口腔がん検診の実施

最終更新日:2024年7月17日

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口腔がん検診

口腔
口腔がんは口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。口腔がんの約6割は舌がんです。上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(頬の内側)、硬口蓋(上あご)、口唇にもできます。がん全体の約2%ですが、日本では、罹患率、死亡率ともに、年々増加傾向にあります。
口腔がんの発生原因としては喫煙(タバコ)や飲酒(アルコール)、むし歯や合わない入れ歯による慢性刺激などがあげられます。主な自覚症状は、口の中の違和感、痛み、口内炎がなかなか治らないなどがあります。
タバコ酒

口腔がんが進行すれば、食べる・飲み込む・話すといった口の機能に大きな影響を及ぼします。また、手術による顔の変形や、命にもかかわるため、早期発見・早期治療が重要です。
神戸市では口腔がんの早期発見・早期治療を目的に、口腔がん検診を実施しています。1年以内に歯科へかかっていない方、気になる方は、口腔がん検診を受けましょう。

対象

40歳以上
1985(昭和60)年3月31日以前に生まれた方)

検診料

500円

検査内容

日本口腔外科学会の専門医(口腔がんを専門に診る歯科医師)が検診を実施します。
お口の中の舌、頬の裏、歯肉(歯ぐき)などの粘膜を診ます。必要に応じて、粘膜やリンパ節などに触って、しこりの有無などを調べる場合があります。

実施場所

〒650-0021 中央区三宮町2-11-1 センターフ゜ラサ゛西館5F 509号室 
 神戸市歯科医師会附属歯科診療所

実施日時

毎月4回実施、1回の定員18人
実施日は神戸市歯科医師会ホームページをご覧ください。
実施時間は9時30分 ~ 12時30分、所要時間は15分程度

持ち物

住所・氏名・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)
以下の無料対象者の場合は証明できる書類

無料で受診できる方

以下のいずれかの要件に該当する方は、神戸市の口腔がん検診を無料で受診できます。

 1.「世帯全員が市民税が非課税または均等割のみ課税の世帯」に属する方
 2.生活保護受給者の方
 3.特定中国残留邦人等支援給付受給者の方
 4.「40歳総合健診」対象者の方
 40歳の誕生日の前月末に届く「40歳総合健診受診券」を受診の際に提示してください(ただし41歳の誕生日の月末まで)。
 5.70歳以上の方※1955(昭和30)年3月31日以前に生まれた方

なお、受診の際に証明できない場合は、有料で受診していただくことになります。

申込方法

神戸市歯科医師会ホームページまたは「おでかけKOBE」で検診日程・応募締切日を確認の上、申し込みください。
往復ハガキで神戸市歯科医師会宛てに投函してください(締め切り日必着)。応募は、ひと月につき1回のみ(往復ハガキは1人1枚)です。
詳細は神戸市歯科医師会ホームページをご覧ください。
9月検診分からは、神戸市歯科医師会ホームページ、および「おでかけKOBE」でのご案内となります(広報こうべでのご案内はありません)。
なお、10月の検診からe-KOBEでのWEB申し込み(先着順)となります。※パソコンやスマホが使えない人のために、特定の日を往復はがきの受付枠(抽選)とする予定です。

問い合わせ先

神戸市歯科医師会 口腔がん検診専用  TEL 078-391-5150
                   FAX 078-391-6480

レッド&ホワイトリボン
口腔がんに対する正しい知識を世に浸透させ、口腔がんの早期発見と検診の受診を促進させる目的として米国でも広まっているシンボルです。

お問い合わせ先

健康局保健所保健課