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定例会見 2024年5月23日

最終更新日:2024年5月23日

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会見資料はこちら(PDF:7,197KB)

KOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会

司会:

 それでは、ただいまより5月2回目の市長定例会見を始めさせていただきます。

 市長、よろしくお願いいたします。

久元市長:

 よろしくお願いいたします。

 今日、私からお話を申し上げたい案件は2件です。世界パラ陸上競技選手権大会の現状の御報告、それから三宮図書館と神戸文化ホールのイメージパースなどができましたので御紹介をさせています。

 KOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会は、5月17日に開会をいたしまして、早いもので今日を含めてあと3日を残すのみとなりました。104か国・地域から1,073人の選手の皆さんに参加をしていただいています。昨日までの時点で5万5,970人の皆さんに来場をいただいています。学校の観戦会、児童・生徒の皆さん、2万819人の皆さんにお越しをいただいているというのが今の状況です。

 5月11日の開会式は、晴天の下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席をいただきまして、増田明美会長のスピーチなどで開幕をいたしました。この開会式には、地元の西落合中学校の生徒の皆さんが、プラカードや国旗を持って、選手団代表の皆さんとフラッグパレードをしてくれました。

 また、歓迎演技といたしましては、地元在住の車椅子ダンサー、かんばらけんたさん、それから神戸野田高校のダンス部の皆さんによるダンスですね。大変迫力がありました。それから、地元の和太鼓奏者である木村優一さんと須磨翔風高校の皆さんによる和太鼓演奏が行われました。こういう形で、神戸の若い世代の皆さんが参画をしていただいており、盛り上げていただいたということは、大変ありがたいことだと思っております。

 世界パラ陸上選手権大会は肢体、視覚、知的障害の方々が対象で、その障害の程度に応じてクラス分けがされ、競技が実施をされています。日本人選手では、石山大輝選手が銀メダル、車椅子クラスの円盤投げの鬼谷慶子選手が銀メダルなどを獲得しておられます。日本人の選手としては66名が出場をされまして、昨日現在で13個のメダル獲得となっています。去年の7月に開催されました前回のパリ大会の獲得メダル数が11個ですから、既に上回っておりまして、今後も獲得メダルの増加が期待をされます。

 世界新記録も誕生しておりまして、全盲クラスの男子5,000メートルで、東京パラリンピック金メダルを獲得されましたブラジルのエリツィン・ジャッキス選手が世界新記録、重度の脳原性麻痺の男子三輪フレーム競技では、イタリアのカルロ・ファビオ・マルチェッロ・カルカニ選手が世界新記録を更新しておられます。マルクスレーム選手が競技用義足を用いた走り幅跳びで7連覇をされたということも非常に大きな感動を呼びました。こういう形で、次々に好記録が生まれているのが今回の世界パラ陸上です。

 たくさんの皆さんが大会を盛り上げていただいています。市内を中心に全国から約1,500名のボランティアの皆さんが競技会場内外で選手の補助や表彰式の補助、語学の通訳など語学補助、観客の皆さんの案内誘導などいろんな分野で活躍をしておられます。先ほど申し上げましたけれども、県内、神戸市を中心に、県内の児童・生徒の皆さんが観戦をしていただき、物すごく力強い応援をしていただいている姿も印象的です。この学校観戦は、たくさんの企業の皆さんがスポンサーとなって、そして子供たちにプレゼントをしていただいたということも大変印象的です。

 協賛企業としては、アシックスさん、そしてトヨタさんがPRブースを設置して、それぞれ大変意義のある展示をしていただいています。増田明美会長御自身が競技内容を解説しながら、観客の皆さんとともに観戦をしていただいています。私もおととい、全ての仕事が終わってから駆けつけましたので短時間の観戦ではありましたけれども、増田会長のすぐ後ろで、増田会長の解説、増田会長をはじめ関係者の解説のほうを聞きながら観戦をすることができました。本当に増田会長には、こういう形で本当に分かりやすく、そして、熱の籠もった解説をして、大変分かりやすい解説をしていただいているということに感謝を申し上げたいというふうに思います。

