ホーム > 安全・安心 > 消防 > 災害に備えて地域でできること(防災福祉コミュニティ) > 防災(防コミ)活動の予定や結果のご紹介
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地域で行われている取り組みを、ご紹介します。
湊山地区は、兵庫区の山側エリアで、新湊川上流に位置します。平清盛が福原に都をおいた平安時代末期、その時代の「湯屋」や「雪の御所跡」が現在の湊山温泉や湊山小学校(旧)の由来となっています。
地域は、地形上古くから水害に悩まされてきた歴史を持ち、現在では風水害対策がとられ、私たちも防災福祉コミュニティとして防災活動に取り組んでまいりました。
湊山地区防災福祉コミュニティでは、平成28年3月に、地域のみなさんが災害時に活動する際に活用する「地域おたすけガイド」を作成しました。しかしながら、訓練を繰り返すうちに、実情に合わない部分が明らかになってきました。そこで、専門家のアドバイスを受け、「地域おたすけガイド」の見直しを進めることとしました。
「地域おたすけガイド」を見直すにあたり、「災害が起こった時にどんなことが心配か」など、自分の住む町で起こりうる事象などを具体的に地図に書き込み、地域のみんなで地図を囲み、ワイワイ楽しく議論し、ゲーム感覚で災害が起きたときの対応を考えることができました。
これにより、「災害を知る」、「まちを知る」、「人を知る」災害対応のためのイメージトレーニングができました。
防災福祉コミュニティの課題として、参加者の高齢化があげられます。
いかに若い世代が防災に関心を持ち、防災活動に参加していただけるよう取り組むとともに、隣接する防災福祉コミュニティの地域と連携した活動を進めていきたいと思います。
湊山地区防災福祉コミュニティ 岩中 直樹