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最終更新日:2025年4月16日
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お知らせ
以下のいずれにも該当する方
接種回数 | 接種期間 |
---|---|
第1期(1回目) | 1歳の誕生日前日から2歳の誕生日の前日まで |
第2期(2回目) | 5歳から6歳で小学校就学前の1年間(2025年4月1日から2026年3月31日まで) |
無料
※接種時に予防接種券を持参していない場合は、有料(全額自己負担)です。
※予防接種券は、接種日時点で神戸市に住民登録がなければ使用できません。神戸市に住民登録がない方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※定期接種として規定している接種間隔を満たさない場合や接種期間を過ぎた方が予防接種券を使用した場合は、接種料金を返還していただきます。
※対象者以外は、有料(全額自己負担)です。
※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「市外の医療機関等での予防接種の受け方」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。
※必ず、接種を受けるお子さまの健康状態を十分に把握している保護者が付き添ってください。
※転入・紛失等により予防接種券の発行が必要な方は、事前に、発行・再発行の手続きをしてください。
2024年度、MRワクチンの供給について一部地域において偏在が起きたことから、以下の対象者は特例として定期接種の期間を過ぎた後も、定期接種として接種が受けられます。
以下のいずれかに該当する方。
①2022年4月2日~2023年4月1日生まれで、2025年3月31日までに麻しん・風しん混合(MR)1期の接種が受けられなかった方
②2018年4月2日~2019年4月1日生まれで、2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)中に麻しん・風しん混合(MR)2期の接種が受けられなかった方
2025年4月1日~2027年3月31日まで
事前の申請は不要です。お手元の予防接種券がそのまま使用できます。
定期接種期間中と同様の方法で接種を受けてください。
市外の医療機関で接種を受けることを希望する場合は、事前にお手続きが必要です。
2022年4月2日~2023年4月1日生まれの方のうち、2歳のお誕生日から2025年3月31日までに麻しん・風しん混合(MR)1期の接種を自己負担で受けた方は、接種料の還付請求をすることができます。ただし、接種日時点で神戸市民であった方に限ります。
申請書(PDF:625KB)に必要書類を添えて下記まで郵送にて申請してください。
申請時点で神戸市外に転出している方は、別途、接種日時点に神戸市の住民であったことを証する書類の提出が必要です。
〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課 予防接種担当 宛
2024年1月、麻しん風しん混合ワクチン等の一部について、製造時の管理不良からワクチンの有効期間内に承認規格を下回る製品があることが確認されました。
該当する製品は、出荷時には規格に適合していたものの、時間の経過とともに品質が低下する可能性があり、以下の表に該当する接種を受けた方は、十分な免疫が獲得できているかについて抗体検査を受けることができます。
なお、これらのワクチンは、現時点では安全性に問題はないとされています。
2023年8月以降に麻しん風しん混合ワクチン、麻しんワクチンを受けた方は、母子健康手帳や接種済証にて、ワクチンの製造番号(ロット)と接種日をご確認ください。
ワクチン 製造メーカー |
ワクチンの種類 | 製品情報 (ロット番号) |
承認規格を下回る可能性がある期間 (この日以降に接種した場合は十分な免疫を得られていない可能性があります) |
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タケダ (武田薬品工業) |
MRワクチン (麻しん風しん混合) |
Y302 | 2023年12月14日以降 |
Y303 | 2023年8月26日以降 | ||
麻しんワクチン | F112 | 2023年12月8日以降 | |
F113 | |||
F114 |
詳しく知りたい方へ
上記表にある製品は、承認規格を下回る可能性があるものの、WHOが認める麻しん予防ワクチンとして求められる基準は下回らないことなどから、麻しんに対する感染予防効果はあると考えられています。
また、この製品の接種に関して安全性の懸念はないとされています。
以上のことから、個別にお知らせはしませんが、表に該当する接種をされた方で、抗体が十分に獲得できたか不安がある方は、抗体検査(抗体価を測る血液検査)を受けることができます。接種歴を確認し、表に該当する接種を受けられた方は接種された医療機関にご相談ください。
2024年1月以降、ワクチンの有効期間内に承認規格を下回る可能性があるとして、使用可能な期限を短縮して供給されています。全体の供給量は昨年度と同等量が確保されていますが、それを上回る医療機関からのオーダー分は納品できない状況となっています。そのため、接種の予約が集中した場合、希望される方全員がご希望のタイミングで接種を受けることが困難な状況です。
医療機関で入荷待ちとなっている場合は、時間をおいてから再度お問い合わせのうえ接種のご予約をお願いします。ワクチン流通の不安定につながりますので、複数の医療機関でのご予約は控えてください。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いといわれています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人といわれています。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルス・風しんウイルスに対する免疫を獲得することができるといわれています。また、2回目のワクチン接種は、1回目の接種後、年数の経過とともに低下してきた免疫を増強させる効果があります。
予防接種券は、妊娠届出時(母子健康手帳交付と一緒に)または転入の際に、住民登録のある区役所・支所の窓口でお渡ししています。(転入の際に母子健康手帳がなければ交付できません。) 紛失や転入などで予防接種券がお手元にない場合は、窓口交付、電子申請、郵送申請のいずれかで交付を受けられます。
申請書の送付先:〒650-8570 神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市保健所保健課予防接種担当行 市ホームページ:予防接種券について(こどもの定期予防接種) |
かかりつけ医にご相談いただくか、麻しん・風しん混合(MR)ワクチン定期予防接種の実施医療機関を参考に、医療機関に直接お問い合わせください。 |
下記の理由から、既に接種された方にも届く場合があるため、母子健康手帳などで接種記録を確認し、すでに接種が済んでいる場合は接種する必要はありません(ハガキは破棄してください)。
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定期予防接種については、原則、規定された接種期間内に受けてください。しかし、下記の「特別の事情」により、規定の接種期間内に定期接種ができない相当な理由があると本市が判断した場合は、定期の対象期間を過ぎても、定期予防接種として公費助成により接種していただける場合があります。 特別な事情:
いずれの場合も、必ず事前申請が必要です。申請に基づく審査の結果、上記に該当すると認められた場合に、定期予防接種として公費助成により接種していただくことができます。 各申請方法は、市ホームページをご確認ください。 市ホームページ: |
定期予防接種以外の方については、任意接種となり、費用補助は実施しておりません(全額自己負担)。 |