 こういう形で、まだあと25日まで緊張感を持って関係者は大会運営に当たることになりますが、これまでの状況を見ておりますと、神戸での世界パラ陸上選手権大会は大変大きな盛り上がりを見せている。そして、大きな感動がたくさん生まれているということを日々感じているところでありまして、改めて関係の皆様方の御参画と御支援に感謝を申し上げたいというふうに思っています。

 世界パラ陸上に関しての現状は今申し上げたところのとおりです。

三宮図書館と神戸文化ホールが生まれ変わります

 2番目のテーマが、三宮図書館と神戸文化ホールの施設の概要イメージが出来上がりましたので、御紹介をさせていただきます。

 三宮図書館、三宮の前にあった図書館はもう既に解体をされて、ないわけですけれども、1980年に開館をいたしまして、現在KIITOの中に仮移転をしてございます。一方、神戸文化ホールは1973年に大倉山に開館をいたしました。ですから、三宮図書館は44年になるわけですね。それから、文化ホールはもう51年、半世紀以上になるわけです。文化ホールについては長く市民の皆さんに親しまれてきましたけれども、さすがに半世紀以上たち老朽化が進んできました。

 そこで神戸三宮再整備の一環といたしまして、三宮図書館と神戸文化ホールの整備を進めるということを行ってきましたけれども、新しいデザインが出来上がりました。

 この移転先は三宮の駅前、雲井通5丁目で進めている再開発ビルの中です。4階から8階までが新しい文化ホールとなり、9階と10階が図書館ということになります。

 三宮図書館は9階から10階ですけれども、約11万冊の蔵書数となります。2,000平米のゆったりとした空間を確保いたします。存在をしておりました旧三宮図書館の蔵書数が7万7,000冊、現在仮移転中は7万2,000冊ですので、11万冊に大幅に増えることになります。前の三宮図書館の面積が606平米でしたから、3倍以上に広がるということになります。ホールは、旧ホールは2,043席で、これはゆったりとした座席を確保いたしますので、そういう関係もあって1,826席ということになります。

 イメージパースを御覧いただければと思いますが、まず、9階の新しい三宮図書館のエントランスゾーンです。ここには来館者同士が交流できる空間も、こういう形で配置をいたします。大型モニター、サイネージを使ったセミナーの開催などを行えるような空間といたしますし、音楽あるいは演劇など、ホールの催しに合わせた本を収集してここで御覧をいただくということにいたします。また、ホールと連携いたしましたイベントなどをここで行いたいというふうに考えております。

 次は、これは10階です。10階の図書館の入り口の部分です。ここは世界的建築家の坂茂先生によるデザインで、籠状の意匠に包まれた明るい空間としてイメージをしております。柱から自由な空間というのが特徴で、アーチ状の天井と親和性の高い緩やかな弧を描いて奥へと続く導線、これが特徴となっています。様々な情報が集まった知的空間にいざなうようなイメージになります。

 これが10階のエントランスですね。そして、10階からは屋上庭園に直接出ることができるようにいたします。この屋上庭園には六甲山の山並みを、もう目の前に六甲山系の山並みが広がる。イメージとしてはもう手でつかむことができるような、すぐ間近に摩耶・六甲山系の山並みが一望できる。恐らく百万都市の中心、都心からこういう風景が広がる都市というのは恐らくほかにないのではないだろうか。まさに神戸らしさが感じられるような、市民の皆さんも来街者の皆さんも、神戸というのはこういうまちなのかということを感じられるような、そういう場所になるのではないかというふうに思います。

