり、つつじが丘⼩学校運動会で児童たちが披露する「つつじが丘ソーラン」の指導をされている方です。

つつじ塩屋3

小さな子どもから大人まで、皆さん鳴子を持って楽しそうに踊っているので、私も踊りの輪に入りました。
これまでソーランは観ることは何度もあっても、自ら踊るのは初めてです(照笑)。

つつじ塩屋4

ソーランの次は、「明日があるさ」。森さんの軽快なステップをお手本に踊ります。

つつじ塩屋5ー2

踊ったあとは、森さんと少しお話もさせていただき、全身からあふれるパワーを頂戴し、タンクトップに書いてあった「魂羽飛」(コンバット)に気合を感じました!(笑)

つつじ塩屋6

つつじが丘ふれまち協の小寺委員長からは、出店は地域の方と子ども会が担い、自立した運営ができていると昨年も聞いていましたが、今年はさらに若手が活躍されているようでした。中でも「交通防犯部長」は舞子高校の卒業生で地域に恩返しをしたい一心からお手伝いをしているようで、頼もしい限りです。

つつじ塩屋7

実はこちらの夏まつり、やぐらは建っているのですが、昔ながらの盆踊りは踊りません。

小寺委員長曰く「昔ながらの盆踊りに拘る必要はなく、ソーランなら、子ども達が学校でも踊っていて親も知っているので、皆で踊れていい。」とのことで、そのような柔軟な考え方に共感します。ソーランによる会場の一体感に、久しぶりに鳥肌が立ち、つつじが丘の地域力に大いに感銘を受けました。

次に、「塩屋盆踊り」。コロナにより休止していましたが、運営団体を「塩屋音頭保存会」から「塩屋盆踊りの会(仮)」に引き継ぎ、4年ぶりに再開されました。

つつじ塩屋8

私が到着したのは20時を過ぎ。定番の河内音頭など、皆さん既にかなり踊っていましたが、塩屋音頭がまだなので、まだまだこれからといった感じです。

つつじ塩屋9~10

こちらでは外国人の方や浴衣姿の方も多く見かけます。事前に揃いの浴衣を販売していたり、古い浴衣のリユースを促進したりしていることも素晴らしい取り組みです。

休憩明けの20時40分過ぎから、世話役の松本さんから、やぐらは保存会から引き継ぎを受けたことや塩屋音頭を継承していく意義など、お話がありました。そして、いよいよ塩屋音頭。

つつじ塩屋11

事前に練習をしっかりしていた成果でしょうか。塩屋音頭を上手に踊る若手もいます。私も見様見真似でステップを踏みますが、なかなか上手くいきません。私も来年に向けて練習しないといけませんね。

つつじ塩屋12~13

こちらの盆踊りは明日も開催されます。皆さん、お疲れ出ませんように。

本日訪ねた2地区のまつりでは、踊りや運営など、昔ながらの形に拘らず、新たなスタイルを確立して将来へ引き継ごうとする意思を感じました。やはり何事も状況の変化に対応していくことは大切ですね。そんなことを思いながら、まだ蒸し暑さの残る中を、帰途につきました。夏まつりの季節はもう少し続きます。

第41回 乙木ふれあいのたそがれコンサート(8月24日)

乙木青少年育成協議会と乙木ふれあいのまちづくり協議会の共催、垂水東中学校体育館で行われた標記コンサートに参加しました。昨年は参加できませんでしたので、今年が初めてです。

乙木ふれあいのたそがれコンサート1

出演は塩屋中学校・垂水東中学校・社会人で構成する吹奏楽団「ブラス・ポルテーニョ」。
オープニングはこれら総勢約150人による合同演奏。仕事柄いろんな吹奏楽を聴く機会がありますが、中学生から大人まで幅広い世代が揃い、これだけの規模のものは他に例を見ません。大迫力で圧巻でした!

乙木ふれあいのたそがれコンサート2

その後の塩屋中学校・垂水東中学校それぞれの単独の演奏。特に1年生にとっては初めての出演ということでしたが、そんな雰囲気を全く感じさせず、合同演奏の迫力に引けを取ってなかったですよ。

乙木ふれあいのたそがれコンサート3~4

また、「ブラス・ポルテーニョ」には、中学校の卒業生も所属しているとお聞きしました。本日演奏した中学生の中からも将来、凱旋演奏をする生徒が出てくるかもしれません。このような地域行事を通じて、地域への愛を育み、世代を超えた交流活動が実施されていることは本当に素晴らしいことだと思います。

時間の都合で、「ブラス・ポルテーニョ」の演奏は鑑賞できなかったのが残念でしたが、きっと素晴らしい演奏で聴衆の皆さんを魅了されたことと思います。

このコンサートは41回の歴史を有し、これまで開催されてきたことに対し、乙木青少協の吹田会長はじめ、地域・学校関係者の方々のご尽力に敬意を表します。

乙木ふれあいのたそがれコンサート5~7

このコンサートが引き続き、地域の皆さんに愛され、将来にわたり継続されていくことを願います。

「垂水に残るミステリアス。」花時計に(8月22日)

本日、三宮・東遊園地内の花時計が五色塚古墳をモチーフにしたものに植え替えられました!
8月8日の区長日記で紹介した「五色塚古墳復元整備から50年」の取り組みの一環です。

垂水に残るミステリアス1~2

タマリュウ(緑)600株、ベゴニア(白)1,900株、ジニア(杏)350株、トレニア(青)150株、合わせて3,000株が植えられています。

垂水に残るミステリアス3

事前に上の図案と聞いていたのですが、実物はこのイメージと比較していかがでしょうか。
周囲を取り巻くミストが花時計を浮かび上がらせているようで、心惹かれます。
(訪れたのが15時過ぎで、全体が日陰の中での写真なので、少し見にくく、申し訳ございません。)

もう少し日にちが経つと、花がもう少し開き、見頃を迎えると思います。ただ、残暑厳しいこの時季、花は長持ちしません。次回の植え替えは9月中旬を予定しており、観られる期間は意外と短いです。
この間に是非、三宮・東遊園地内の花時計にお立ち寄りください。

<ご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんので補足を>
以前の花時計は三宮の神戸市役所2号館の北側にありましたが、2019年春に、東遊園地の南ブロック(フラワーロードと国道2号が交差する「税関交差点」北西側)に移転しています。
税関前歩道橋の上からは、少し高い位置からの花時計の眺めを味わうことができます。

垂水に残るミステリアス4

久しくこの辺りを訪れてらっしゃらない方は、リニューアルされた東遊園地や「こども本の森神戸」も合わせて楽しんでください。

第21回 垂水声楽アンサンブルコンクール(8月19日)

垂水区音楽協会と垂水区との共催で、コーラス部や合唱部に所属していなくても、歌うことが好きな人なら誰でも参加できる、標記コンクールをレバンテホールで開催しました。

垂水声楽アンサンブルコンクール1

昨年までは参加対象が高校生まででしたが、音楽のすそ野をさらに広げる趣旨から、今年は新たに大学・一般の部を設けるとともに、先週の平日の昼休みに、区役所ロビーに設置しているストリートピアノを活用して、一部参加者による公開練習会も実施しました。

垂水声楽アンサンブルコンクール2~4

本日は、小・中・高・大学・一般の部合わせて計27組63名が参加し、日頃の練習の成果を発揮してくれました。特に、公開練習会に参加した生徒が壇上に上がると、まるで親御さんのような気持ちで「頑張れー」とエールを送っている私がいました(笑)。練習のおかげか、皆さん、本番のほうが上手に歌えていましたよ。

垂水声楽アンサンブルコンクール5

審査の結果、小学校1~4年生の部から殿尾彩心さん・森唯捺さん・尾﨑葵梨さん、小学校5・6年生の部から二宮千鶴さん・橋本明日菜さん・日高このあさん、中学生の部から、向田和花さん・鹿養さつきさんと、豊田葉那さん・豊田咲那さん、大学・一般の部から、髙瀬舞さん・藤田真里杏さん・髙瀬日向さんが、それぞれ最優秀賞を受賞されました。

垂水声楽アンサンブルコンクール6

審査員の太田先生からの講評では、「合唱の持つ素晴らしさを改めて実感しました。感動しました。」とのコメントがありました。私も全く同感で、心洗われました。昨年は叶いませんでしたが、今年はすべての参加者の歌う姿を見ることができ、貴重な経験でした。

表彰後、受賞した嬉しさから感極まって涙ぐんでいる生徒もいて、こちらも熱くこみ上げるものがありました。懸命に練習に励み、それが報われることは素晴らしいことですね。一方、惜しくも最優秀賞を逃した方も、また来年に向けて頑張ってください。

今回の入賞者は、垂水区音楽協会が今秋「垂水区民総合文化祭」のステージイベントとして開催する「響けハーモニー」や、「クリスマスチャリティーコンサート」などに出演いただきます。今後も研鑽を重ね、さらに美しい歌声を披露してくださることを期待しております。

2地区の夏まつり<星陵台、東垂水>(8月17日)

昨年も訪れた2地区の夏まつり、今年もお邪魔しました。
まず、星陵台ふれあいのまちづくり協議会主催、星陵台公園での「第25回 星陵ふれあい夏まつり」。

2地区の夏まつり1

16時30分に、ふれまちの松谷委員長のご挨拶でスタート。一部日陰はあるものの、ひなたは相当暑いです。

2地区の夏まつり2

そんな中、今年工夫を凝らしていたのがミスト。松谷委員長曰く、それなりに費用がかかったとのことですが、有効に機能していたと思います。

2地区の夏まつり3

それと紹介しておきたいのが、星陵台中学校の生徒達の活躍ぶりです。昨年度の垂水区善行少年表彰(団体)を受賞した同校ボランティア委員の皆さん(3月7日の区長日記参照)が、各出店で頑張っていました。
昨年もそうだったと思いますが、今年はさらに積極的にお手伝いをしている姿が印象に残りました。

2地区の夏まつり4

そして、同校吹奏楽部。1年生にとってこういった場では初めてということでしたが、予定されていた6曲を堂々と演奏されていましたよ。

2地区の夏まつり5

ただ、次の予定のため、アンコールが始まった時に鑑賞を終了しなければならかったのが心残りでした。

次に、東垂水地域福祉センター・東垂水小学校正門付近で行われた「第22回 東垂水納涼夏祭り」。

2地区の夏まつり6

新しく就任された野網委員長のご挨拶で18時過ぎにスタート(写真はお隣から至近距離で撮ったものなので、変なアングルですみません:苦笑)。

2地区の夏まつり7

東垂水小学校と言えば、先のパリ五輪の総合馬術団体で活躍した「初老ジャパン」の一員として銅メダルを獲得した北島隆三選手の母校。私からはこのことにも触れ、挨拶いたしました。

19時を過ぎると、提灯の灯が浮かび上がり、お祭りモード全開です。こちらでは、協力している各種団体の顔ぶれに若手のメンバーが多いように感じました。素晴らしいことです。

2地区の夏まつり8

そしてお待ちかね、東垂水小学校児童が制作した灯ろうに点火。幻想的な雰囲気が広がります。
夏祭り当日だけでなく準備の段階から、子どもたちと地域の大人達の交流が生まれている点も東垂水の良いところですね。

2地区の夏まつり9

最後に、何度見ても美しい、東垂水小学校正門前から見る明石海峡大橋の夜景に、本日の疲れを癒されながら帰途につきました。

2地区の夏まつり10

この数日、台風の影響もあってか、朝晩はちょっと涼しい風が吹きましたが、まだまだ暑い日々が続きます。皆さん、くれぐれも暑さ対策・体調管理に気をつけてお過ごしください。

お盆の一日(精霊送り、垂水の盆踊り)(8月15日)

8月8日に日向灘で発生した地震に伴う南海トラフ地震情報(巨大地震注意)の呼びかけが本日17時に終了しました。私は通常どおり出勤していたのですが、夕方から訪ねた行事2件を紹介します。

まず、垂水年金会館南側で行われた「精霊送り」。垂水区連合婦人会が実施主体です。
婦人会の皆さまにおかれましては、暑い時期での多岐に渡る行事の運営・お手伝いなど、お疲れさまです。

お盆の一日1

開催時間は16~20時で、私が訪れたのは18時前。陽が傾き少し暑さが和らぐのを待って参加される人が増え始める時間だったと思います。暗くなると提灯の灯も幻想的でしょうね。

お盆の一日2~3

預けられた供物は、ボランティアとして参加していただく神戸青年仏教徒会有志による供養の後、「お焚き上げ」が行われます。

お盆の一日4

昨年の精霊送りは台風の影響のため中止でしたが、今年は無事開催されました。
供物を昔のように川や海に流すことはできませんが、このように形を変えて、伝統的な行事を継承していくことは改めて大切なことだと感じました。

伝統行事続きということで、次は海神社での「垂水の盆踊り」。
以前レバンテ東広場で行われていたのが、コロナ禍や悪天候による中止を経て、今年は場所を海神社に移して、6年ぶりに再開されました。垂水音頭保存会の主催で、昨日今日の2日間の開催です。

お盆の一日5~7

垂水音頭の踊り方は区HP掲載の冊子動画で見ることができます。
ただ、実際にやってみないとなかなか踊れませんので、18時半からの練習に私も参加しました。

見様見真似で踊りますが、上半身・下半身のどちらかを意識をすると、その反対のどちらかが疎かになってしまい、なかなかスムーズにできません。やはり、踊りのセンスがないということでしょうか(苦笑)。

お盆の一日8~9

そして、19時から垂水音頭保存会の濱田会長からのご挨拶のあと、本番スタート。

お盆の一日10

盆踊りの定番「炭坑節」「河内音頭」に始まり、ここでも「ダンシングヒーロー」は会場を大いに盛り上げます。そしてもちろん垂水音頭も。陽が落ちてもしばらくは蒸し暑く、踊り続けると汗だくになりました。垂水からやや離れたところから来られていて、このような場で知っている方のお顔を拝見できるのも嬉しい限りです。

