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最終更新日:2025年10月1日
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2024年10月1日から、小児肺炎球菌(20価)ワクチンが定期接種化されました。
小児肺炎球菌(13価)の接種は2024年9月30日までで終了しました。
これまでに小児肺炎球菌(13価)で接種を受けてきた方は、10月1日以降は小児肺炎球菌(20価)に切り替えて接種を受けます。
これまでに小児肺炎球菌(15価)で接種を受けてきた方は、引き続き同じ小児肺炎球菌(15価)で接種を継続します。
以下のいずれにも該当する方
接種回数は、1回目接種を開始する月齢によって異なります。
1回目接種を開始する月齢 | 接種回数・標準的な接種間隔 |
---|---|
生後2か月~7か月未満 |
|
生後7か月~1歳未満 |
|
1歳~2歳未満 | 1回目から60日以上の間隔をあけて2回目を接種 |
2歳~5歳未満 | 1回目のみ |
無料
※接種時に予防接種券を持参していない場合は、有料(全額自己負担)です。
※予防接種券は、接種日時点で神戸市に住民登録がなければ使用できません。神戸市に住民登録がない方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※定期接種として規定している接種間隔を満たさない場合や接種期間を過ぎた方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「市外の医療機関等での予防接種の受け方」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。
※必ず、接種を受けるお子さまの健康状態を十分に把握している保護者が付き添ってください。
※転入・紛失等により予防接種券の発行が必要な方は、事前に、発行・再発行の手続きをしてください。
肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれる菌で、主に気道の分泌物により感染を起こします。しかし、これらこの菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎や中耳炎、敗血症、髄膜炎等になったり、あるいは血液中に菌が侵入するなどして重篤な状態になることがあります。
肺炎球菌感染症の中には、肺炎、髄膜炎、中耳炎などがあります。特に髄膜炎をきたした場合には2%の子どもが亡くなり、生存した子どもの10%に難聴、精神発達遅滞、四肢麻痺、てんかんなどの後遺症を残すといわれています。
ワクチン接種により、肺炎球菌(ワクチンに含まれる種類のもの)が血液や髄液から検出されるような重篤な肺炎球菌感染症にかかるリスクを95%以上減らすことができると報告されています。