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最終更新日:2023年9月14日
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狂犬病とは、「狂犬病ウイルス」でおこる動物由来感染症です。
犬はもちろん、人など全ての哺乳動物に感染します。人が感染して発症すると、ほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。人の場合は、狂犬病に感染した犬などに咬まれて感染することが多いと言われています。
世界中ほとんどの国で発生があり、毎年何万人もの方が狂犬病で亡くなっています。現在日本では、狂犬病予防注射の徹底などにより、狂犬病を撲滅し、発生はありませんが、狂犬病に感染した動物が不法に日本に持ち込まれるなどして、いつ日本で狂犬病が発生するかはわかりません。
狂犬病を予防するには、狂犬病予防注射を行う以外に方法はありません。
万が一、狂犬病が日本に入ってきても、70%以上の犬が狂犬病予防注射を受けていれば、まん延は防ぐことができます。
狂犬病予防注射は、狂犬病が日本に侵入した場合に、犬にまん延することを防いで、犬から人に感染することを防ぎます。愛犬と飼い主を守るだけでなく、多くの人の安全のために必要です。
生後91日以上の犬の飼い主は、犬の所在地の市町村に登録をすることが義務付けられています。
登録は犬の生涯に1回です。登録の証として「鑑札」が交付されます。(交付手数料3,000円)
「鑑札」は、必ず犬の首輪などにつけてください。万が一迷子になった場合でも、すぐに飼い主がわかります。
生後91日以上の犬の飼い主は、毎年1回、4月から6月の間に、狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。
注射を受けた後には、必ず「注射済票」の交付を受けてください。(交付手数料550円)
「注射済票」も、必ず犬の首輪などにつけてください。万が一迷子になった場合でも、すぐに飼い主がわかります。
神戸市に登録のある犬の飼い主の方には、毎年3月末ごろに、注射の案内の封筒を郵送しています。注射を受けるときは、この封筒を、動物病院又は集合注射会場にお持ちください(注射の案内がなくても注射は受けられます)。
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動物病院では、犬の健康状態の把握や接種後のアレルギーへの対応など、犬にとってより安全に接種が受けられます。できるだけ動物病院で狂犬病予防注射を受けさせてください。
以下の動物病院では、狂犬病予防注射を受けた日に飼い犬の「登録申請」や「鑑札」・「注射済票」の交付をその場で受けることができます。
集合注射会場は、犬と飼い主の安全性を考慮し、順次縮小していく予定です。お越しになる場合は、犬の体調を把握し、注射時に犬をしっかり保持できる人が連れてきてください。
2023年度の集合注射はすべて終了しました。来年度以降の集合注射は、決まり次第こちらでお知らせします。
インターネットで一部の手続きができるようになりました(交付手数料はクレジットカードまたはオンラインID(PayPay、LINEPay)での納付になります)
注射場所により手続きが異なります。手続きの方法が選べる場合もありますので、ご都合に合わせてご利用ください。
また、ペットショップや以前の飼い主が登録を済ませている場合がありますので、登録の有無をあらかじめ確認してください。登録がある場合は、犬の登録事項の変更手続き(犬の所有者の変更)が必要です。
注射を受けた後、その場で手数料を納付し、「鑑札」と「注射済票」を受け取ってください。
(別に注射料金がかかります。料金は動物病院により異なります)
・登録手数料 3,000円
・注射済票交付手数料 550円
以下①~③のいずれかの方法による手続きが必要です。なお、注射は神戸市内に限らず全国の動物病院で受けることができます。
チェック項目 | 詳細 | 該当する場合に必要な手続き |
---|---|---|
前所有者が登録済ではないか | 犬の登録は生涯1回です。前所有者が登録を受けている場合、登録申請は不要です。 犬の所有者変更を届出てください。 |
犬の登録事項変更届 |
注射時に交付を 受けていないか |
一部の動物病院や集合注射会場で同年度の注射済票を受け取っている場合、改めての申請は不要です。 | 不要 |
鑑札や注射済票を紛失・損傷していないか | 鑑札や注射済票の交付を過去に受けたが失くしてしまった場合などは、郵送での再交付手続きが必要です。 | 再交付申請 |
