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特に気を付けるべき火災、今知ってほしい情報について紹介します。実施期間
今年は昨年同時期と比較して、火災件数や火災による死者数が増加しています。
また、火災原因は電気に関するものが最も多くなっています。
※数値は2024年、2025年ともに1月1日から6月30日
1.火災件数
火災件数 | 死者数 | |
2025年 | 252件 | 11名 |
2024年 | 186件 | 4名 |
2.主な出火原因
これから秋になり空気が乾燥し、火災の発生しやすい季節になります。
火災を発生させないようにより一層火の取り扱いには注意しましょう。
現在、全国的に林野火災が増加しています。
これから登山やハイキングなどを楽しむ行楽シーズンを迎えます。林野での喫煙やたき火などの火気を取り扱うときは特に以下の点を気を付けましょう。
林野での出火防止にご協力お願いします。
・周囲の確認と消火の準備
枯草などの燃えやすいものの近くで火を使わない。事前に消火用具の準備を行う。
・その場を離れない
必ず複数人で行い、空気が乾燥している、強風が吹いているときは中止または延期する。
・消えたことを確認する
火を使ったあとは必ず消火を忘れない。
近年、電気器具類を原因とする火災が増加しています。特にリチウムイオン電池からの火災が増えています。
リチウムイオン電池は以下のようなものに搭載されています。
火災の実験動画ではリチウムイオン電池の火災についても紹介しています。
通電火災は、地震後の停電が復旧したときに起こります。
阪神・淡路大震災では、神戸市内で157件の建物火災が発生しました。そのうち33件は通電火災でした。
地震発生とともに出火するのではなく、避難後、無人となった室内から時間差で出火します。発見や初期消火が遅れ、地震で物が散乱した室内で、あっというまに火災が拡大します。