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最終更新日:2023年3月16日
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団塊の世代がすべて後期高齢者となる令和7年(2025年)に向け、地域医療の提供体制(地域完結型医療)が必要とされており、医療機能の分化・連携、在宅医療の充実など、地域完結型医療の構築を目的として、兵庫県地域医療構想が平成28年10月28日に策定されました。
地域医療構想は、医療計画の一部であり、構想区域(医療圏域)ごとに、令和7年(2025年)の医療需要と必要病床数を推計し、あるべき医療提供体制を実現するための施策を検討することとなっています。
令和7年(2025年)の必要病床数等の推計結果によると、神戸圏域においては、高度急性期は177床過剰、急性期は1,481床過剰、回復期は2,649床不足、慢性期は337床の過剰、また在宅医療需要については1日あたり9,782人増加すると示されており、各病床機能と在宅医療の体制を整備していく必要があります。
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう「地域包括ケアシステム」を構築することが急務の課題とされており、地域包括ケア推進に向けた全市的な課題を協議する場として、「地域包括ケア推進部会」を設置しました。
地域包括ケア推進部会における検討項目のうち、特に専門的かつ集中的な検討が必要な項目である「介護予防」「医療・介護連携」「在宅療養者の服薬管理」「看取り支援」「多職種連携による口腔機能管理」について、専門部会を設け議論しました。
※専門部会は令和4年度で終了し、令和5年度以降、検討課題に応じてワーキングチームを設置し、検討を行う予定です。