 この庭園に面して配置された座席では、図書館の本を持ち出して読書をしていただけるような、そういう読書体験をしていただけるような場所として設計をいたしました。

 一番最初に坂茂先生にお会いをしたときに、この雲井通5丁目のプロジェクトのイメージとしては、1つは周りを塀にするようなイメージではなくて、神戸の海と山に溶け込んだようなイメージにしてほしいということと、それから、神戸のまちを吹き抜ける風を感じることができるようなイメージにしていただけませんかということを御相談したことがあるわけですけれども、ここに出ますと、神戸の海と山、そして神戸のまちを吹き抜ける風を感じることができる、そんなすてきな場所になるのではないだろうか、そういうような場所で読書も楽しんでいただけるような、今までにない魅力を持った空間がここに誕生するということではないかというふうに大変期待をしております。

 次に、新しい文化ホールです。大ホールの内装デザインも坂茂先生にお願いをいたしました。ここは2層のバルコニーを持つ3層の客席となっておりまして、サイドのバルコニーを舞台に向けて伸ばす、音響反射板の壁、天井仕上げを客席と統一することで、舞台とそれから客席の一体感を生み出す、そういう設定としております。

 それから小ホール、ここも併設をいたします。様々な用途で利用できる可動式の客席、それから、スライド式格子パネルで構成をされておりまして、これらを全部収納いたしまして、平土間空間にすることもできます。これは小規模なコンサートとか、発表会や講演会なども開催できる身近な発表の場として使っていただくことができますし、一方でプロによる本格的な演劇、ダンスの、そういう舞台芸術の上演が可能な舞台設備も備えております。自由な発想で演出することができるのではないかと思っております。

 最後に、この新しい文化ホールの特徴といたしまして、吹き抜け空間をつくります。今までの文化ホールでは、ホワイエはホールの開演時間しか中に入れなかったんです。しかし、今度のホールでは、開演時間外でも自由にここを訪れることができる、市民に開かれた開放空間といたします。吹き抜け空間を囲むようにカフェだとか、あるいは自由な発想でできる空間を設けて、最新技術を使ったアートの、アート作品の展示なども行うことにしておりまして、催物が行われていない時間帯にも、ここを訪れていただければ、非日常の時間と空間を楽しむことが、味わうことができるような、そういう空間としたいというふうに考えております。

 以上、図書館とホールのイメージが大分固まりましたので、ご報告をさせていただきました。今後とも神戸の玄関口、三宮にふさわしい新たな拠点の整備を、多岐にわたりますけれども、計画的に進めていきたいと思っております。

 私からは以上です。

質疑応答(発表項目)

記者:

 パラ陸上のほうで3点あるんですけれども、1点は市長にお伺いしたいと思います。まだ開幕中で終わってないんですけれども、世界パラ陸上のレガシーを市にどういうふうに残していきたいというふうにお考えか、教えていただければと思います。

久元市長:

 ちょっと、まだ開会中ですので、レガシーについては閉幕してから、また関係者の意見も聞きながら、お話をさせていただきたいと思います。今の時点で私の個人的な思いを申し上げるのは少し時間が早いので、そこは御容赦いただければと思います。

記者:

 あと、ちょっと細かいことなので、局長にお伺いできればと思うんですけども、まず閉会式、25日なんですけども、式典というのはないというふうに把握しているんですが、フィナーレはどのような形で迎えるんでしょうか。

職員:

 開会式と比べてかなりシンプルにはなるんですが、まずは選手が入場されてきまして、増田会長とパラリンピック委員会の副会長が挨拶をされます。簡単に挨拶されて、それから地元の婦人会の皆様、踊りを踊っていただくということで、最初は選手、見ているんですけども、最後は一緒になって踊るという感じで、交流の輪を広げながら締めくくっていくというような、そういうイメージで今、考えているところです。

記者:

 ありがとうございます。その選手というのは、開会式ではフラッグパレードという形だったと思うんですけども、閉会式は多くの選手が入場されるというイメージでいいんでしょうか。

職員:

 はい。そういうことですね。既に競技を終えて帰国された選手もいらっしゃると思うんですが、残っている選手の皆さんに入っていただくというようなイメージです。

記者:

 これ、閉会式自体はどのタイミングでされるんですか。何時から何時。

職員:

 競技が、イブニングセッションが17時から20時ですね。ただ、早く終わる場合もあるので、終わり次第速やかに準備をしてというような形になります。

記者:

