最終更新日:2023年11月9日
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かつて兵庫区の新開地は、多くの劇場や映画館などが立ち並び、「東の浅草・西の新開地」と称され、関西随一の娯楽のまちでした。
しかし戦後、娯楽の殿堂から、映画館や演芸場が次々に姿を消していき、昭和51年には、神戸唯一の演芸場「神戸松竹座」が閉館し、新開地から寄席の灯が消えることとなりました。
兵庫区では昔から、舞踊や民謡などが盛んであり、中でも寄席は区内各地で開催されていました。そこで兵庫区では、昭和53年3月に「兵庫区民寄席」を設立し、多くのファンのみなさまに支えられ、兵庫公会堂で延べ40年、213回の公演を実施しました。
また、平成30年7月に神戸新開地・喜楽館の開館により、毎日、落語が楽しめるほか、地域寄席も定期的に開催されていますので、ぜひみなさん足を運んでみてください。
平成30年7月に、新開地に42年ぶりに上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」がオープンし、毎日、生の上方落語が楽しめることとなりました。
喜楽館の公演スケジュール、料金等の詳細は「喜楽館ホームページ」をご確認ください。