お盆の一日11~12

垂水音頭は約500年の歴史があると言われ、戦時中から中断・復活を繰り返し、平成4年に地元有志により垂水音頭保存会が結成されたと聞いております。保存会の皆さまのご尽力に改めて敬意を表します。

お盆の一日13

今後も垂水音頭が保存・継承され、この盆踊りが垂水の夏を彩る風物詩として将来にわたって引き継がれるよう、区役所としても応援し発信していきたいと思います。

「垂水に残るミステリアス。」~五色塚古墳復元整備から50年目を迎えました~(8月8日)

五色塚古墳は、1975年8月8日に国内で初めて築造当時の姿に復元整備され、本日50年目を迎えました。

五色塚古墳復元整備50周年1

上のポスターを街なかでご覧になったことがありますか。もともとは市営地下鉄の空き広告スペースを活用した市からの発信情報の一環で、「垂水に残るミステリアス。」として五色塚古墳のPRをしておりました。ただ、それだけではもったいないので、今春から「復元整備50年」バージョンを作成し、行政施設だけでなく民間事業者にもお願いをして、ポスター掲出の拡大を進めております。

五色塚古墳復元整備50周年2

ポスターだけでなく、のぼりも含めて、今後さらに掲出の拡大を進めていきますので、ご協力いただける事業者の方は、区長日記の最下段の「お問い合わせフォーム」から、よろしくお願いします。

また、今月下旬には、三宮・東遊園地内の花時計が五色塚古墳をモチーフにしたものに植え替えられます。どんな図柄になるか、楽しみにしておいてください。

その他の今後の五色塚古墳に関する取り組み等は、本日から区HPで開設した「五色塚古墳・復元整備50年特設ページ」で順次発信していきますので、ご覧ください。

いずれにしましても、この1年は「五色塚推し」でやっていきますので、よろしくお願いします。

3地区の夏まつり【塩屋柏台、福田、舞子】

まず、塩屋柏台自治会主催の「塩屋柏台夏祭り」。昨年は塩屋北小学校で行われたようですが、今年は会場を柏台西公園に移しての開催です。

3地区夏祭り1

15~18時での開催ということで、暑さ対策は大丈夫かなと気にかけながら、17時前に会場入りしました。
ふじ棚や樹木がほど良い影をつくっていたり、会場中央のテントにはミストが導入されていたりと、まるで神戸市が最近力を入れている異常高温対策のモデルのようです。

3地区夏まつり2~3

子ども達は、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、くじ引きなどを楽しんでいました。ふれまち協からいただいたアイスも暑さを凌ぐいいプレゼントになったと思います。

3地区夏祭り4

ステージでのバルーンとピエロのショーは既に終わっていましたが、最後のジャグラーショーは少し観ることができました。

3地区夏祭り5

こちらのおまつりには今回初めて訪れましたが、自治会とふれまち・青少協とがしっかり連携して開催されていると感じました。子ども達にとっても、きっと楽しい夏の思い出の一つになったと思います。

次に、福田小学校での「第31回 垂水福田納涼盆踊り大会」。2日開催の1日目。昨年に続いての参加です。

3地区の夏まつり15

18時から福田ふれまち協の菅田委員長のご挨拶に続いて、私から「毎年この規模でおまつりの準備をされるのは大変なこと。若い世代にも是非、ふれまち協の活動に関心を持ち、その輪に加わっていただきたい。」とお声かけをしました。

3地区夏祭り7

昨年も思ったのですが、こちらのまつりの好きなところは、少しずつ陽が暮れていく中、オープニングの演奏・演舞が始まるところです。昨年は和太鼓でしたが、今年は「ふくだチアガール」による演舞。
軽快なリズムに演者と観客との一体感が生まれ、素晴らしいオープニングでした。

3地区夏祭り8

そして、雲に夕陽が当たって幻想的な空の下、19時から盆踊りが始まりました。私も昨年同様、「きよしのズンドコ節」「ホームラン音頭」などをしっかり踊りました。

3地区夏祭り9

こちらの会場は、やぐらを真ん中に置きその周りを踊り、さらにそれを出店が囲む形の雰囲気・密度感が気に入っています。

3地区夏祭り10

明日も開催ということで、準備・後片づけ、本当に大変だと思います。福田ふれまちの皆さん、お疲れ出ませんようにと念じながら、次の会場に向かいました。

最後は、舞子公園での「舞子夏まつり」。こちらの主催は兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所で、官民連携による催しです。

3地区夏祭り11

15時からグルメ屋台などが始まり、17時から和太鼓松村組によるオープニング演奏、区内の和太鼓チームによる演奏などがあったようです。

3地区夏祭り14
(写真は主催者からいただきました。)

私が会場に到着したのは20時前だったため、これらを見ることができませんでしたが、フィナーレに向けた「和太鼓&盆踊り」には少し参加できました。

若い世代は盆踊り経験が少ない人も多いですが、浴衣姿の垂水区連合婦人会の皆さんがいい手本になります。見様見真似で踊る人も増え、老若男女が幾重にも輪をつくり踊る風景は圧巻でした。特に「ダンシングヒーロー」は一番盛り上がっていましたよ。(踊るのに専念していて、適当な写真を撮り損ねてしまいました:苦笑)

3地区夏祭り12

私が一番好きなのは「ザ・明石海峡大橋」。垂水では定番ですが、明石海峡大橋のすぐ下で踊るのも趣がありました。

フィナーレでは、サプライズの花火がアジュール舞子沖から上がりました。ライトアップされた移情閣とともに観る花火も素敵で、皆さん感慨深く夜空を見上げていました。

3地区夏祭り13

以上、3ヶ所。主催者や内容は違っても、それぞれに工夫を凝らした運営がなされており、どのおまつりに参加された方も、きっと満足されているでしょう。

夏まつりのシーズンはまだまだ続きます。皆さんも是非、お近くのまつりにお出かけになられて、夏の楽しい思い出をまた一つ、増やしてほしいと思います。

第65回 神戸市少年団野球リーグ全市大会で小束山Aチーム優勝!(8月3日)

北区の「あじさいスタジアム北神戸」メイン球場で行われた、標記大会の決勝戦(小束山Aチーム対なぎさAチーム)を観戦しました。

神戸少年団野球1

先攻の小束山は1,2回、ランナーを出すものの先制点が取れません。逆に2回裏になぎさに先制され、嫌な空気が流れましたが、すぐさま3回表に1点返し同点。あとで考えると、ここですぐ追い付いていたのが大きかったと思います。
そのまま混戦が続きますが、5回表にビッグイニングが待っていました。小束山は長打やツーランスクイズなどで一挙4点!(観戦に集中していたので、試合中は写真を撮っていません。すみません:苦笑)
あとは、危なげなく守り切り、見事5-1で小束山Aチームの優勝!

神戸少年団野球2

小束山Aチームは、なんと垂水地区第7代表からの快挙です。指導者の方も「この1ヶ月でどんどん強いチームになっていった」と、「下剋上優勝」に喜びと驚きが隠せない様子でした。

神戸少年団野球3

この全市大会、垂水区代表が3連覇を果たしました!
一方、決勝戦の前に行われた3位決定戦で、霞ヶ丘Aチームが13-1で小寺Aチームを下し見事3位。また、ベスト8には垂水区が4チームを占めるなど、垂水区勢の力を存分に発揮してくれたと思います。

6月15日の垂水地区夏季大会の閉会式で、私から全市大会に向けた激励をさせていただきましたが、本日は私のほうが子ども達から力をもらった感じがします。本当にありがとう!

昨年の決勝戦も観戦しましたが、やはり子ども達が懸命に白球を追う姿はいいですね。
これからも、野球を通じて子ども達が成長していく姿を見守っていきます。

ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」体験教室 ミニ発表会(8月2日)

区役所1階ロビーのストリートピアノを用いた体験教室。ピアノを習ったことがない区内在住の子ども達を対象に、垂水区音楽協会所属のプロのピアノ講師からマンツーマンレッスンを受けることができます。
今春に続いて企画したところ、定員6名に対し約4倍の応募があり、3日間のレッスンが行われました。

しおかぜハーモニー発表会1

レッスンの始め、子ども達は緊張しているようでしたが、徐々に積極的に先生と会話をしたり、自宅で復習してきたことを自ら披露してくれたりするなど、ピアノが弾けることを楽しんでくれていたようです。

私も何人かの親御さんにお声掛けしたところ、「子どもがピアノに興味があるかわからないまま、いきなり教室に入れるのは敷居が高く、こういった体験会があると助かります。」というお言葉をいただきました。企画した側としては非常にありがたいことです。

本日は年中から小5の5名の参加のもと、練習の成果を披露するミニ発表会を開催しました。みんな、お父さん・お母さんやきょうだいなどに見守られながら、頑張って演奏していましたよ。
ピアノ経験がない子ばかりでしたが、子ども達の飲み込みの早さには先生方も驚かれていました。

しおかぜハーモニー発表会2~3

最後に修了証書をもらって、みんないい笑顔でミニ発表会を終えることができました。

しおかぜハーモニー発表会4~5

レッスンや本日の体験会の様子をご覧になった来庁者からも、「いい取り組みですね」と仰っていただきました。今後も垂水区音楽協会のご協力をいただきながら、学校の長期休みの時期などで、この取り組みを可能な限り継続したいと思います。

なお、垂水区音楽協会に年4回開催いただいている「月曜ロビーコンサート」の次回は、9月30日に開催予定です。こちらもよろしくお願いします。

 垂水区医師会館の視察(8月1日)

星陵台中学校北に位置する垂水区医師会館は、老朽化に伴い同敷地内で昨年から建替えが進められていました。昨年10月7日の日記で紹介のとおり、新会館は垂水区医師会、同歯科医師会、同薬剤師会の三師会に加え、医療介護サポートセンターや訪問介護事業所、合わせて5つの事務所が一堂に会する画期的なものです。

今年はじめから既に新会館での業務は始まっていましたが、このたび既存建物の撤去や駐車場整備が終了したということで、本日は垂水区医師会の久保会長にご案内いただきました。

医師会館視察1

新会館は2階に医師会事務所と大会議室、1階には医師会以外の事務所が入居。5事務所が同居する機能面だけでなく、延床面積約650平方メートルの規模ながら木造を採用。建築・環境面からも特筆すべき建築物です。

建物の耐震性能や、制振ダンパー、太陽光発電・蓄電池システム等を備えていることなど、久保会長から説明を受けた大会議室は約150平方メートルで100人規模のセミナーなどにも活用できそうで、何よりも天井や梁の木の温もりや優しさを感じ快適です。サッシは断熱性能に優れた樹脂系のものでペアガラスが施されていました。

医師会館視察2~3

そう、この建物で忘れてはならないのが断熱性。久保会長には、7月4日のシンポジウムで、断熱性の高い住宅が健康にとっていかに重要か唱えていただきましたが、この建物がまさにそれを体現しています。あとで医師会や他の事務所の方にもお聞きしましたが、やはり冷暖房の使用頻度は少ないようです。

その他、大会議室以外でも吹き抜けや階段など各所に木材が使われており、心地よい空間となっています。

医師会館視察4~6

医師会の事務所には、(写真ではお見せしませんが)ロフトもあり、テーブルもこんなにオシャレ。快適な空間に作業効率が上がりそうです。

医師会館視察7~8

久保会長は「ソフト・ハード両面からも地域の皆様の安全・安心を確保し、健康で幸せな生活を送っていただくための我々の進むべき方向性を示すことができた。」と仰っています。多職種連携の協力体制が名実ともに整えられ、SDGsの観点でも優れるこの会館で、各機関の連携がさらに進むことに期待しかありません。

この会館の優位性をいかんなく発揮できるよう、垂水区としてもサポートしてまいります。当区の催しなどでも、ぜひ利用させていただきたいと思います。

 パリオリンピック 垂水区出身の北島隆三選手 銅メダル獲得!(7月30日)

パリオリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられていますが、嬉しいニュースが入ってきました!
総合馬術団体で、垂水区出身の北島隆三選手が見事銅メダルを獲得しました。おめでとうございます!

私はこれまで知らなかったのですが、北島選手は東京オリンピックを含む数々の国際大会への出場経験があります。今回のオリンピック出場を機に、先週から区役所1階のデジタルサイネージで、下記の応援画像を流しており、区長日記でも取り上げなければと思っていたところ、競技の日を迎えてしまいました。

パリオリンピック1

競技が始まり2種目を終えた時点で3位につけていたので、健闘を祈っていたところ、昨日の最終種目を終え、無事銅メダル。オリンピックの馬術で日本勢のメダル獲得はなんと92年ぶりとのことです。

今朝は、朝刊で「ベテラン勢 安定の騎乗」という記事を読み、TVでは「初老ジャパンの快挙」を取り上げていた映像に、思わず笑みがこぼれ歓喜しました。日本チーム4人の平均年齢は41.5歳。最年長は48歳、北島選手は最年少の38歳で、決して「初老」を名乗る歳ではありませんが、今後も活躍が期待されますね。

馬術は体力もさることながら経験が生かされる競技で、それは仕事と同様かもしれません。今回の快挙は多くのミドル世代に元気を与え、私も改めて何事も頑張らなければと勇気づけられました。

現在の北島選手の練習拠点はイギリスのようで、日本そして垂水に戻られる機会は滅多にないかもしれませんが、いつか一度お会いして垂水に対する想いなど、お話をお聞かせいただく場面があればなぁと勝手に妄想しております。北島選手、垂水区民に喜びと感動を与えていただき、本当にありがとうございました!

