最終更新日:2023年9月26日
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子連れで喫茶店や銭湯にいくと、他の人が子どもを見ていてくれた。
商店街のお店で買ったら、「食べ盛りやろ」と言ってたくさんサービスしてくれた。
移り住んで間もなくの頃、地域の人からストーブをもらった。
新しいことを始めたいと自治会長に相談したら、「地域の人には言っとくから」と応援してくれた。
数値になかなか表れることはないけれどもかけがえのないこのような財産は、残す努力をしなければ失われてしまいます。長田ならではの濃い人間関係をこれからも受け継ぎ、そしてもっと豊かなものにしていくために、長田区が実施している事業をご紹介します。
長田名物の1つ、お好み焼き。具材の組み合わせによって多様な味を奏でるお好み焼きのように、長田では、ほどよく人間関係がミックスされ、ユニークな取り組みがたくさん生まれています。次世代につなぐ素晴らしい「お好み焼き」的コミュニティが生まれ、長田区最大の財産である人間関係の力がさらに活かされていくことを目指し、「ナガタお好み焼きセッション」を開催しています。
ナガタお好み焼きセッションとは
長田で何かやりたい・始めた、暮らしの情報を知りたい、特技を活かしたい人同士が出会いつながる交流の場です。すでに長田にどっぷりハマっている人もこれからハマりたいと思っている人も、様々な情報交換や知り合いづくりの場としてお過ごしいただけます。
注)実際にお好み焼きは出てきません。
こんな人におすすめ!
・長田でこれから何かやりたい・始めた人
・子育てやお店などの情報を知りたい人
・趣味や特技を長田のまちに活かしたい人
・長田で楽しいことをする仲間がほしい人
・いろんな長田の楽しみ方を聞いてみたい人
最新情報はSNSをチェック!
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過去開催の様子
イベントチラシ(2022年3月開催)(PDF:6,682KB)
長田区公式noteにも第1回目のイベントレポートを掲載しています。
長田の最大の魅力”人間関係の力”を次世代へ「ナガタお好み焼きセッション」初開催!イベントレポート(外部リンク)
当日のゲストトークの内容や、会場の様子は動画でもご覧いただけます。
近年、単に住むだけでなく都市を主体的に楽しみながら生活している人(=アーバニスト)たちが注目を集めています。専門家と生活者の両側面を持ちながらまちに主体的に介入し、その地の魅力を向上させていく存在として、既に長田区にも多くの「アーバニスト」たちが関わっていると言うことができます。
この度、招聘したアーバニストたちが長田区に滞在しながら調査・交流・発信活動を行う「アーバニスト・イン・レジデンス」事業を全国の自治体で初めて実施。長田区での好事例を広く知ってもらうとともに、創造性を発揮しながら住み・関わる方を長田区にさらに増やしていくための活動を行ってもらいました。
実施概要
日程|2022年9月16日(金曜)~10月8日(土曜)
場所|ヒガシシリイケバレー(神戸市長田区東尻池町4-11-8)
滞在者|石川 由佳子(一般社団法人for Cities)
杉田 真理子(一般社団法人for Cities)
大谷 省悟(株式会社301)
Harry Lee(ランドスケープ・アーキテクト、茶人)
Juliette Pénélope Pépin(ビジュアルアーティスト)
William Zack Wood
※一般社団法人for Cities以外の滞在者は一部期間のみ。
協力|合同会社廃屋、NPO法人DANCE BOX
内容|アーバニストたちが、各自の専門分野を活かし、地域の方々や内外のアーティスト・クリエイターとの交流を繰り広げながら長田の特性・魅力のリサーチを行います。リサーチ内容を踏まえて、長田区の中長期的な施策の提案も実施します。
2022年度に実施した事業の詳細ページ
「アーバニスト」とは?
都市を主体的に楽しみながら生活している人のこと。『アーバニスト ―魅力ある都市の創生者たち』という書籍が2021年11月に出版されるなど、都市の負債を資産に変える担い手として近年注目を集めつつある。
神戸市の税務関係の部署が集まる新長田合同庁舎の中に、「庁舎の中の人-KOBE007-」という若手職員のワーキングチームがあります。
「いつもお世話になっている新長田のまちをもっと盛り上げたい」という熱い気持ちから、行政が地域に溶け込み、地域の方とふれあい・連携することで、まちの活性化に貢献することを目指しています。
新長田にいる面白い人たちが世間的にはまだまだ知られていない現状から、活動している「面白い人」の仕事観や人生観を取材し、記事として発信する「シン・長田を彩るプレイヤー」というシリーズをnoteで連載しています。
noteマガジン『新長田合同庁舎KOBE007』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mb92f7873b082(外部リンク)
2021年8月~9月に、全4回にわたり職員を対象にワークショップを開催しました。
人口減少の時代に長田がこれからも長く愛されるまちであるためには、長田に関わろうとする人をどう増やしていくかが生き残りの鍵になるのではないか、という思いから「長田区生き残り戦略ワークショップ」と名付けています。
メンバーは、長田区役所と、新長田合同庁舎から集まった10名+事務局。
会議運営や進行も市の職員が担い、全て自分たちの手で試行錯誤を繰り返して実施しました。
ワークショップを開くことにした過程や、実際のワークショップの様子は長田区公式noteでご紹介しています。
noteマガジン『神戸市長田区の生き残り戦略ワークショップ 2021夏~秋』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mc636c186376c(外部リンク)
ワークショップについて、長田区在住のライター・前田彰さんに記事を執筆していただきました。
noteマガジン『前田さんのワークショップレポート』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/m7c09d3fc0f4a(外部リンク)