 全ての競技が終了してからの開催になるということですか。

職員:

 そうですね。競技が終了すると同時に、同時進行で表彰式なんかもやりますので、そういったことが終わって、そのタイミングでという形になります。

記者:

 ありがとうございます。

 もう1点、ちょっと追加なんですけれども、現時点でのチケットの販売枚数になるんですけども、開幕までに約2万枚販売されているというのは伺っているんですが、その開催期間中、どれくらいの販売があったのかというのを教えていただければと思います。

職員:

 今のところ、チケットの販売枚数ではなくて、チケット購入者以外の方も、例えば選手であるとか、それからスポンサーの方は事前に、スポンサーメリットとして、チケット配布したりとかいうのはありますので、実際に入った人数で集計をしているというのが今の状況なので、チケットの販売枚数については、細かくは今のところは把握をしていないと。ただ、チケットブースの話を聞くと、かなり思ったよりも売れているというふうなことを聞いておりまして、当日券なんかも、特に土日なんかは売れている、予想外に売れているというふうには聞いております。

記者:

 最終的な販売枚数というのは、終了してから公表されるということですか。

職員:

 そういったことも含めて、ちょっとよく結果を把握していく必要があると思っております。

記者:

 三宮図書館と文化ホールについては神戸、懸案事項なんですが、坂先生はやっぱり長田のあの教会の、紙のシェルターのイメージがある、万博でもパビリオンのほうを手がけていらっしゃいます。やっぱり市長にとっても、この都市デザインということをすごく重んじていらっしゃる方ですので、この坂先生が今回手がけられるということは、何かいろいろと思いもおありだと思うんですが。

久元市長:

 坂先生は、おっしゃいましたように、たかとり教会ですよね。たかとり教会の設計をされて、それで、震災の復興に随分貢献をされました。また、最近、去年、おととしお会いしたときにも、ウクライナの復興にも随分心を砕いておられます。そういう意味で、これは非常に厳しい状況にある中での建築家あるいは建築の使命ということに思いをはせながら、そして、あるべきデザイン、そのデザインの中には持続可能性や、あるいは省エネということも含めて考えておられる、世界的建築家ですから、改めて坂先生に今回のホール、図書館の設計をお願いできたということは大変ありがたいことだったというふうに思います。

 そして、実際、御覧いただきましたけれども、この籠のイメージというのは、外観も含めてですので、有馬籠をイメージしているわけですね。ですから、木材をふんだんに使っている。神戸市は、兵庫県全体が森林生産県で、六甲山の木材の利用ということもこれから進めていきたいと思っておりますから、そういう意味でも坂先生がこういう形で設計をしていただいたということ、大変ありがたいことだったというふうに思っております。

記者:

 とりわけ、SDGsついてかなり意識の高い方でいらっしゃいますので、それで、神戸市がやはり結びついているというのは、イメージもかなりよくなるんじゃないかと思うんですが。

久元市長:

 そう思います。坂先生にこういう設計をしていただいたということが、おっしゃるように神戸のイメージのアップにもつながるというふうに思います。

記者:

 現在、三宮図書館があるKIITOのほうと、あとは大倉山の神戸文化ホールのほうは、移転後はどのように活用していくかというのは、現時点でお考えありますでしょうか。

久元市長:

 今、もちろんこれは考えないといけないわけですけれども、どのように考えるのかということは、今、まずは庁内で検討中で、その後は各方面の御意見を聞きたいと思っております。ただ、最終的に大倉山の文化ホールと、それから三宮の新しくできるホールが併存するということはないというふうに思います。一時的にどうするかという問題はありますけれども、最終的には大倉山の文化ホールは、最終的にはですよ、最終的には文化ホールは撤去をいたしまして、別の用途に、あの場所は活用するということを検討していくことになろうかと思います。ただ、今はまだ白紙です。

記者:

 パラ陸上の観客数のことでお尋ねなんですが、昨日、大会6日目の時点で5万人あまりだという御説明だったんですが、この、まず数字に関する市長の評価をお聞かせいただけますか。

