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地域で行われている取り組みを、ご紹介します。
地域おたすけガイド(災害時の初動対応マニュアル)への取組が、平成26年度から始まり、令和4年度に市内全ての防災福祉コミュニティ(以下、「防コミ」という。)で完成しました。しかし、作成から8、9年が経過しており、内容の見直しを行う必要がありました。
令和6年度に防災の専門家派遣事業の取組が北区で行われ、各防コミで作成された「地域おたすけガイド」を持って各防コミの代表者の方々に集まっていただき、ナビゲーターの指示に従って災害図上訓練(DIG(※))を行いました。想定は地震災害です。マニュアル通りに本部の立ち上げから火災への対応、救助、応急処置等を行うため、防コミが持っている資機材を活用して机上での訓練を実施しました。新たな気づき等もあり訓練自体は、大変、有意義なものとなりました。※ DIGとは、Disaster Imagination Gameの略で、大きな地図を囲んで防災対策を検討する訓練です。
訓練終了後、各防コミから以下のような話がありました。
・体制はこのままで、新しいメンバーも集める
・定期的な訓練の実施と研修への参加
・防災資機材の充実
・住民による避難所の開設
・周辺の防コミとの連携
・おたすけガイドをみんなに知ってもらう
・おたすけガイドの見直し、アップデート
・外国人とのコミュニケーション
・火災対応ができる資機材をもっと増やす
各防コミで作成していただいた「地域おたすけガイド」は、有事の際に地域住民が協力して災害等に立ち向かう大切なマニュアルです。
特に、防コミのメンバーが入れ代わる時期など、定期的に内容を確認し、必要があれば見直すことが大切です。消防署も一緒に確認したいと思いますので、積極的に活用していきましょう。
(北消防署 地域防災調整担当者)