垂水出身としては、パリパラリンピック パラ卓球女子立位クラス8に友野有理選手が出場します。1ヶ月先になりますが、こちらも楽しみです。

パリオリンピック2

なお、北島選手・友野選手へのエールとして、乙木ふれあいのまちづくり協議会のご尽力により、両選手の母校(小・中学校)、滝の茶屋駅構内、垂水東口バスのりばに横断幕が掲出されています。こちらも是非ご覧ください。

パリオリンピック3

2地区の夏まつり<高丸、多聞台>(7月27日)

先週梅雨が明け、酷暑が続いておりますが、今年も夏祭りのシーズンが到来しました。昨年訪れたところも多いですが、記述できてなかったところを補い、今年初めてのところは少し詳しく、紹介していきます。

今回は昨年も訪れた2地区です。まず、高丸小学校が会場の「高丸ふれあい夏まつり」。

2地区の夏まつり1

昨年は17時30分過ぎに会場に到着したので、少し影が伸びていたのですが、今年はスタートの16時30分に合わせおじゃますると、まだ陽が高く暑さが厳しく、かき氷の店にはすぐに長蛇の列が出来ていました。

2地区の夏まつり2

今年度就任された、高丸ふれまち協の西田委員長は多世代交流をさらに進めたいとのお考えをお持ちで、今回のまつりには、本部の放送係や各ブースのスタッフとして、垂水中学校の生徒達を受け入れていました。生徒たちは少し恥ずかしそうにしながらも、頑張っていましたよ!

2地区の夏まつり3

こちらのまつりは主催の高丸ふれまち協に加え、高丸青少年育成協議会も共催者として参加しており、校庭を使っていろんな「遊び」を出店しているのが特色です。私も子ども達に混じって、射的・バスケット・モルック・輪投げを楽しみました。

2地区の夏まつり4

昨年も食べた「ちらし寿司」、今年も美味しくいただきました。

2地区の夏まつり5

暗くなってからのマジックショーや花火は、どんな雰囲気の中、行われるのかなと気になりながら、会場をあとにしました。

続いて、多聞台中央公園広場での「第55回 多聞台カーニバル」。

2地区の夏まつり6

会場は広場の周りを物販・飲食ブースが取り囲む形ですが、それにしても物凄い人だかり。周辺の本多聞や舞多聞からも多くの人が訪れているようです。ただ、到着したのが17時45分頃で、昨年拝見したオープニングの和太鼓や多聞台小学校6年生有志によるよさこいソーラン踊り、打ち水が終わったところでした。

2地区の夏まつり7

あとで聞いたのですが、よさこいの上演後、多聞台小学校6年生の生徒が自らの言葉で、地域の方々への感謝を口にされたようで、これには皆さん、感動と感激の気持ちでいっぱいになったようです。

多くのブースの中で私が注目したのは「将棋コーナー」で、将棋初心者の若い世代に年配者が教えるという微笑ましい構図。多世代交流がここでも展開されています!

2地区の夏まつり8

昨年整備した西側の広場では、散水栓が噴水代わりになって、いい感じで周囲に涼を与えていました。

2地区の夏まつり9

多聞台では市営住宅跡地の戸建住宅の分譲が始まったところで、今後若年世帯の流入が期待されます。今年度就任された、多聞台ふれまち協の大久保委員長はじめ、地域の皆さんが次世代に向けた新たなまちづくりを進めていかれることを期待します。

2地区の夏まつり10

「今年の夏はこれまでになく暑い!」と毎年言っているような気もしますが、今年は本当に暑いです。私も少々体力を消耗しておりますが、地域の皆さまもくれぐれも暑さ対策・体調管理にご留意いただきながら、まつりを盛り上げ、地域の輪を広げていただきたいと思います。区としてもしっかり応援していきます。

「ほんたもん資源回収ステーション」オープン(7月16日)

本多聞地域福祉センター内に設置された標記ステーションのオープニングが、ふれあい給食に合わせて実施されましたので、お邪魔しました。

ほんたもん資源回収1

区内での同ステーションの開設は「舞多聞まちづくり館・舞多聞.comu館」「乙木地域福祉センター」に次いで3ヶ所目、全市では24ヶ所目になります。
こちらではペットボトル・ペットボトルキャップ・プチプチ(気泡緩衝材)・歯ブラシを回収します。

ほんたもん資源回収2~3

本日は柏木環境局長から、お祝いの言葉とともに、資源回収ステーション開設の趣旨や運用方法などについての説明がありました。

ほんたもん資源回収4

お隣の本多聞保育所の子ども達もお祝いに駆けつけてくれ、早速、ステーションに資源を投入していました。
楽しみながら資源を分別する子ども達の姿に、周囲の大人達も思わず笑みがこぼれていました。

ほんたもん資源回収5

本日のオープニングには、残念ながら間に合わなかったのですが、資源出しのついでにコーヒーを飲みながらゆっくりおしゃべりができるコーナーが開設されます。このコーナーがふれあい喫茶同様、高齢者の外出機会を増やすことの一助となることを期待します。

また、本多聞保育所の子ども達とは日頃から「おばちゃんダンゴムシ捕まえてー」「保育所で作ったさつまいもって甘くて美味しいねんでー」といったと交流があるようです。
本日も「また来るねー」と言いながら笑顔で帰っていった子ども達含め、地域福祉センターが地域の皆さまの交流促進にさらに寄与する場所となるよう、垂水区としても引き続き必要な支援・協力を行っていきます。

 多聞東 夏のミニイベント(7月7日)

多聞東ふれあいのまちづくり協議会主催の標記イベントにお邪魔しました。
昨年は参加が叶いませんでしたので、楽しみにしながら、会場の多聞東地域福祉センターに向かいました。

多聞東夏のミニイベント1~2

受付で参加証をゲットし、センター内3ヶ所のコーナーを回っていきます。

多聞東夏のミニイベント3

私はまず、屋外の「スーパーボールすくい」からスタート。童心に返って、子どもたちに交じって黙々とすくっていきます。

多聞東夏のミニイベント4~5

最後はポイが2ヶ所破れてもまだ数個すくい、結果は44個。直前でたくさん獲っていた子は60個以上だったようですが、まずまずの出来だったと思います。

多聞東夏のミニイベント6

次は、RINGTOSS(輪投げ)。
老人クラブ連合会の方などと競うときに高得点を狙う癖がついてか(笑)、9点ばかり目掛けて投げていたら、本日のルールは、入った数が点数とのことで、私は結局3ヶ所に入っただけでした。
うちの係長は的にまんべんなく投じて、まるでお手本のようでした。

多聞東夏のミニイベント7~8

最後は「防災館」。
舞子高校生が、防災リュックの中に入れておくべき中身や、新聞紙を使ったスリッパの作り方などを説明してくれました。流石、日頃から防災をよく学んでいる環境防災学科の生徒さん!わかりやすかったですよ。

多聞東夏のミニイベント9

次に、ストラックアウトにトライして、当てた数にちなんだクイズに答えます。

多聞東夏のミニイベント10~11

私は第4問の「震度の階級は何段階?」という問いでしたが、無事正解!(当然ですか?外れると恥ずかしい:笑)大人にとっても結構難しい問題もあったようです。いずれにせよ、楽しみながらしっかり防災について学べる工夫をしているのが素晴らしいですね。

最後に、クラフトコーナーで「キラキラボトル」づくり。
好みのビーズを小瓶に入れ、洗濯のりを薄めた液体を充填し、最後は小瓶の外側の飾りつけをして終了。

多聞東夏のミニイベント12~14

完成したボトル(右上の写真)は、ひっくり返してゆっくり落ちていくビーズを観て楽しみます。暑くてイライラするこの季節、私のデスクに置いておいて、穏やかに過ごしたいものです。

各コーナーで地域のスタッフの方に交じって舞子高校の生徒達が大活躍しており、同校の校長も視察に来られていました。たるみっこまつりでも頑張っていましたし、区内のあらゆる催しに参加し、地域の子ども達らと交流を図っている舞子高校の生徒、それを支えていただいている先生方に感謝いたします。

子ども達が各コーナーをとても楽しそうに巡っているのが印象的で、奥井委員長はじめ、地域の皆さんが子ども達を大切に思う気持ちがよく伝わってきました。うだるような猛暑でしたが、私の心は爽やかな風を感じて、会場をあとにしました。

名谷ふれまち七夕まつり(7月7日)

名谷あじさい公園で行われた標記まつりに、昨年に引き続き参加しました。
昨年7月2日の区長日記ではその様子をあまり紹介できませんでしたので、今回は少し詳しく記載します。

名谷ふれまち七夕まつり1~3

同公園内の高架道路桁下の3段になっている広場を、上手く活用して会場が設けられています。
一般道路に接している下の段とその上の段を結ぶ階段は踊り場が広く、イベントの際にステージのように使うには最適です。本日も開会セレモニーはこちらで行われました。

名谷ふれまち七夕まつり4

開会挨拶をされた名谷ふれあいのまちづくり協議会の瀧原委員長は、ふれまちのホームページを立ち上げ、本日配布されたうちわにそのQRコードを載せるなど、常に新しいことにトライされていることが素晴らしく、敬意を表します。

名谷ふれまち七夕まつり5~6

「社会を明るくする運動」推進委員会の構成団体からもブースが出され、保護司会の笹飾りは黄色い花で彩られ、まるで牡丹のよう。素敵でした。

名谷ふれまち七夕まつり7~9

垂水名谷あんしんすこやかセンターからは、電動カート・車いすの体験コーナーが出されていました。こういった福祉的なブース出展があるのもいいですね。

名谷ふれまち七夕まつり10~11
 

その他、すべてを紹介しきれませんが、物販・飲食・子どもの遊びなど、多種多様な模擬店などが並びます。
特に「おかしつり」や「わたがし」のブースには長蛇の列が出来ていました。

名谷ふれまち七夕まつり12~13

私は中段の広場で焼きそばを。下の広場で模擬店が賑わっている雰囲気も感じ取っていだければ。
カレーなども食べたかったのですが、本日は我慢。持ち帰って食べられるパンなどを買いました。

名谷ふれまち七夕まつり14~15

中段の広場では、演奏やダンスなど。トップバッターの「和太鼓連ふくだ」は6月9日の福田わいわい祭りでも演奏を観賞したところ。本日も迫力ある演奏で楽しませてくれました。
そのあとも観覧したかったのですが、時間がなくて叶わず。特に福田中学校生徒の皆さん、ごめんなさいね。

名谷ふれまち七夕まつり16

一番上の段の広場では、環境局垂水事業所による「ワケトン学習」、垂水消防署の煙体験のコーナーが設けられ、子ども達は楽しみながら学んでいました。垂水消防団名谷分団による水消火器訓練もありました。

名谷ふれまち七夕まつり17~19

このまつりでは、当日の願い笹への記入もOKです。こんな短冊を見つけ、思わず私も書こうかなと思いましたが、それはやめておき、心の中で「頭が良くなりますように」と願いました。(もう遅いですかね:苦笑)

名谷ふれまち七夕まつり20~21

子ども達はじめ会場を訪れていた方は、皆さん笑顔いっぱいで、私も幸せな気持ちになりました。次の予定の関係で、1時間ほどで会場をあとにしなければなりませんでしたが、もっと滞在したい気持ちでした。
多数の笹飾りとあじさいの花に彩られたこの七夕まつりが大好きです。来年もまたお邪魔したいと思います。

名谷ふれまち七夕まつり22~23

第74回「社会を明るくする運動」講演と演奏会(7月5日)

「7月は社会を明るくする運動」(以下、社明運動)の強調月間です。標記催しをレバンテホールで開催しました。

開会にあたり私から、垂水区推進委員会委員長として社明運動の趣旨などについて、挨拶申し上げました。

社明運動1

講演は、警察OBの西岡敏成様に「安全安心まちづくり~宝を守る街づくりのために」と題して、お話いただきました。事前に話がとても面白い方と聞いていたのですが、その期待を裏切らず、お笑い芸人顔負けの話術で会場の皆さまを楽しませていただきました。

社明運動2~3

お話の内容は上記講演会資料に凝縮されていますが、私の印象に残った主な点を以下に紹介します。

・「先入観」を捨てる。犯罪者のイメージを勝手につくらないこと。
・犯罪者は犯行する場所を「下見」する。人の目があり声をかけられるような所では犯行に及ばない。
・阪神大震災の時に助かった人のほとんどは地域の人に助けられた。犯罪や災害に対しては地域の力が重要。
・高齢者を守るには街には「お世話」「お節介」が必要。
・19月24日からの脱却。高齢者は1日24時間のうち19時間家にいるのが現実なので、
 「きょういく」=「今日行く」場所があること、「きょうよう」=「今日用」があることが重要。
・吉田松陰の言葉「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
 故に、夢なき者に成功なし。」にあるように、夢を持つことは大切。
・「無知」ではいけない。知らないことが恐怖につながり、偏見を生み、犯罪につながる。

社明運動4~5

そして、笑いはNK(ナチュラルキラー)細胞を増殖させ、人々を健康にすると言われ、まさしくそのとおり、約1時間の講演中、1,2分に一度くらいの高頻度で、会場に笑いの渦を巻き起こしていらっしゃいました(笑)。

次に、兵庫県警察音楽隊による演奏。
アンコールを含め7曲が披露されましたが、中でも「365歩のマーチ」の替え歌の「サギ犯にワン・ツー・パンチ」や、「YMCA」「ザ・ドリフターズメドレー」の曲に乗せて、特殊詐欺被害防止や自転車運転時のヘルメット着用など啓発を行ったのが良かったです。素晴らしいです、兵庫県警察音楽隊!

