最終更新日:2023年1月20日
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長田区内では、ダンスや美術など様々な分野のアーティストによる芸術・文化活動が活発におこなわれています。外を歩けば身近なところでアートに出会える、芸術あふれる街の魅力を区内外にPRしていきます。
(長田港付近の防潮堤ギャラリープロジェクト・コマハマギャラリーワークショップの様子)
別府生まれ、長田区在住。2012年に文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期ダンサーコースに奨学生として参加したのを機に長田区に移住。2019年にArtTheater dB Kobeにて初演した中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』は海外を含む多くの舞台で再演を重ね、2023年春にはアメリカツアーを予定している。
長田区生まれ。2000年にNPO法人リ・フォープを設立し、「六甲アイランドWATER FRONT OPEN AIR PLAY」展などを企画。2008年から元町高架下でギャラリー&カフェ「プラネットEartH」を開設し、パフォーマンス・映像上映・音楽会・ワークショップなど多岐にわたり活動している。
2019年と2021年に長田区で開催した「下町芸術祭」へも出展。
昭和2年創業。昭和時代の国産型板ガラスの柄を生かした再利用を考案し、レトロな風合いでデザイン性のあるお皿や小物、ランプシェードなどを、全て手作業で制作。その懐かしさを感じさせる美しい作品がSNSで話題となり、多数のTV・雑誌等のメディアで紹介されている。
神戸生まれ。丸山の自然に包まれてスクスク育つ。人間社会に興味を持ち大阪大学人間科学部社会学科へ。卒業後、表現手段としてアートを選択。大阪市立美術研究所でデッサンを学ぶ傍ら銅版画を始める。1995年渡米。ニューヨークを拠点に2004年まで制作発表を行う。この間、作品は銅版画から立体・ドローイング・プロジェクト作品へ変貌。帰国後はインスタレーション・プロジェクト作品を中心に日本・ヨーロッパで発表。堀尾貞治さんと交流関係があり、生前活動を共にしてきた。
本人が10代の頃より堀尾貞治さんと親交があり、生前ずっと師事してきた。作風も具体美術協会の精神性から影響を受けており、パフォーマンスアートやハプニング、インスタレーションなど多岐に渡る。また、使用する素材として廃棄される素材や流木などが多く、それらを組み合わせて新たなオブジェを創作する。主な活動拠点は神戸市内が多く、国内のギャラリーや芸術祭に多く発表してきた。
高槻市出身・在住。
関西のギャラリーを中心に作品を発表。小さな平面での抽象画のシリーズも作成するが、それ以外にマスキングテープやカラーテープなどを使用した大規模なインスタレーションも数回実施。パフォーマンス要素の高い公開制作の場も多く、場での出会いやコミュニケーションを大切にしながら活動。
堀尾貞治さんとも交流があり、様々な神戸界隈での発表にも参加。また、今年度開催の大正筋シャッターアートにも参加。
長田区内に位置する、様々な分野のアーティストが活動する団体や拠点の一例をご紹介します。
新長田大正筋商店街の劇場「ArtTheater dB神戸」を運営。コンテンポラリーダンスを通して、国内外の優れた作品の紹介、アーティストの育成のみならず、地域における創造的な共生社会の実現にむけて多様な取り組みをおこなっています。【代表:大谷 燠 令和元年度芸術選奨文部科学大臣賞、第7回神戸長田文化賞 受賞】
NPO法人 DANCE BOX(ダンスボックス)公式ホームページ(外部リンク)
ArtTheater dB神戸 公式ホームページ(外部リンク)
NPO法人 DANCE BOXが、平成24年度より長田区と協働し始動した事業。踊る・身体を動かすこと(ダンス)を日常に取り入れることを通じて、年齢や性別、国籍など様々な違いを超えた人々の交流を盛んにし、住民の健康増進や区の活性化を目的としています。平成29年度には、新長田のオリジナルダンス「踊るまち新長田」のレクチャー映像が誕生!以降、新長田に限らず区内各所にて、DVDの配布やダンス振付レクチャーを行っており、地域のお祭りでパフォーマンスが披露されるなど、長田にダンスが浸透しつつあります。
外出自粛で運動不足になりがちな今、「踊るまち新長田」は体を動かすのにぴったり!あなたもレクチャー映像を見ながらレッツダンス!