久元市長:

 予想以上に入っていただいているのではないかというふうに思いますね。パラ陸上は、もちろんこれは世界大会なんですけども、比較的、スポーツの分野で言えば地味な分野の大会であるということも事実です。そういうことを考えれば、この数字というのは、初めから何人ぐらいの方が一日平均来られるのかということを別に想定していたわけではありませんが、好調に推移しているというふうに感じています。

記者:

 お手元で分かればでいいんですが、昨年のパリ大会との比較できる数字とか、何かおありだったりするんでしょうか。

久元市長:

 パリ大会の数字というのは公式の発表があるんですけれども、実際にパリ大会に行った関係者の見た実感と、かなりかけ離れている。

職員:

 私も見ました。

久元市長:

 見ました? おかしかった?

職員:

 おっしゃるとおりです。

久元市長:

 そのようなんですよ。ですから、何とも言いようがないんです。

 ただ、何日か行ったんですよね。

職員:

 はい。

久元市長:

 何日か行ったそのお客さんの入り具合から見れば、神戸のほうがはるかに入っていただいている。ただ、数字は相当パリ大会は大きな数字になっているので、実はその質問は一番してほしくなかったんですけど、答えようがないということなんです。すみません。

記者:

 いえいえ。じゃ、続けてで申し訳ないんですけど、パリじゃない比較は何かできないですか。ほかの大会ではどうなのか。

久元市長:

 なかなか難しいですね。

職員:

 比較するとすれば、日本国内で行われているパラ陸上の全国大会で、昨年の4月に世界パラ陸上のプレ大会、テストマッチという形で、今回の大会を想定するようなシミュレーションのために開催した大会があるんですが、細かな人数は把握してないんですが、そのときはかなり閑散とした感じだったので、今はかなりそれに比べると、はるかににぎわっているということと、それからもう1つは、WPAというか、各国から来られた方の印象を聞いても、すごく神戸大会は観客が多いというようなことを外国の方がおっしゃっているというようなことがございます。以上です。

記者:

 ありがとうございます。

 その関連で最後に市長に1つなんですが、観客数がなぜこうやって多く、にぎわっているかという要因としては、先ほども触れていただいたような、やっぱり子供たちの参加というか、そこが大きいんじゃないかというふうにお考えでしょうか。

久元市長:

 それは大きいと思います。子供たちがもうスタンドを埋める形で応援していただきましたし、ただ、子供たちだけではなくて大人の観客の皆さんもたくさん来ていただいて、すごく力強く声援を送っていただいていますね。私が行きましたのは開会式の午前中に、両殿下が来られたときに後ろのほうで御一緒させていただいて観戦をしていただきましたのと、それからさっきも申し上げましたけれども、おとといの夕方から夜に観戦をして、すごくいい雰囲気で、大変これは盛り上がっているということを実感いたしました。

記者:

 ありがとうございます。

 最後に、三宮図書館と神戸文化ホールの概要の件で市長に1つだけお尋ねなんですが、これ、パースを最初に見た第1印象をお教えいただいてもいいですか。

久元市長:

 全体を通じて、すごく上質のデザインで仕上がっているという印象でした。個別にコンセプトなどの説明を受けましたけれども、実際に先ほど御説明いただきましたような形で、内容なんですけれども、神戸らしさというものも取り入れられているし、あと木材を積極的に使うなど、資源の有効利用、活用という面にも配慮がなされている。それから実際に使われる、来られる方々の立場に立った動線ということにも配慮されているというふうに感じます。

記者:

 三宮図書館と神戸文化ホールについてなんですが、こちら、バスターミナルビルの低層部は、この4階から10階まで文化ホールと三宮図書館が入ることによって、基本的には、いわゆる商業ビルとしての機能がなくなるということでよろしいんですか。

久元市長:

 いいえ、上層階は商業ビルです。

記者:

 ああ、オフィスとホテル。

久元市長:

 そうですね、この。

記者:

 以外にも、ショッピングセンターは入らない感じですか。

職員:

 ビルの構成としましては、低層階のうち、地下1階、それから2階、3階には商業施設が入ります。1階部分と、2階、3階の一部がバスターミナルになってございます。以上です。

記者:

 ということで、商業施設は地下のほうに入りまして。

職員:

 そうです。地下と、あと2階、3階にも入ります。

記者:

 バスターミナルの横にという感じになるわけですかね。

職員:

 そうですね、2階、3階のフロアについては、バスターミナルの、主にチケット売場とか待合空間が2階、3階に入ってきますけれども、それと商業施設が同じフロアにあると、2階、3階と、そうなります。

記者:

 分かりました。ありがとうございます。

職員:

 高層部分については、11階以上につきましてはオフィスと、それから上のほうはホテルということになっております。

記者:

 テイクアンドギヴ・ニーズさんの。

職員:

 テイクアンドギヴ・ニーズのホテルになってございます。

記者:

 というわけで、じゃあ、その低層部、基本的には4階から10階というのは神戸文化ホールと三宮図書館だけで占められるというのが基本的なということですか。

久元市長:

 そうです。

記者:

 分かりました。それで、この小ホールについてなんですが、これ何か、有識者会議のときは、その練習室みたいなのが、お客さんの入れれる練習室みたいなのがあったらいいんじゃないかというふうな声が出てたかと思うんですが、それが小ホールになったという理解でよろしいんですかね。

久元市長:

 そうですね。これは練習室といっても、別にこれぐらいの練習室を考えていたわけではなくて、やはり本格的に練習をするスペースというイメージでしたから、練習室といっても、かなりグレードの高い、ホールに近いようなものをもともとイメージしておりましたから、今回、これを小ホールと呼ぶようにしたということです。

記者:

 それで、中ホールについては2期のほうに入居するということです、それは間違い、それは特に変更はないということなんですか。

久元市長:

 もともと、音楽ホールを2号館の中につくることにしておりましたが、これは、コロナの中での財政支出が非常に多額に上ったということを考えて、2号館の中に音楽専用ホールをつくるという選択はしないことにいたしました。そういうこともあって、この小ホールについては少し、そんなには大きく変わらないんですけれど、よりグレードの高いものとし、それから、2期の中の中ホールをつくっていこうということです。ただ、これは音楽専用ホールではありません。

記者:

 なるほど、分かりました。そしてですね、ということで、先ほどもちらっとお話しいただいてたんですが、大倉山の文化ホールについては、こちらはまず、将来的にというか、最終的には併存することないだろうということは、つまりその、要するにその、新たな文化ホールを大倉山に建てることはないということで、それはその、今の文化ホールがなくなるのはいつになるのかは、今のところ白紙ですと。

久元市長:

 それはまだ未定です。

記者:

 そういうことでよろしいんですか。

久元市長:

 そうです。

記者:

 分かりました、ありがとうございます。

 あとすみません、パラ陸上なんですが、開会式でのお話はあれですよね、開会宣言だけでしたので、せっかくなので、この、選手らへの、について、どういうふうに御覧になっていらっしゃるかというか、あるいは励ましのメッセージなどいただけるといいなと思うのと、あと、すいません、あのもう、半分過ぎましたけどね、でも、それとですね、観戦された御感想も併せてお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

久元市長:

 そうですね、両方含めてお答えさせていただくとすれば、やはりパラアスリートの皆さんの競技、演技を目の前で見るのは、私は初めてでした。今回、東京パラリンピックが無観客で行われましたので、そういうこともありまして、有観客、観客の皆さんが応援をする形での、この場所に立ち会うことができたというのは初めての経験だったんですけれども、本当に、何とも言えない感動を覚えました。やはり無観客であれば、本当に、選手の皆さんというのは、どう自分のモチベーションを高めることができたんだろうかと。本当に無観客の中での競技、演技というのは、選手の皆さんにとっては大変つらいことではなかったかなと。今回、神戸ではそうではなくて、競技が始まる前に、静かにしてください。「Be Quiet」という表示が出されて、会場が静まり返るわけです。スタートしたら物すごい応援が始まるという観客席の風景というものも、すごく、それ自体が大変、心を深く動かされるものがありました。