社明運動6
社明運動7~8

また、社明運動強調月間の取り組みとして、垂水小学校音楽隊によるオープニング演奏を皮切りに、7月1日から本日まで、区役所1階ロビーでPRコーナー(パネル展示)を設けました。

社明運動9~10

なお、垂水小学校音楽隊は、社明運動への協力の功績が称えられ、昨年10月に近畿地方更生保護委員会から委員長感謝状を受領されました。本日は垂水区保護司会の芦田会長とともに、垂水小学校校長から感謝状を見せていただき、私からも改めて音楽隊に感謝の意を表しました。

社明運動11~12

今月は引き続き、私や地域協働課の職員は「幸せの黄色い羽根」をつけて執務を行います。社明運動に対するご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

住まいの断熱で健康なくらしを考えるシンポジウム(7月4日)

市建築住宅局と垂水区役所の共催で、標記シンポジウムをレバンテホールで開催しました。
1月30日の区長日記に記載したとおり、「神戸垂水の家」を視察したことで、断熱性の高い住まいの重要性を実感しました。以降、その普及啓発の機会を企画・調整してきた末、本日実施に至りました。

断熱リノベ1~2

開会挨拶で久元市長は、近年激しさを増す「異常高温」がもはや異常でなくなってきており、その原因である温室効果ガスの発生を抑制するために、エアコンの使用を減らしても快適に暮らせる断熱性能の高い住宅を増やしていくことの重要性に触れられました。また、空き家・空き地の多い垂水区で、活用できる空き家をいかにリノベーションし次世代に引き継いでいくことが大切かなど、自らの考えを述べられました。

断熱リノベ3

市建築住宅局政策課の松添課長からは、神戸市・垂水区の空き家の状況や、住まいの断熱性能を高める意義、その性能を高めるポイントは「断熱(熱を逃さない)+気密(すき間をなくす)」であることなどが話題提供されました。また、断熱リノベに対する今年度の国交省の補助金についても紹介がありました。

断熱リノベ4

基調講演1は、フォワードハウジングソリューションズ(株) 井上賢治代表取締役からのご講演。
日本の家屋の断熱性能が諸外国と比較していかに低いレベルにあるのかといった点や、断熱リフォームした住宅の快適性はもとより、光熱費の低減効果などについてご説明いただきました。

断熱リノベ5

断熱効果については、聴衆の皆さんはおそらく半信半疑でお聴きになっていたのではないかと思います。しかし、本当にすごいのですよ!これはモデルルームでその効果を体験した私からも重ねてお伝えしたいと思います。

次に基調講演2では、垂水区医師会の久保清景会長が医師の立場から、ヒートショックが起こる原因や、室温と血圧の関係、さらには室温と脂質・心電図異常・過活動膀胱・睡眠障害・生活活動量との関係など、様々なデータを提示しながら話されました。

断熱リノベ6

特に、浴室内で亡くなられる方の数は交通事故者で亡くなる方の数より圧倒的に多いという事実には、開会挨拶後も二人の基調講演を聴いていた久元市長もとても驚いていた様子でした。

休憩を挟んで、明舞団地出身で団地リノベーションを多数手がけられている(株)フロッグハウス 清水大介代表取締役と、断熱リノベ住宅にお住まいになっている今井圭三・智子夫妻によるクロストーク。

断熱リノベ7

清水様が今井夫妻から発注を受けた、3DKの間取りを1LDKにリノベーションした事例が紹介されました。
綺麗に内装が整えられた部屋の様子が映し出されると、私の後ろのご婦人が「素敵!いいわねぇ!」という羨望の声が聞こえてくるなど、会場内はそのような雰囲気に包まれました。

また、清水様から明舞団地の築年50年の物件価格が300万円ほどという話が出ると、意外に安いと驚かれた方も多かったように思います。そういった物件を上手くリノベーションすることで、新築と比べて手頃な価格で新しい住宅を手に入れることができますし、若年層を中心にそういった動きが出てくることを期待します。

会場内では「断熱性能体験ゾーン」を設けたところ、シンポジウムの開始前・休憩中・終了後に、多くの方にご覧いただきました。皆さん熱心に事業者の説明に耳を傾け、断熱に係る建材の性能の素晴らしさを実感されていました。

断熱リノベ8

今回のシンポジウムでは、建築と医療の両面からの解説がなされましたので、説得力があったと思います。来場された皆さんの理解度・満足度も高かったように感じましたので、主催者としても嬉しい限りです。

ただ、今回のシンポジウムの開催がゴールではありません。今後これを契機に、住宅・医療はじめ、関連する事業者との連携のもと、住まいの断熱性能を高める取り組みの普及啓発を図っていきたいと思います。
最後にもう一度、「始めませんか?住まいの断熱」

 「おやこふらっとひろば垂水」「垂水児童館」 開設から1年(6月28日) 

レバンテ2番館4階(区役所上階)に標記施設が開設してから1年を迎えました<開設時の様子は昨年6月26日の区長日記参照>。
2つの施設のこの1年間の利用状況と、本日視察してきました「ふらっとひろば」での「おひざのうえのおはなし会」の様子を報告します。

おやこふらっと1周年1~2

まずは「おやこふらっとひろば垂水」です。
開設当初は予約制としていましたが、現在は9時30分から12時、13時から17時までの間、予約不要でご利用いただけます。

おやこふらっと1周年3~4

未就学児を対象としているおやこふらっとひろばでは、まだ歩けない赤ちゃんやよちよち歩きの子ども達と、元気よく走り回る子ども達がぶつかったりする危険のないように、「ねんねよちよちエリア」を明確に分けるなどの配慮がなされています。

おやこふらっと1周年5

今年5月からは登録制として、年齢ごとに色分けした名札カードをお子さんの背中に付けてもらっています。お子さんの年齢がひと目でわかることから、お母さんどうしのコミュニケーションが進みやすく、また、職員も気軽にお子さんに名前で呼びかけることができ、親御さんとの距離が近くなったと聞いております。既に600組が登録しています。

おやこふらっと1周年6

新たな取り組みも積極的に行っており、先日は、第1回の「歯っぴー相談会」として常磐大学歯科口腔保健学科の先生による10分ずつの歯の健康相談を行ったとのこと。日頃から歯と離乳食の相談が多いようで、今後も定期的に開催する予定です。

次に垂水児童館。
移転して面積が広くなったことで、午後に小学生がいても安全に乳幼児が遊べ、小学生と乳幼児が同じ時間にいられるようになったことで、異年齢交流がやりやすくなったとのこと。

おやこふらっと1周年7

児童館は、小学生以上の集うところというイメージが未だ強いですが、市全体で児童館を0~18歳までのすべてのこどもたちを対象とした子育て拠点として活用する「こどもっとひろば」の取り組みをしているなかで、未就学児も来て楽しめるところと思ってもらえるようになってきているようです。

7月に「なかよしひろば」で乳幼児対象に開催するなつまつりや、8月に子どもの居場所として開催される子どもカフェは、児童館の子どもたちがスタッフとなって実施されるとのことで、子どもたちが積極的に運営に参加していることが素晴らしいと思います。

学童保育の利用は、毎月延べ約1,000人ということで、これは愛垂児童館の時からそれほど変わっていませんが、それ以外の利用者は2.5倍~3倍になっており、全市の中でもトップクラスの利用者を数えるようです。

そして、本日の「おひざのうえのおはなし会」。
毎月第4金曜に行われており、垂水図書館のスタッフが絵本の読み聞かせなどをしてくれます。本日は雨が強かったので、いつもより参加数が少なかったようですが、毎月楽しみにして来られている親子もおられます。

おやこふらっと1周年8~9

これまで気づいてなかったのですが、両施設の手前側にある「おべんとうひろば」には、電子レンジも完備されています。午前中の利用のあと、午後の利用の前などに、皆さんよく利用されているようです。

おやこふらっと1周年10~11

おはなし会の終了後、私も(久々に!?)読み聞かせをしてみましたが、最後は泣かれてしましました(苦笑)。

おやこふらっと1周年12~13

本日も何人かの親御さんに話をお伺いすることができました。皆さんからは、区役所4階の交通至便な場所に、特に雨の日には、こういった子育て支援があると助かるという方が多く、嬉しく思いました。

オープン当初から、子ども達が元気いっぱい走り回る音は階下の区長室はじめ3階フロアに響いており、いつも「今日も楽しく過ごしてくれているのだな」と子どもたちの姿を思い浮かべながら仕事をしています。
今後も、両施設と連携しながら、垂水での子育て支援のレベルアップを図っていきます。

「団地まるごと駅マエ化プロジェクト」(6月26日)

JR朝霧駅を基点とする狩口台・明石舞子エリアを対象に、鉄道とシェアモビリティがつなぐ新しい団地ぐらしの実証実験として実施する、標記プロジェクトが昨日からスタートしました。

団地まるごと駅マエ化1~2

神戸市が運営する賃貸住宅“シティハイツ狩口”に入居する若年ファミリー世帯に、JR西日本の“きっかけエリアパス(JR三ノ宮~明石駅間の定期券)”と電動シェアマイクロモビリティ“LUUP(ループ)”の利用クーポンをお渡しし、郊外団地への入居促進と鉄道の利用促進に取り組みます。

昨年7月の道路交通法改正以降、電動キックボードはより身近な乗り物になりました。“LUUP”は電動キックボードと電動アシスト自転車を用いたシェアリングサービスを展開中で、そのポートは全国で既に8,200ヶ所を超え、神戸市内でも都心域を中心に既に数多く設けられています。

団地まるごと駅マエ化3
※LUUP HPより引用

今回の当該エリアでのポート設置(11ヶ所)は区内で初めてで、市内の郊外としても初めてになります。

団地まるごと駅マエ化4

そこで、本日は11ヶ所すべてのポートを視察しました。まだ周知が足りないことからか、視察中にLUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車に乗っている人を見かけませんでしたが、ほとんどのポートが利用しやすい場所に設置されている印象を持ちました。

団地まるごと駅マエ化5~7
(左から、JR朝霧駅、シティハイツ狩口、狩口地域センターのポート)

電動キックボードが今後区内でどれくらい普及するかわかりませんが、丘陵地の多い垂水では、電動アシスト自転車はその威力を発揮しますし、既に多くの方に利用されています。ただ、電動アシスト自転車は高額のため自ら所有するのをためらう方もいらっしゃるのも事実です。

このため、不定期でちょっとした距離の移動をされる方には、このLUUPが重宝されると思われ、特に明舞エリアは細街路が少なく舗装整備も整っていますので、LUUPを利用しやすい環境にあります。

利用状況次第では、ポートの増設も期待できます。このプロジェクトの今後の状況・動向を注視していきたいと思います。

第105回月曜ロビーコンサートinレバンテ(6月24日)

垂水区音楽協会主催で、毎年4回開催いただいている標記コンサートの今年度1回目。

月曜ロビーコンサート1

今回は「アンサンブルの楽しみ」として、混声合唱団「ラメール」と女性合唱「コール ハイフォニカ」の2組が、数曲ずつ交互に歌う形でした。それぞれのグループから印象に残ったことを少し紹介します。

「ラメール」さんの中では、「元気の出る歌」としてすっかり卒業式の定番ソングとなった「believe」は、この時期に聞いても感動しましたし、「勇気100%」は子どもの運動会のことを思い出しました。どの曲にも文字通り元気をいただきました。

月曜ロビーコンサート2

「コール ハイフォニカ」さんは、金子みすゞさんの詩を朗読されてから歌うスタイルが良かったですし、時代の古い新しいがありますが、「懐かしい歌」もつい口ずさんでしまうような名曲ばかりでした。特に「瀬戸の花嫁」は50年以上前の曲ですが、いつも名曲だと感じます(ちょっと渋すぎますか)。

月曜ロビーコンサート3

最後は「joint」による締めくくり。20数名のコーラスになりますと、美しい歌声がさらによく響きますね。

月曜ロビーコンサート4

両グループは5月に開催された「区民の音楽の広場」にも出演されていました。また、11月10日開催予定の総合文化祭ステージイベント「響けハーモニー」でもその歌声を披露してくれることを期待しています。

次回の月曜ロビーコンサートは9月30日です。主催の垂水区音楽協会の皆さま、そして鑑賞に来られる皆さま、今年度もよろしくお願いします。

月曜ロビーコンサート5

ほたるの夕べ(6月16日)

区役所3階掲示板の標記イベントの告知が気になっていて、今月の「社会を明るくする運動」垂水区推進委員会の際に、垂水区更生保護女性会の河野会長からお誘いいただいたことから、転法輪寺を訪ねました。

ほたるの夕べ1

20時過ぎに転法輪寺に到着すると、「ほたるの里」に向かう入口の案内板付近には照明があったのですが、蛍を綺麗に見られるよう、その他の灯はなく、暗闇の中でしばらく全容がわからない状態。

ほたるの夕べ2
 

徐々に目が慣れてくると、親子連れを中心に多くの人で賑わっている様子がわかりました。
(いかんせん暗いので、会場全体の様子を的確な写真でお伝え出来ないのが、申し訳ないです。)

西側の樹木の周辺では既に蛍が飛んでいましたが、子ども達に先に見てもらおうと遠慮していたら、名谷ふれまちの瀧原委員長に勧められ、このあと放す蚊帳の中にいる蛍を見せてもらいました。

ほたるの夕べ3

写真ではなかなか上手に伝えられないのですが、蛍の発する光の雰囲気はわかると思います。
蛍に詳しい子どもがいて、「雄は雌より光を強く発するのですよ。」と教えてくれました。

20時20分頃、蚊帳の中にいた蛍も解き放たれ、辺りを飛び交う蛍はさらに増え、私もしばらく皆さんと一緒に蛍を観賞しました。

小一時間経ち、片付けの時間になってライトが灯され、蛍だけでなく、皆さんのお顔もやっとくっきり見えました(笑)。

ほたるの夕べ4~5

いただいたうちわには、「ほたるの一生」の説明が書かれていました。地域の皆さんが、蛍について学ぶ機会を設けているようで、子ども達への愛や、蛍の棲むこの環境を守っていきたいという気持ちを感じました。今夜は200名弱の参加があったと聞きましたが、それでも昨年より少なかったようです。

ほたるの夕べ6~7

私が蛍を観たのは何年ぶりでしょうか。思い出せないくらい久しぶりの出来事でしたが、区内のこんな身近な場所で蛍が観られるなんて、素晴らしいですね。
蛍が彩る幻想的な光景や子ども達の可愛い笑顔を思い出しながら、帰途につきました。素敵な夜でした。

 初夏の休日(垂水センター街、五色塚、平磯)(6月15日)