さらに、長田区内のお祭りでみなさんに踊られている「長田妖怪でごでご音頭」のレクチャー映像もできました!今年は中止の夏まつりや盆踊りも多いですが、長田の下町でひょっこり出くわしてしまいそうな妖怪や風景への変身を楽しみながら、おうちで踊ってみてください。
1階はカフェ・バー・イベントスペース、2階はスタジオになっている、3階建ての複合施設。「ヒト」が繋がる、巡る、紡ぐ をコンセプトに、人と地域に出会いを生む場所です。ダンスやヨガ、ビートボックスなど、様々なジャンルのレッスンを、プロ講師から受けることができます。【オーナー:金子 優 第13回神戸長田文化奨励賞 受賞】
LOO+(ループラス)フライヤー(PDF:29,266KB)
LOO+(ループラス)紹介記事(KOBE journal)(外部リンク)
元医師である三浦徹さんが、昭和8年に建てられた元旅館である木造建築の自宅を開放する形で、平成12年に開館したアットホームな美術館です。区役所にも度々所蔵作品を提供くださり、区役所7階区民ギャラリーで展示会を開催しております。【代表:三浦 徹 第5回神戸長田文化特別賞 受賞】
神戸わたくし美術館(GoogleMap)(外部リンク)
神戸わたくし美術館三浦館長インタビュー動画(撮影編集協力 J:COM)(外部リンク)
令和4年3月7日から令和4年3月18日「童の創始」(PDF:550KB)
令和2年10月9日から令和2年10月23日「媚びないマドンナたち展 ~生きる~」(PDF:168KB)
令和2年1月23日から令和2年2月7日「港都KOBEで育まれた鬼才タカハシノブオと堀尾貞治の世界」(PDF:1,051KB)
秋の新長田の一大イベント。多文化・多様性が入り組み、それを昔ながらの下町情緒が包み込む長田区南部を中心に、アート作品の展示や様々なプログラムが展開される芸術祭です。若手アーティスト・クリエイターが地域と協力しながら、2年に1回開催されています。下町芸術祭2021では、長田区北部の丸山エリアでも初めて企画・展示を行います。
下町芸術祭2021公式ホームページ(外部リンク)
下町芸術祭2021パンフレット(PDF:4,076KB)
近年、長田区南部に若いアーティストやクリエイターが移り住む動きが見られます。地域を巻き込み活発に活動をする彼らは、長田区を盛り上げてくれるキープレイヤーとなりつつあります。また、高齢化の進展や空き家空き地の増加など、地域が抱える様々な課題に取り組むアーティスト・クリエイターも見られ、今後の活動に期待されています。
市街地西部地域の魅力を内外に発信しているポータルサイトです。下町情緒・歴史資源などの地域の魅力に加え、アートやリノベーションなど地域内の新たな動きも掲載されています。地域で実際に活動している若手アーティスト・クリエイターの、リアルな声や街への想いも聴けます。
「だらだらナガタ、飲み歩き。」長田のおもしろい人、おもしろそうな人、ここいいよね、というところを紹介する場です。若手アーティスト・クリエイターだけでなく、長田に住まう色んな方々の声が聴けます。
神戸市では、より多くの若手アーティスト・クリエイターが拠点を構え活動できるよう、市街地西部地域(主に兵庫区南部・長田区南部)で活動拠点を構える際の支援をおこなっております。
市街地西部地域活性化(アーティスト・クリエイター等の活動拠点支援事業紹介ページ)
長田区内に位置する、主なギャラリーおよび展示施設の紹介です。詳細については各団体ホームページ等をご確認ください。