電子マネー支払いを巡る詐欺にご注意!

最終更新日:2020年10月19日

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事例

スマートフォンで、無料だと思ったアダルトサイトに入り「18歳以上」をタップしたところ、入会金として約10万円の請求画面が出た。慌てて「退会はこちら」をタップすると業者に電話がつながり、「退会には20万円が必要。コンビニで電子マネーのギフトカードを購入し、その番号を教えるように」と言われた。コンビニの店員に「詐欺では?」と制止されたが振り切って購入し、業者にカードに書かれた番号を教えてしまった。

アドバイス

  • カード番号のみでやり取りができるタイプの電子マネーでは、一度相手にカード番号を伝えたり、指示された番号にチャージしたりすると、取り戻すのは困難になります。業者に指示されても従わないようにしましょう。
  • 業者に連絡することで個人情報が知られ、さらに請求を受ける可能性もあります。安易に連絡しないようにしましょう。

知っておこう!電子マネーのギフトカードに潜む危険性

上記の事例で詐欺に悪用されたギフトカードは残高をサーバで管理するタイプの電子マネーです。カード自体に残高がなく、カードに記載されている番号を基に、リアルタイムでサーバと通信して自由にチャージして利用することができるものです。しかし、残高がサーバで管理されるため、カード自体が手元になくても番号がわかれば使われてしまうことがあるため、詐欺に悪用されるケースがあります。

お問い合わせ先

地域協働局消費生活センター