梅雨入りが遅れていますが、急に蒸し暑くなった初夏の休日、区内3ヶ所を巡りました。

垂水センター街:I Love たるみ なかよし市

6月8日の区長日記で、垂水センター街でのイベントを取り上げたばかりですが、今回は「なかよし市」が4年ぶりに同所で開催されると聞きましたので、覗いてみました。

センター街1

本日は、フリーマーケットの様相の雑貨や洋服、フード、健康相談・占いなど、バラエティに富んだ26の出店がありました。「I Love たるみ なかよし倶楽部」の代表、松下はなえさんに話を伺ったところ、出店希望は募集枠をはるかに越え、お断りしたところも多かったそうです。

センター街2

中でも私の目を引いたのは「包丁研ぎ少年」の河本陽向(かわもとひなた)さん。小5の時からボランティアで包丁研ぎを始め現在は高1。師匠の武田昇さんの教えを請い、これまで通算2700本以上の包丁を研いできており、これまでどなたにどんな包丁を研いだのか、すべてノートに記録されていました。

センター街3

河本さんは、これまでテレビにも10回以上出演するなど、もはや有名人。通りがかりの人に「テレビで見たことがあるけど、大きくなったねぇ。」と声をかけられていました。
夕方に再度覗いてみると、本日は40本以上研いだとのことで、流石に腰が痛いようでした。

空き店舗の前では、歌の披露も。ストリートライブっぽくて、これもいいですね。

センター街4

民間再開発ビルの完成後、この辺りがどのようになって変わっていくのか、興味のある方が多いと思います。垂水らしい古いものと新しいものが共存する賑わいが創出できるよう、区役所としても応援していきます。

五色塚古墳まつり2024

4月28日に地域主催で古墳まつりが開催されましたが、本日は市文化財課主催のまつりです。

古墳祭り1

私は到着が11時を過ぎてしまいましたので、霞ヶ丘小学校6年生有志による古墳時代パレードは間に合わず、終了後の様子しか見ることができませんでした。

古墳祭り2


今年は、地域活動団体「もぐもぐ広場」による、本日限定のごしきまろの焼印入り和菓子の販売などもありました。五色塚古墳やごしきまろをPRする商品をもっと作ってほしいですね。

古墳祭り3

昼からは「古代体験」として、火おこしや、勾玉づくり、土器・埴輪(はにわ)づくりなどが行われ、親子連れを中心に多くの人出がありました(職員が撮ってくれた写真を掲載しておきます)。

古墳祭り4

今回初めて、五色塚古墳のペーパークラフトの販売がありました。私もゲットしましたが、作るのに小一時間ほどかかるそうなので、今は区長室においてあります。昼休みに作ろうかな。

古墳祭り6

五色塚古墳は来年8月で復元整備から50年を迎えるのを機に、翌年2026年春を目指して、新たなガイダンス施設を建設します。今後も様々な場面を通じて、五色塚古墳の魅力を発信して参ります。

古墳祭り5

平磯:令和6年度少年団野球リーグ垂水地区第65回夏季大会

午後は、6年生を中心とするA 13チーム、5年生以下のB 9チームの計22チームで争われた標記大会の決勝戦を垂水スポーツガーデンで観戦しました。Aの決勝戦は緊迫した試合展開の末、3-2のスコアで高丸が優勝、舞多聞が準優勝でした。Bチームは優勝が小束山、準優勝が西舞子でした。

平磯1

閉会式には、7月13日から開催の全市大会に出場するAの7チームと、Bの入賞チームが参加しました。

平磯2

全市大会では昨年度までの2年、垂水区のチームが連覇を果たしており、高丸Aチームの本田主将からは、垂水区3連覇を目指して頑張りたいと力強い言葉をいただきました。

平磯3

今年度も垂水区代表の活躍を期待します。暑さに負けず、精一杯悔いのないプレーで全市大会を楽しみ、大暴れしてきてください。

恋人岬 リニューアルオープン(6月12日)

平磯の下水処理場南西端に位置する「恋人岬」は、明石海峡大橋及び対岸の淡路島を一望でき、恋人たちがその名称にちなんで愛の南京錠を柵にかけて永遠の愛を誓うスポットです。

この度、新たに様々なデザインを取り入れた展望ステージ、ベンチ等が整備され、リニューアルされました。
(ちょっとわかりにくいですが、舗装もハートマーク!)

恋人岬1

本日、「恋人の日」にちなんでお披露目され、いつもこの辺りで遊んでくれている「川原保育所」と「ハートランドマリンきっず」合わせて60名あまりの園児たちがお祝いに来てくれました。

恋人岬2

オープンをお行儀良く待っていた子ども達に、源(みなもと)西水環境センター長が「リニューアルされた恋人岬に入るのは皆さんが最初。ラッキーですよ~!」と声をかけると、みんな大喜びでした。

恋人岬3

「ごしきまろ」と下水道のマスコットキャラクター「もぐみ」も駆けつけ、貴重なツーショットが実現!
二人に恋は芽生えたかはわかりませんが、もぐみのパートナー「モグロー」は、拗ねてないかな(笑)。

恋人岬4_2

リニューアルされた広場はバリアフリーになっていて、子どもを乗せたお散歩カートや、段差に弱い(?)ごしきまろ・もぐみも、スムーズに展望ステージに上がれました。

恋人岬5

夜は昼と違って落ち着いた雰囲気で夜景も綺麗です。照明設備も整備されたので、安心して過ごせます。

恋人岬6

ごしきまろ・もぐみとのふれあいが、良き思い出としていつまでも子ども達の記憶に残るといいですね。

恋人岬7

そしてまた、多くの恋人たちが南京錠を柵にかけて、永遠の愛を誓うことでしょう。

恋人岬8

愛を誓う恋人どうしはもちろん、家族や仲間、散歩がてら物思いにふけたい人…、昼夜問わず、多くの方にこの素晴らしいスポットを訪れてほしいですね。

第26回垂水区長杯バレーボール大会(6月11日)

垂水区家庭バレーボール協会主催、神戸まつり垂水区協賛行事として垂水体育館で開催された標記大会に参加しました。

今回の区長杯は26回目を迎え、また年間を通じて各種大会を運営されるなど、協会の原田理事長はじめ役員の方々に敬意を表します。また、原田理事長には一昨日の福田わいわい祭りでおいしい焼きそばを作っていただいたところで(笑)、本日もお疲れ様です。

家庭バレー1

昨年も感じましたが、バレーをされる方は背筋が伸びていて姿勢がいいですね。皆さんの溌剌(はつらつ)とした姿にこちらも元気をいただきます。中でも、80歳を越えても選手登録されている方もいらっしゃるとお聞きし、健康で長生きし好きなことが続けられることは本当に素晴らしいことだと思います。

家庭バレー2~3

この大会は計30チームで、2日に渡ってのリーグ戦と決勝トーナメントの計3日間で行われます。選手の皆さんの健闘をお祈りいたします。
 

おまけ:
今年も始球式をしました。昨年はサーブが大きく右に逸れ、あわや審判の方に直撃かという失態をやらかしましたが(苦笑)、今年はなんとかナイスサーブが打て、ほっとしました。

家庭バレー4~5

令和6年度 垂水区防災パトロール(6月10日)

防災パトロールは、区域における危険箇所などの共有はもちろん、関係機関相互の防災活動を共有することで、より連携を深めようという取り組みです。

本日は区役所内で、垂水警察署及び市区関連部署(危機管理室・建設事務所・消防署・垂水区役所)の取組状況を共有し、近年頻発する局地的豪雨などを考慮し、特にアンダーパス冠水対応について確認しました。

区内では、JR舞子駅西側の舞子多聞線高架下と舞子ビラ南側の舞子公園福田川線の2箇所のアンダーパスに冠水警報表示装置が設置されています。

防災パトロール8~9

本日は、このうちJR舞子駅西側の現場に赴き、冠水検知器やポンプの位置などを確認しました。

防災パトロール3~5


冠水を検知すると警報表示および関係各所へ自動連絡され、自動警報表示装置は、水位5cmの時には「冠水中・通行注意」の表示及び赤色灯点灯、水位10cmの時には「冠水中・通行止」の表示及び赤色灯点灯します。
クルマで冠水した道路を走るには、一般的に水面がタイヤの半分以下でないと安全に走れないと言われていて、そうなる前に警報表示がなされるようになっています。

防災パトロール6~7

線状降水帯や局地的大雨の発生が増えています。これからの雨のシーズン、アンダーパスで冠水が始まった際には、無理な通過を避けるなど、くれぐれも運転にご注意願います。

第22回福田わいわい祭り(6月9日)

福田ふれあいのまちづくり協議会主催、福田小学校で開催された標記お祭りに参加しました。

福田わいわい1~2

開会挨拶をされた菅田委員長は自ら警備もやっておられて、ビブスがとてもお似合いです。司会の岩井事業運営部長には、5月29日の区長日記でも紹介した「ふれまちネットワーク会議」で委員長とともに熱心に議論いただきました。本日もお疲れ様です。

福田わいわい3~4

本日は和太鼓、ブラスバンド、民謡、ダンス、カラオケなど、多彩な演目で老若男女計27組の演者が日頃の練習の成果を発揮され、私も皆さんと一緒に楽しみました。
 

その中から少しだけ紹介しますと、トップバッターを飾った「和太鼓連ふくだ」。昨年の盆踊りの際にも拝見しましたが、今年から幼い子6人も加わったとのことで、さらにパワーが増しているように感じました。
区長日記で何度も取り上げている、垂水区子ども会連合会のチアガール「ポピーズ」は本日も元気でしたよ。

福田わいわい5~6

そして、福田中学校吹奏楽部。1~3年生合わせて57名の大所帯。皆で揃って演奏するのは初めてとのことでしたが、アンコールも含めて、元気いっぱいに演奏し踊ってくれました。

福田わいわい7~8

外では、婦人会によるお食事の提供、福祉作業所による物販・くじなどがありました。

福田わいわい9~10

私は迷わず、焼きそばとフランクフルトを美味しくいただきました。作っていただいた婦人会のお姉さま、ありがとうございました。笑顔がとても素敵でしたよ!

福田わいわい11~12
(昨年度は多くの夏祭りに参加し「食リポ」をやってしまいましたが、またそんな時期が来ますね:笑)

昨年度はこのお祭りに来られなかったのですが、今年度参加してみて、学校と地域との連携が図られ、福田の皆さんの地域愛そして地域力を大いに感じました。区役所としても引き続き、応援して参ります。

 マリンピアラボ コミュニティワークショップ in垂水センター街(6月8日)

2019年にマリンピア神戸内に誕生したコミュニティ施設「マリンピアラボ」は、リニューアル工事中、休館ですが、活動を継続されています。11月のリニューアルオープンに向け、今月から毎月、垂水センター街でワークショップを開催されると聞きましたので、覗いてみました。

場所は垂水センター街の東寄り、再開発工事が行われている辺りで、今月は5つのブースが出ていました。

マリンピアラボ1~2

いずれも、小さな子どもやママが喜んで参加したくなるようなものでしたので、東側から順に紹介します。
<父の日ワークショップ>
いろんな素材を組み合わせて、似顔絵ボードをつくります。父の日のプレゼントにピッタリですね。
<松ぼっくりアート>
区内で認可外保育施設「森のようちえん」を運営されています。大きな松ぼっくりが印象的。

マリンピアラボ3~4

<インテリア産毛アート>(写真左上)
「ファーストカット」など、子どもの思い出の髪の毛をいつまでも綺麗に残せて、素晴らしいと思います。
<手形足形アート>(写真右)
これは初めて知りました。手形足形が、魚になったり新幹線になったりして面白いですね。
<ディンプルアート>(写真左下)
ステンドグラス風に輝く絵の具「ディンプルカラー」を使った塗り絵感覚のもので、綺麗です。

マリンピアラボ5~7

マリンピア神戸を運営する三井不動産には、区長日記では取り上げていませんでしたが、昨年11月に工事中の仮囲いをウォールペイントで装飾する「ラボ文化祭」も開催いただいておりました。同社の担当者の方が、地域の皆さんのつながりや交流を意識していただいていることに感謝します。

マリンピアラボ8~9

11月のリニューアルオープン後のマリンピア神戸には、遠方からも多くの方の来場が見込まれますが、ともすると、クルマで来られ同施設で買物・飲食するに止まってしまうことが予想されます。このため、できるだけ多くの方に公共交通機関でお越しいただき、垂水駅周辺を散策していただくほか、塩屋や舞子などにもお立ち寄りいただけるしかけを、関係する事業者の皆さんとともに考えていきたいと思います。

国民健康保険・介護保険「保険料のお知らせ」送付に伴うお願い(6月7日)

毎年今頃、国民健康保険と介護保険の「保険料のお知らせ(納入通知書)」を郵送しています。
今年度、垂水区の方へは、国民健康保険が約2.6万通・介護保険が約6.5万通、発送されます。

保険料お知らせ1~2

これらはあくまで「通知書」であって、特段の手続きを要しないのですが、例年、問い合わせや相談を希望される一定数の方が区役所窓口にお越しになります。

そこでお願いです!
郵送物到着直後は窓口が非常に混雑し、結果として来庁される方を長時間お待たせすることになってしまいます。また、相談の時期の早い遅いによって、保険料の総額が変わることはありません。郵送物到着後少し時間が経ってから来庁いただければ、混雑緩和につながり、皆さまを快適にお迎えすることができます。

今年度の発送スケジュール・混雑予測は以下のとおりですので、来庁される方は、是非これらを参考にしながら、混雑緩和にご協力いただきたいと思います。

保険料お知らせ3~4

ただ、もちろんご相談いただくことはできます。来庁される方は、区役所2階「保険年金医療課」の、国民健康保険料は⑥番窓口へ、介護保険料は⑩番窓口へお越しください。よろしくお願い申し上げます。

垂水はナポリに似とう?(6月5日)

いきなりベタな神戸弁で始めましたが、先日の新聞報道で、ナポリ出身の絵付け師の方がイタリア陶器「マヨリカ焼」の工房を区内に開いたとありましたので、6月8・10日のお披露目会の前に覗いてみました。

クラウディオ・リベーラさん、上口ルイさんご夫妻が工房を開いた場所は、歌敷山中学校西側のバス道沿い、かつて酒店があったところです。

垂水はナポリに似とう1

中に入ると、既に完成品や制作途上の「マヨリカ焼」が並べられていました。明るく繊細な絵柄で、気分はすっかり南イタリアになります。

垂水はナポリに似とう2~3

ご夫妻は、関西では梅田の百貨店に出展していたくらいで、もともと神戸に縁もゆかりもなかったようです。手狭になった東京の工房の移転先を本格的に探し始め、東京・有楽町の移住相談窓口「ふるさと回帰支援センター」を訪ね、神戸市の担当者から「クラウディオさんの想いを叶えるのは垂水ですね。」と薦められ、現地を訪れたところ、すっかり惚れ込んだとのこと。神戸市の移住施策、しっかり成果を上げていますね!