・登録手数料 3,000円
・注射済票交付手数料 550円
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
・登録手数料 3,000円
・注射済票交付手数料 550円
・登録手数料 3,000円
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
注射場所により手続きが異なります。手続き方法が選べる場合もありますので、ご都合に合わせてご利用ください。
注射を受けた後、その場で手数料を納付し、「注射済票」を受け取ってください。
(別に注射料金がかかります。料金は病院により異なります)
注射済票交付手数料 550円
①~③のいずれかの方法による手続きが必要です。なお、注射は神戸市内に限らず全国の動物病院で受けることができます。
・注射済票交付手数料 550円
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
・注射済票交付手数料 550円
「神戸市スマート申請システム(e-KOBE)」で手続きができます(手続き名称:犬の登録事項変更届)。
詳しくは、電子申請のページをご覧ください。
必要事項を記入した届出書を、(公社)神戸市獣医師会事務局へ郵送してください。
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
神戸市生活衛生ダイヤル(078-771-7497)に変更事項を届け出てください。
神戸市外から転居した場合や神戸市外の所有者からの犬を譲り受けた(購入した)場合、以下の手続きが必要です。市外での登録がない場合は新規登録になります。
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
① 登録がない場合 → 新規登録手数料3,000円を納付してください。
② 登録はあるが鑑札がない場合 → 鑑札再交付手数料1,600円を納付してください。
③ マイクロチップが鑑札とみなされている場合 → 鑑札の無償交付
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会事務局
※「マイクロチップが鑑札とみなされている」場合とは…
狂犬病予防法に基づく犬の登録の特例制度(通称「ワンストップサービス」)に入っている市町村では、犬の所有者がマイクロチップ情報を環境大臣指定登録機関(公益社団法人日本獣医師会)に登録した場合、マイクロチップが犬の鑑札とみなされます(その場合、交付済みの鑑札はその市町村に返却しなければなりません)。ワンストップサービスが適用される市町村の一覧は、環境大臣指定登録機関のマイクロチップ情報登録サイトのダウンロードページ(外部リンク)にある「狂犬病予防法の特例に参加する市区町村一覧」にて確認できます。
なお、現在のところ神戸市においてワンストップサービスは適用されませんので、犬の所在地が市外から市内に変わったときは新たに神戸市の鑑札の交付を受け、飼い犬に神戸市の鑑札を装着してください。また、転居や飼い主の変更などマイクロチップの登録情報が変わった場合、神戸市への申請とは別に、マイクロチップ情報登録サイト(外部リンク)から環境大臣指定登録機関に変更の届出を行ってください。
神戸市外に転出するとき、神戸市外の飼い主に犬を譲渡するときは、神戸市での手続きは必要ありません。
新所在地の窓口(市役所、区役所、保健所等)に、神戸市の「鑑札」を持参し、転入手続きをしてください。
犬を譲渡するときは、神戸市の「鑑札」を必ず新しい飼い主に渡してください。
・鑑札再交付手数料 1,600円
・注射済票再交付手数料 340円
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
①~③のいずれかの方法による手続きが必要です。
※ご遺体については、環境局の各区事業所が引き取り(有料)を行っています。
「神戸市スマート申請システム(e-KOBE)」で手続きができます(手続き名称:犬の死亡届)。
詳しくは、電子申請のページをご覧ください。
神戸市生活衛生ダイヤル(078-771-7497)に届け出てください。
必要事項を記入した届出書を、(公社)神戸市獣医師会事務局へ郵送してください。
郵送先
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通4-1-23 三宮ベンチャービル525号
(公社)神戸市獣医師会 事務局
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