 選手の皆さんの競技、演技というのは、やはり、初めて見るような光景で、実際に、初めて見る器具だとか、あるいは伴走する方に寄って、選手の皆さんが競技をされるという姿も大変心を動かされるものがありました。

記者:

 ありがとうございます。

 すみません、最後、それで今回、パラ陸上の開催が神戸でできたということが、今の時点のお考えで結構なんですけど、神戸のまちづくりにはどういった刺激になったかについてはいかがでしょうか。

久元市長:

 それは先ほども申し上げましたけれども、いや、思いはあります、思いはありますが、まだ開会中でやはり我々は25日の閉会式を迎えるまで、やはり緊張感を持って大会運営に当たらなければいけないというのが我々のミッションだと思いますから、まずは今はとにかくパラ陸上選手権大会をやり遂げるということに、私も関係者の1人として今の段階では注力したいと思います。

記者:

 三宮図書館についてなんですけれども、働く世代をメインターゲットにとありますけども、働く世代にターゲットを絞った理由を教えていただけたらと思います。

久元市長:

 三宮はやはりたくさんの方が来られるわけですけれども、同時にビジネスの拠点でもあります。また、そこで働いておられる方もたくさんいらっしゃいますから、ビジネスに従事をされている方が仕事を終えた後に本を読んだり、また、本を探して借りたりするという場所、そういう場所であるということを生かしたレイアウトやあるいは本の品ぞろえをしたいと思います。

 同時に、当然働いておられる方々の子供さんたちにも親しんでもらえるような児童書なども一緒にそろえていきたいと思っています。その辺の品ぞろえは、新しくできる三宮図書館と東遊園地にあるこども本の森との間での分担なども考えながら蔵書の選択を行いまして、また、それぞれの場所にふさわしいような、例えば読み聞かせとか、イベントというのも、そういう役割分担や連携なども考えながら進めていきたいと思っております。

記者:

 蔵書数も大幅に増えたと思うんですけれども、どういう分野を中心に増やしただとか、そういったものがあれば教えていただきたいんですけれども。

久元市長:

 この分野を増やしたということではなくて、あれは前の勤労会館なんですよね、勤労会館の中に入っていた三宮図書館。相当古い雰囲気だったんですけれども、古いにしてもそこに来られる方と、今度来られる方は同じような皆さんも来られる。また、新しく三宮図書館、すばらしい図書館ができたということで来られる方もいらっしゃると思いますから、新しく来られる方もいらっしゃるとは思うんですが、そこは変わらない部分はありますから、分野について大幅な変更を加えるかどうかというのは、また、関係者、特に図書館の関係者の意見を聞きながら本の選定に当たっていきたいと思います。なお、私自身が本の選定に関わるということは従来からしておりません。これは図書館の皆さんが自ら選定をしていただければいいのかなと思っております。

記者:

 文化ホールのことなんですけれども、中ホールがこれから計画は具体的に仕上がっていくと思うんですけれども、大ホールはミュージカルとかバレエとかオペラという本格的な舞台芸術ということですが、中ホールはどのようなものを想定しておられるのでしょうか。

久元市長:

 幅広い分野、やはり演劇とかダンスとかバレエとか、そういうことも含めたいろいろなアートシーンが演出できるようなホールを想定しております。ただ同時に、またこれから計画をつくっていきますから、アートに関する関係者の皆さんの意見を聞きながら進めていきたいと思っているんですが、少なくとも2号館の跡地に考えていたような音楽専用ホールというようなものではなくて、もう少し幅広い分野を対象としたアートシーンが演出できるようなホールを想定してございます。

記者:

 ありがとうございます。

 すみません、細かいことなんですけども、これは別の建物になりますが、移動はどのように、大ホールから中ホールに移動するには何かつながっていたりするんですか。

久元市長:

 2期の計画はこれからつくっていきますので、動線についても、もちろん都市局のほうはいろんなアイデアを考えていると思いますけど、そこについてはもう少し具体化をさせてからお話をさせていただけるかと思います。

質疑応答(発表項目以外)

記者:

 神戸市には直接は関係ないんですけれども、今、兵庫県のほうで斎藤知事が人事をめぐることで、一言で言えばゴタゴタがあって、県のほうでも調査委員会の結果はどうかということで、県議会に請求して再調査をやるというようなことを表明されましたけれども、この一連のゴタゴタなりについて、もし市長のほうからご感想なり、ご所見があればお聞かせください。

久元市長:

 これは兵庫県の内部のことですから、特段、私から申し上げることはありません。

 兵庫県に現時点でお願いしたいことは、これは何回も公式の場でも申し上げておりますが、大阪府の高校無償化に対して、県としてしっかりリーダーシップを発揮して、兵庫県、そして兵庫県の神戸市を含む各自治体、また各学校がどう対応して、保護者や高校生の皆さん自身の不安を払拭するようなことを考えていただけないか。現時点では、もちろんたくさんありますが、ここが一番兵庫県に対しては申し上げたいことです。

記者:

 今のお話の中で、先日もお話しされていましたけれども、先日の会見以降、今日現在まで、兵庫県のほうからその件に関して何らかのアクションなり、知事のほうから、こういうことをやりますよ、こういう話合いをしましょうとか、何らかありましたでしょうか。

久元市長:

 ありません。

記者:

 教育委員会の管轄の件にはなってしまうんですけれども、市立幼稚園の再編についてお伺いしたいです。昨年度、教育委員会のほうで、園児の減少などを背景に13園を閉園する案をまとめたんですが、これに関して、早急な見直しはやめてほしいですとか、あとは、発達障害とか特性のあるお子さんの受皿がなくなってしまうというので、閉園に反対する意見が相次ぎました。先日、この閉園案の修正案を市教育委員会のほうが示しましたけど、閉園の対象園だったりとか大きな方向性は変わっていないままです。これについて市長のお考えがあれば教えてください。

久元市長:

 これは、正直、教育委員会も大変対応に苦慮されてきたテーマだというふうに思います。やはり、私もお邪魔したことがありますが、神戸市立の幼稚園は、そこに子供さんを通園させた皆さんからは相対的にかなり評価が高いですね。これはなくしてほしくないという声は、既に幼稚園を卒園して小学生になったり中学生になったりした皆さんからもそういう声が強いし、幼稚園の再編計画についての疑問が提出をされた背景あるいはそういうお気持ちというのは私も分かるところがあります。

 しかし、一方で、子供たちの数が間違いなく減っていくということも事実ですね。特にこれは将来を見通したときに、去年、日本で生まれた子供さんの数は75万人です。75万人なんですよね。前年よりも大幅に減っている。こういうことを考えたときに、幼稚園の数というのが今のままでは、これは私立の幼稚園も含めて、成り立たないということもはっきりしております。ですから、相当のところ、今おっしゃいましたように、障害を持っている、あるいは発達障害を持っている子供たちへの対応も含めて、これは公私のそれぞれが努力をしていくということが大事で、努力をしていくというのは、子供たちにふさわしい幼児教育環境をつくっていくということとともに、それを持続可能なものにしなければいけないという、そういう両方の観点からの検討を行っていただいて、教育委員会のほうで修正案をつくり、そして、今、それを提示されているというふうに理解をしております。

記者:

 ありがとうございます。

 3年保育を拡充してほしいという御意見もあると思うんですけど、現状は2年保育のところが大多数だと。これに関してはいかがでしょうか。

久元市長:

 そこは、やはり保育所、特に認定こども園との役割分担、また私立の幼稚園との役割分担ということも考えながら対応していく必要があるのではないかと思いますし、そこは、その辺の事情ということを教育委員会のほうがよくお考えになって今回の修正案をつくったというふうに思います。

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