クラウディオさんは、広くなった工房で、これまでは叶わなかった大きめの作品制作のために、釉薬(ゆうやく)を塗るための箱も大きなものが置けたり、絵付けもスペースを気にせず作業ができたりと、とても満足のようです。

垂水はナポリに似とう4~6

また、「垂水は温暖で街が明るく人も温かい。ナポリによく似ている。子育て環境も素晴らしい。」とおっしゃっていただきました。すっかり垂水での生活を満喫している様子が窺え、とても悦ばしく思いました。

垂水はナポリに似とう7

さらに、ご縁を感じるのが垂水区の花「ゼラニウム」。南欧ではバルコニーやテラスを美しい花で彩っている風景をよく目にしますが(私は行ったことないのですが:苦笑)、ナポリでも同様で、ゼラニウムはよく飾られている花の一つとのこと。クラウディオさんの作品にも、ゼラニウムを描いたタイルやお皿がありました!

垂水はナポリに似とう8~9

最後に、工房の少し西側の坂(歌敷山線)から見る明石海峡大橋の眺望も最高と教えてくれました。

垂水はナポリに似とう10

垂水はナポリに似ているのですかね。いつかそれを確かめにナポリを訪れたいものです。
クラウディオさん、垂水の風景をモチーフにした作品をどんどん作ってください。今からその完成が楽しみです!

垂水交通安全協会 定期総会(6月3日)

舞子ビラで開催された、標記総会に出席しました。

垂水交通安全協会におかれましては、年4回の交通安全運動やたるみっこまつりはじめ、様々な機会を通じて区民の交通安全意識の普及・高揚を図り、交通事故防止に向けた取り組みを推進いただいております。本日の総会においてもご挨拶いただいた八代会長はじめ、会員の皆さまのご尽力に感謝いたします。

交通安全協会1

本日は議事の他に、優良運転者・交通安全功労者の表彰もありました。受賞された方の今後の益々のご活躍・ご健勝をお祈り申し上げます。

交通安全協会2

協会の取り組みについては、これまで区長日記では春の交通キャンペーンの様子を紹介してきました(昨年5月11日・今年4月5日分参照)が、園児たちの合唱の記述が中心でしたので、本日は副会長で女性部長も務めておられます、田村様はじめ女性部の活躍ぶりにフォーカスします。

交通安全協会3
(定期総会議案書表紙から転載。一番右が田村副会長)

本日は田村副会長とゆっくり話せる機会がありましたので、私から「朱色のブレザーに白いパンツの衣装がいつも素敵ですね。」と申し上げると、「これを身に纏うと気持ちが高まるのよ。」と笑顔で応じてくれました。副会長は子育てが一段落した頃からこの活動を始められて40年以上経つそうです。年間を通じての献身的な活動、本当に頭が下がります。

これまで、女性部の皆さまのコスチュームの圧倒的なオーラから、気軽にお声を掛けにくかったのですが(苦笑)、今後はその活動・活躍ぶりを目にしましたら、しっかり激励させていただきますね。今後とも、よろしくお願いいたします!

垂水区老人会クラブ 春季グラウンドゴルフ大会(5月30日)

垂水スポーツガーデンで開催された標記大会の表彰式に出席しました。

暑くもなく寒くもなく快適な気温で、体を動かすには絶好のコンディションの下、33チーム、99名参加により団体戦で行われました。

老人クラブグラウンドゴルフ1~3

別件と重なり、私は皆さんのプレーを観ることはできなかったのですが、松木会長に代わり、私から表彰状等を授与致しました。
優勝は「桃山台クラブBチーム」。チームワークも良く、週3日欠かさず練習を重ねられている成果を存分に発揮されたのではないでしょうか。

老人クラブグラウンドゴルフ4~5

ホールインワン賞も三つ出たようですし、今回参加の最高齢者はなんと92歳の男性。プレー後の爽やかな表情もそうですが、皆さんのお元気な姿に改めて感銘を受けました。

昨年6月15日の区長日記(区老連 輪投げ大会)でもご紹介しましたが、今回の大会も屋外にもかかわらず、デジタル化に対応し、各チームの成績はパソコンで集計・管理され、成績表もプリンターですぐ印刷されていました。区老連事務局の大会運営はレベル高いです!

グラウンドゴルフ大会は10月には区老連の秋季大会(個人戦)があり、11月には今大会の上位チームがしあわせの村で開催される、市老連主催の大会(団体戦)に参加されるようです。秋に向けて練習の励みになりますね。皆さん、頑張ってください!

 垂水区民生委員児童委員協議会総会(5月30日)

舞子ビラ あじさいホールで開催された標記協議会総会に出席しました。

民児協のメンバーを中心に有志により構成される「コーラスグループすみれ」がオープニングを飾りました。
「幸せのリズム」には、手を叩き、足を踏み鳴らすなどして、会場全体の一体感が生まれました。私の大好きな「川の流れのように」はとても優雅な雰囲気で、朝からとても心地良い気分になり、大満足でした。

民児協総会1

大倉会長からのご挨拶ののち、昨年度の事業報告がなされ、今年度の事業計画・予算案が承認されました。
現在、垂水区では282名の民生委員・児童委員の方が高齢者見守りや子育て支援などの活動をされています。
皆さまの住民の立場に立った日ごろからの地道な活動には、いつも心から御礼を申し上げていますが、いくら感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

民児協総会2

総会終了後は、三代目桂春蝶さんによる落語。演目は事前に聞かされていなかったのですが、それもそのはず、春蝶さん曰く「ソムリエのように、演目は高座にのぼって観客の雰囲気を見て決めたかった。」とのこと。
本日は春蝶さんが「文化レベルの高い方々」に対して選んだ(笑)、「やかん」と「死神」を披露いただきました。私も何度も手を叩いて、大笑いしました。やはり落語も生で聴くのがいいですね。

民児協総会3

昨年の講談もそうでしたが、ゲストは塩屋地区の岡田会長が探して呼ばれるそうで、その人的ネットワークの広さに感心します。来年はどんな素晴らしいゲストを呼んでいただけるのか、今から期待が膨らみます。

最後に、司会を務められた名谷地区の岡会長が、その実直な仕事ぶり(⁉)を春蝶さんにイジられてて、場内大ウケでしたね。岡会長、大役お疲れ様でした!

民児協総会4

垂水区ふれまちネットワーク会議(5月29日)

標記会議をレバンテホールで開催しました。
区内26のほとんどのふれあいのまちづくり協議会から役員の方、58名が参加されました。

会議の前半では「行政からのお知らせ」として、恋人岬のリニューアルや五色塚古墳・復元整備50年の取り組みなど、タイムリーな情報を説明いたしました。

ふれまちネットワーク会議1~2

次に、今年度垂水区では新たな取り組みとして、多様な世代の方々が、初めて地域福祉センターに足を運ぶきっかけづくりとなる事業「子ども服と絵本の交換会」の開催を計画しているため、皆さまの生のご意見をお聞きし反映することで、新たな事業をより効果的なものにしていく趣旨から、座談会の場を設けました。

8グループに分かれ、「多様な世代が、ふれまち事業として企画したイベントに参加するとすればそのきっかけや魅力は何だろう?」「多様な世代をふれまち事業の運営に巻き込むために必要なこと、できそうなことは何だろう?」という二つのお題で議論いただきました。
 

ふれまちネットワーク会議3~4

各グループのやり取りを聞いてみると、「ふれまちの取り組みが若い世代に届いていない、理解されていない。」「運営している我々が楽しくやっていないと、若い世代にも新たに加わってもらえないのではないか。」「先生の働き方改革が進められる中で、学校をどう巻き込んでいったらいいのか。」など、皆さま、共通の悩みなどを共有され、活発に議論されていました。

最後の各グループからの発表を含め1時間ほど、有意義な議論になりました。
座談会の終了後にも、「連絡先を交換しても良いですか」「これからも継続的に情報交換させてくださいね」との声が飛び交うなど、地域の枠を越えた交流がたくさん生まれていたことも良かったと思います。
さまざまな課題を抱えながらも、ふれまちの皆さまは、地域住民の笑顔のために、前を向いて進んでいこうとされていることを再認識しました。

まずは、座談会を通じていただいたご意見を踏まえながら、「子ども服と絵本の交換会」の開催に向けてしっかりと取り組み、引き続き、しっかりとふれまち活動を支援していきます。

神戸西海岸が気になる!(5月27日)

広報紙KOBE 6月号を読まれましたか。「神戸西海岸が気になる!」と特集記事が組まれています。
各戸配布版とONLINE版では、記事の構成が異なるのですが、いずれも、神戸西海岸の魅力を伝える内容となっています。

神戸西海岸が気になる1

タイトルの「神戸西海岸~」の前には「須磨・塩屋・垂水・舞子」と記されており、まるでJRの各駅停車で西に向かっている感じですが(笑)、4つ中3つが垂水区ですよ!

このタイミングで特集が組まれたのは、「神戸須磨シーワールド」のオープンを6月1日に控え、昨年先行オープンした「松の杜ヴィレッジ」も含め、須磨海岸のリニューアルが進んでいるからだと思います。全国的には須磨の知名度が高いかもしれませんが、垂水区の海岸も負けてはいませんよ。

塩屋は昨年オープンした、本・和食・日用品・台湾雑貨店などの複合施設「海角」はじめ、ここ数年、次々に魅力的なスポットが誕生しており、休日は若者達で賑わっています。私も「若者」ではありませんが、街歩き好きの一人として、様々な楽しみ方をしています。

神戸西海岸が気になる2
(塩屋駅北東の住宅地から見た塩屋の街)

垂水の新たな話題は、やはり「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のリニューアル。先日、11月のオープンが発表されました。また、最近では「しらす」が注目を浴びており、6月1日には「神戸しらすDAY」が垂水漁港・水産会館前で開催されます。快速停車駅から徒歩数分で鮮度抜群のお魚を買ったり食べたりできるところ、なかなかないですよ。

神戸西海岸が気になる3
(先日視察した水産会館での「漁業デー」の様子)

舞子については、1月27日の区長日記で記しているとおり、近年、舞子公園で多くのイベントが開催されています。私もゴールデンウイークには「唐揚げフェスタ」を訪ねましたし、先週も職場の有志で「サンセットビアガーデン」を楽しんだところです。海風に吹かれながらのビールは格別です!

神戸西海岸が気になる4~5

広報紙の「久元市長の神戸を想う」では「須磨・塩屋・垂水・舞子は気候が温暖で景色も素晴らしく、日本の大都市の中でもこれほど魅力的な地域がある街は少ないのではないでしょうか。」と綴られており、5月11日のたるみっこまつりでも、市長挨拶でこのエリアの魅力について4つの名前を挙げて触れられていました。

ただ、以前、「神戸須磨シーワールド」の運営事業者の方から「このエリアは東の『湘南』に匹敵するのに、ポテンシャルを生かせていない。」と言われたことを思い出します。全く同感で、「神戸西海岸」というのは何だか素っ気ない気がしますし、何かインパクトのあるネーミングを考える必要もあるかもしれません。

前職の企画調整局時代に、この西海岸についての魅力向上策を検討していたこともあり、垂水区長への着任が決まった時は大変光栄に感じたことを思い出しました。その気持ちを忘れず、今後、鉄道事業者はじめあらゆる分野の事業者との連携を強化し、このエリアの魅力を高めるのに、少しでもお役に立てればと考えています。

KOBE2024 世界パラ陸上競技選手権大会(その2)(5月25日)

標記大会が最終日を迎えました。夕方からの競技開始前に行われた「ゆるキャラレース」を中心に最終日の様子をご紹介するとともに、今大会を振り返ります。

16時30分に本番さながら、競技名「ゆるキャラレース」が電光掲示板に映し出され、二組に分かれレースが行われました。一組目は、ハートン(兵庫区)、キターるさん(北区)、なぁタン(長田区)、すまぼう(須磨区)が出走し、1位はキターるさん。(報道ではなぁタンが1位になっていました。)

世界パラゆるキャラ1~2

我らがごしきまろは二組目に登場。他に、かもめん(中央区)、神戸ウエストン(西区)、はばタン(兵庫県)がいます。これまた本番のように、レース前に出走者がコールされ、緊張感が高まります。

世界パラゆるキャラ3~4
 

ピストルが鳴り、満を持してスタート!素早くはばタンが飛び出し、そのまま1位でゴール。

世界パラゆるキャラ5~6

ごしきまろは、神戸ウエストンと3位争いを繰り広げますが、終盤追い上げられながらゴール!
ほぼ同着のように見えましたが、順位は発表されず。写真判定で順位を確定してもらいたかったですが、それは叶いませんでした(笑)。
 

世界パラゆるキャラ7~8
(現場では私はごしきまろが勝っていたように見えましたが、後ほどの報道でも、ごしきまろが3位と出ていました。西区の方、ごめんなさい(笑)。)

レース後、大会組織委員会の増田会長から「ごしきまろは脚が短いので大変でしたね。」と労いのコメントがありました。会場でのごしきまろの人気は高かったですよ。

世界パラゆるキャラ9

17時からの競技では、トラック競技・フィールド競技とも世界記録が次々に出て、出場した選手たちは最後まで観衆を魅了しました。

世界パラゆるキャラ10~11

そして、20時過ぎから閉会式。増田会長のご挨拶などのあと、神戸市婦人団体協議会約200名による感謝の踊り。何度もリハーサルを重ね、大変だったようですが、その成果が出ていましたよ!

