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摩耶山を守ろう会のタイムカプセルお披露目式に出席しました(令和5年2月22日)

最終更新日:2023年2月21日

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このタイムカプセルは、摩耶山を守ろう会が設立10周年を記念して、1983年に摩耶山掬星台に埋められたものです。2022年に開封すると記されていたことから、昨年11月に掘り起こされました。タイムカプセルを、摩耶山を守ろう会の関係者や記者の方々に見ていただくために、区役所においてお披露目式が行われました。

お披露目式では、鉄筋コンクリートで強固に包まれたタイムカプセルを2時間以上かけて掘り起こしたときの様子が映像で紹介されました。そのあと、タイムカプセル内に保管されていた埋設物を出席者の方々に直接手に取って見てもらいました。

お披露目会① お披露目会②


当時の摩耶山を守ろう会の皆さんが将来への思いなどを記したメッセージもあり、見やすいように貼り出されました。また、当時の写真や地図そして当時話題になっていた神戸沖空港に関する資料等、変色がほとんどなく非常に良い状態で見ることができました。出席者の皆さまは、40年前の知人の姿や当時の街並み、出来事などを懐かしく思い起こされていました。

その当時の摩耶山を守ろう会の活動風景の写真も見ることができましたが、王子公園の動物園ホールで行われている総会や摩耶山での活動内容が引き継がれていることがよくわかりました。

私が高校卒業ぐらいの頃になりますが、当時の神戸は、ポートピア’81の直後で活力あふれる時代であったように思います。40年前の当時からみると、話題にもなっていなかった少子超高齢化社会の到来や、震災後の復興など社会は想像以上に大きく変化したと思われます。

地域の方々が次の世代にバトンを引き継ぎながら、母なる山である摩耶山の自然を大切にし、活動を続けられてきたこと、そしてそれを支えた地域の方々の摩耶山への「思い」を改めて再認識させていただきました。

区役所も摩耶山を守ろう会の皆さんとともに、次世代を担う子どもたちを含めより多くの人に摩耶山の自然の素晴らしさや大切さを伝えていくようにしていきたいと思います。

なお、今回お披露目されたタイムカプセルの埋設物については、2月20日から3月3日までは灘区役所1階情報コーナー、3月15日から3月23日までは灘区民ホール1階ロビーにおいて展示されます。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課