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木材利用施設の紹介~その他公共施設編~

最終更新日:2023年9月14日

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六甲最高峰トイレ

所在地:神⼾市北区有馬町字六甲山
構造:鉄骨造(屋根版CLT(直交集成板)パネル)
階数:地上1階
延べ面積:267.9平方メートル
完成年月:2020(令和2)年12月

【整備概要】
▶この公衆便所は、芦屋方面から有馬温泉に向かう登山道中のハイカーが利用されています。毎年開催される六甲全山縦走大会のチェックポイントにもなっており、トイレの充実(数、機能とも)とあわせて、ハイカーが休憩できるよう整備しました。
▶大版のCLTパネルが連続している大屋根の下にベンチを配置し、夏の強い日差しを避けて休憩できるスペースをたくさん設けています。

【主な木材使用箇所】
▶大屋根のCLTパネルのほか、外壁面には国産の杉材を使用し、ベンチを構成する木材の一部には六甲山で伐採された木材を使用しています。
▶木材を多く使用しているため、六甲山の景色に溶け込む心地よい空間ができあがると期待しています。
外観の写真
外観
西側の写真
西側

キーナの森便所棟

所在地:神戸市北区山田町藍那他(しあわせの森内)
構造:鉄筋コンクリート造・一部木造
階数:地上1階建て
延べ面積:262.88平方メートル
完成年月:2017(平成29)年6月

【整備概要】
▶生物多様性保全のシンボル拠点として整備されたキーナの森の玄関口に、環境学習や市民活動の拠点となる施設を整備しました。
▶周囲の山並みと一体感を出すように勾配屋根を採用し、森をイメージした色あいとし、利用者の学習のためのスペース(環境学習用多目的スペース)は屋外と一体化した開放的な空間になっています。

【主な木材使用箇所】
▶下屋の柱に桧を、小屋組には、森を感じるやわらかい空間にするため、桧・杉の無垢材をそれぞれ採用しています。
外観の写真
外観

小屋組の写真
木あらわしの小屋組

お問い合わせ先

建築住宅局技術管理課