世界パラゆるキャラ12~14

最後は閉会式に参加した選手たちも踊りの輪の中に入り、国際大会の華やかな雰囲気が高まりました。

世界パラゆるキャラ15

5月17日からの大会開催期間中、競技で最も印象に残ったのは、走り幅跳びのレジェンド「レーム・マルクス」選手を間近に観たことです。ご自身の持つ8m72の世界記録更新はなりませんでしたが、今回出した8m30の記録もシーズンベストで、その跳躍の凄さには感動しました。笑顔もとても素敵で、今後も応援したいと思います。

世界パラゆるキャラ16

そして、競技とともに感激したのは、午前中の競技に出場した多くの選手からコメントがあったように、子ども達の声援が選手たちを後押ししていたことです。子ども達もきっと、声援に応えてくれた選手の姿は忘れないでしょう。

世界パラゆるキャラ17

私の5月19日の区長日記を読んで、会場に足を運びたくなった区民の方もいらっしゃったようで、皆さんとこの感動を分かち合えたことが何より嬉しく思います。全体では延べ約8万人が観戦されたようです。

地下鉄の車内や三宮のまちなかでは、多くの選手や関係者を目にしました。皆さんはいかがでしたか。また、この大会のかけがえのない記憶を皆さんと語り合い、継承していければと思います。
本当に素晴らしい9日間でした!

垂水体育館への歩行者動線の魅力向上(5月21日)

新しい垂水体育館が供用してから2年が経過しました。移転前より施設が大きくなり、利用率も高く好評です。アクセスについても、垂水スポーツガーデンの駐車場が利用できることから、お車での利用には大変便利になりました。

一方、徒歩で垂水駅・区役所付近から体育館へ向かうには、①駅から国道2号を通り福田川交差点から南下するルート、②区役所から福田川左岸を南下し歩道橋を渡り、年金会館東側を通り抜けるルートの2つがあります。ともに、10分程度で辿り着くことができるものの、初めての方にとっては、体育館の場所がわかりにくいといった声があります。

垂水体育館動線1

ルート①で、福田川交差点から体育館方面を望むと、体育館が下水処理施設の陰になって、直接見えません。

垂水体育館動線2

福田交差点から南下していくと、旧本州四国連絡橋公団が明石海峡大橋建設時に使っていた観測塔跡が見えます。(ちなみに、この観測塔は5月14日の区長日記で紹介したNHKの「新・プロジェクトX~挑戦者たち~」の中で、昔の写真が紹介されていました。)

垂水体育館動線3

さらに南下し、護岸辺りまで来ると海が見え始め、天気の良い日など、散歩には打ってつけの道なのですが、やはり体育館は見えにくく、「殺風景で寂しいので、楽しく歩けるようにしてほしい」と地域団体などから要望を受けていました。

垂水体育館動線4

また、先述のルート②でも、歩道橋を渡る際に直接体育館は見えず、年金会館の東側を通り抜けるところでも、行先がわかりにくいという指摘があります。

垂水体育館動線5

そこでこのたび、ルート①の海沿い100mあまりの区間で、少しでも殺風景な雰囲気を軽減できるよう、路面に4ヶ所のアートペイントを施しました。

垂水体育館動線6~9

いかがでしょうか。少しは楽しい雰囲気が感じられ、歩くときの負担が少なくなりそうですか。
垂水体育館西側の「恋人岬」が6月12日の恋人の日にリニューアルオープンします。是非歩いて、これらのペイントを見ながら訪れてください。

限られた予算の中で、垂水体育館への歩行者動線の向上ばかりに注力することができませんが、知恵を絞りながら少しでも動線の改善ができるよう、努めていきたいと思います。

区民の音楽の広場(5月19日)

レバンテホールで開催された、垂水区音楽協会主催の標記コンサートに出席しました。

垂水区音楽協会には年間を通じて、区民の皆さまが身近に音楽に親しむことができる機会を提供いただいております。坂岡会長はじめ関係者の皆さまのご尽力に感謝申し上げます。

区民音楽の広場1~2

本日は26組のコーラス・合奏・吹奏楽等と、第5回垂水区音楽協会管打楽器ソロコン神戸大会の優秀者6名の記念演奏がありました。幅広い世代の参加があり、出演チームも昭和54年から活動されているチームから最近できたチームまで様々で、垂水区の音楽の裾野が広いことを改めて感じました。

区民音楽の広場3~4


また、本日会場入りした時に、コンサートの出演待ちと思しき方が、1階ロビーのストリートピアノ「しおかぜハーモニー」で素晴らしい演奏をされていた方に、吹き抜けの上の3階から拍手を送っている場面を見かけました。とても嬉しく、区役所としても引き続き、音楽に身近に親しめる環境づくりを進めていく意義を感じました。4月2日の区長日記でご紹介したストリートピアノ体験教室の取り組みも、夏休み期間に合わせてまた開催を予定していますので、皆さまのご応募をお待ちしています。

垂水区音楽協会には、今年度も8月の「声楽アンサンブルコンクール」、11月の「響けハーモニー」、区役所1階ロビーでの年4回の「月曜ロビーコンサート」(1回目は6月24日)などを開催いただきます。
神戸市のイベント情報は、皆さまが情報を探しやすくなるよう、今年3月からイベントサイト「おでかけKOBE」に集約しておりますので、垂水区音楽協会のイベントもこちらで発信してまいります。

KOBE2024 世界パラ陸上競技選手権大会(5月19日)

区長日記では、私が参加した行事や地域の皆さまの取り組みなどの様子や感じたことや、垂水に関する事柄について、いつまでに読まないといけないという書き方はしていませんが、今回は「記述内容に賞味期限のあるご案内」として、記載します。

既に報じられているとおり、5月17日に標記大会の開会式が総合運動公園ユニバー記念競技場で開催されました。当日私は公務として出席しましたが、日曜日の本日は、午前中にプライベートで競技を観戦しました。総合運動公園の敷地は垂水区とも接しており、区民の皆さまの身近なところで素晴らしい世界大会が開催されていますので、皆さまにも是非観ていただきたい趣旨から、その様子を紹介します。

大会3日目の午前(Session5)、大会の見どころパンフレットには「視覚障がい者が躍動!」とあり、以下の競技が行われました。

世界パラ1

種目のアルファベットのTはTrack、FはFieldを表し、数字の1文字目は「選手の抱える障がいの種類や競技形式」を意味します。2文字目は「障がいの程度」を意味し、その程度に応じて0~9の番号が割り当てられ、番号が小さいほど障がいの程度は重くなっていくようです。

本日観たどの競技も素晴らしかったのですが、跳・投・走の順に少しだけ紹介します。

まず、女子走幅跳T12。視覚障がいの部のため、選手が助走し出すとコーチが連続的に声をかけ、踏切のタイミングを指示して跳びます。澤田優蘭選手は6回目の跳躍で5.00mを記録し、2大会連続で銅メダルを獲得しました。

世界パラ2~3

砲丸投げ・円盤投げは、観る位置・角度によって見え方が大きく違ってきます。お目当ての選手がいる場合は、観戦位置を予めよく研究しておく必要がありそうです。

世界パラ4~5

男子1500mT11予選。トラックを4周弱走りますので、選手が目の前を通過する頻度もちょうどよく、場内は盛り上がります。伴走するアシスタントとの息が合っていないと好結果が生まれませんが、和田選手は見事3位に入り、予選を通過しました。

世界パラ6~7

女子800mT54予選。競技用車いすはスピードがあり迫力もあります。村岡桃佳選手は3位に入りました。(午後の決勝では4位)

世界パラ8~9

朝から雨の生憎の天気でしたが、会場はそれをものともしない熱気に包まれました。また、本日は休日ということもあり、多くの親子連れを見かけました。皆さま、日本人選手への応援はもちろんですが、外国人選手にも惜しみない応援を送っていました。垂水の子ども達はどれくらい観に来ていましたかね。

私が神戸で陸上の国際大会を観たのは、1985年(昭和60年)のユニバーシアード神戸大会のマラソン以来だと思います。その時、加古川の一高校生だった私は、神戸で立派な国際大会を観ることができ、とても感激したのを覚えています。(その日の夜にサッカー準決勝の日本対北朝鮮戦も観て、日本が負けてとても残念だった記憶も残っています。)本日観戦した子ども達にも、この大会が世界を身近に感じる良い思い出として残ることを願って止みません。

大会は25日(土曜)までです。私はもう何度か観戦しようと思っています。チケットは総合運動公園駅前のチケット売場で当日券も買えますので、是非皆さまもこの感動をユニバー記念競技場で味わってください!

世界パラ10

舞子ふれあいフィットネス(5月16日)

各地でフレイル予防をテーマに健康体操などが行われていますが、ふれあいのまちづくり協議会とあんしんすこやかセンター・事業者とが連携した取り組みがあると聞き、その視察のため、舞子地域福祉センターを訪ねました。

本日の講師は訪問介護リハビリステーションを運営されている方した。フレイル予防のためには「測定3項目」「運動3項目」をしっかりやればいい、という説明・指導がとてもわかりやすく、理解が深まりましたので、そのポイントを紹介します。

舞子ふれあいフィットネス1

まず、フレイル予防について「測定」の話。
毎月、できれば同じ日の同じ時間帯に、①ふくらはぎの周囲を測り、②30秒間で椅子から何回立ち上がれるか、③痛みがないか、これらの変化を見て筋力に衰えが出始めていないか確認します。

「サルコペニア(筋肉量の減少)」に始まり、「筋力が衰える」→「活動量が減る」→「食欲がわかない」→「食べられない」→「低栄養」となり「サルコペニア」がさらに進む「フレイルスパイラル」に陥らないよう、筋力量を増やしていく必要があります。

舞子ふれあいフィットネス2

ただ、全身には600の筋肉があるので、全てを鍛えるのは難しいですし、全てを鍛える必要もなく、鍛える筋肉を「選択」して「集中」的に鍛えることが重要です。特に姿勢を保持する「抗重力筋」=「体をまっすぐ保つために必要な筋肉」を鍛えていきましょう。

舞子ふれあいフィットネス3
 

以上の説明を聞いて、運動(3項目)に入ります。文字と写真だけではわかりにくいかもしれませんが。
一つ目は、椅子に座って両手を前に突き出したあと、床につけ、次に上に伸ばしたあと横に大きく開いて10秒静止。これを10セット。

舞子ふれあいフィットネス4~7

二つ目は、座ったまま脚をやや開き、片手を横に伸ばしその反対方向に体を一気にねじり8秒静止。その時に向いた方向の後ろの足はかかとが浮くように。これを左右4回ずつ。

舞子ふれあいフィットネス8~9

三つ目は、両手を前に出したのち、一気に腰を浮かせ10秒静止。この時、腰を浮かし過ぎないように。これを10セット。

舞子ふれあいフィットネス10~11

このほか、立った状態で行う運動もありましたが、これは応用編のようですので、省略します。
「理論」のお話30分、「実践」の運動30分と、時間配分もちょうどよかったです。

隣の部屋では、理学療法士が痛みのあるところの相談に応じ、必要に応じてマッサージをされていました。

舞子ふれあいフィットネス12~13

ただ、約20人弱の参加者がすべて女性だったのが気になりました。男性もフレイルにならないわけではないですし、意識を持たないといけませんね。

教えていただいた運動は、予想以上にハードですし、普段縮こまっている筋肉が延びる感覚がよくわかりました。私も実践していきたいと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

第91回 神戸まつり垂水区協賛卓球大会(5月16日)

昨年に引き続き、垂水区ママさん卓球協会主催の標記大会出席のため、垂水体育館を訪ねました。

垂水区ママさん卓球協会は、今大会を含め今年度は団体戦3回・個人戦2回を開催予定で、活発に活動されています。谷口理事長はじめ役員の方のご尽力に敬意を表します。

卓球大会1~2

昨年お邪魔した際にも思ったのですが、皆さまのユニフォームがおしゃれで、背筋がシュッと伸びていらっしゃって素敵です。日頃から体を動かし、健康を維持・増進されていることは素晴らしいですね。

来賓挨拶で私からは、「卓球日本チームは年々若い選手が出てきており、今年のパリオリンピックも楽しみ。若い選手に負けないように皆さんも頑張ってください。」とエールを送りました。

卓球大会3

今回の団体戦はシングルス・ダブルス・シングルスの3試合で、予選は4~5チームによるリーグ戦、決勝はトーナメント方式で行われ、熱戦が繰り広げられました。

卓球大会4

卓球は比較的年を重ねても、プレーができるところがいいですね。皆さまが今後とも健康で、末永くプレーされることを願っております。

「人生すべからく 夢なくしては かないません」(5月14日)

ぶしつけに、テレビ番組の話題で恐縮ですが、今年4月から放映が始まったNHKの「新・プロジェクトX~挑戦者たち~」を、皆さん観られていますか。先日の放送は明石海峡大橋に関するものでした。

人生すべからく1
※番組HPより引用

番組では、70年前に大橋建設の必要性を訴えた第12代神戸市長、原口忠次郎さんの想いに始まり、20世紀最後の大工事に挑んだ人々の物語が紹介されました。中でも原口元市長が構想した「夢の架け橋」に、周囲は「市長は白昼に夢でも見ているのではないか」と反対したことに対し、「人生すべからく 夢なくしては かないません」と勇敢に立ち向かったという逸話が、私の眠っていた記憶を呼び起こしました。

