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火災から“命”をまもるために

最終更新日:2024年3月27日

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とにかく避難!

 寝ているときに火事が起きたら、どこから逃げますか?

 
火事が起きた時のこと、みなさんは考えたことはありますか? 

 何より大切なものは、みなさんの命です。
 ご高齢の方やお身体の不自由な方などは、避難に時間がかかる可能性があります。
 火災が発生すれば避難を最優先とし、命を守る行動を取りましょう。
 
 もし、ご家族にご高齢の方がおられましたら、是非このことを伝えてください。
 

火災による死者

 2023年の1年間では、12名の方が火災で亡くなりました。
 死者の12名のうち、11名は65歳以上の高齢者です。
 死者の発生原因としては、「逃げ遅れ」が多くを占めます。

死者を減らすために

 火災による死者を減らすには、早期発見に役立つ「住宅用火災警報器」が大変有効です。
 設置してから、10年が経過していれば本体ごと交換しましょう。
 (古くなると火災を検知するセンサーの劣化や電池切れなどで作動しなくなることがあります。)

 交換する際は、複数の警報器が一斉に鳴動する「連動型」をお勧めします。
※2階建ての住宅など、部屋と部屋が離れている場合などは、特に有効です。
 
 住宅用火災警報器の詳細は下記ページをご確認ください。
 住宅用火災警報器

火災による負傷者

 2023年の1年間では、58名の方が火災で負傷しました。
 特に、「避難中」や「消火中」に負傷するケースが多いです。
 避難中に煙を吸ってしまったり、適切な消火方法がとられずに負傷するケースが見られます。
 天ぷら油火災が発生した際は、絶対に水をかけないでください。
 住宅で起きた火災での消火には、住宅用消火器を使用しましょう。
 住宅用消火器
 
 また、火災の拡大を防ぐためには、防炎品も有効です。
 「防炎品」

神戸市内の火災件数

 2023年の1年間では、392件の火災が発生しました。
 (うち建物火災236件、うち住宅火災140件)

出火原因

​1位 電気関係
2位 こんろ(天ぷら油)
3位 焼却火
4位 たばこ
※2023年の火災統計より(放火・放火の疑いは除く)

「電気器具」が原因の火災は近年増加しています。
スマホやモバイルバッテリーなどに搭載されている「リチウムイオン電池」からの出火、ほこりの溜まったコンセント、断線した電気コードから出火するケースがあります。

詳細は下記ページをご確認ください。
電気コードからの出火に注意
火災の実験動画
 

お問い合わせ先

消防局予防部予防課