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エムポックスについて

最終更新日:2025年9月24日

ページID:62460

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国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、現在全国で累計254件の届出があります。(2025年9月12日時点)
神戸市内において、2025年9月13日にエムポックス患者(ウイルス型:クレードⅠb)が発生しました。

エムポックスとは

  • 1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの感染が初めて報告されて以降、中央アフリカから西アフリカにかけて主に流行しており、国内では感染症法上の4類感染症に指定されています。
  • 2022年5月以降、従来のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が世界各地で報告されるようになりました。その後、世界全体の症例の報告数は減少しましたが、2023年3月以降東アジア、東南アジアなどからの報告が増加しています。
  • エムポックスウイルスは、中央アフリカに常在するウイルスがクレードI、西アフリカに常在するウイルスがクレードⅡと呼ばれています。最近の知見では、適切な対症療法により、いずれのクレードでも死亡率は低いと報告されています。

※2023年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

症状

  • 発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が0~5日程度持続し、発熱1~3日後に発疹が出現します。
  • 発疹は、顔や四肢に多く出現し、徐々に水ぶくれ状になり、最終的にはカサブタとなって剥がれ落ちます。
  • 潜伏期間(感染してから症状があらわれるまでの期間)は通常7~14日(最大5日~21日)とされています。
  • 多くの場合は2~4週間ほど症状が続いた後自然に回復しますが、小児例や患者の健康状態、合併症などで重症化することがあります。

※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、全身性の発疹が見られない場合があるなど、従来の報告とは異なる臨床徴候が指摘されています。

感染経路

  • アフリカに生息するリスなどのげっ歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触
  • 感染した人や動物の皮膚の病変、体液、血液との接触(性的接触を含む)や患者と近距離での対面で長時間飛沫にさらされること、感染している人の使用した寝具等との接触など

予防

  • 流行地では、ウイルスを保有する可能性のある動物や感染者との接触を避けましょう。

気になる症状がある場合

  • 過剰に心配する必要はありませんが、発熱、発疹等の気になる症状がある場合は、事前に医療機関に連絡の上、受診してください。
  • 医療機関を受診する際は、マスクの着用、発疹部位をガーゼなどでおおうなどの対策をしてください。

リーフレット

さらに詳しい情報は…

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お問い合わせ先

健康局保健所保健課 

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