人生すべからく2
※NHK HPより引用

というのも、私が中高から大学にかけて将来の進路を考えていた時に大きな影響を与えたのは、原口元市長が構想されたポートアイランドであり明石海峡大橋であったからです。

加古川育ちの私が、憧れの神戸の街や神戸市役所を意識する大きな契機となったのは、中学校1年生の時の「ポートピア’81」で、その頃既に明石海峡大橋が計画されていたのは何となく知っていましたが、高校2年生の1985年12月には明石海峡大橋の事業化が決定しました。そこで土木分野の仕事に就きたいという思いが強くなり、大学は工学部土木工学科に進みました。

本日は今回の番組の興奮が冷めやらぬうちに、原口元市長の言葉が刻まれているモニュメント「夢レンズ」をまた見たくなり、つい先日、たるみっこまつりがあったばかりですが、舞子公園に向かいました。

人生すべからく3

現地で改めて「夢レンズ」と大橋を感慨深く眺めていると、同じくモニュメントを見に来られたご夫妻に「新プロジェクトXを観て来られましたか。」と声をかけられたので、「そうです。」と応じると、そのご夫妻は松本空港から神戸空港に降り立ち、レンタカーで四国を巡っている初日に番組を観て、帰りには是非舞子に寄りたいということになって、訪ねて来られたとのことでした。

人生すべからく4
 

「人生すべからく…、いい言葉ですよね。感動しました。長野は海なし県ですから、こんな素晴らしい場所が自分達の街にあるというのは、羨ましい限りです。」と大変嬉しいお言葉をいただきました。
そして、番組でも紹介されたとおり、1993年11月10日、世界初のヘリコプターによるパイロットロープ渡海工事が行われたのを、仕事を休んでこの現場に見に来ていたことも思い出しました。

今回の番組で、原口元市長が大橋を見下ろす舞子の丘で静かに眠っていることを初めて知り、光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。(本市土木職の大先輩が本四公団に出向中に舞子トンネルの崩落事故を起こし、原口元市長にしっかりせんかいと言われたようだったという話も思い出しました。)番組がたるみっこまつりのあった5月11日当日夜に放映されたことも、何か運命を感じますね。

2022年3月にトルコの「1915チャナッカレ橋」<中央支間長2,023m(明石海峡大橋は1,991m)>が完成したことにより、明石海峡大橋は「世界最長の吊り橋」の座は譲りましたが、この橋の雄大さや美しさ、原口元市長の想いや設計・建設に携われた方々の努力は色褪せるものではありません。そういったことも含めて、明石海峡大橋そして舞子周辺の魅力を広くPRしていきたいと思います。

夢には小さなものから大きなものまでありますが、今の私の夢は、垂水そして神戸を住み続けたい・訪れたいと思っていただき、世界中に誇れる街にしていくことかなと思います。(ちょっと格好つけ過ぎですが:苦笑)
そのためにも、「人生すべからく 夢なくしては かないません」この言葉を胸に、頑張っていかなければと強く誓った一日でした。

 たるみっこまつり2024(5月11日)

たるみっこまつりを、昨年に引き続き舞子公園で開催しました。
今年は、(公財)兵庫県園芸・公園協会舞子公園管理事務所と本州四国連絡高速道路(株)との共催とし、西側の橋の科学館付近にも共同開催エリアを設けるとともに、東側の旧武藤山治邸付近に「はたらく車」を展示するなど、会場の拡大・混雑の分散を図りました。

たるみっこまつり1

メインステージでは、10時のオープニングを飾った垂水区子ども会連合会チアガール「ポピーズ」はじめ、ダンスや太鼓、郷土芸能など計37組、約1,000名の方々に出演いただきました。
ステージは昨年同様、明石海峡大橋をバックにする形ですが、今年は甲子園ボウルの芝(1月27日区長日記参照)が敷かれたことで、より一層居心地の良いものとなりました。

たるみっこまつり3~6

13時30分過ぎには、今年はヴィッセル神戸クラブマスコット「モーヴィ」、本四高速シンボルキャラクター「わたるくん」と「ごしきまろ」のコラボも実現し、その後も市長と一緒に登壇してもらいました。

たるみっこまつり7

一方、「おまつり市」「たるみっこマルシェ」「はたらく車」のスペースでは、飲食・物販・各種展示など、45団体がブース出店し、西側の「サンセットグルメテラス」も含め、いずれも大変な賑わいでした。

たるみっこまつり8~13

また、スタンプラリーでは「ホテルセトレ神戸・舞子」やBE KOBEモニュメントも巡る形とし、舞子公園からアジュール舞子にかけての海辺の魅力を、改めて知っていただける機会になったと思います。

たるみっこまつり14~15

コロナ禍まで、たるみっこまつりはマリンピア神戸で実施しておりましたが、リニューアル工事中のため、2年連続で舞子公園での開催としました。
舞子公園は緑が多く、海を眺めながらくつろげる場所もあり、マリンピア神戸とはまた違った魅力があります。来年以降の開催場所については、皆さまのご意見も伺いながら、検討していきたいと思います。

たるみっこまつり16

少し風が強かったですが、爽やかな五月晴れのもと、本当にたくさんの方にお越しいただき、今年のたるみっこまつりも成功裏に終わることができました。協賛いただいた企業・団体や出店・出演いただいた皆さまに感謝申し上げます。
来年もまた、皆さまに楽しんでいただけるまつりにしたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

 春の古墳まつり‘24 ~五色塚古墳・復元整備50周年~(4月28日)

復元整備から50年目を迎える五色塚古墳で、今年もNPO法人 輝かすみが丘・霞ヶ丘ふれあいのまちづくり協議会によるイベントが開催されましたので、参加しました。

2024春の古墳祭り1~2

初夏を思わせる晴天の中、普段は立ち入れない古墳のテラス部分(芝生のところ)を歩いて回るスタンプラリーやゲーム、広場での飲食コーナーなど、多くの人で賑わっていました。お世話いただいた桝井理事長はじめ、関係者の皆さまに感謝します。

2024春の古墳祭り3~4
(右の写真は、フォーカスされることが少ない「小壺古墳」を背景に撮りましたので、ご注目を)
 

山陽電車公式キャラクター「ろっくん」とごしきまろの初めてのツーショットが実現しました!
また、在阪民放キー局の方も取材に来ていただきました。(地上波での放映はありませんでしたが)

2024春の古墳祭り5~6

6月15日(土曜)には文化財課主催の古墳まつりもあります。

今後、復元整備50年を記念して、地域の皆さまとともに「垂水に残るミステリアス」五色塚古墳をPRし、盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

令和6年度 垂水区子ども会連合会総会(4月21日)

区役所大会議室で行われた標記総会に出席しました。

本日は令和6年度の事業計画・予算案の審議などとともに、3年以上継続して子ども会活動の指導及び育成に従事した功績に対する会長表彰があり、今回は大友知佐子様(ドラゴンキッズ旭が丘子ども会)と高橋沙織様(舞子プレーパーク子ども会)が表彰されました。

子ども会連合会総会1~2

一方、開会挨拶で原田会長は、年々単位の子ども会が減少してきていることに触れられました。
単位子ども会の減少だけでなく、近年はPTAが従来の形で存続できないところも増えてきており、今後どのように、子ども達の健やかな成長を見守る担い手を確保していくかは重要な課題です。

子ども会連合会総会3

しかし、そんな心配を跳ね返すように、子ども会連合会のチアチーム「ポピーズ」は大活躍しています。特に1月27日の区長日記で紹介したとおり、甲子園ボウルで使用された芝生の舞子公園への移設セレモニーで、関西学院大学チアリーダー部「ドルフィンズ」との交流は、子ども達にとって貴重な経験や刺激となり、ポピーズのメンバーは昨年度の15人から23人に増加したと聞いています。

子ども達が好きなことを大人が応援し、逆に大人が好きなことにも子ども達に関心を持ってもらう機会を設けていく…。そこにヒントがあると思います。

次世代を担う子どもたちは地域の宝です。先日発表された平成30~令和4年の市町村別合計特殊出生率は、垂水区は1.41と全区の中で最も高く、全市平均の1.25を大きく上回り、子どもを産み育てやすい環境は整っていると言えます。子ども達が健やかに育つまちづくりを、区役所としても引き続き進めていきます。

今年度も、5月11日(土曜)の「たるみっこまつり」はじめ、いろんな行事で「ポピーズ」の子ども達が元気いっぱいに踊る姿を見るのが楽しみです!

第29期「垂水文化講座」開講式(4月15日)

井植記念館ホールで開催された、標記開講式に出席しました。

毎年、科学技術・芸術・健康など多岐にわたるテーマの講座を開催し、垂水区の文化振興に大いに貢献いただいていることに、井植理事長はじめ井植記念会の皆さまのご尽力に感謝を申し上げます。

2024垂水文化講座1

今期の受講者は定員を大幅に上回る150名近くの応募があり、平均年齢は74歳、80歳以上の方が約4分の1で、最高齢の方は94歳で26回目の受講とのことです。私は昨年度、開講式だけでなく何度か講座にもお邪魔したのですが、この講座に参加される方々の熱心な姿には感心するばかりです。年を重ねても“学ぶ姿勢”を持ち続けていることは、本当に素晴らしいことだと思います。

2024垂水文化講座2

本日は、神戸大学の藤澤学長が「デジタル・ロボット技術が開く未来医療」と題し、手術支援ロボット「hinotori」の開発経緯や、IoT・AI・ロボット時代の医療がどうなっていくのかなどについて、わかりやすく講演いただき、大変興味深く聴きました。

2024垂水文化講座3

今期も計10回の講座が開かれます。今年度も盛会となりますことを願います。
(参加申込は既に締め切られていますので、ご注意ください。)

第53回少年団野球リーグ垂水地区 春季大会開会式(4月7日)

垂水スポーツガーデンで行われた標記開会式に出席しました。

今回の大会にはAチーム13、Bチーム9の計22チームが参加します。
少子化やスポーツの多様化などにより、子ども達の野球離れが進む中で、これだけ多くのチームが参加しているのは垂水区の財産であり、素晴らしいことです。

24少年団野球リーグ春1

少年団野球では、子ども達の肩や肘を守るため、ピッチャーの投球回数・球数に制限があります。昨年度までは3回までの制限がありましたが、今年度から6年生は回数に制限なく70球までになったとのこと。いいピッチャーであれば5回程度まで投げられそうです。これがどう影響するか、興味深いところですね。

大会はトーナメント方式で、今月末まで熱戦が繰り広げられます。子ども達が日頃の練習の成果を発揮し、元気いっぱいでプレーできることを期待します。

おまけ:
昨年も一度やりましたが、始球式はやはり緊張します。今年も高めに外れてボール。私が一番練習しないといけないかもしれません(苦笑)。

24少年団野球リーグ春2

春の交通安全キャンペーン(4月5日)

4月6日から春の全国交通安全運動が始まるにあたり、ブランチ神戸学園都市でのキャンペーンに出席しました。

大西垂水警察署長のご挨拶のあと、「たかつか保育園」の園児と交通安全協会女性部による安全運転の替え歌等の合唱があり、元気いっぱいの子ども達の姿に思わず笑みがこぼれました。
また、Reve de Chef Musique(レーブ ドゥ シェフ ミュジック)による素敵な演奏もありました。

24春の交通キャンペーン1

今回の交通安全運動は、自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守を重点項目としています。
セレモニー後は、啓発グッズやチラシを配布し、皆さまに交通事故防止と特殊詐欺への警戒を呼びかけました。

24春の交通キャンペーン3
(右の写真のようなキャッシュカードケースも作成しました!)

垂水区内の交通死亡事故は、一昨年はゼロであったものの、昨年は残念ながら3件ありました。
引き続き地域の皆さまとの協働および警察や関係団体等と連携し、交通安全運動や地域防犯力の更なる向上を推進することにより、安心安全なまちづくりに取り組んでいきます。

ストリートピアノ「しおかぜハーモニー」が毎日演奏できるようになりました(4月2日)

令和6年度が始まりました。今年度もよろしくお願いします。

昨年7月に区役所1階ロビーに設置し、当初は毎週月曜午後に、9月からは毎週月・木曜午後に運用してきたストリートピアノが、新年度からロビーの開放時間に合わせて毎日夜まで利用できるようになりました。

多くの方から演奏できる時間を拡大してほしいとの声が寄せられたことや、垂水図書館やレバンテ垂水管理事務所の力添えにより実現したものです。皆さまの応援や関係者のご理解・ご協力に感謝します。

さて、この「しおかぜハーモニー」を用いた取り組みとして、先月から本日にかけての3日間、ピアノ体験教室を開催しましたので、これについても紹介します。

ストリートピアノ毎日演奏運用開始1

ピアノを習ったことのない子ども達が、ピアノを弾く楽しさを経験するきっかけづくりとなるようにと企画したもので、垂水区音楽協会に所属するプロのピアノ講師をお招きし、実施しました。
本日は、5~7歳の子ども達6名の練習の成果として、ミニ発表会を開催。みんな緊張した面持ちでしたが、お父さん・お母さんやきょうだいなどに見守られ、頑張って演奏していました。これを機に、ピアノや音楽に興味を持ってもらえたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

ストリートピアノ毎日演奏運用開始2

今回の体験教室は、定員に対し約3倍の応募があり、皆さんの関心の高さを伺い知ったほか、通りがかりの方からも「素晴らしい企画。是非またやってほしい!」との声をいただきました。
今後も、垂水区音楽協会のご協力をいただきながら、学校の長期休みの時期などで、このような体験教室の実施を検討したいと思います。

ストリートピアノ毎日演奏運用開始3

垂水区内のストリートピアノは「しおかぜハーモニー」とコーナン名谷店設置分のみですが、全市で30ヶ所以上ある中で、区役所内に設置しているのは垂水区だけです。どうぞ皆さま、仕事帰りや休日にも演奏をお楽しみください!

また、垂水区音楽協会には「月曜ロビーコンサート」も引き続き開催いただきます。
今年度の第1回目は6月24日ですので、是非足をお運びください!

お問い合わせ先

垂水区総務部地域協働課 

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